子どもの甘えにイライラするのはなぜ?苦しさの正体

「ママ、抱っこ」

 

「ママ、見て見て」

 

「ママ、ママ、ママ!」

 

 

一日に何度も何度も、甘えてくる我が子。

 

かわいいはずなのに、なぜか胸の奥で、イライラがふくらんでいく。

 

 

「またか」

 

「お願いだから今だけは、放っておいてほしい」

 

 

そう思ってしまった自分に、はっとして、罪悪感でいっぱいになる。

 

 

「こんなに求めてくれてるのに、なんでイライラしちゃうんだろう」

 

「私、母親として冷たいのかな」

 

 

そんな風に、自分を責めてしまうこと、ありませんか。

 

 

大丈夫、そんな風に感じているのは、あなただけではありません。

 

私は八神詠子といいます。

 

インナーチャイルドヒーラーとして、たくさんの子育てに悩むお母さん方に、3,000件以上のセッションをしてきました。

 

 

実は私自身も、子育て中、息子に何度も呼ばれたり、抱っこをせがまれたりするたびに、うまく言えない苛立ちを感じてしまうことがありました。

 

頭では「甘えたい年頃なんだから」とわかっているのに、なぜか胸の奥がザワザワして、素直に「いいよ」と受け止められない自分がいたんです。

 

だからこそ、「甘えにイライラしてしまう自分」を責め続けてしまう、その苦しさが、痛いほどわかります。

 

 

そこで今日は、子どもの甘えにイライラしてしまう本当の理由と、その苦しさを手放していく方法を、あなたにお伝えしたいと思います。

 

 

<この記事でわかること>

 

・子どもの甘えに、特別イライラしやすくなる理由
・「かわいいのにイライラする」自分を責めなくていい理由
・そのイライラが、あなたの中に具体的にどう残っているか
・甘えにイライラしないために、今日からできること

 

 

子どもの甘えにイライラしてしまう、あるある

 

まずは、あなたが日々どんな場面でイライラしているか、代弁させてください。

 

「あ、これ私のことだ」と思うものがあったら、ぜひ読み続けてみてくださいね。

 

家事の手を止められない時の「今じゃない」

 

夕方、晩ご飯の支度で頭がいっぱいになっている時。

 

洗濯物の山を前に、あと少しで終わる、というところまで来ている時。

 

スマホで大事な連絡を打っている、その指先だけに神経を集中させている時。

 

 

そんな時に限って、子どもが足元にまとわりついてくる。

 

「ママ、抱っこ」

「ねえねえ、見て」

 

 

(もうやめて、今だけは無理・・・!!)

 

胸の奥がぎゅっと締め付けられて、息が浅くなる。

 

ぐっと堪えていた何かが限界を超えて、「あっちにいって!!」と、自分でも驚くほど強い声になって出てしまう。

 

子どもの顔が一瞬こわばるのを見て、心臓がドクンと跳ねる。

 

(あ、今の声、大きすぎた)

 

わかっているのに、止められなかった。

 

 

「かわいいはずなのに」という戸惑い

 

子どものことは、もちろん愛おしい。

 

それなのに、抱きつかれた瞬間、体がふっとこわばる。

 

「かわいい」と思うより先に、うっとうしさの方が先に、体に出てしまう。

 

 

そんな自分に気づくたびに、(私、この子のこと、ちゃんと愛してるのかな)という不安が、喉の奥に小さな石のように残る。

 

友達や自分の親が、我が子を自然に抱きしめている姿を見ると、(あの人たちは、こんな気持ちにならないのかな)と、自分だけがおかしいような気持ちになることもあるかもしれません。

 

 

「面倒だな」と思ってしまう罪悪感

 

呼ばれるたびに、心のどこかで「面倒だな」という気持ちが先に立つ。

 

そう感じた瞬間、頭の中で警報みたいに、(そんなこと思っちゃダメ、母親失格だ)という声が鳴り響く。

 

自分を責める声と、湧き上がる面倒くささの間で板挟みになって、どっちの感情も行き場がないまま、胸の中にたまっていく。

 

夜、子どもが寝たあとになって、「今日もまた、あの子を受け入れられなかった」と、暗い部屋で一人、天井を見つめてしまう。

 

 

——こんな夜、何度過ごしてきましたか?

 

 

なぜ子どもの甘えに、こんなにイライラしてしまうのか

 

「イライラしてしまう自分は、冷たいのかな」と思う必要はありません。

 

 

インナーチャイルドが刺激されて、苛立ちという形であふれ出す

 

インナーチャイルドとは、子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想いのことです。

 

子どもの頃、素直に甘えることを許されなかったり、甘えると迷惑がられたりした経験は、インナーチャイルドとして心の奥に残り、大人になって自分の子どもに甘えられた瞬間、無意識のうちに苛立ちとして込み上げてきます。

 

頭では「甘えたい年頃だから当然」とわかっていても、そのインナーチャイルドが刺激されて、感情の方が先に「面倒」「うっとうしい」と反応してしまうんです。

 

子どもの甘えに苦しくなるとき、実はあなた自身が甘えられなかった寂しさが、そっと触れられていることもあるんですね。

 

 

私の体験談:甘えることが「怒られる」と結びついていた子ども時代

 

実際、私自身にも、こんな経験があります。

 

余裕がない母に甘えたりすると、うっとうしそうにされたり、冷たくされたりことがありました。

 

 

甘えて差し出した手を、「今忙しいの!」と冷たく振り払われた時の、心がぎゅーっとなる感じ

 

よく覚えています。

 

 

だから次第に、甘えることは「嫌がられる」に繋がる、危険な行為なんだと学んでいったんです。

 

そして素直に甘えられなくなっていきました。

 

 

子育て中、息子に何度も甘えられるたびに、当時は「面倒だな」という気持ちが先に立ってしまい、そんな自分に、罪悪感を覚えることが何度かありました。

 

「甘えることは、相手を困らせる」「嫌がられる」という子ども時代の思い込みが、刺激されていたんです。

 

 

今思えばね、当時の母も、自分のことで精一杯で、余裕がなかったんだと思います。

 

ただ、その頃の私にとっては、「甘えたら嫌がられる」という感覚だけが、はっきりと心に刻まれていきました。

 

 

ここからは、このイライラが、あなたの中に具体的にどう残っているかを見ていきますね。

 

 

そのイライラは、あなたの中にどう残っているか

 

子どもの頃「甘えることを受け入れてもらえなかった」経験を繰り返すと、それが心の奥にインナーチャイルドとして残っていきます。

 

今のあなたを苦しめているイライラも、実はそこから来ているのかもしれません。

 

たとえば、こんなふうに・・・

 

 

【子どもの頃】

甘えたい時に、「もう〇歳なんだから」「そのくらい自分でやりなさい」「甘えん坊は恥ずかしいよ!」などと、甘えを恥ずかしいことのように扱われた。

 

【今】

子どもが「抱っこ、抱っこ」とせがんでくると、体の奥がすっとこわばって、「もう甘えなくていいのに」という言葉が、口に出す前に頭の中でこだまする。

 

→ 「甘えるのは恥ずかしいこと」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

【子どもの頃】

泣いたり甘えたりすると、周りの大人から「面倒くさい子」という空気を出された。

 

【今】

子どもに何度も呼ばれたり求められたりすると、胸の奥がザワザワして、「面倒だな」という気持ちが強く湧いてくる。

そのすぐ後、そんな自分に気づいて、みぞおちのあたりがぎゅっと縮むような罪悪感に襲われる。

 

→ 「甘えると面倒くさがられる」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

あなたが子ども時代に、甘えるたびに感じていた「これ以上甘えたら、嫌がられる」という緊張感と、今、子どもに求められた瞬間に走る、あの一瞬身構えるような感覚に、何かつながりはありませんか。

 

つまり、子どもの甘えにイライラしてしまうのは、あなたが冷たいからでも、愛情が足りないからでもありません。

 

子どもの頃から積み重なってきた、インナーチャイルドからのサインなんです。

 

 

子どもの甘えにイライラしないために、できること

 

理由がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。

 

具体的に見ていきますね。

 

 

「甘え待ち時間」を、先に少しだけ確保しておく

 

イライラが爆発しやすいのは、余裕が完全にゼロになってから甘えられた時です。

 

家事の合間に、5分だけでも先に子どもを「ぎゅーする時間」を作っておくと、そのあとの「ちょっと待って」が言いやすくなります。

 

 

イライラが来たら、「今、あの頃が出てきてる」と気づくだけでいい

 

「面倒だな」という気持ちが湧いた瞬間、その気持ちを打ち消そうとしなくて大丈夫です。

 

「あ、今、あの頃の感覚が出てきてるんだな」と、心の中でつぶやいてみてください。

 

それだけで、感情に飲み込まれる感覚が、少し和らぎます。

 

 

根本から変えるには、インナーチャイルドと向き合うこと

 

小さな工夫だけでも変化は起きますが、根本から「甘えへのイライラ」を手放すには、あなた自身の中にある「甘えてはいけない」というインナーチャイルドと向き合うことが近道です。

 

向き合うといっても、難しく考えなくて大丈夫です。

 

 

子どもに甘えられてイライラが込み上げてきた瞬間、それを抑え込もうとせず、「今、あの頃甘えられなかった自分が出てきているんだな」と、自分自身で気づいてあげる。

 

たったそれだけでも、心が少しずつゆるんでいきます。

 

 

過去の傷が癒えていくと、子どもに甘えられても、以前ほどイライラしなくなっていきます。

 

 

とはいえ、長年積み重なってきた感情に、自分ひとりで向き合うのは、決して簡単なことではありません。

 

つらい記憶に向き合うことに、怖さや不安を感じるのは、当然のこと。

 

だからこそ、専門家の力を借りれば、一人で抱え込むよりも、ずっと早く前に進んでいけます。

 

 

まとめ

 

ここまで子どもの甘えにイライラしてしまう理由についてお伝えしてきましたが、そのイライラを一気になくすのは、簡単なことではありません。

 

なぜなら、そのイライラの奥には、子ども時代から積み重ねてきたインナーチャイルドがあるからです。

 

「早くイライラしなくなりたい」と焦りすぎると、イライラしてしまう自分をまた責めてしまい、悪循環になりかねません。

 

甘えにイライラしてしまう自分も、それを責めてしまう自分も、まずはそのまま受け止めてあげてください。

 

大丈夫、そのイライラは、少しずつ確実にゆるんでいきます。

 

焦らなくて大丈夫、あなたのペースで変わっていけるはずです。

 

 

 

こんな願いはありませんか?

・子どもの甘えを、素直に「かわいい」と感じられるようになりたい。
・イライラしてしまう自分を、もう責めたくない。
・根本から、この苦しさを手放したい。
・子どもと、もっと穏やかな時間を過ごしたい。

・なぜ自分はこうなってるのか、わかるようになりたい。

 

私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは、あなたの満たされなかった想いや痛みに寄り添いながら、インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていきます。

 

興味がある方はこちらをご覧ください。

 

 

 

もっと詳しく知りたい方へ。

 

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