感情に振り回されない自分になる!我慢もコントロールもいらない根本的な解決法

 

感情に振り回されて、疲れていませんか。

 

 

さっきまで穏やかだったのに、急にイライラが止まらなくなる。

 

不安がぐるぐる頭を回って、考えてもしょうがないことを考え続けてへとへとになる。

 

落ち込みモードに入ったら最後、何日も抜け出せない。

 

 

これ、ぜんぶ過去の私のことなんです。

 

感情に振り回されるたびに、「なんで自分はこうなんだろう」と自分を責めて、もっと落ち込む。

 

その繰り返しでした。

 

でもね、今の私はあの頃とはまったく違います。

 

 

感情が爆発することもなくなったし、不安にぐるぐる巻き込まれることもほとんどなくなりました。

 

変われた理由は、感情のコントロールやマネジメントのテクニックを身につけたから……ではないんです。

 

 

ヒーラー・感情カウンセラーとして15年以上、たくさんの方と向き合ってきた経験からお伝えしたいこと。

 

それは、感情は「感じる」ことで振り回されなくなるということです。

 

 

この記事では、感情に振り回される人の特徴や原因、そして根本的に楽になるための方法をお伝えしていきますね。

 

 

感情に振り回されるとはどういうこと?

 

まず「感情に振り回される」とはどんな状態なのか、少し整理してみましょう。

 

感情そのものは、誰にでもあるものですよね。

 

嬉しい、悲しい、イライラする、不安になる。

 

これは人間として自然なことです。

 

 

問題なのは、感情が湧いたときに自分の行動や言動、思考がそっちに全部持っていかれてしまうこと。

 

 

たとえば、ちょっとしたことでカッとなって相手にきつい言葉を投げつけてしまう。

 

不安に取りつかれて夜眠れなくなる。

 

落ち込みが何日も続いて、やるべきことが手につかない。

 

 

感情が湧くこと自体は悪くない。

 

でも、感情に主導権を握られて、自分の意志で考えたり行動したりできなくなる。

 

これが「感情に振り回されている」状態なんですよね。

 

そしてやっかいなのは、振り回されている最中は、自分が振り回されていることに気づきにくいということ。

 

後から振り返って「またやってしまった……」と気づくパターンが多いんです。

 

 

感情に振り回される人の特徴

 

感情に振り回されやすい人には、共通する特徴があります。

 

15年間クライアントさんと向き合ってきた中で、よく見られるパターンをお伝えしますね。

 

 

相手の感情や顔色を敏感に察知する

 

感情に振り回されやすい人は、自分の感情だけでなく、相手の感情にも敏感です。

 

家族や友人、職場の人の不機嫌やイライラを素早く察知して、自分の気持ちまで引っ張られてしまう。

 

とくにお母さんの場合、子どもの癇癪やぐずりにどっと巻き込まれてしまうこともよくありますよね。

 

相手の感情を感じ取る力はすばらしい力でもあるのですが、境界線が薄いと自分を見失ってしまうんです。

 

 

不安を感じやすく、考えすぎてしまう

 

まだ起きていないことを「どうしよう」と何度もシミュレーションしてしまう。

 

考えても答えが出ないとわかっているのに、ぐるぐると思考が止まらない。

 

これ、私もほんとうにひどかったんです。

 

起こってもいないことを延々と心配して、寝付けない。

 

そしてへとへとになって朝を迎える。

 

不安が思考をのっとってしまうんですよね。

 

 

自分を責めやすい(自己肯定感が低い)

 

何か失敗すると「やっぱり自分はダメだ」と落ち込んで、なかなか立ち直れない。

 

自己肯定感が低いと、ネガティブな感情に引きずられやすくなります。

 

自分を責める→落ち込む→さらに自分を責める、という負のループにはまりやすいんですよね。

 

 

感情を「我慢するもの」だと思っている

 

「泣くな」「怒るな」「我慢しなさい」。

 

子どもの頃にこう言われて育った人ほど、感情は抑え込むべきものだと思い込んでいます。

 

でも実は、我慢すればするほど感情は暴れやすくなるんです。

 

この話はのちほど詳しくお伝えしますね。

 

 

白黒つけたがる・完璧主義の傾向がある

 

ものごとを「うまくいった/いかなかった」「良い/悪い」で判断しがちな人も、感情の波が大きくなりやすいです。

 

「ちょっと失敗」が「全部ダメ」に変換されてしまうので、感情の振れ幅が大きくなるんですよね。

 

 

 

もし複数当てはまるものがあったとしても、落ち込まないでください。

 

これらの特徴は、あなたが悪いのではなく、そうならざるを得なかった理由があるんです。

 

 

感情に振り回される原因・理由

 

では、なぜ感情に振り回されてしまうのでしょうか。

 

巷では「ストレスが原因」「ホルモンバランスの乱れ」「自律神経の問題」などと説明されることが多いですよね。

 

もちろんそういう側面もあります。

 

でもね、私がたくさんのクライアントさんと向き合う中で確信しているのは、感情に振り回される根本的な原因は、幼少期に感情をちゃんと感じる経験ができなかったことにある、ということなんです。

 

 

幼少期に感情を否定された経験

 

「泣くんじゃない!」「怒るな!」「そんなことで泣くなんてわがままなんだから」

 

こんなふうに、子どもの頃に感情を出すことを否定された経験はありませんか?

 

親や周りの大人から「感情的になるのは悪いこと」と繰り返し教えられると、子どもは感情を抑え込むことを覚えます。

 

でも感情を抑え込んでも、感情そのものがなくなるわけではない。

 

行き場を失った感情は心の奥底にたまり続けて、大人になってからちょっとしたきっかけで一気にあふれ出してくるんです。

 

 

親の感情に巻き込まれて育った

 

親自身が感情のコントロールが苦手だった場合もあります。

 

お母さんがイライラすると家中がピリピリする。

 

お父さんが不機嫌だと家族全員が顔色をうかがう。

 

子どもはそういう環境の中で、常に「相手の感情」を優先する癖がつきます。

 

自分の感情よりも相手の感情が大事。

 

自分がどう感じているかよりも、この場をどう収めるかが大事。

 

そうやって自分の感情を後回しにし続けた結果、自分の感情の扱い方がわからない大人になってしまうんです。

 

 

「感じ方」を教えてもらえなかった

 

そもそも「感情はどう扱えばいいのか」を教えてくれる大人が周りにいなかった、というのも大きな理由です。

 

私自身がそうでした。

 

「我慢しなさい」「抑えなさい」「努力が足りない」——教えてもらえたのはそのくらい。

 

感情の感じ方なんて、誰も教えてくれなかったんです。

 

だから感情に対してできることといえば、我慢するか、爆発させるか、の二択しかなかった。

 

感情をうまく扱えないのは当然のことだったんですよね。

 

 

感情をコントロールする一般的な方法、その限界

 

感情に振り回されたくないと思ったとき、多くの人がまず試すのが「感情のコントロール」や「感情マネジメント」の方法ですよね。

 

たとえばこんなもの。

 

 

  • イライラしたら深呼吸する
  • 6秒数えてやり過ごす(アンガーマネジメント)
  • ポジティブなことを考えて気持ちを切り替える
  • 紙に書き出して整理する
  • 運動や趣味でストレスを発散する

 

 

これらの方法は、決して悪いものではありません。

 

その瞬間をやり過ごすには役立ちます。

 

でもね、正直に言うと、これだけでは根本的には変わらないんです。

 

 

なぜなら、これらの方法はすべて「湧き上がってきた感情をどうにかする」というアプローチだから。

 

 

感情が湧いてきたものを、深呼吸で抑える。

 

ポジティブ思考で蓋をする。

 

紙に書いて頭で整理する。

 

 

つまり、コントロールやマネジメントは「感情を理性で管理しよう」としているんですよね。

 

 

私もさんざん試しました。

 

 

イライラしてきたら楽しいことを考えよう。

 

不安になったら「起こってもないことを考えてもしょうがない」と自分に言い聞かせよう。

 

失敗して落ち込んだら「仕方なかったんだよ、次がんばろう」と切り替えよう。

 

 

でも頭でいくらブレーキをかけようとしたって、感情は勝手にどんどんあふれてくる。

 

 

そしていつの間にか、思考は感情に乗っ取られている。

 

そうなったら、勝手に波がおさまるのを待つしかないお手上げ状態でした。

 

私は落ち込み癖がひどくて、一度落ち込みモードに入ると3日くらい、ひどい時は一週間以上は抜け出せませんでした。

 

 

感情のコントロールが効かないのは、あなたの努力が足りないからではありません。

 

コントロールというアプローチそのものに限界があるんです。

 

 

感情は「感じる」ことで振り回されなくなる

 

ここからが、この記事で一番お伝えしたいことです。

 

感情をコントロールするのでも、我慢するのでもなく、感情は「感じる」。

 

これが、感情に振り回されなくなるための根本的な方法です。

 

 

「え?感じるって何?」

 

「感情って感じてるから辛いんじゃないの?」

 

と思われるかもしれません。

 

 

でもね、実は多くの人は感情を「感じている」のではなく、感情について「考えている」んです。

 

 

たとえばイライラしたとき。

 

「なんであの人はあんなこと言うんだろう」「私が悪いの?」「どうすればよかったんだろう」

 

これは感情を感じているのではなく、感情について思考を巡らせている状態です。

 

 

感情を「感じる」とは、思考を手放して、体の中にある感覚そのものに意識を向けることなんです。

 

 

小さい子どもを思い浮かべてみてください

 

小さい子どもって、さっきまで泣きわめいていたのに、気づいたらケロッと笑ってたりしますよね。

 

天真爛漫でいいなぁ、悩みがなくていいなぁ、なんて思ったことがある方もいるかもしれません。

 

小さい子どもの感情がサッパリしているのは、感情が湧くがままに、素直に感じているからなんです。

 

 

泣きたいときに泣いて、怒りたいときに怒って。

 

感情を感じ切ったら、すっと消える。

 

だから引きずらないんですよね。

 

 

もちろん、大人が子どものように泣きわめいたり地団太を踏んだりする必要はありません。

 

大人は脳の前頭前野が発達しているので、行動に出さなくても、静かに内側で感情を感じることができるんです。

 

 

切り傷の痛みで感情を感じるコツをつかむ

 

「感情を感じる」がピンとこない方のために、私がよく使う例え話をしますね。

 

 

指先を包丁で少し切ってしまったところを想像してみてください。

 

じんわり血がにじんでいます。ここで痛みに意識を向けてみます。

 

 

痛みはどの辺に感じる?

切った部分だけ?

その周りも?

その痛みはどんな感じ?

ズキズキ?ヒリヒリ?ピリピリ?

 

 

痛みの発信元とそのシグナルをじーっと感じ続けるんです。

 

ここで「あー、切るなんて馬鹿だなぁ」「化膿しないといいけど」などと考え始めたら、それは「感じる」ではなく「考える」になっています。

 

考えてることに気づいたら、思考をやめて、痛みの感覚に意識を戻す。

 

この、痛みを「ただ感じる」のと同じことを、感情に対してもやるんです。

 

 

感情の感じ方——実践してみましょう

 

では、実際にやってみましょう。

 

最近、一番怒りや不安を感じた場面を思い出してみてください。

 

その場面を思い出したら、そのときの感情を体の中に感じてみます。

 

もし感覚がつかみにくければ、以下の問いかけを自分にしてみてください。

 

 

その感情は、体のどのあたりにありますか?どのくらいの大きさですか?

その感情に動きはありますか?あるとしたらどんな動き?

質感はどんな感じ?モヤモヤ?ドロドロ?岩みたい?霧みたい?

色があるとしたら何色?温度は?

 

 

ぼんやりとでいいので感覚がつかまえられたら、そこにじーっと意識を向け続けます。

 

途中で「なんであんなこと言われなきゃいけないんだ」「私が悪かったのかな」と思考が動き出したことに気づいたら、そっとその思考をやめて、感覚に意識を戻します。

 

 

どんどん感覚が強くなることもありますが、それでいいんです。

 

ただ感じ続けます。

 

 

すると、あるタイミングで、すーっと感情がなくなっていることに気づきます。

 

「あれ?何に怒ってたんだっけ?」というくらいスッキリすることもあります。

 

 

はじめのうちはピンとこないかもしれません。

 

でも続けていくうちに感覚がつかめてきます。

 

日常的に「今、自分はどんな感情を感じているんだろう?」とチェックする習慣をつけるのもおすすめです。

 

 

感情を感じることは、行動に出すこととは違う

 

ここで一つ大事なことをお伝えしておきます。

 

「感情を感じましょう」というと、「じゃあ怒りを感じたら怒鳴っていいの?」と心配される方がいます。

 

違うんです。

 

感情を感じることと、感情のままに行動することは、まったく別のことです。

 

 

子どもは感情と行動がつながっています。

 

怒ったら叩く、悲しかったら泣きわめく。

 

前頭前野が未発達なので、衝動をコントロールできないからです。

 

 

でも大人は違います。

 

前頭前野が十分に発達しているので、怒りを感じながらも行動には出さず、内側でただ感じることができる。

 

 

「私は時々感情を爆発させるけど、それって感じてることになるの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。

 

もし爆発させた後にすっきりと気持ちが切り替わらないなら、それは感情を十分に感じ切れていないサインです。

 

 

私も以前はヒステリックに感情を爆発させていました(特に夫に対して……)。

 

で、自信を持って言えます。

 

それですっきりと気持ちが切り替わったことは、一度もありませんでした!

 

 

感情を感じ続けると、人生が変わる

 

感情を感じることを続けていくと、何が起こってくるのでしょうか。

 

まず、目の前の問題がほどけていきます。

 

 

いくら考えても答えが出ないとき。

 

なんでこんなことが起きるの?と繰り返してしまうような出来事が起きたとき。

 

イライラがどうしてもおさまらないとき。

 

 

こういうときは、感じなければならない感情があるからこそ起こっている、とも言えるんです。

 

 

出来事の裏にある感情に気づいて感じると、「ま、いいか」と手放せたり、今まで思いもよらなかった解決策が浮かんだり、出来事の違う面が見えてきたりします。

 

そして、感情を感じ続けて感情の流れをよくしていくと、感情を感じさせるために繰り返し起こっていた問題そのものが起こりにくくなるんです。

 

するとしなやかに柔らかく、ものごとに対処しながら生きていくことができるようになる。

 

人生がどんどんスムーズになっていきます。

 

 

感情に振り回されない自分を取り戻すために

 

ここまで読んでくださって、「感情を感じるって、やってみたいけど一人でできるかな」と思われた方もいるかもしれません。

 

正直にお伝えすると、私自身も最初は苦労しました。

 

 

すぐ思考に持っていかれるし、どれが感情の感覚なんだかよくわからない。

 

集中力が必要で、試行錯誤しながらの毎日でした。

 

やっと感情がスッキリなくなる感覚をつかめたときは、本当に嬉しかったです。

 

 

続けていくうちに、感情の波は徐々に落ち着いていきました。

 

面白いことに、実はネガティブな感情の中にい続けることを心地よく思っている自分にも気づいたんです。

 

落ち込んでいる間は、前向きに行動しなくてすむからなんですよね。

 

変わりたいと言いながら変わりたくない、そのままでいたい自分もいたんです。

 

 

うーむ、感情って奥深く、そして面白い!

 

 

もし一人で取り組むのが難しいと感じたら、感情に向き合うプロのサポートを受けることも選択肢の一つです。

 

とくに幼少期の経験が深く関わっている場合、その根っこにあるインナーチャイルド(子どもの頃に傷ついた自分)を癒すことで、感情に振り回されるパターンそのものが変わっていきます。

 

 

私自身も『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを受けたことで、感情の爆発がなくなり、夫も喜んでおります(笑)。

 

一人でも多くの方が、感情に振り回される苦しさから解放されて、一度きりの人生をしなやかに生きていけますように。

 

 

こんな願いはありませんか?

・感情にとらわれる時間を減らしたい

・感情の波を穏やかにしたい

・人の顔色を伺って生きることをやめたい

・過去に囚われてもんもんとする時間を減らしたい

・ストレスレスでのびのびと生きていきたい

 

『インナーチャイルド』を扱うヒーリングの詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

まとめ

 

この記事では、感情に振り回される人の特徴・原因・そして根本的な対処法についてお伝えしました。

 

感情に振り回されやすい人には、相手の感情に敏感・不安を感じやすい・自分を責めやすい・感情を我慢するものだと思っている、といった共通の特徴があります。

 

その根本には、幼少期に感情を十分に感じる経験ができなかったという原因があり、感情のコントロールやマネジメントだけでは限界があります。

 

 

感情は、我慢するものでもコントロールするものでもなく、「感じる」もの。

 

感情を感じ切ることで、振り回されない自分を取り戻すことができます。

 

感情との付き合い方が変わると、人間関係も、子育ても、人生そのものが変わっていきます。

 

まずは今日から、「今、自分はどんな感情を感じているだろう?」と自分に問いかけることから始めてみてくださいね。

 

 

 

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