【親のインナーチャイルドが子育てに与える3つの影響】親の未解決の傷ついた過去が子育てにどう影響するのか

 

『インナーチャイルド』とは乳幼児期から成人するまでの間についた心の傷のことを指します。

 

つまり親の未解決の傷ついた過去から生じるものです。

 

私は十年以上『インナーチャイルド』を扱うセッションを子育てに悩む方に提供してきていますが、子育ての悩みのほとんどに親自身の『インナーチャイルド』が関わっていることを実感しています。

 

ではどんなふうに『インナーチャイルド』は子育てに影響するのでしょうか。

 

あなたの子育ての悩みにも『インナーチャイルド』が関係しているかもしれません。

 

早速、探っていきたいと思います。

 

インナーチャイルドの基礎知識と親子関係への影響度の重要性

 

 

子育てにおいて、親が『インナーチャイルド』を理解し、適切に扱うことは、健全な親子関係を築く鍵となります。

 

前述したように『インナーチャイルド』とは乳幼児期から成人するまでの間についた未解決な心の傷のことを指します。

 

子育ての悩み、特に子どもが刺激になって出てくる手に負えない自分の感情や想いには、『インナーチャイルド』が関わっている可能性が高いです。

 

でも多くの人は、自分の子ども時代にそんなに傷ついたことがあったっけ?ハテナ?となるかもしれません。

 

実際の傷なら目に見えるので傷があることが一目瞭然ですが、『インナーチャイルド』って心の奥底にあって、心は目に見えません。

 

だから、『インナーチャイルド』なんてものは私にはない!っていうこともできます。

 

じゃあ、どうやって自分に『インナーチャイルド』があるかどうかわかるのかというと、『インナーチャイルド』は心の痛みとしてあらわれてきます。

 

 

子育て中に、イライラする、もやもやする、心配する、ハラハラする、カッとなる、ソワソワする。

 

 

・もっといいお母さんでいたいのに、無理!

 

・もっと子どもを信頼してあげたいのに、いちいち気になって仕方がない

 

・なんでこんなにうまくいかないんだろう、と毎日思ってる

 

などなどなど・・・

 

 

子どもに対して、または親としての自分に対し、思考がネガティブにぐるぐるして、どうしたらいいのかわからなくなる。

 

どうしようもない気持ちになる。

 

 

そんな時、『インナーチャイルド』がうずいて、心が痛いと悲鳴をあげているのです。

 

子育てに悩んでいる人は、まずは自分には『インナーチャイルド』はある、と仮定して、自分の過去を振り返ってみることがおすすめです。

 

『インナーチャイルド』が少ない人の子育てとは

 

 

『インナーチャイルド』が子育てに与える影響を知るために、ますは『インナーチャイルド』が少ない人の子育てとはどんなものになるのかみていきましょう。

 

『インナーチャイルド』が少ない人は、自己肯定感が高く、感情が穏やかで、物事に柔軟に対応できます。

 

自己肯定感が高いと、自分をすり減らして必要以上に頑張ったり、人の顔色を伺って自分らしさを抑えることが少ないので、ストレスを感じることがあまりありません。

 

子育てに関しても常に余裕があり、一般的には子育てはこういうものというような枠にハマらずに、自分の子どもをよく観察し子どもに合った対応ができるため、子どもものびのび育ちます。

 

自分を信頼するように、子どもも信頼します。

 

親に心から信頼されて育った子どもは、自己肯定感高く、どんな困難の中でも真っ直ぐに生きていける力を身につけます。

 

なので『インナーチャイルド』が少ない親は悩みを抱えることは少なく、また悩みを抱えることがあっても割と短期間に解決されるので、好循環の中で子育てが可能です。

 

『インナーチャイルド』が少ない人の育った家庭は、やはり穏やかで、平和で、子どもを一人の人間として尊重する親だった可能性が高いです。

 

親の『インナーチャイルド』が子育てに与える3つの影響とは

 

『インナーチャイルド』が少ない人の育った家庭は、穏やかで平和だった可能性が高いと書きました。

 

『インナーチャイルド』は心の傷ですので、育った家庭内で傷つくような出来事が少なかったということです。

 

反対に、『インナーチャイルド』が大きい人は、育った家庭内で傷つくことが多く、今がその傷は癒えていない、つまり未解決な過去が多いと言えます。

 

そんな『インナーチャイルド』が大きい人の『インナーチャイルド』はどのように子育てに影響するのでしょうか。

 

影響を3つの項目に分けてお伝えします。

 

感情

 

 

小さい頃、親の感情的な言動や行動に振り回されたり、泣いたり怒ったりなどの感情を出すことを親から嫌がられていた場合に、『インナーチャイルド』は大きくなりやすいです。

 

『インナーチャイルド』が関係する感情は、自分ではコントロールできないほどアップダウンが激しくなることが多いです。

 

 

・カッとなって怒鳴ってしまう。

 

・心配であれやこれやと口を出すことが止められない。

 

・イライラしてつい子どもが傷つくようなことを言ったり態度に出してしまう。

 

などなどなど・・・

 

 

それはまるで、感情コントロールの効かない子どものようなふるまいかもしれません。

 

 

イライラして怒鳴られるなど、本当は親からされて嫌だったことを、子どもにしてしまっている場合も多いです。

 

子育ては自分の子ども時代と無意識につながる行為なので、なおさら、子ども時代に抑圧してきた感情が暴走してしまうのです。

 

 

ネガティブ思考

 

『インナーチャイルド』は傷ついた出来事によって生じます。

 

それは大抵、自分の親から否定された、と受け取れる出来事によることが多いです。

 

 

もちろん、親は子どもを否定するつもりはなかったかもしれません。

 

 

でも、親から感情的に怒られた、自分の好きなことをさせてもらえなかった、ダメという言葉を頻繁に使われた、など、一般家庭でよく起こりがちなことでも、子どもからすると、「自分はダメだから親にそういうことをされるんだ」と傷つくことはよくあります。

 

すると、なんとなく自分って人間はダメなやつなんじゃないか、というような自己否定的な想いを潜在意識に抱くようになります。

 

そして自分はダメだからもっと頑張らなくてはならないと、子どものため・家族のために必要以上に身をすり減らして頑張ってしまうのです。

 

しかし、頑張っても、自己否定感がなくなるわけではないので、どんなに良い結果が出てもリラックスして安心しきることはできず、恒常的に焦りを抱えている状態が普通です。

 

 

また自己否定的な想いがあると、どうしても思考はネガティブになりがちです。

 

 

このままだと何かよくないことが起こりそうな気がして、子どもを心から信頼してあげることができません。

 

また、子どもと何か起きるたびに、自分がダメな母親だからいけないんだ、と自分を責めてしまうことも多いです。

 

 

ネガティブ思考が強いと、子どもの可能性を信じてあげられずに、子どもを自分の枠の中にがんじがらめに縛り付けてしまうこともよくあります。

 

そうなると、子どもはありのままの自分に自信をなくし、自分らしくあることよりも親や周りの大人の顔色をうかがうようになってしまい、自己肯定感を下げていくようになります。

 

余裕のなさ

 

もっと余裕があれば、子どもとの時間を楽しめるのに、と思う方は多いかもしれません。

 

でも、余裕を失わせるのが『インナーチャイルド』の影響だったりするのです。

 

 

例えば、空いた時間があっても、心の中が感情でぐるぐるしていたり、ネガティブ思考に支配されていたら、くつろげません。

 

くつろげないどころか、体は緊張し、ぐるぐる思考に振り回され、疲れ果ててしまうこともよくあります。

 

なので『インナーチャイルド』の影響を大きく受けている人は、どこか深刻そうであまり元気ではありません。

 

元気であっても、どこか危ういような、から元気の人が多いです。

 

 

年齢が若い時はまだいいのですが、30代後半や40代になってくると、感情やネガティブ思考からの回復がどんどん遅くなり、体に不具合を感じることが多くなります。

 

となると、いつもどこかに不調を抱え、元気な子どもに付き合うことが辛くなり、子どもとの大切な時間を楽しくすごくことがますますできにくくなっていきます。

 

『インナーチャイルド』を癒して、子どもとの今を楽しめるようになろう

 

 

感情コントロールがうまくいかず、ネガティブ思考で、余裕がない

 

そんな子育ては、親も子どももつらくなることが多いでしょう。

 

 

(もっとスッキリ笑って子どもと過ごしたい!)

 

 

そう思われる方は、自分の『インナーチャイルド』に気づき、癒していくことで、『インナーチャイルド』の影響を弱めていくことができます。

 

『インナーチャイルド』はどうやって癒していけばいいのでしょうか。

 

自分の力だけで癒していきたい場合は、まず自分の『インナーチャイルド』に気づいていくことが必要です。

 

 

・親にされて嫌だったことはどんなものがありますか?

 

・もっとこんな親だったらよかったのに、など、親への期待はどんなものがありますか?

 

・あのとき、親にああして欲しかったのに、など、抑圧した本音はどんなものがありますか?

 

 

よくわからない、という場合は、自分の心の中の、小さな自分に優しく問いかけるイメージで探ってみましょう。

 

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『インナーチャイルド』が癒されてくると、感情は安定し、リラックスして前向きに考えられることが増え、心に余裕が出てきます。

 

それだけでも、子育ての悩みはかなり減ってくると思います。

 

まとめ

 

 

私は2009年から『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを提供してきていますが、子育て中の方へのセッションはお得だなぁ、といつも思っています。

 

なぜなら、親の『インナーチャイルド』が扱われることによって、子どもに『インナーチャイルド』が生じるような出来事が減っていくからです。

 

親が癒やされることで、子どもも癒されていく。

 

親の『インナーチャイルド』が適切に扱われることで、一粒で二度美味しい効果が期待できるんですよ!

 

 

親が自分の未解決の過去に縛られている子育て、親にとっても子どもにとっても窮屈なものになっていきます。

 

でも本来、子育てって、とってもクリエイティブで、楽しくて、自由なもの。

 

『インナーチャイルド』の癒しを通じて、そんな自分らしい、オリジナルな子育てを極めていってください。

 

 

なかなか一人では『インナーチャイルド』を扱いきれないという方は、ぜひ、『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを試してみてください!

 

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