
ヒステリックな母親をやめたい。
もうこれ以上子どもにヒステリックに怒鳴りたくない。
そう思ってもう何年も経つのに、変われない。
深呼吸してみる。
6秒待ってみる。
その場を離れてみる。
「怒るのをやめよう」と心に決める。
でも、また怒鳴ってしまう。
「なんで私だけ、こんなに変われないんだろう」って、自分を責めていませんか?
大丈夫。
変われないのは、あなたの意志が弱いんじゃない。
変われない理由が、ちゃんとあるんです。
今はインナーチャイルドヒーラーとして15年・3,000件以上のセッション経験がある私ですが、かつての私は、自分のヒステリックさにどうしようもなく悩んでいたひとりでした。
この記事では、ヒステリックな母親をやめたいのに変われない「本当の理由」と、根本から変わっていくための道筋をお伝えします。
<この記事でわかること>
- ヒステリックな母親の特徴(チェックリスト)
- 子育てでヒステリックになる5つのきっかけ
- 何をしても変われない「本当の理由」
- 根本から変わるための3ステップ
この記事の目次
まず確認:ヒステリックな母親の特徴チェックリスト
「私って本当にヒステリックなの?」と思っている方のために、まず特徴を確認してみましょう。
以下に当てはまるものが多いほど、ヒステリックなパターンが出やすい状態です。
□ 子どもの些細な行動でカッとなる
□ 一度怒り出すと止められない
□ 怒った後に後悔するが、また同じことをくり返す
□ 子どもが言うことを聞かないと、感情が爆発する
□ 機嫌のいい日と悪い日の差が激しい
□ 「怒るまい」と思っていても、気づいたら怒鳴っている
□ 怒った後、自分が嫌になって落ち込む
3つ以上当てはまった方、大丈夫。
これはあなたが「ダメな母親」だということではありません。
このパターンには、ちゃんと理由があります。
子育てでヒステリックになる5つのきっかけ
「なぜ私はこんなにヒステリックになってしまうんだろう?」
まずは表面的なきっかけから見ていきましょう。
① 子どもが自分の思い通りにならないとき
「何度言ったらわかるの!」
子どもが期待通りに動かないとき、裏切られたような気持ちが生じやすいんです。
子どもの行動が「親への反抗」に見えてしまい、感情がスイッチオンになる。
② 余裕がないとき
睡眠不足、体調不良、スケジュール的な余裕のなさ。
ワンオペ育児の孤独感も重なると、心のタンクはあっという間に空になります。
余裕がなければ、誰だって些細なことでキレやすくなります。
③ 子どもへの不安が大きいとき
「このままだと、この子の将来がどうなるか」という不安が強いとき、子どもの行動がより大きな脅威に見えてしまいます。
不安が大きいほど、コントロールしたい気持ちが強くなって、感情も爆発しやすくなります。
④ 子どもに自己否定感を刺激されるとき
「なんでできないの!」という怒りの裏に、実は「ちゃんとできない私(子ども)=ちゃんと育てられない私(母親)」という自己否定がひそんでいることがあります。
自己否定感が強い人ほど、子どもの失敗が自分の失敗のように感じられてしまうんです。
⑤ 孤独感・サポート不足
「夫に話してもわかってもらえない」「誰も助けてくれない」
そんな孤独の中でひとり抱え続けていると、ストレスは雪だるまのように膨らんでいきます。
でも、これらのきっかけへの対処法(深呼吸、その場を離れる、睡眠を取る…)を試してみても、なぜかヒステリックが根本的には変わらない。
そう感じていませんか?
それにも、ちゃんと理由があるんです。
何をしても変われない「本当の理由」
深呼吸も、6秒待つも、気分転換も、「怒らない」と決意することも・・・
対処法として間違ってはいないけれど、これだけでは根本から変われない人がほとんどです。
なぜかというと、ヒステリックの根っこは、子ども時代から蓄積されてきたものだからです。
ストレスの根っこは「子ども時代」にある
子育て中のストレスだけが問題だと思っている人もいるかもしれません。
でも実は、子ども時代から積み上がってきた「未消化な感情」が心の奥底にある。
それが、毎日のプレッシャーや子どもの行動をきっかけに、あふれ出してしまっているんです。
「沸騰した湯のようにぐつぐつと煮えたぎる」あの感覚、覚えがありませんか?
あれは、子育てで初めて生まれた怒りじゃないんです。
インナーチャイルドが怒りを動かしている
インナーチャイルド(=子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想い)が、その未消化な感情の正体です。
たとえば、こんな経験が子ども時代にありませんでしたか?
親に感情をぶつけることが許されなかった。
「泣くな」「怒るな」「もっとしっかりしなさい」と言われ続けて、気持ちを押し込めることを覚えた。
完璧にできないと認めてもらえなかった。
そうやって消化されないまま積み上がってきた感情が、今も心の奥にある。
そして今、子どもが言うことを聞かない、思い通りにならない、という場面に触れると、当時の感情がパッと反応して、爆発してしまうんです。
これが「やめたいのに止まらない」「何をしても変われない」の仕組みです。
インナーチャイルドが怒りを引き起こす瞬間:3つの具体例
「それって、どういうこと?」と思いますよね。
具体的な場面で見てみましょう。
「あ、これ私だ」と思うものがあるかもしれません。
ケース①:返事をしない子どもに、カッとなる
昔——子どもの頃、遊びに夢中で父親の呼ぶ声に気づかなかったら、怒鳴られて叩かれた。
今——何度呼んでも、子どもが返事をしない。
そのとき、心の中ではこんなことが起きています。
(親が話しかけているのに返事をしないなんて、なんてヤバいことをするんだ。私のことを馬鹿にしているのか?)
子どもがただゲームに夢中になっているだけでも、インナーチャイルドは「あのときの恐怖」を感じて、怒りが爆発してしまうんです。
ケース②:子どもの泣き声で、パニックになる
昔——幼い頃、泣き喚くたびに、父親からひどく怒鳴られ、母親からは嫌な顔をされ冷たくされた。
今——子どもが、あの頃の自分のように泣き喚いている。
そのとき、心の中ではこんなことが起きています。
(そんなに泣き喚いていたら、また怒鳴られる!見捨てられる!怖い! こんなに怖い思いをさせるなんて、なんてひどい子どもなんだ!)
子どもの泣き声が「危険信号」に聞こえてしまい、我を忘れてヒステリックになってしまう。
子どもを責めているようで、実は子ども時代の自分の恐怖に反応しているんです。
ケース③:のんびりしている子どもに、爆発する
昔——少しでも約束の時間に遅れると、母親にヒステリックに喚かれ、置いていかれたこともあった。
今——電車の時間があるのに、子どもがのんびりと支度をしている。
そのとき、心の中ではこんなことが起きています。
(時間に遅れたら、見捨てられる! あんなひどい目に遭う! なんであなたはわからないの?!)
今の自分には「電車に乗り遅れるだけ」のことでも、インナーチャイルドには「見捨てられる」と同じくらいの緊急事態に映っている。
だから、あんなに爆発してしまうんです。
どうでしょう?
「なんであんなことで、あそこまで怒ってしまったんだろう」と不思議に思っていたことが、少し腑に落ちてきませんか?
あなたの怒りは、今のことだけじゃない。
子ども時代の心の傷が、今この瞬間に反応しているんです。
対処法では「燃料」を断てない
深呼吸やその場を離れることは、爆発を一時的に止める「消火」はできます。
でも、心の奥にある未消化な感情という「燃料」には手を付けられていない。
だから、また燃料が溜まって、また爆発してしまう。
このくり返しを断つには、燃料そのものを扱っていく必要があります。
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ヒステリックな母親をやめるための3ステップ
では、具体的にどうすればいいか。
インナーチャイルドを扱うための、最初の一歩をお伝えします。
ステップ1:最近のイライラシーンを書き出す
「どんなとき、どんな言葉を言ってしまったか」
具体的に書き出してみてください。
ノートでも、スマホのメモでも。
「子どもがご飯を食べなかったとき、怒鳴った」
そのくらいシンプルでいいです。
ステップ2:子ども時代の似た経験を探る
書き出したシーンを見て、「自分が子どもだったころ、似たような経験があったかな?」と思い返してみる。
「親に言うことを聞けと怒鳴られた」
「できなかったとき、認めてもらえなかった」
すぐに思い出せなくてもいいです。
ただ、問いかけてみるだけでいい。
ステップ3:当時の自分の気持ちを認めてあげる
思い出した場面の「子どもの頃の自分」に、こう声をかけてみてください。
「あのとき、本当に怖かったね」
「辛かったね」
「ひとりで我慢させてごめんね」
責めるのでも、分析するのでもなく、ただ「そうだったんだね」と受け取ってあげる。
これだけで、心がほんの少しほぐれていきます。
ほんの少し、でいいんです。
一気に変わろうとしなくていい。
ひとつひとつ、丁寧に扱っていくことで、じわじわと変わっていきます。
私自身の話をさせてください
「インナーチャイルドが関係している」って言うのは簡単だけど、本当にそれで変われるの?って思いますよね。
ここで私の話をさせてくださいね。
私は妊娠前、夫へのヒステリックな言動が止まらない時期がありました。
特に生理前はもう、彼の全てにイライラしてくる。
怒鳴る。怒鳴った後に後悔する。また怒鳴る。
こりゃ、まじでやばい!と思っていました(笑)
外ではちゃんとしているのに、家の中でだけ感情がぐちゃぐちゃになる。
「なんで私だけ、こんなに感情が爆発するんだろう」って、何年も悩んでいました。
37歳で妊娠したとき、「こんな私が、ちゃんと子育てできるんだろうか???」という不安が一気に押し寄せてきて。
思い切って、『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを受けてみることにしました。
そこで気づいたのが、自分の子ども時代のこと。
高圧的な父、感情的だった母。
自分の感情を出すことを、ずっと許されてこなかった。
「泣くな」「そのくらいで怒るな」「いい子にしなさい」
気持ちを押し込めることが、私の「生き延びる方法」になっていた。
その頃に積み上がってきた感情が、大人になってから爆発していたんだと、はっきりわかりました。
ヒーリングを重ねるうちに、ガチガチに固まっていた何かが、じわじわとほぐれてきて・・・
夫への怒りが、落ち着いていきました。
「変われない」と思っていた私が、変われた。
これは本当のことです。
ヒステリックな自分を責めなくていい理由
「こんな母親で、子どもに申し訳ない」
そう思っている方に、ひとつ伝えたいことがあります。
あなたがヒステリックになってしまうのは、あなたが悪いんじゃない。
子ども時代に、感情を安全に扱う方法を教えてもらえなかっただけです。
誰もあなたに、「怒ってもいいよ」「泣いてもいいよ」って教えてくれなかっただけです。
誰かから傷つけられた経験が、そのまま心の中に残っているだけです。
あなたは今、それを自分で気づいて、変えようとしている。
それだけで、すでに十分すごいことです。
ヒステリックな性質は、性格でも生まれつきでもない。
インナーチャイルドが関わっているなら、変えていける。
私が知っています。
もっと早く、根本から変わりたい方へ
3ステップをひとりで取り組みながら、少しずつ自分のインナーチャイルドに気づいていく。
それは確かに大切なプロセスです。
ただ、正直に言うと、ひとりでインナーチャイルドを扱おうとすると、途中でしんどくなることがあります。
子ども時代の痛い記憶と向き合うので、慣れていないと感情が溢れてきて、処理しきれなくなることも。
「やっぱり私には無理かも」って、途中で諦めてしまう方も少なくありません。
そういうとき、インナーチャイルドに慣れた専門家と一緒に扱っていくと、ぐっと安全に、そして早く変わっていけます。
私自身、ヒーリングというサポートがあったから、あのひとりで抱えていた期間を抜け出せたと思っています。
「ひとりじゃ限界かも」と感じたら、専門家のサポートを借りることも選択肢のひとつとして、覚えておいてください。
・一刻も早く感情の波を穏やかにしたい。
・子どものためにも元に戻らない変化をしたい。
・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間を増やしたい。
・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。
・なぜ自分はこうなってるのか、わかるようになりたい。
私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは
- あなたの幼少期の経験を丁寧に振り返る
- 満たされなかった想いや痛みに寄り添う
- インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていく
- 親から受け継いだパターンに気づく
- 自分らしい子育てを見つけていく
こうしたプロセスをサポートしています。
興味がある方はこちらをご覧ください。
まとめ
ヒステリックな母親をやめたいのに変われない理由、整理します。
- 深呼吸や気分転換は「消火」にはなるが、根本の「燃料」には届かない
- 燃料の正体は、子ども時代から積み上がったインナーチャイルド(未消化な感情)
- インナーチャイルドを扱うことで、怒りのパターンは根本から変えていける
まず試してほしい3ステップ。
- 最近のイライラシーンを書き出す
- 子ども時代の似た経験を探る
- 当時の自分の気持ちを「そうだったんだね」と受け取ってあげる
ゆっくりでいいです。
少しずつ、自分のインナーチャイルドと仲良くなっていきましょう。
あなたの毎日が、もう少しだけ楽になっていくように、応援しています!
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