40代の子育て「体力がない悩み」は人生を変えるきっかけなる!

 

30代後半で出産し、40代にかけて子育てを始める、という人が増えています。

 

しかし20代に比べると、40代の子育てママは体力のなさを悩みにする人も多いようです。

 

子どもは育ち盛りでますます元気に駆け回る一方で、どんどん体力は衰えていく。

 

一見、子育て中の体力のなさはデメリットでしかないように思われますが、実は人生を変えるきっかけにすることもできるんです。

 

体力のなさがなぜ悩みになるのか?

まず、体力がないことがなぜ悩みになるのか、考えてみましょう。

ひとつは体力がないので、疲れやすく、体のあちこちが痛いなど、身体症状に悩まされることがあるでしょう。

 

もうひとつは、やりたいことがやりきれない、というのが大きいと思います。

子どもの世話と家事をこなすだけでもいっぱいいっぱいなのに、ママ友の付き合いやPTA活動、子どもの習い事の送り迎えなどが入ってくることがあります。

もっと体力があれば余裕をもてるのに・・・、そう感じる方も多いかもしれません。

余裕がなくてイライラして、それが更に肉体的精神的な疲れに加担することもあります。

 

体力のなさは自分を変えるチャンス!

20代30代までは無理やり体力で乗り切っていたことを、40代はもっと繊細に対応していかないといけないということかもしれません。

 

人間ですもの、体力は衰える一方です。

だとしたら、体力のなさに対して悩みだした今が、体力がなくても幸せに生きていける方法を見つけるチャンスかもしれません。

 

私は長年、心の深い部分を扱うヒーリングを提供してきましたが、クライアントさんの変化を見ていると、体力のなさとストレスが密接に関係しているように感じています。

 

想像してみてください。

 

嫌なことは一つもやらなくていい。

疲れたときはいつでも休める。

そして好きなことだけ好きなだけやれる生活だとしたら・・・

 

体力のなさは気にならないと思いませんか。

 

やりたくないことをやらなくてすむアイディアをたくさん出そう

体力のなさを嘆くとき、必要以上に色々とやり過ぎているのかもしれません。

もちろん、赤ちゃん期や乳幼児期、頻繁な授乳に対応するなど、自分しかできないこともあるでしょう。

 

それ以外の部分でやり過ぎていると感じることを自分がやらなくてすむようなアイディアをたくさん出してみましょう。

 

<例>

・食洗器やお掃除ロボットを買う

・夫に子どもの世話や家事をもっとやってもらう

・家政婦さんに来てもらう

・子どもを一時保育に預けたり、アズママなどのサービスを利用する

・友だちと子どもの預け合いっこをする

・お願いされても嫌だと思うことは引き受けない

 

アイディアを出す時点では実現可能かどうかは考えなくても大丈夫です。

どうせ実現は無理、としてしまうと思考がストップしてしまいます。

ここでは数多く出すことが大事です。

インターネットで調べたり、友だちに聞いたりするのもありです。

 

数多く出すことで、これならできそう、などというアイディアが出てくるかもしれないからです。

 

やり過ぎるデメリットを知ろう

 

色々アイディアを出してみても、やっぱり私がやるしかない、と思ってしまう人もいるでしょう。

人に任せることに抵抗があったり、どうせ頼んだって無理、お金の余裕がないとあきらめたくなったりするかもしれません。

 

しかし、自分の体力以上に何かをやることを自分に課すと、余裕がなくなり、余裕のなさが感情を波立たせやすくなります。

感情が波立つだけでも肉体は疲労し、体力のなさにつながっていきます。

また波立った感情は時に子どもに向かうことがあり、感情的に子どもに当たってしまったことに対し自分を責め、ますます疲弊することもよくあります。

 

子どものためによかれと思って自分を犠牲にしても、そのためにイライラしたり疲弊してしまうようなら多角的に見ると、プラマイゼロになってしまうかもしれません。

プラマイゼロならまだしも、マイナスの影響の方が大きいことも頻繁にあることなのです。

 

自分の好きなことをすることが体力UPにつながることもある

自分の体力に合わせたことを無理なくやっていく、と想像すると、どんどんやれることが縮小していくようなイメージが湧いてくるかもしれません。

 

しかし、無理することが減ってストレスが減ることで感情が安定したり、リラックスできる時間が増えることで、疲れにくくなり、体力UPにつながることもよくあります。

 

実際、ヒーリングというツールを使ってストレスが減ったクライアントさんたちは、疲れにくくなり、そして元気になっていき、以前よりもやれることが増えていく人がほとんどです。

 

また自分の体力に合わせたことを無理なくやることに加え、自分の好きなことをやる時間を増やしていくと、ますますエネルギーの循環がよくなります。

 

40歳前後のサラリーマン1200人を対象に、15年に渡って行われたフィンランドの国民的調査がありました。

1200人の半分、つまり600人のグループには、酒も煙草も禁止して、人間ドッグに年2回入れて、徹底した健康管理のもとで生活させ、残りの600人はその真逆で、酒も煙草も好きにさせ、定期的な健康診断もなしで、自由気ままに生活させたとのこと。

15年後、真面目に規則正しい生活を送ったグループは、自殺者を含め、十数人が亡くなったのに対し、自由気ままなグループからは、ほとんど死亡者が出なかったそうです。

 

100歳越えの長寿の人が好きなことやりたいことをやっている人たちが多いともよく聞きます。

 

子どものためにと自分を犠牲にする母親よりも、自由気ままな母親の方が、元気で楽しく病気知らずで生きていけるのかもしれません。

 

変わるなら今!

 

体力のなさを嘆くのではなく、体力のなさを「自分の体力に合わせたことを無理なくやっていく」「自分のやりたいことをやっていく」ことへ向かうきっかけにしていくと、あなたの人生は徐々に変化していきます。

 

そして気が付くと、体力がないと悩むことはなくなっているでしょう。

 

悩む時間を、体力UPのための時間に変えていくこともできるからです。

 

「自分の体力に合わせたことを無理なくやっていく」「自分のやりたいことをやっていく」ことへ向かっていく初めの頃は、難しく感じるかもしれません。

人に任せようと思っても断られたり、嫌な顔をされたり、あきらめたくなることもあるかもしれません。

その場合は、もう一度、色々なアイディアを出してみましょう。

また、「自分の体力以上に何かをやることを自分に課す」ことのデメリットや「自分の体力に合わせたことを無理なくやっていく」「自分のやりたいことをやっていく」ことのメリットを思い出しましょう。

 

しかし反対に、思い切って頼んでみたらあっけないほど簡単だった、というような発見もあるかもしれません。

 

そうなったらしめたものです。

どんどん、自分に課していた仕事を楽にしていきましょう。

 

まとめ

体力がない悩みを人生を変えるきっかけにすることもできることをお伝えしてきました。

 

特に子育て中は、子どものために体力の限界を超えて自分を犠牲にしようとすることをよしとする風潮があるように思います。

 

子育て中だからこそ、自分の体力に優しく寄り添い、自分のやりたいことをやる時間を意識的に作ってみてください。

 

子どもと一緒の人生が、いつまでも元気で楽しいものでありますように!

 

 

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