
「ママ!ママ!ママ!」
一日中、何度も何度も呼ばれる。
トイレに行く時も。
家事をしている時も。
スマホをちょっと見ただけでも。
「ママ、見て!」「ママ、こっち!」「ママ、ママ、ママ!」
正直、うるさいって思ってしまう。
そう感じてしまう自分に、ちょっと引いていませんか?
「可愛いはずの我が子なのに、なんでこんなにイライラしちゃうんだろう」
「うるさいなんて思うなんて、私、母親失格かも」
そんなふうに、自分を責めてしまうこと、ありますよね。
でもそれは、あなただけじゃありません。
2歳前後の「ママママ攻撃」に、しんどさを感じる母親は、本当にたくさんいます。
私はインナーチャイルドヒーラーとして3,000件以上のセッションをしてきました。
その中で、「子どもに呼ばれ続けるのがつらい」「うるさいと感じてしまう自分が嫌だ」という声を、たくさん聞いてきたんです。
そして見えてきたのは、この「うるさい」という感情の奥には、単なる疲れだけじゃなく、お母さん自身の心の状態が深く関わっているということ。
<この記事でわかること>
・2歳児が「ママ」を連呼する本当の理由
・「うるさい」と感じてしまう自分の心の仕組み
・インナーチャイルドの視点から見た、この感情の正体
・今日からできる、具体的な向き合い方
今感じているしんどさや罪悪感が、少しでも軽くなったらと思っています。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
この記事の目次
「ママ!」がうるさいと感じるのは、あなただけじゃない
「うるさい」だなんて、我が子に対して思うことじゃない。
そう思えば思うほど、自分を責めてしまいますよね。
でも、まずはその気持ちを、そのまま認めてあげてください。
一日中呼ばれ続ける母親のリアル
朝起きた瞬間から、「ママ」。
ご飯を食べている時も、「ママ、見て」。
トイレに一人で入る隙もなく、ドア越しに「ママー!」。
夜、寝かしつけた後にやっと一息つこうとした瞬間にも、「ママ…」。
こんな毎日が続けば、どんなに子どもを愛していても、心がすり減っていくのは当然なんです。
「ママ」という言葉を、1日に何百回聞いているんだろう。
そう数えたくなる日も、あるかもしれません。
しかも、2歳児の「ママ」は、たいてい一つのトーンじゃありません。
甘えるような「ママぁ〜」もあれば、要求するような「ママ!」もあり、癇癪まじりの「ママーーー!」もある。
そのたびに、こちらの神経も一緒に引っ張られてしまう。
これは、単なる「音がうるさい」という話じゃなくて、感情の波に何度も付き合わされる疲労もあるんです。
「うるさい」と思ってしまう自分への罪悪感
「あんなに可愛い声で呼んでくれているのに、うるさいと思うなんて」
そんなふうに、自分を責めてしまう気持ち、よくわかります。
でもね、「うるさい」と感じることと、子どもを愛していないことは、まったく別の話!
感情は、ただの反応。
コントロールできるものじゃありません。
「うるさい」と感じてしまう自分を、まずは責めないであげてください。
実は多くの母親が同じことを感じている
私がセッションで出会ってきたお母さんたちも、最初はみんな遠慮がちに話し始めます。
「こんなこと言っていいのかわからないんですけど…」
でもね、話を聞いていくと、こんな本音がたくさん出てくるんです。
・「ママって呼ばれ続けると、頭がおかしくなりそうになる」
・「一人でトイレにも行けなくて、限界を感じる」
・「可愛いはずなのに、うるさいと思ってしまう自分が嫌」
・「無視したい衝動と戦っている」
こうした想いを、本当に多くのお母さんが抱えているんです。
あなたが特別におかしいわけじゃありません。
なぜ2歳児は「ママ」を連呼するの?知っておきたい理由
「でも、どうしてこんなに『ママ』ばかり呼ぶんだろう」
そう疑問に思うこと、ありますよね。
まずは、子どもの側にどんな理由があるのかを知っておくと、少し気持ちがラクになります。
後追い・分離不安は発達の自然な過程
2歳前後の子どもにとって、ママは「安全基地」そのもの。
ママの姿が見えないと、不安になってしまう。
だから、姿が見えなくなりそうになるたびに、「ママ!」と呼んで、存在を確認しようとするんです。
これは、わがままでも甘えすぎでもありません。
発達心理学の分野でも、ごく自然な過程として広く知られています。
「ママ」は子どもにとっての安全基地
子どもは、ママという安全基地があるからこそ、安心して外の世界を探索できます。
だから、ちょっと不安になったり、疲れたり、眠かったりするたびに、安全基地であるママを求めて呼ぶんです。
「見て見て」も同じ。
自分がやったことを、大好きな人に認めてほしい。
それは、心が順調に育っている証でもあります。
言葉が「ママ」しか出てこない発達段階
2歳前後は、まだ語彙が少ない時期でもあります。
「かまってほしい」「不安」「疲れた」「眠い」「嬉しい」
本当はいろんな気持ちがあるのに、それをうまく言葉にできません。
だから、全部まとめて「ママ!」という一言に詰め込んで、伝えようとしているんです。
つまり「ママママ」の連呼は、子どもなりの精一杯のコミュニケーションなんですね。
もう少し大きくなって語彙が増えてくると、「ママ、こっち来て」「ママ、抱っこして」というふうに、要求が具体的な言葉に分かれていきます。
そうすると、「ママ」だけを連呼する時期は、実はそう長くは続きません。
今がいちばん、密度の濃い時期なんだと思うと、少しだけ見え方が変わるかもしれません。
「うるさい」と感じてしまう本当の理由
子どもの理由がわかっても、「うるさい」という気持ちがすぐに消えるわけじゃありませんよね。
それには、もう一つ別の理由が隠れていることが多いんです。
疲労とワンオペが余裕を奪う
まず単純に、疲れがたまっていると、どんな音にも敏感になります。
睡眠不足が続いている。
自分の時間が全くない。
誰にも頼れない孤独感の中で、一人で対応し続けている。
こんな状態なら、可愛い我が子の声にすら、うるさいと感じてしまって当たり前なんです。
慢性的な疲労は、確実に感情の余裕を奪います。
自分の声を聞いてもらえなかった経験が反応している
そして、ここが一番大切なポイントです。
「うるさい」と強く感じてしまう背景には、あなた自身の幼少期の経験が関わっていることがあります。
たとえば、
・自分の気持ちを聞いてもらえなかった子ども時代
・「自分の時間」というものを持たせてもらえなかった経験
・誰かに常に気を遣って、自分を後回しにしてきた記憶
こうしたインナーチャイルド<子ども時代の心の傷や満たされなかった想い>があると、「常に誰かに求められる状態」そのものに、過剰に反応してしまうことがあるんです。
「私の時間や気持ちは、大事にされてこなかったのに・・・」
そんな古い感覚が、子どもに呼ばれ続ける今の状況と重なって、疼いてしまう。
これは、あなたが冷たい母親だからじゃありません。
あなた自身が、癒しを必要としているサインでもあるんです。
私自身の体験談
実は私も、子どもの頃「ママ、ママ」と母を呼んで後追いしていました。
でもね、冷たく、邪険に扱われることが多かったんです。
呼んでも、ちゃんと見てもらえない。
エプロンを掴んだ手を何度も払われる。
夫婦仲が悪かったせいなのか、母は余裕がなかったんでしょうね。
でも、親の事情なんて幼い私にはわからない。
そんな経験が、私の中にインナーチャイルドとして残っていました。
だからこそ、幼い息子が「ママ、ママ」と呼び続けてくると、イラッとしてしまうことが正直ありました。
でも、その都度、湧いてきたインナーチャイルドと感情をちゃんと見つめて、消化するようにしていたんです。
そして今は、もうまったくイライラしません。
まぁ、もう息子は高校生ですしねー。
あの「ママ、ママ」の日々は、もうすっかり懐かしい思い出です。
「ママママ」攻撃と上手に付き合う具体的な方法
ここからは、「うるさい」という気持ちと、実際にどう付き合っていけばいいか、具体的な方法をお伝えします。
一旦返事だけして、少し待ってもらう練習
すべてに完璧に応じようとしなくて大丈夫です。
「呼ばれたら、すぐ全部対応しなきゃ」と思うほど、余裕がなくなっていきます。
「ママ、聞いてるよ。ちょっと待ってね」
そう一言返事だけして、少し待ってもらう練習をしてみてください。
最初は泣かれることもあるかもしれません。
でも、少しずつ「待つ」という経験を積み重ねることも、子どもにとって大切な学びになります。
タイマーを使って「あと1分待ってね」と具体的に伝えるのも効果的です。
見通しが持てるだけで、子どもなりに安心して待てることが増えていきます。
一人の時間を意識的に確保する
「うるさい」と感じてしまう原因の一つは、自分自身が満たされていないことです。
たとえ5分でもいいので、一人になれる時間を意識的に作ってください。
・子どもが起きる前に、少しだけ静かな時間を作る
・パートナーや家族に短時間だけ預ける
・イヤホンで好きな音楽を聴きながら家事をする
「そんな時間、取れない」と思うかもしれません。
でも、あなたが心身ともに疲れ果ててしまったら、子どもにとっても良くないんです。
自分を満たすことは、わがままじゃなくて、最優先の必要なケアです。
インナーチャイルドと向き合うと、反応が変わる
そして、根本的に「うるさい」と感じる反応を和らげたいなら、インナーチャイルドと向き合っていくことが力になります。
「私の時間や気持ちは大事にされない」という古い思い込みが緩んでいくと、同じように呼ばれても、心の反応そのものが変わっていくことがあるからです。
古い思い込みが緩んでいくほど、「うるさい」という感情に飲み込まれる頻度は、少しずつ減っていきます。
実際、私自身も、イラッとするたびにそのインナーチャイルドと感情を見つめて消化することを続けていくうちに、「ママ」と呼ばれることに振り回されることはなくなっていきました。
・一刻も早く感情の波を穏やかにしたい。
・子どものためにも元に戻らない変化をしたい。
・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間を増やしたい。
・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。
・なぜ自分はこうなってるのか、わかるようになりたい。
私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは
- あなたの幼少期の経験を丁寧に振り返る
- 満たされなかった想いや痛みに寄り添う
- インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていく
- 親から受け継いだパターンに気づく
- 自分らしい子育てを見つけていく
こうしたプロセスをサポートしています。
興味がある方はこちらをご覧ください。
まとめ:「うるさい」と感じるあなたは、ちゃんと頑張っている
「ママ、ママ」と呼ばれ続けて、うるさいと感じてしまう。
それは、あなたが冷たい母親だからじゃない。
毎日、精一杯子どもと向き合っているからこそ、疲れが溜まっているだけなんです。
そして、その感情の奥には、あなた自身の満たされなかった想いが隠れていることもあります。
それは、あなた自身が癒しを必要としているサインでもあるんです。
私も、あなたと同じように、子どもに呼ばれ続けてしんどくなった時期がありました。
それでも、少しずつ自分の内側と向き合うことで、気持ちはちゃんと軽くなっていきます。
完璧なお母さんじゃなくて大丈夫。
「うるさい」と思ってしまう日があっても、あなたはちゃんとお母さんしています。
「ママ」と呼ばれる日々は、思っているよりずっと短い期間です。
今はしんどくても、その声を、後から懐かしく思い出す日がきっと来ます。
だからこそ、今のあなたが、少しでも心に余裕を持てるように、無理せず自分を労わってあげてください。
あなたの子育ての毎日が、少しでも穏やかなものになりますように!
心から応援しています。
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