母親の愚痴の電話がストレスだった私が、母親との関係を大きく変化させた方法とは

母親の電話がストレス、なんてことはないですか。

 

小さいころから愚痴や不安や心配事、誰かに対する文句など、ずっと母から聞かされ続けていた。

結婚して離れて暮らしているのに、たびたび電話をかけてこられて、昔と変わらない内容の話を話し続ける母。

 

(お母さんも大変なんだから、愚痴くらい聞いてあげないと。)

(娘なんだから、それくらいして当たり前。)

(お母さんを助けてあげられるのは私しかいないんだから。)

 

そんなふうに思うものの、本当は母親との電話は苦痛。

母親からの着信があるだけで気分は憂鬱。

長い話を聞いてあげたあとは、なんだかモヤモヤすっきりせず、家族に当たってしまったりする。

 

あなたはそんなストレスを抱えていませんか?

 

私はまさに母親との間でそんなストレスを抱えていました。

 

ここでは、母親の愚痴の電話がストレスだった私が、母親の関係を大きく変化させた方法をお伝えしたいと思います。

 

母の愚痴の聞き役だった私

 

母が私に愚痴を言い始めたのはいつ頃でしょうか。

物心つく頃には、父への愚痴を私に言い続けていたように思います。

 

小さいころは私に甘かった父が大好きだったのですが、母に父の愚痴を聞かされ続けているうちに、母をいじめるなんて父はなんて悪い奴なんだ、と思い込むようになっていき、父を嫌いになっていきました。

父からいじめられる母を守ってあげないといけない、そうも感じていたように思います。

 

しかし、いくら愚痴を聞いても母は父との関係を変えようとしない。

「どうしたらいい?」と聞いてくるのでアドバイスをしても、「あなたには私の気持ちなんてわからない」と突っぱねる。

 

私は母の愚痴を聞くたびにモヤモヤしていました。

だって、私が何をしても、結局は母は不幸なまま、変わろうとしない。

 

そんなモヤモヤを抱えたまま、私は母から遠く離れて沖縄に移住することにしました。

 

沖縄に移住してもモヤモヤしていた私

 

 

沖縄に移住したのは、沖縄に住めばなんとなく、人生が変わるような気がしたから。

しかし心の奥底では母から物理的に離れたかったのが大きな理由かもしれません。

 

沖縄に住んで落ち着いてから、母からたびたび電話がかかってくるようになりました。

母から着信があるたびに(また父と何かあったのか?)と身構え、重く暗い気持ちになりました。

本当は電話をかけなおしたくない。

でも、沖縄に移住してしまったことが結果的に母を見捨てるようになってしまったような気もしていました。

だから母が求めるがままに話くらい聞いてあげないと申し訳ない、と電話をかけなおして長電話をしていたのでした。

しかし話を聞いてあげても私自身はスッキリすることはなく、モヤモヤするだけ。

 

母から物理的に離れても、心の中は母に占められている。

なんだかおかしいぞ、となんとなく気づき始めました。

 

自分の幸せを優先すると決意したきっかけ

 

そんな時、生きづらさをなんとかしたいと思って受けていたカウンセリングや読んでいた本の中で、インナーチャイルドという概念を知りました。

 

インナーチャイルド:幼少期から成人するまでの間についた心の傷。特に幼少期は主に親との関係性の中でつくことが多い。

 

 

カウンセリングや本の中では、インナーチャイルドが今の人生の生きづらさに関係する、とありました。

最初は、(いやいや、そんなに親とひどい関係ではないし、よくあるような普通の家庭だし、親だって親なりに愛してくれているし・・・)、と自分がインナーチャイルドの影響を受けていることを否定したくなりました。

 

しかし、なんとなく、やっぱり自分のインナーチャイルドが生きづらさに関係あるような感覚があり、妊娠を機に、インナーチャイルドとインナーチャイルドのもっと深い部分にあるバーストラウマを癒すという一悟術ヒーリングを受けることにしました。

 

ヒーリングを受けてしばらくすると、母からの電話で自分がモヤモヤすると、モヤモヤを発散するように夫に感情的に当たっていることに気づき始めました。

 

母の愚痴を聞くのは嫌。

でも、愚痴を聞かないと母がかわいそう、母に申し訳ないから、と自分の気持ちは無視して、母に付き合う。

でも、自分の気持ちを無視した反動で、夫に感情的になり、自分の夫婦関係がぎくしゃくする。

 

母の愚痴を聞くことで母を助けたい、でも小さいころから愚痴を聞き続けても母の状況は何も変わらない。

それどころか、自分の夫婦関係がぎくしゃくして、自分が不幸になる。

 

(これは絶対おかしい!)と我に返り、「もう母の愚痴を聞くのはやめよう、自分の幸せを優先しよう」そう心から思ったのです。

 

母にはっきり伝えたけど・・・

 

 

そこで、思い切って、「愚痴を聞くのはつらいので、もう愚痴は聞きたくない」と母に伝えました。

すると母はその場では意外にもすんなり受け入れてくれました。

 

でも、違う話をしていても、いつの間にか母の愚痴を聞くような羽目になる。

 

なんでなんだろう?と自分を観察してみると、「最近お父さんとはどお?」など、母が愚痴を言いやすい質問をしてしまう自分を見つけました。

 

母が愚痴を言ってないと、(つらい状況にあるのに、無理して言わないようにしているのではないか。)(聞いてあげないと母は弱って死んでしまうのではないだろうか。)などと勝手に思考が回ってしまい、つい聞いてあげたくなる。

 

母も母で、愚痴を言う機会をうかがっているので、愚痴を聞いてあげたくなる私の気持ちを敏感に察知し、ちょっとでも隙があれば言ってこようとする。

自分から隙を与えてしまったので、結局母の愚痴を聞かざるを得なくなる。

 

そんなことを繰り返していたときに気づきました。

母の愚痴を聞くことで、母に必要とされていると感じたかったこと。

 

愚痴を聞かない自分は母から必要とされない、すなわち母から愛されない、と深い部分で思い込んでいたのです。

 

愚痴を聞かなくても愛されている

 

 

何か役に立つことをしなければ自分は愛されない。

 

実はこれはインナーチャイルドの影響でついた思い込みだったりします。

 

・愚痴を聞かなかったら悲しい顔をされた、怒られた、嫌味を言われた。

 

小さいころからそんなことを繰り返し経験し、その度に傷ついていると、大きなインナーチャイルドになっていきます。

 

そして母の求めることを満たしてあげられる子どもでなければ愛されない、求めることに応じないと嫌われる、見捨てられる、と思い込みます。

すると愛されたくて、何がお母さんの求めることなんだろう、と無意識に察知しようとする癖がつきます。

 

でも本音は愚痴の聞き役になるなどの母の求めに応じたくない。

もっと楽しい前向きな話がしたいし、自分の話もしたいし、なんせ私の父親でもある人の悪口はもう聞きたくない。

そして自分の不幸を嘆くばかりで変わろうとしない母を見たくない。

 

・母の求めに応じなければ愛されないと思い込んでいる自分

・本当は母の求めに応じたくない自分

 

心の奥底で二つの自分に引き裂かれると、モヤモヤしたり、感情的になってしまうのです。

 

そんなふうに自分で自分を見つめているうちに、インナーチャイルドがヒーリングで解消されていたおかげで、自然に別の視点も浮かんできました。

 

愚痴を聞かなかったら愛されないというのは単なる思い込みで、母は私のことを無条件に愛してくれている。

 

私には息子がいます。

もし息子が私の求める通りにならなかったからと言って嫌いになるだろうか?愛さないだろうか?

いいや、息子がどうあろうとも、私は息子を愛している。

 

そして母も深い部分では娘である私に対して同じ気持ちであると信頼できたのです。

母への信頼が実感できるようになってからは、母の愚痴をきっぱり断れるようになっていきました。

 

変わりだした母

 

それからも愚痴を言おうとする母がいましたが、母が愚痴を言ってくるパターンに陥らないように気を付けました。

電話にも必要以上に出ないようになりましたし、着信があっても折り返さない選択もできるようになりました。

 

そんな中、実家に行ったときに母とゆっくり話す機会がありました。

 

私は思い切って母に聞いてみました。

「私がどんな人でも私のことを愛してくれる?」

 

母は言いました。

「もちろんよ。」

「詠子が何をしようがしまいが、詠子のことを愛してるし、生まれた時からずっと大切に思ってるよ。」

 

私は私の幸せのために母の愚痴を聞かなくなったけど、母の私への愛情になんら変わりがないことを知ることができ、母への信頼も自分への信頼もより大きくなりました。

 

それからいつの間にか、母は変化していきました。

 

実家に行くと、母は愚痴の代わりに、「こんな楽しいことがあった」「今こんなことに興味があるんだ」など、前向きな話をよくするようになったのです。

去年は大学の聴講生になり、日本の近代史と日本文学についての講義を受け始めました。

若いころ大学に行けなかった母は、「憧れの階段教室で講義を受けてるの。夢が叶ったわ。」と嬉しそうでした。

最近はやっとスマホを購入し、毎日朝ごはんの写真を撮っているそうです。

 

いまだに、もしかしたら母は今辛い思いをしているのかもしれない、と浮かんでくることもあります。

だとしたら母を助けてあげられない自分はなんて親不孝なんだろう、と無意識に自分を責めていることもあります。

 

そんな時はあらためて、(母の辛さは母自身で解決するしかないし、今の母はすでにその力を持っている)(母は自分のことを自分で幸せにすることができる)と信頼することにしています。

 

自分自身を幸せにすること

 

 

自分自身を犠牲にして母の求めに応じても、自分も幸せになれないし、母も幸せになれませんでした。

でも自分自身を幸せにすると決めて、自分を犠牲にすることをやめると、いつのまにか母は以前よりも明るく楽しそうになっていきました。

 

副次的な効果なのか、私には人の顔色を伺い、その人の求めることを無意識にキャッチしてその通りにふるまおうとする癖があったのですが、それも徐々に弱まっていき、自分らしく振舞えるようになっていきました。

家族にわけもなくイライラすることも減っていきました。

母との間のインナーチャイルドが実際の母とのやり取りの中で癒されることで、ほかの人間関係も楽になっていき、生きづらさが弱まっていくことを実感したのです。

 

さて題名にある私が母との関係を大きく変化させた方法とは、「自分自身を幸せにすること」。

 

リアルに経験したので、私自身が提供する一悟術ヒーリングのセッションでも「まず自分を幸せにすることをしていきましょう」とお話しています。

 

まとめ

 

 

母親との関係に悩んでいる方は「自分自身を幸せにする」と決めて、自分を犠牲にしてやっていることを思い切って減らしていきましょう。

最初は些細なことからやっていくといいかもしれません。

例えば、自分の好きなものより家族の好きなものを夕食の献立に選んでいるのなら、自分の好きなものを作る回数を増やしてみましょう。

そういう小さなことの積み重ねが、自分の幸せのために母親の求めることをきっぱり断るという選択がとれる心の余裕を生み出すと思います。

 

あなたが幸せになることで、周りに幸せが広がっていくことをどうぞ忘れないでください。

 

うちの親は何をしたってどうせ変わりっこない、というあきらめが強い場合は、インナーチャイルドの影響が強く受けているかもしれません。

インナーチャイルドを癒すことを同時にしていくと、変化が起こりやすくなります。

一悟術ヒーリングはインナーチャイルドとインナーチャイルドよりさらに深い部分にある心の傷であるバーストラウマをエネルギー的に解消するヒーリングです。

 

興味ある方はぜひ体験されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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