子どもに優しくできないのは、あなたが冷たいからじゃないよ

「もっと優しくしてあげたいのに・・・」

 

頭ではそう思っているのに、口から出るのは、素っ気ない言葉やきつい口調。

 

 

「なんでそんな言い方しかできないんだろう」

 

「私、母親として冷たいのかな」

 

 

鏡の中の自分の顔が、思っていたより険しくて、はっとすることもあるかもしれません。

 

 

でも、そんな風に感じているのは、あなただけではありません。

 

 

私は八神詠子といいます。

 

インナーチャイルドヒーラーとして、たくさんの子育てに悩むお母さん方に、3,000件以上のセッションをしてきました。

 

 

実は私自身も、子育て中、息子についきつく当たってしまい、数回、手をあげてしまったことがあります。

 

「優しくしたい」という気持ちはあるのに、いざその場になると、体が勝手に強い反応をしてしまう。

 

そのたびに、自分を責めて、苦しくなっていました。

 

 

だからこそ、「優しくしたいのに、できない」というもどかしさが、痛いほどわかります。

 

そこで今日は、子どもに優しくできない本当の原因と、そこから抜け出していく方法を、あなたにお伝えしたいと思います。

 

 

<この記事でわかること>

 

・子どもに優しくできない時、実際に何が起きているのか
・「冷たい母親だから」ではない理由
・その原因が、あなたの中に具体的にどう残っているか
・優しくできるようになるために、今日からできること

 

 

子どもに優しくできない、あるある

 

まずは、あなたが日々どんな場面で苦しくなっているか、代弁させてください。

 

「あ、これ私のことだ」と思うものがあったら、ぜひ読み続けてくださいね。

 

 

「お願いだからやめて」が先に出てしまう瞬間

 

夕方、まだ夕飯の支度も終わっていないのに、子どもが床にわざとおもちゃをばらまき始める。

 

「ちょっと、それやめて!」

 

自分でも驚くくらい、とげのある声が出てしまう。

 

子どもがびくっとした顔でこちらを見た瞬間、(あ、今の言い方、きつすぎた)と気づくけれど、もう遅い。

 

頭の中では「もっと穏やかに言えたはずなのに」とわかっているのに、口から出る言葉は、いつも先に尖っている。

 

 

泣いている子どもに、抱きしめるより先に苛立ちが来る

 

転んで泣いている我が子を見て、本当は駆け寄って抱きしめたい。

 

でも実際に出てくるのは、「大丈夫でしょ、そんなに泣かなくても」という、突き放すような言葉。

 

抱きしめてあげたい気持ちと、早く泣き止んでほしいという苛立ちが、同時に胸の中でせめぎ合う。

 

泣き止まない我が子を前に、優しくできない自分に、また落ち込んでしまう。

 

 

「また、きつく言っちゃった」という夜の後悔

 

子どもが寝静まったあと、今日一日のやり取りを思い返す。

 

 

「あの時、あんな言い方しなくてもよかったのに」

 

「もっと優しいお母さんになりたいのに、どうしてできないんだろう」

 

 

寝顔を見ながら、そっと謝るように頭を撫でる。

 

でも、また同じような場面が来たら、きっと同じように、きつい言葉が先に出てしまう気がする。

 

 

——こんな夜、何度過ごしてきましたか?

 

なぜ子どもに優しくできないのか

 

「優しくできない自分は、冷たい人間なのかな」と思う必要はありません。

 

 

インナーチャイルドが刺激されて、優しさが出てこなくなる

 

インナーチャイルドとは、子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想いのこと。

 

子どもの頃、親から十分に優しくしてもらえなかった経験は、インナーチャイルドとして心の奥に残ります。

 

 

優しさは、本来、自分が受け取った分だけ、自然に相手にも向けられるもの。

 

大人になり、自分の子どもに優しくしようとする場面に出会うと、そのインナーチャイルドが刺激されて、優しくしようとしてもうまくできない、という反応が起きてしまうんです。

 

優しくしたいという気持ちは本物なのに、心の中に優しさの見本がないような感覚があって、優しさより先に、素っ気ない言葉や強い態度が出てきてしまうんですね。

 

 

私の体験談:優しくしてもらった記憶が少なかった子ども時代

 

実際、私自身にも、こんな経験があります。

 

高圧的な父からは、叱られたり威圧されたりすることはあっても、穏やかに優しくされた記憶はほとんどありませんでした。

 

過干渉で浮き沈みの激しい母も、優しさより先に、不安や心配が態度に出る人でした。

 

 

だから、「優しくする」というのがどういう感覚なのか、私自身、実感として掴めないまま大人になっていったんです。

 

子育て中、息子に対してついきつく当たってしまい、数回、手をあげてしまったことがありました。

 

「優しくしたい」と思っているのに、自分の中に優しさの引き出しがないような感覚がありました。

 

子どもの頃、十分に受け取れなかった優しさが、そのまま影響していたんですね。

 

 

次からは、この原因が、あなたの中に具体的にどう残っているかを見ていきます。

 

 

その原因は、あなたの中にどう残っているか

 

子どもの頃、親から十分に優しくしてもらえなかった経験を繰り返すと、それが心の奥にインナーチャイルドとして残っていきます。

 

今のあなたを苦しめている「優しくできなさ」も、実はそこから来ているのかもしれません。

 

たとえば、こんなふうに・・・

 

 

【子どもの頃】

甘えたい気持ちや不安な気持ちを見せても、抱きしめてもらったり優しい言葉をかけてもらったりする経験が少なく、いつも一人で気持ちを飲み込んでいた。

 

【今】

子どもが不安そうにしていたり甘えてきたりしても、どう優しく応じればいいのかわからず、つい素っ気ない態度になってしまう。

 

→ 「優しくする方法がわからない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

【子どもの頃】

親から優しくしてほしい場面で、代わりに返ってきたのは、忙しさからくる素っ気なさや、機嫌の悪さだった。

親に優しさを期待すること自体を、いつからか諦めていた。

 

【今】

子どもに優しくしようとする瞬間、「これで本当にいいのかな」という戸惑いが先に立ち、優しさが中途半端な態度になってしまう。

 

→ 「優しさは、望んでも返ってこないもの」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

あなたが子ども時代に、優しさを向けてほしいと願いながら、なかなか受け取れなかったあの物足りなさと、今、子どもを前にした瞬間に感じる、あの優しくする方法がわからないような感覚に、何かつながりはありませんか。

 

 

子どもに優しくできないのは、あなたが冷たいからでも、愛情が足りないからでもありません。

 

子どもの頃から積み重なってきた、インナーチャイルドからのサインなんです。

 

 

子どもに優しくできるようになるために、できること

 

理由がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。

 

具体的に見ていきますね。

 

 

きつい言葉が出そうな時、一呼吸だけ先に置く

 

言葉がとげとげしくなりやすいのは、優しい言葉の持ち合わせがないまま、とっさに反応してしまう時です。

 

「言う前に、一回だけ息を吸う」を決めておくだけで、その一呼吸の間に、少しだけ優しい言葉を選べる余白が生まれます。

 

 

自分にも、先に優しい言葉をかけてみる

 

子どもに優しくする前に、まず自分自身に「今日もよくやってるよ」と声をかけてみてください。

 

自分への優しさが少しでもあると、子どもに対しても、優しさを出しやすくなっていきます。

 

 

根本から変えるには、インナーチャイルドと向き合うこと

 

日々の小さな工夫だけでも変化は起きます。

 

でも根本から「優しくできない」を手放すには、あなた自身の中にある「優しさを十分に受け取れなかった」というインナーチャイルドと向き合うことが近道です。

 

 

向き合うといっても、難しく考えなくて大丈夫。

 

きつい言葉が口から出そうになった瞬間、それを抑え込もうとせず、「今、優しさをもらえなかったあの頃の自分が出てきているんだな」と、自分自身で気づいてあげる。

 

たったそれだけでも、心が少しずつゆるんでいきます。

 

過去の傷が癒えていくと、子どもを前にしても、以前より自然に優しさが出てくるようになっていきますよ。

 

 

とはいえ、長年積み重なってきた感情に、自分ひとりで向き合うのは、決して簡単なことではありません。

 

つらい記憶に向き合うことに、怖さや不安を感じるのは、当然のことです。

 

だからこそ、専門家の力を借りれば、一人で抱え込むよりも、ずっと早く前に進んでいけます。

 

 

まとめ

 

ここまで子どもに優しくできない原因についてお伝えしてきましたが、その反応を一気になくすのは、簡単なことではありません。

 

なぜなら、その反応の奥には、子ども時代から積み重ねてきたインナーチャイルドがあるからです。

 

「早く優しいお母さんになりたい」と焦りすぎると、優しくできない自分をまた責めてしまい、悪循環になりかねないんです。

 

なので優しくできない自分も、それを責めてしまう自分も、まずはそのまま受け止めてあげてくださいね。

 

 

あなたも、必ず変わっていける。

 

焦らなくて大丈夫、少しずつ、確実に変わっていけるから。

 

 

 

こんな願いはありませんか?

・子どもに、もっと自然に優しくできるようになりたい。
・きつく当たってしまう自分を、もう責めたくない。
・根本から、この優しさが出てこない感覚を手放したい。
・子どもと、もっと穏やかな時間を過ごしたい。
・自分の子ども時代のインナーチャイルドと、ちゃんと向き合ってみたい。

 

私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは、満たされなかった想いや痛みに寄り添いながら、インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていきます。

 

興味がある方はこちらをご覧ください。

 

「優しくできない自分」を、自分の力だけで手放すのが難しいと感じる方、ぜひセッションでサポートさせてください。

 

 

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