
「ママ、怒らないで」
その言葉を子どもに言われた瞬間、なんとも言えない気持ちになりませんか?
怒ってないのに言われたときは、なおさら。
(え、私そんなに怖い顔してた?)
(別に怒ってないのに、なんで言うの……)
なんだか心がズキッとする。
「怒ってないよ!」と言い返したくなるのに、うまく言葉が出てこない。
むしろ、ちょっと傷ついてしまう。
大丈夫です。あなただけじゃない。
インナーチャイルドヒーラーとして15年・3,000件以上のセッションを重ねてきた私が、「子どもが怒らないでと言う理由」と「どう対応すればいいか」を、今日はお伝えします。
この記事でわかること
- 怒ってないのに「ママ怒らないで」と言われる理由
- 3歳ごろに特に多いのはなぜ?
- そのとき子どもの心の中で何が起きているか
- 言われたときの具体的な対応法3つ
- 根本から子どもの不安をなくすためのヒント
この記事の目次
子どもが「怒らないで」と言う理由——怒ってないのになぜ?
まず知ってほしいのは、
子どもはお母さんの「言葉」よりも「空気」を読んでいる
ということです。
「怒ってないよ」と口で言っていても、体がこわばっていたり、声のトーンがちょっと低くなっていたり、ため息が出ていたり。
子どもって、そういう細かいサインをものすごく敏感に拾うんですよね。
特に2〜3歳ごろは、言語能力はまだ発達中だけど、感情のキャッチ力はびっくりするくらい高い。
「ことば」じゃなくて「雰囲気」で生きている時期なんです。
3歳ごろに「ママ怒らないで」が増える理由
3歳前後になると、「ママの感情=自分のせいかも」と感じ始める時期に入ります。
「ママが怖い顔してる。もしかして私のせい?」
という思考が、ふっと生まれてくるんです。
だから「怒らないで」という言葉が出てきたとき、それは必ずしも「あなたが怒っているから」じゃない。
「ママ、なんか怖い。大丈夫かな?」というアンテナが反応しているサインのことも多いんです。
怒ってないのに言われるのは、お母さんの「無意識のストレス」が伝わっているから
「怒ってないのに言われる」——これが一番つらいですよね。
でもこれが、実は一番多いパターンです。
・疲れている
・夫と少しギクシャクしている
・家事のことが頭にある
・ぼーっとしてしまっている
そういう「自分では怒っているつもりのない」状態のときでも、体には、そのストレスが出ているんですよね。
肩が上がっていたり、眉間にシワが寄っていたり・・・
子どもはそれを「怒ってる」と感じ取って、「怒らないで」と言う。
怒っていない自分が責められているような気持ちになるのは当然です。
でも子どもは責めているわけじゃなくて、ただ「ママの雰囲気が怖い」を伝えているだけ。
そう思うと、少し受け取りやすくなりませんか?
「怒らないで」と言われたとき——子どもの心で何が起きているか
子どもが「ママ怒らないで」と言うとき、心の奥には大きく2つの感情があります。
①「ママに嫌われたくない」という恐怖
小さい子どもにとって、お母さんはすべてです。
お母さんに嫌われることは、生きていけないことと同じくらいの恐怖。
だから「ママが怒ってる(かもしれない)」ときは、全力で回避しようとします。
「怒らないで」はその子なりの、必死なSOSなんです。
愛しているから怖い。
大切だから、失いたくない。
そういう純粋な気持ちから出ている言葉なんですよね。
②「ママに笑っていてほしい」という愛情
もうひとつは、純粋な愛情です。
子どもってお母さんのことが大好きだから、「ママが機嫌よくいてくれると嬉しい」という気持ちを持っています。
「怒らないでね」の裏には、「ねえ、笑って。笑ってほしいの」という気持ちもある。
なんてかわいいんだろう、って私は思うんですよね。
怖がらせてしまったかも、と落ち込む前に、
その子がそれだけあなたのことを見ていて、あなたに笑っていてほしいと思っている。
その事実を、まずちゃんと受け取ってほしいんです。
子どもに「ママ怒らないで」と言われたときの対応法
①「教えてくれてありがとう」と受け取る
「怒ってないよ!」と反論するより先に、
「そっか、怖かった?教えてくれてありがとう」
と受け取ってみてください。
これだけで、子どもはかなり安心します。
「ちゃんと話が届いた」「ママは怒ってない」という確認ができるから。
反論よりも、受け取るほうが、何倍も子どもの安心感は変わります。
②「ちょっと疲れてたかも」と正直に伝える
子どもは意外と「正直なお母さん」が好きです。
「ちょっと疲れてたかも。怖かったね、ごめんね」
これで十分。
完璧な言葉じゃなくていい。
「あなたの気持ちをちゃんと受け止めた」というサインを届けることが大切なんです。
③ 1日2分だけ、スマホを置いて目を合わせる
「怒らないで」が増えてきたなと感じたら、1日2分でいいので、スマホを置いて子どもと目を合わせる時間を意識してみてください。
ご飯のあとでも、お風呂のあとでも。
たったそれだけで、子どもの「ママは大丈夫」という安心感はかなり変わります。
忙しい毎日の中で、2分だけ。
それが積み重なると、子どもが「怒らないで」と言う回数は、自然と減っていきます。
根本から変えたいなら——インナーチャイルドの話
ここまで読んで、「でも、どうしても余裕が持てない」という方へ。
子どもを怖がらせたくないのにできない。
優しくしたいのに、気づいたら顔に出てしまっている。
自分を変えたくても変えられない原因のひとつが、インナーチャイルド(=子ども時代についてしまった心の傷・満たされなかった想い)です。
子ども時代に、親の顔色を伺いながら育ってきた人は、自分でも気づかないうちにストレスを溜め込みやすい。
感情を外に出すのが苦手だったり、「ちゃんとしなきゃ」という緊張感がいつもあったり。
その緊張が体に出て、子どもが「ママ怒らないで」と感じ取っている。
そういうことがとても多いんです。
「イライラしているつもりはないのに、なぜか子どもが怯えている気がする」
そういう方は、ぜひインナーチャイルドを扱うことで根っこから変わっていけます。
3,000件以上のセッションを重ねてきた私が、確信を持って言えることです。
あなたは悪くない
「怒らないで」と言われるたびに傷ついているあなたへ。
それはあなたが悪いお母さんだからじゃない。
ちゃんと子どもの気持ちに向き合おうとしているから、傷つく。
本当に愛しているから、苦しい。
大丈夫です。
子どもが「ママ怒らないで」と言える関係って、実はちゃんと気持ちを伝えられる関係でもあるんですよね。
あなたと子どもの間には、ちゃんと信頼がある。
その関係を、もっと安心できるものにしていくために、私も一緒にいます。
あなたの子育てが、もっと楽に、もっと笑顔が増えていきますように。
心から応援しています!
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