叱られすぎて育った子の特徴と自己肯定感を取り戻す方法

 

「子どもの頃、厳しく叱られてばかりだったせいか、いつも自分にダメ出ししてしまう」

 

「自分の子どもにも、気づくと同じようにしてしまってる……そんな自分が嫌になる」

 

そんな気持ち、抱えていませんか?

 

 

でもね、今この記事を読んでいるということは・・・

 

その連鎖を、自分の代で終わりにしたいという気持ちがあるんだと思います。

 

 

この記事では、同じような経験を乗り越えてきた私が、15年にわたる3000件以上のヒーリングセッションの経験もふまえながら、こんなことをお伝えしていきます。

 

 

- 叱られすぎて育った経験が与える心理的影響について
- その影響から自分を解放する具体的な方法
- 次の世代に同じ思いをさせない子育ての実践法

 

 

どうぞ一人で抱え込まないでください。

 

適切なケアと向き合い方を知ることで、少しづつでも変わっていけるはずです。

 

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

 

叱られすぎて育った子ども、どうなる?

 

叱られすぎて育った経験は、大人になってからの行動や考え方に大きく影響します。

 

その影響を理解して、適切にケアしていくことで、自分自身への理解が深まります。

 

すると何者にも縛られない、自分らしい自由な人生を築いていけるようになっていくんです。

 

 

ここではまず、叱られすぎて育つことでどんな影響が出るのか、その心理的な仕組みについて詳しくお伝えしていきますね。

 

 

自己肯定感が下がって、完璧主義になりやすい

 

幼い頃にひどく叱られ続けると、「これくらいできて当たり前」「もっと頑張らなきゃ」という思考パターンが、いつの間にか自分の中に根付いてしまいます。

 

なぜそうなるのか。

 

背景には、こんな仕組みがあります。

 

 

① 承認欲求が強くなる

叱られないように、いつも周りの期待に応えようとする癖がついてしまう。

その結果、他人の評価を過度に気にするようになり、「人からどう思われるか」で自分の価値が決まると思い込んでしまうんです。

 

 

失敗が怖くなる

ちょっとしたことでも強く叱られた経験があると、失敗を極端に怖がるようになります。

「完璧にできない」と感じると、新しいことに挑戦する一歩が踏み出せなくなってしまうこともあります。

 

 

「自分はダメだ」という刷り込み

叱られることが繰り返されると、「自分はダメな人間だ」という感覚心の奥底に刷り込まれてしまいます。

これが「完璧じゃないと認められない」という思い込みをどんどん強化してしまうんです。

 

 

特に職場では、こうした完璧主義的な傾向が出て、苦しくなることがあります。

 

「報告書に少しでもミスがあってはいけない」「周りに迷惑をかけてはいけない」

 

そんな強迫的な思いに駆られて、常に緊張した状態になってしまうんですね。

 

低い自己肯定感と完璧主義は、ストレスを大きくする要因になります。

 

 

些細なミスを極端に恐れてしまう

 

叱られすぎて育った人は、小さなミスに対して「ビクッ」とするような強い不安や恐れを感じやすいです。

 

これは、「ミス=強く叱られる」という条件付けが、幼い頃に作られてしまったから。

 

こうした心理的な影響は、日常生活のあちこちに顔を出します。

 

 

何度も確認してしまう

LINEやメールを送る前に何度も読み返したり、終わった作業を繰り返し見直したり。

「どこかミスがあるんじゃないか」という不安が、ずっと頭から離れません。

 

 

① 決断を先延ばしにしてしまう

「間違えたら怖い」という気持ちから、大事な決断をずるずると後回しにしてしまうことも。

慎重に考えているうちに、かえってストレスが膨らんでしまうんですよね。

 

 

② 人の顔色が気になりすぎる

相手のちょっとした表情の変化に過敏になって、「怒ってるんじゃないか」と必要以上に不安になります。

これが人間関係での緊張感や疲労感につながりやすいです。

 

 

③「ちょっとしたミスを指摘されただけなのに、どうしてこんなに心臓がバクバクと動揺してしまうんだろう」

 

そう感じる方も多いかもしれません。

(私もそうでしたよ)

 

それは、過去の経験が今の反応パターンに影響しているからなんです。

 

 

親からの過度な叱責が及ぼす長期的影響

 

親から強く叱られ続けた経験は、大人になってからの人間関係、そして社会生活にまで影響を与えることがあります。

 

これは、幼い頃の経験が脳の発達や感情をコントロールする仕組みに深く関わっているからなんです。

 

長期的にはどんな影響が出るのか、よくあるパターンをお話しします。

 

 

① 自分の意見が言えなくなる

叱られないように、自分の気持ちを抑え込む癖が身についてしまいます。

「ありのままの自分でいていいの?」という窮屈さを、ずっと感じているかもしれません。

 

 

② 必要以上に責任を感じてしまう

「周りの人が不機嫌なのは、自分のせいかも」と過度に心配してしまうことも。

相手の感情に、自分が責任を感じてしまうんです。

 

 

③ 感情のコントロールが難しい

ストレスがかかると感情が不安定になりやすい。

怒るべきところで怒れなかったり、急に悲しみが溢れてきたり、突然イライラが爆発したりなど、感情をうまく扱えないと感じることがあります。

 

 

「どうして人の目がこんなに気になるんだろう」「なぜ思ったことを素直に言えないんだろう」

 

そんなふうに悩んでいたとしたら、それは性格のせいじゃなくて、過去の経験の影響なんです。

 

叱られすぎた経験を持つ大人の特徴と理解

 

叱られすぎて育った経験は、大人になってからも行動や感情に大きな影響を与えます。

 

その特徴を理解することが、自分自身への理解を深める第一歩になりますよ。

 

 

感情が突然コントロール不能になってしまうのはなぜ?

叱られすぎた経験を持つ大人が感情をうまくコントロールできないのは、幼い頃からの「感情を抑える習慣」が関係しています。

 

「怒られるのが怖くて、自分の本音をずっと押し殺してきた」という経験を持つ方は少なくありません。

(ううう、ほんと、私もそうでした!)

 

そういう方々には次のような特徴が見られます。

 

 

今の自分の感情がわからない

気持ちを素直に表に出す経験が少なかったため、「今自分が何をどう感じているか」がぼんやりとしてしまいます。

 

 

感情が急に大きく揺れる

ちょっとしたことで感情が爆発したり、自分でも「なんでこんなに反応したんだろう」と驚くことも。

長年抑え込んできた感情が、行き場をなくして溢れ出てしまうんですよね。

 

 

③ 感情を出すことに罪悪感がある

「迷惑をかけたくない」「わがままだと思われたくない」という気持ちから、感情を素直に表現することに強い罪悪感を持っているかもしれません。

 

 

日常では「子どもが泣いていても叱り続けてしまう」「夫婦の些細な言い合いが大きな喧嘩になる」という形で出てきやすいです。

 

 

人間関係で感じる、じわじわとした生きづらさ

 

叱られすぎた経験を持つ人は、人間関係において特有の悩みを抱えていることが多いです。

 

「相手の機嫌をいつも気にしてしまう」「本音を言えない」

 

そんな悩み、心当たりありませんか?

 

具体的には、次のような特徴が見られます。

 

 

① 気を遣いすぎて疲れる

相手の反応を過剰に心配して、常に「気に障ったかな?」と不安になります。

これは叱られた経験から身についた、自分を守るための反応なんです。

 

 

断れない

からの頼みを断ることが苦手で、自分の限界を超えても無理をしてしまいます。

幼い頃に親の言うことを聞くように強要された経験がこの傾向に影響していることがあります。

 

 

③ 本音を言えない

「本当の自分を見せたら、どう思われるだろう」という不安から、表面的な関係に留まりがちになります。

「本当の友達って、自分にいるのかな」と感じてしまうこともあるかもしれません。

 

 

こうした特徴は、職場での人間関係や友人関係、パートナーとの関係、家族関係など、さまざまな場面で影響し、生きづらさの原因となります。

 

 

子育てに対する特有の不安

 

叱られすぎて育った人が自分の子どもを育てるとき、特有の不安や迷いが出てきます。

 

自分の育ち方が子どもに影響するんじゃないかと、強く意識するからなんですよね。

 

具体的には、次のような不安を抱えていることが多いでしょう。

 

 

① 親と同じことを繰り返してしまう不安

親と同じ叱り方をしてしまっている」という強い不安。

この不安があると、子育てにおいて迷うことが多くなります。

 

 

叱り方がわからない

過去の叱り方が良くなかったとわかっていても、じゃあどうすればいいのか、何が正解なのかがわからなくなります。

 

 

感情が勝手に暴走することへの不安

子どもの行動に対して必要以上に感情的になってしまうんじゃないかという不安を抱えています。

自分の感情コントロールに自信がないのです。

 

 

子育ての日々の中では、「子どもを叱るべき場面で適切に叱れない」「逆に感情的になりすぎてしまう」というように、両極端になりやすいのです。

 

でもこうした不安や迷いは、多くの親が経験するものです。

 

決して特別なことではありません。

 

 

専門家が教える心の傷の癒し方と対処法

 

叱られすぎて育った経験による心の傷は、適切なケアと向き合い方で癒していくことができます。

 

心の傷は「過去の出来事」ではなく、「今の自分との関係性」なんです。

 

だからこそ、今からでも変われる。

 

ここでは、具体的な癒し方と、子育てにおいて新しい関係性の築き方についてお伝えしていきますね。

 

 

自分の中の「叱られすぎて傷ついた子ども」に寄り添う

心の傷を癒すには、まず自分の中にいる「叱られすぎて傷ついている子ども」の気持ちに寄り添うことから始めましょう。

 

 

「どうしてあんなに叱られたんだろう」「あの言葉はきつすぎる」「ほんとはもっと優しく接してほしかった」

 

 

そんな想いがずっと心の奥にくすぶっていませんか?

 

それを決して否定しないでほしいんです。

 

 

寄り添い方としては、次の3つのステップを意識してみるのがオススメです。

 

 

ステップ① 感情を観察する

子ども時代の自分をイメージして、怒りや悲しみ、不安など、どんな感情が湧いてくるかをただ観察してみましょう。

 

 

ステップ② 受け止める

出てきた感情を「そう感じて当然だよね」と受け止めて、子どもの自分に「つらかったね」と声をかけてあげます。

 

 

ステップ③ 距離感を調整する

感情が強すぎる場合は、一度深呼吸して「今の私は大丈夫、安全だよ」と言い聞かせましょう。

逆に何も出てこない場合は、焦らず、子ども時代の自分のそばにいてあげるだけでいいです。

 

 

すぐうまくいかなくても大丈夫。

 

地道に続けることが、心の回復につながります。

 

理由なく叱られた記憶との付き合い方

 

理由なく叱られた記憶は、現在の自分を縛る「無意識の足枷」となっていることがあります。

 

「何か失敗したらまた叱られるんじゃないか」

 

そんな不安から、新しいことに挑戦できなくなっている方もいるかもしれません。

 

こうした記憶との健全なつきあい方として、以下の3つの対処法がオススメです。

 

 

① 記憶を整理する

いつ、どんな状況で叱られたのか、できる範囲で思い出してみましょう。

無理に掘り起こす必要はないです。

できる範囲で大丈夫。

 

 

② 今と過去を区別する

「あれは過去の出来事。今の自分は安全な場所にいる」と、確認してあげましょう。

 

 

③ 別の見方をしてみる

その経験から自分が身につけた強さや思いやりなど、ポジティブな側面に目を向けてみることも大切です。

 

 

記憶との向き合い方を変えることで、その出来事に振り回されない状態を整えていくことができます。

 

 

自己肯定感を取り戻すためのステップ

自己肯定感は、日々の小さなことから少しずつ育てていくことができます。

 

完璧でなければならない」という思い込みから解放されること、それが最初の一歩です

 

無理のない範囲で、以下のようなことから始めてみてください。

 

 

自分を認める練習

毎日、小さなことでも自分を褒める時間を作ります。

失敗してもそこから学べたことを認めてあげましょう。

 

 

自分を大切にする練習

自分の気持ちや価値観を大切にし、必要な時には「ノー」と言えるようになりましょう。

 

 

自分に優しい言葉をかける練習

自分を責める声が湧いてきたら、そのことに気づいて、もっとやさしい言葉に変えてみましょう。

「あなたはよくやってるよ」って。

 

 

焦らなくて大丈夫。

 

自己肯定感は、一歩ずつ取り戻していけるものですから。

 

 

子育てで大切にしたい3つのこと

 

親からのネガティブな連鎖を断ち切り、健全な親子関係を築いていくためには、自分らしい新しいを模索していくことが大切です。

 

「自分の親のようになってしまうんじゃないか」という不安を抱えている方も多いかもしれません。

 

その不安、よくわかります。

 

私も父親からひどく叱られて育ったので。

 

 

大丈夫、あなたは一人ではありません。

 

子育てにおいては次の3つのポイントを意識することで、親からの影響を乗り越えていきましょう!

 

 

① 子どもの感情を受け入れること

子どもの感情表現を否定せず、まずは受け止めることを心がけましょう。

たとえ理解できない感情でも、その子なりの理由があると考えてみてください。

 

 

② 安心して失敗できる関係を作る

叱るときも、行動だけを指摘して人格を否定する言葉は使わないようにしましょう。

「ダメな子」じゃなくて「その行動がよくなかったね」など。

子どもが安心して失敗できる環境が、自己肯定感を育てます。

 

 

③ 努力のプロセスを認める

できたことを具体的に褒めて、結果だけじゃなくてチャレンジした姿勢も認めてあげましょう。

完璧を求めすぎない。それだけで、子どもの心はずいぶん変わります。

 

 

こうしたことを続けることで、子どもの心が健やかに育っていく環境を作ってあげられますよ。

 

まとめ:子ども時代の傷から、新しい親子関係を築くまでの道筋

 

今回は、幼少期の厳しく叱られ続けた影響で心に不安を抱えている方に向けて、

 

- 叱られすぎて育った経験が及ぼす心理的影響
- 自己肯定感を取り戻すための具体的なステップ
- より良い親子関係を築くためのアプローチ

 

上記について、同じような経験を乗り越え、ヒーラーとして多くの方をサポートしてきた筆者の体験を交えながらお話してきました。

 

 

幼少期の叱られすぎた経験は、完璧主義や自己否定的な思考パターンを生み出すことがあります。

 

でもそれは、一生消えないものじゃないんです。

 

ケアの仕方を知ることで、少しずつ確実に癒やしていける。

 

 

まずは、自分の中にいる「叱られ続けた子どもの自分」に、やさしく寄り添うことから始めてみませんか?

 

 

たとえば明日の朝、鏡の中の自分に「よく頑張ってるよ」と一言かけてみてください。

 

その小さな一歩が、確かな変化のはじまりになります。

 

 

どうしても一人では扱いきれないほど不安が大きいときは、専門家に相談することをためらわないでくださいね。

 

あなたの新しい一歩を、心から応援しています。

 

 

 

 

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