
「見ればわかるでしょ」
「なんで私が言わないと動かないの?」
洗濯物が山になっていても、子どもがぐずっていても、旦那はソファでスマホ。
こっちは息つく暇もなく動いているのに、気づいてもくれない。
言えば動いてはくれる。
でも、「言わなきゃいけない」ことそのものが、もう疲れる。
そんな風に感じているのは、あなただけではありません。
私は八神詠子といいます。
インナーチャイルドヒーラーとして、たくさんの子育てに悩むお母さん方に、3,000件以上のセッションをしてきました。
実は私自身も、結婚してから「言わなくても察してほしい」という気持ちを抱えて、夫にイライラしては当たってしまう時期がありました。
本音をストレートに言えないまま、でも、わかってほしい。
そのもどかしさが、爆発してしまうこともしょっちゅうでした。
だからこそ、「気が利かない旦那にイライラする」しんどさが、痛いほどわかります。
そこで今日は、旦那さんの気が利かなくてイライラしてしまう理由と、その奥であなたの心に起きていること、そして楽になっていく方法を、お伝えしたいと思います。
<この記事でわかること>
・旦那の気が利かないことに、なぜこんなにイライラするのか
・「私の心が狭いから」ではない理由
・そのイライラが、あなたの中に具体的にどう残っているか
・旦那へのイライラが軽くなっていくために、今日からできること
旦那の気が利かなくてイライラする、あるある
まずは、あなたが日々どんな場面で苦しくなっているか、代弁させてください。
「あ、これ私のことだ」と思うものがあったら、ぜひ読み続けてください。
言わないと、何も動いてくれない
夕方、夕飯の支度をしながら、泣いている子どもをあやしている。
その横で、旦那さんは帰ってきたままの格好で、スマホをいじっている。
(見てわからない?)
(子どもが泣いてるのに、なんでこっちを見ないの?)
「ちょっと、抱っこしてくれる?」
そう声に出してやっと、「ああ、ごめん」と動き出す。
動いてはくれる。
でも、「言わなきゃいけない」ことに、もう疲れてしまっている。
そうしてため息ばかりが溜まっていく。
「やっておいたよ」の中身が、毎回ちょっと違う
洗濯物を取り込んでくれた。
でも、たたまずに山積みのまま。
お風呂を洗ってくれた。
でも、排水口のゴミはそのまま。
(そこまでやってこそでしょ…)
そう思ってしまう自分も、嫌になる。
せっかくやってくれたのに、素直に「ありがとう」と言えない。
口から出るのは「ここもやっといてほしかった・・・」
夫からすればかわいくない妻なんだろうなと思う。
私ばかり、先回りして動いている
子どもの着替え、明日の保育園の準備、冷蔵庫の中身、病院の予約・・・
気づいたら、家族の「次に必要なこと」を全部、私が頭の中で回している。
旦那は、そのひとつにも気づかない。
自分だけが、ずっと気を張っている。
こんな毎日に、ふとため息が出ること、ありませんか?
なぜ、旦那の「気が利かなさ」にこんなにイライラするのか
「こんなことでイライラする私は、心が狭いのかな」と思う必要はありません。
あなたのイライラには、ちゃんと理由があります。
気が利かないのではなく、「見えているもの」が違うだけのことも
まず、知っておいてほしいことがあります。
旦那さんは、あなたを困らせようとして気づかないわけではない、ということ。
毎日家の中を見ているあなたと、仕事で外にいる時間が長い旦那さんとでは、そもそも「目に入っているもの」が違います。
床の汚れも、子どもの小さな変化も、あなたには見えているけれど、旦那さんの目にはそもそも映っていない。
それは悪気がないからこそ、余計に腹が立ちますよね。
とはいえ、「見えていないだけなんだから、仕方ない」と頭ではわかっても、イライラは消えない。
そこには、もうひとつ別の理由があります。
インナーチャイルドが刺激されて、イライラとしてあふれ出す
インナーチャイルドとは、子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想いのこと。
子どもの頃、気持ちを察してもらえなかったり、逆に、周りの機嫌を察して動くことを求められたりした経験は、インナーチャイルドとして心の奥に残っています。
大人になり、結婚して、旦那さんに「察してもらえない」場面に出会うと、そのインナーチャイルドが刺激されて、目の前の出来事以上の大きな感情が、イライラとしてあふれ出してしまうんです。
「ちょっと気が利かない」だけのはずなのに、「大切にされていない」「一人でやるしかない」という、もっと深い痛みがうずく。
だから、頭では「たいしたことじゃない」とわかっているのに、イライラが止まらないんですね。
私の体験談:母の気持ちを察し続けた子ども時代
私の母は、経済的に父に頼って暮らしていて、父への不満を、幼い私に聞かせることで気持ちを保っていました。
私は、母の言ってほしい言葉は何だろうと探し、母が機嫌を損ねないように、いつも母の様子をうかがう子どもでした。
察して、先回りして、母を支える。
それが当たり前になっていた一方で、私自身の気持ちが察してもらえることは、ほとんどありませんでした。
結婚してからも、
本当は記念日を祝ってほしい。
週末はどこかへ出かけたい。
何度も同じことを言わせないでほしい。
そう思っていたのに、物分かりのいい人でいたくて、夫に本音は言えない。
でも、言わなくても察してほしい。
そんな気持ちが、夫へのイライラとして、何度も出てきました。
ここからは、この「察する側」「察してもらえない側」の経験が、あなたの中に具体的にどう残っているかを見ていきますね。
そのイライラは、あなたの中にどう残っているか
子どもの頃、周りの顔色を読んで動くことを繰り返したり、自分の気持ちを察してもらえない経験を繰り返したりすると、それが心の奥にインナーチャイルドとして残っていきます。
今のあなたを苦しめている「旦那へのイライラ」も、実はそこから来ているのかもしれません。
たとえば、子どもの頃のあなたは、こんなふうに過ごしていたのではないでしょうか。
親の機嫌が悪くなる前に、先回りして動く。
親の欲しそうな言葉を選んで、場を保つ。
そうやって気を張り続けてきた人は、大人になってからも、旦那さんが先に動いてくれない場面で、「なんで私ばっかり気を張っているの」と、怒りがこみ上げてきます。
「気づいて先に動かないと、居場所がなくなる」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。
あるいは、しんどいときも嬉しいときも、気持ちを言葉にする前に、周りが忙しそうで気づいてもらえなかった子供時代だったのかもしれません。
そんな経験が重なるうちに、いつからか、期待すること自体を諦めてしまった人もいます。
そんな人は、疲れていても「疲れた」と言えず、旦那さんから気づいてくれるのを待ってしまったりします。
それでも気づいてもらえないと、「やっぱり、どうせわかってもらえない」と心を閉ざしてしまうのです。
これは、「どうせ、気づいてもらえない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。
あなたが子ども時代に、周りの気持ちを察し続けてきた感覚と、今、旦那さんが気づいてくれない場面でこみ上げてくる感覚に、何かつながりはありませんか。
つまり、旦那の気が利かなさにイライラしてしまうのは、あなたの心が狭いからでも、旦那さんが特別ひどい人だからでもありません。
子どもの頃から積み重なってきた傷が刺激されているという、心からのサインなんです。
旦那へのイライラが軽くなっていくために、できること
理由がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。
具体的に見ていきますね。
「気が利いてほしい」を、具体的なお願いに言い換える
「気が利かない」の中身を、もう少しだけ細かく見てみてください。
本当に困っているのは、「何を、いつまでに」やってほしいことでしょうか。
たとえば、
・「手伝って」ではなく、「今日の7時までに、お風呂に入れてくれる?」
・「なんで気づかないの」ではなく、「ごはんのあとの食器、寝る前までに洗っておいてもらえる?」
・「ちゃんとやってよ」ではなく、「明日の朝までに、ゴミをひとつにまとめておいてほしいな」
こんなふうに、察してほしいことを、「何を」と「いつまでに」の言葉に置き換えてみる。
言葉にするのは、甘えでも、わがままでもありません。
ちょっとめんどくさいかもしれないけど、職場で、気の利かない新人に伝えるように、伝え方を工夫してみましょう。
「言わなくてもわかってほしい」と我慢してきたあなたにとって、これは小さな、でも大きな一歩です。
先回りを、ひとつだけやめてみる
気が利かないことへのイライラは、あなたが気を利かせすぎている分、大きくなっているのかもしれません。
全部をやめる必要はありません。
まずは、
「今日は、保育園の準備を旦那さんに任せて、忘れ物があっても口を出さない」
そんなふうに、ひとつだけ手放してみてください。
旦那さんが完璧にこなせなくても、大丈夫。
それよりも、あなたが気を張り続ける時間が、少しでも減ることのほうが大切です。
根本から変えるには、インナーチャイルドと向き合うこと
日々の小さな工夫だけでも変化は起きますが、根本から「気づいてもらえない」というイライラを手放すには、あなた自身の中にある「察して動かなければ、愛されない」「どうせ気づいてもらえない」というインナーチャイルドと向き合うことが近道です。
向き合うといっても、難しく考えなくて大丈夫。
旦那さんの気が利かなくてイライラした瞬間、それを抑え込もうとせず、「今、気づいてもらえなかったあの頃の私が出てきているんだな」と、自分自身で気づいてあげる。
たったそれだけでも、心が少しずつゆるんでいきます。
ただ、何年も何十年も抱えてきた気持ちに、自分ひとりで向き合うのは、思っている以上に力のいること。
実は、幼少期の傷は自分ひとりで振り返ろうとすると、無意識に「見ないふり」をしてしまうことも多いんです。
「そんなに大変な家庭じゃなかったし…」と、つい自分の気持ちにフタをしてしまうんですね。
そんなときは、無理に頑張りすぎず、誰かに支えてもらうという選択もあります。
ひとりで抱え込まずに済むだけで、気持ちがふっと軽くなることもあるからです。
まとめ
ここまで、旦那の気が利かなくてイライラする理由についてお伝えしてきました。
そのイライラを、一気になくすのは、簡単なことではありません。
なぜなら、その奥には、子ども時代から積み重ねてきたインナーチャイルドがあるからです。
イライラする自分も、まずはそのまま受け止めてあげてください。
大丈夫、ちゃんと変わっていけます。
あなたの毎日が、肩の力の抜けた、あたたかな時間で満たされていきますように。
心から、応援しています。
・旦那さんの気が利かない場面でも、もっと穏やかな気持ちでいたい。
・イライラして当たってしまう自分を、もう責めたくない。
・根本から、この「気づいてもらえない」苦しさを手放したい。
・旦那さんと、もっと笑い合える時間を過ごしたい。
・自分の子ども時代のインナーチャイルドと、ちゃんと向き合ってみたい。
私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは
・インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていく
・満たされなかった想いや、察し続けてきた痛みをゆるめていく
・「先に察して動かなければ」という思い込みに気づく
・旦那さんの言動に、以前ほど揺さぶられない自分になっていく
こうしたプロセスをサポートしています。
過去を、細かく話す必要はありません。
興味がある方はこちらをご覧くださいね。
■親の囚われから自由になろう!
「一人で抱えなくていいよ、ということを一番伝えたくて、このメルマガを書いています。」
旦那さんへのイライラの奥には、親との関係でついた心の傷、インナーチャイルドがあることも少なくありません。
その傷を癒していくヒントを、私の体験とともにお届けしています。
読んでくださる方の心が、少しでも軽くなりますように。
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