「こんな親でごめん」自分を責めるママたちへ 罪悪感を手放して幸せな親子になろう

 

子どもの寝顔を見ながら、「こんな親でごめん」と涙ながらにあやまったことはありませんか?

 

感情任せの言動の後、イライラがおさまった後に、心の中で「こんな親、いなくなった方がいいのかも」とつぶやいたことはありませんか。

 

 

なんてダメな母親なんだろう

 

きっとこの子の心にいっぱい傷をつけているはず

 

 

でも「こんな親でごめん」という罪悪感でいっぱいになっても、またすぐ、同じことを繰り返してしまう。

 

そんなあなたへ、ここでは子どもに対して罪悪感を抱くメリットデメリットを探りながら、罪悪感を手放して軽やかな親子になる方法をお伝えしていと思います。

 

「こんな親でごめん」子育てでどんな時に罪悪感を感じる?

 

 

まずはどんな時に「こんな親でごめん」と自分を責め、罪悪感を感じてしまうのかみていきましょう。

 

① 子どもに対し感情的な言動や行動をしてしまった時

 

イライラして怒鳴ってしまう、無視してしまう

カッとなり思わず叩いてしまう

心配で、過干渉になってしまう

 

もっと子どもを信頼して、穏やかな笑顔のお母さんでいてあげたいのに、感情に行動や言動がのっとられて、自分自身がコントロールできない。

 

冷静になった時に、(ああ、やってしまった・・・)と後悔する。

 

そんな時に、自分を責めて、罪悪感に陥りがちです。

 

② 子どもの期待に応えられなかった時

 

子どもとの約束を破ってしまった

優しくしてあげたいのにできない

夫婦仲が悪くてごめんね・・・

 

もっと、子どもの期待に応えてあげたい。

 

優しいお母さん、約束したことはちゃんと守るお母さん、お父さんと仲良しのお母さん、など

 

子どもの求めるお母さんでありたいのにそうなれない。

 

そんな時に、こんな親でごめんね、となりがちではないでしょうか。

 

 

③ 余裕を持って子どもと過ごしてあげられない時

 

下の子が産まれてから、ゆっくり話を聞いてあげられない

フルタイムで働いているので、いつもいっぱいいっぱい

週末も疲れ切って、ろくにお出かけもできない

 

心理的余裕がない時、仕事や他の忙しいスケジュールに追われ、子どもとの十分な時間を過ごせない時に罪悪感を感じやすい傾向にあります。

 

④ 子どもを充分にサポートできてないと感じる時

 

好き嫌いが多いのは、私が料理が下手だからじゃないだろうか。

成績が悪いのは、ちゃんと勉強をみてあげられないからかも。

あの時習い事を続けさせてあげれば、この子はもっとイキイキしてたかもしれないのに。

 

子どもの現状を見て、子どもがこうなってしまったのは自分が子どもに充分なことをしてあげられてないから、もしくはしてあげられなかったから、と、自分を責め、罪悪感に陥ってしまう、ということもよくあります。

 

子育てで罪悪感を感じるメリット・デメリットをみてみよう

 

 

罪悪感は勝手にでてきてしまうもの、と考えがちですが、実は潜在意識下ではメリットがあるから感じている、という捉え方もできます。

 

罪悪感を感じるメリットはなんでしょうか。

 

思考に刺激を入れるために考えてみましょう。

 

 

例えば、子どもに感情的に怒鳴ってしまっても、全く罪悪感を感じない人がいたら、どう思いますか?

 

(それって、人としてどうなんだろう・・・?)って思ったりしませんか?

 

 

罪悪感があるからこそ、反省して、二度と同じことを繰り返さないことができる。

 

罪悪感が全く無かったら、子どもにどんな悪いことをしても反省せずに、どんどん子どもを追い詰めてしまうはず。

 

 

そう感じる方は一定数いるかもしれません。

 

 

とすると罪悪感を感じるメリットとしては、罪悪感があることで、同じような過ちを繰り返さなくなる、が挙げられるでしょうか。

 

他にも、人として真っ当でいられる、自制心が向上する、などが考えられます。

 

 

しかし、子どもに対して罪悪感を感じていても、また同じことを繰り返してしまう、ということは本当によくあることです。

 

 

例えばイライラが抑えきれなくて、ついカッとなって感情的に怒ってしまい、子どもを泣かせてしまった。

 

 

もう二度としない、穏やかなお母さんになるんだ、と決意する。

 

しばらくはイライラを抑えられるんだけど、またいつのまにかイライラが溜まっていき感情的に怒鳴ってしまう。

 

そして(こんな親でごめん)と反省する、の無限と思われるような悪循環ループ・・・。

 

 

そうなんです、罪悪感を感じるデメリットとしては、罪悪感を感じすぎることで、過剰に自分を責め、ストレスが溜まってしまう、ということが挙げられます。

 

また、罪悪感を感じていると、楽しい気分ではいられなくなり、どこか暗い雰囲気を漂わせることになります。

 

同じ過ちを二度と繰り返さないようにと、過度に自分をプレッシャーをかけ、子どもに何をしてあげたらいいのかいちいち思い悩むようになることもあり、子どもと一緒の『今』を楽しめなくなります。

 

 

さぁ、あなたにとって、罪悪感を感じるメリット・デメリット、どちらが大きいでしょうか?

 

過剰な罪悪感はストレスのもと

 

 

もし、罪悪感を感じていても、結局同じことを繰り返すことが多い、としたら、罪悪感を感じるデメリットの方が大きい可能性が高いです。

 

特に、イライラの感情に振り回されて自分がコントロールできなくなる、という人は、過剰な罪悪感がストレスになり、イライラの刺激になっているケースがよくあります。

 

 

というのも罪悪感を感じていると、自分を責めたくなります。

 

 

(なんて自分はダメな母親なんだ!)

 

(こんな自分、いなくなった方が子どものためかもしれない)

 

(ほんとに、私って、どうしようもない、消えたい・・・)

 

 

自分を責める時、自分をディスる言葉が脳内にいっぱいになってますよね。

 

脳内で起こってることなのでわかりにくいですが、これって、第三者から責められているのと同じくらいストレスになることなんです。

 

 

「お前はなんてダメな母親なんだ!」

 

「お前なんていなくなった方が子どものためだ!」

 

「お前ってほんとにどうしようもないやつだ、消えてしまえばいいのに」

 

 

そんなふうに誰かから言われ続けていることを想像してみてください。

 

めっちゃストレスですよね!

 

 

また、それだけ、自分を責めて自分にストレスをかけていると、人に対しても無意識に同じようなことをしてしまうんです。

 

カッとなり、子どもを怒鳴ってしまう人はその傾向が強いかもしれません。

 

自分を責めるように、子どもを責めてしまうのです。

 

罪悪感を手放そう!

 

 

罪悪感を感じることは自分の子育てにとってはデメリットが大きそう、と感じられたなら、罪悪感を手放すことをしていきましょう。

 

ただ、罪悪感は根深い場合があり、適切に扱うなら専門家のサポートが必要なケースが多いです。

 

なのでここでは、自分で安全にできる、過剰な罪悪感を弱めるような3つのステップをご紹介します。

 

① 罪悪感を感じるメリットデメリットをそれぞれ3つ以上挙げる。

 

罪悪感を感じる、私なりのメリットデメリットは前述しましたが、あなた自身の言葉でメリットデメリットを出してみましょう。

 

それぞれ3つ以上、そして同数あげてみることが効果的です。

 

そして書き出したものを見比べてみて、罪悪感を感じるデメリットの方が大きいことを確認しましょう。

 

そして、罪悪感を手放す、と決めます。

 

そうすることで、罪悪感を手放すことが潜在意識にインプットされます。

 

② 罪悪感を感じていない自分はどんな気持ちがするか、イメージする。

 

「こんな親でごめん」と子どもに心の中で謝ることがない自分

罪悪感でいっぱいで苦しい、なんてことが起きない自分

こんな自分なんて消えてしまえばいいのに、と自分を責めることはしていない自分

 

そんな罪悪感を感じていない自分をイメージしてみましょう。

 

そんな自分でいると、どんな気持ちがしますか?

 

気持ちがスッキリしている、穏やか、軽やかな感じがする・・・そんなふうなポジティブな感覚が湧いてきたら、その感覚を覚えておきましょう。

 

③ ②で出てきたイメージの感覚を1日1回以上思い出して感じる。

 

②でどんなポジティブな感覚が湧いてきたでしょうか。

 

そのポジティブな感覚を1日1回は思い出して感じてみる時間をとりましょう。

 

スマホに記録して、アラームが鳴るようにしておいたら忘れずにすみます。

 

ちょっとスピリチュアル的な手法ですが、2024年はなりたい自分をイメージして、そのイメージの自分の感覚を感じる時間をとることで、なりたい自分に近づいていきやすいんです。

 

楽しみながら、やってみてください♪

 

子どもの本当の幸せはなんでしょうか

 

 

「こんな親でごめん」と罪悪感を感じ、自分を責める。

 

こんな親でごめん、というのは、こんな親だと子どもを幸せにしてあげられない、ということなんだと思います。

 

子どもを幸せにしてあげたいのに、できない・・・こんな自分ダメだ、となっているんですね。

 

 

でもでも・・・、子どもの幸せってなんなんでしょう?

 

 

私(僕)のせいで、お母さんは罪悪感を感じて、自分を責めて苦しくなっている

 

そのこと自体が、子どもを幸せの感覚から遠ざけます。

 

お母さんの苦しみ=自分のせい、と紐づいてしまうからです。

 

 

自分がお母さんの期待に応えられていれば、お母さんに余裕がなくても我慢していい子でいられていれば、お母さんを感情的に怒らせるようなことをしなければ、お母さんは自分を責めなくてすむのに・・・

 

そうやって、子どもは子どもで、罪悪感を抱えて生きることになってしまいます。

 

 

いやー、罪悪感って連鎖するんですよ。

 

(ってことは、もしかしたら、あなた自身の罪悪感も、あなたの親から連鎖したものかも・・・?)

 

 

そう、子どもの幸せって、親が、特に母親が、ストレスなく幸せそうに、ご機嫌でいてくれることでいいんです。

 

大声で怒鳴ってしまった・・・、そんな時はカツオに謝るサザエさん風に、「テヘッ、さっきはごめーん」なんてくらいの軽さでいいんだと思います。

 

その方が、大声で怒鳴ってしまう時に発するエネルギーももっと軽くなるような気がしませんか?

 

だとしたら、重苦しい罪悪感は、さっさと手放した方がよくないですか?

 

罪悪感の根っこはインナーチャイルド

 

 

『罪悪感は連鎖する』

 

 

そうなんですよ、子育て中に刺激される罪悪感は、あなたが子どもの頃、あなたの親や周りの大人との間で傷ついた経験によるインナーチャイルド(心の傷)が元になっている可能性が高いです。

 

 

親が抱いていた罪悪感

 

(親を困らせる悪い子)(わがままなダメな子)などと親に抱かされてしまった罪悪感

 

 

そういったものが、結局今の子どもへの罪悪感の根っこになっていて、(こんなダメな親でごめん)って感じるようになってしまっているのです。

 

 

なので罪悪感を弱めるワークをしてもいまいち効いてこない、罪悪感が根深そうなので早くなんとかしたい、という場合は、インナーチャイルドを扱うのが近道です。

 

 

インナーチャイルドは潜在意識の奥深くにあり、特に罪悪感が関わるようなインナーチャイルドは根深い可能性が高いので、専門家のサポートがある方が安全に取り扱えます。

 

私は『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションを提供しているので、興味がある方はこちらのページをご覧ください。

 

まとめ

 

 

罪悪感を感じて反省を重ねた方が、子どもにとって良い母親でいられる、のではなく、罪悪感の重さがストレスになり、かえって子どもへの感情が爆発しやすくなったり、子どもと一緒の時間を楽しめなくなる可能性が高いです。

 

そう、罪悪感ってリアルに重いんです!

 

 

今はもう令和の時代。

 

罪悪感で重苦しく頑張る昭和の時代はもうとっくに終わってます。

 

重い母親は時代遅れ。

 

 

罪悪感を手放し令和の軽やかな母親になって、子どもと一緒に人生を楽しく、自由に、生きていきましょう!

 

 

 

 

 

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