知っておきたい!【子育てがうまくいかない】と感じる親の心理

 

・子どもが言うことを聞かない

 

・子どもにはいつも笑顔でいたいのにイライラしてしまう

 

・他のお母さんと比較して落ち込んでしまう

 

 

ああ、なんで子育てってうまくいかないんだろう

 

そうやってぐるぐるして、疲れてしまうことはありませんか。

 

子育てがうまくいくように、本を読んだりネットで情報収集しても、なかなかうまくいくようにならない時は、子育てがうまくいかない根本原因から解決法を探ってみるといいかもいれません。

 

 

ここでは、子育てがうまくいかない根本原因と解決法をお伝えしたいと思います。

 

子育てがうまくいかないって感じるのはどんな時?

 

 

みなさんは子育てがうまくいかないと感じる時はどんな時ですか。

 

 

私も(子育てがうまくいかない)と感じる時はたまにあります。

 

去年は、定期テスト前に中学生の息子につきっきりで英語を教えても、平均点以下の点数をとってくる時に、うまくいかないなーとよく感じていました。

 

 

みなさんはいかがでしょうか。

 

 

<例>

・子どもがいうことを聞かない

 

・子どもが反抗的

 

・普通に話したいのに、子どもがすねたりいじけたりしてしまう

 

 

例のように、子どもが原因でうまくいかない、と感じることもあるでしょう。

 

 

また、母親としての自分自身がうまくやれない、と感じることもあると思います。

 

 

<例>

・子どもにはいつも笑顔で接したいのに、ついきつく言ってしまう

 

・怒鳴らないって決めたのに、また怒鳴ってしまった

 

・子どもをうまく導きたいのに、できない

 

 

もしくは、子どもにもうまくいかないと感じる、自分にもうまくいかないと感じる、という両方かもしれません。

 

 

以前の私は、英語の点数をとれない息子を見て、「子育てってうまくいかない」、と感じたし、また息子が英語の点数をとれるように教えられない自分に対して、「子育てってうまくいかない」、とも感じていました。

 

子どもがいうことを聞かないなら、『いうことを聞かない子ども』とともに、『子どもがいうことを聞くようにうまく育てられない自分』に対しても、うまくいかないなーと感じることも多いのではないかと思います。

 

子育てがうまくいかないという想いの裏側にあるもの

 

人それぞれ、子育てがうまくいかない、と感じる場面は違うと思います。

 

 

反抗的な子どもについ怒鳴ってしまう時に、うまくいかないと感じるママもいる。

 

反対に反抗的な子どもに言いたいことを言えず、愛想笑いを浮かべてしまう時に、うまくいかないと感じるママもいます。

 

 

外で遊んでばかりの子どもに、なんでうちの子は勉強しないんだろう、とうまくいかなさを感じるママもいる。

 

反対に勉強ばかりの子どもに、子どもは外でたくさん遊ぶべきなのに、とうまくいかなさを感じるママもいます。

 

 

でも『うまくいかない』と感じるシチュエーションはそれぞれ違っても、子育てがうまくいかない、という想いの裏側には共通するものがあります。

 

 

それは、『期待』です。

 

『期待』があればあるだけ、うまくいかない現実を生み出す

 

 

「子どもは言うことを聞くもの」という期待があると、言うことを聞かない子どもに対し、うまくいかないと感じます。

 

また「母親はイライラせず、子どもに優しく接するもの」という期待があると、イライラして子どもに怒鳴ってしまう自分に対し、うまくいかないと感じます。

 

 

それが、「子どもは言うことを聞かないものだよねー、それが普通普通」って心から思えていれば、うまくいかないとは思いません。

 

同じように、「そりゃ母親だって人間だもの、怒鳴ることもあるさ、ガハハ」と心から思えていれば、うまくいかないとは思いませんよね。

 

 

<期待の例>

子どもに対して:
「子どもは好き嫌いせず食べるもの」「勉強はできた方がいい」「子どもは素直に親の言うことを聞くべき」

 

自分に対して:
「母親はイライラして子どもにあたってはいけない」「母親は子どもを賢く育てるべき」「母親は手作りのおやつを子どもに食べさせた方がいい」

 

 

『子どもは◯◯の方がいい』『子どもは◯◯であるべき』『子どもとは◯◯なもの』

 

『母親は◯◯の方がいい』『母親は◯◯であるべき』『母親とは◯◯なもの』

 

 

そんな言葉で表現される期待があればあるほど、その期待が裏切られた時に、「うまくいかない・・・」と感じるのです。

 

 

うまくいかない現実を生み出す期待とは

 

いやいや、子どもや自分に期待することって悪いことじゃないでしょ?って感じる方もいるかもしれません。

 

むしろ期待されない子どもの方がかわいそうじゃん、みたいな。

 

 

そうなんです、うまくいかない現実を生み出す期待と、そうじゃない期待、があるんですね。

 

 

サザエさんのフネを思い浮かべてみてください。

 

 

フネは息子のカツオがテストで悪い点をとってきたからって、「子育てがうまくいかない・・・」と悩んで疲れるように見えますか?

 

見えませんよねー。

 

テストの点数を見て「あらあら、しょうがないわね。」なんて言いながら、短期間で気持ちは切り替わって、(今日の晩ごはんの買い物、どうしようかしら?)なんて考えてそうですよね。

 

かといって、カツオに全く期待していないわけではないと思います。

 

テストでいい点をとってくれば、「あら、よかったわねー」と喜ぶ。

 

 

では悪い点数をとってくる子どもに対して、うまくいかないと悩む人と、フネのような人は何が違うのでしょうか。

 

 

根本原因は不安

 

 

それは『不安』の大きさです。

 

子どもが悪い点をとってくることに対し、子育てがうまくいかない、と感じる人は、不安が大きい人です。

 

子どもが悪い点をとると、将来よくないことが起きそうな気がするというような、漠然とした不安がたくさんあるのです。

 

 

また、『よくないこと』のイメージは人によって違うでしょう。

 

 

悪い点をとると、落ちこぼれて、ニートになってしまう・・・と想像する人もいます。

 

悪い点をとっていると、勉強ができない子になって、いい大学に入れず、就職に失敗する、と想像する人もいると思います。

 

また、悪い点をとっていると、母親失格だと自分が責められる、と感じてしまう人もいるかもしれません。

 

 

その不安を避けるために、『子どもは勉強ができたほうがいい』と期待するのです。

 

 

そして期待が裏切られた時に、不安が一気に押し寄せます。

 

 

そして不安に飲まれて、「どうすればいいの?」「ああしたらよかったの?!」などと思考がぐるぐるします。

 

感情に飲まれたり思考がぐるぐるすると疲れます。

 

んで「子育て、うまくいかない・・・」となるのです。

 

 

フネは不安が少ないのだと思います。

 

カツオが悪い点をとっていても、「この子は大丈夫」って心の底でどっしりと信頼してあげている感じがしませんか。

 

だから余裕があるんでしょうね。

 

不安に気づいて、信頼しよう!

 

 

 

さて、不安が大きいと、不安を感じたくなくて、自分にも子どもにも期待を大きくしてしまいがちです。

 

でも、もし悪い点数をとっていた子どもの成績がよくなったとしても、それでめでたしめでたし、子育てうまくいった、とはいかないのが通常です。

 

もともとの不安が大きいので、不安になる対象が成績から別のもの、反抗的とか、偏食とか、友達が少ない、とかに変わることが多いです。

 

いつまでたっても子育ての問題が終わらない、いつまでたっても子育てがうまくいかない、となるのはそのせいです。

 

 

もしくは上の子の問題は落ち着いたけど、今度は下の子が、とか、子どもとはうまくいくようになったけど、夫婦関係がうまくいかない・・・、とかになっちゃうんですよ。

 

 

なので、子育てがうまくいかない、の根本解決のまず一歩としては、自分の中の不安に気づく、ことです。

 

 

例えば、子どもに好き嫌いが多く、なんとか食べさせようとするけど、うまくいかないので、疲れる・・・というシチュエーションで「子育てがうまくいかない」となっているとします。

 

その裏側に、子どもは好き嫌いなくなんでも食べるもの、という期待があったとします。

 

そしたら、その期待の根っこに不安がないかな、と探ってみます。

 

 

いろんなパターンが考えられるでしょう。

 

 

<例>

好き嫌いしていたら、体が弱くなって、不健康になってしまう

好き嫌いを許していたら、わがままに育ってしまい、友達がいなくなる

自分が好き嫌いをさせる親であることがバレたら、あきれられてしまう

 

 

気づいたら、自分に問いかけます。

 

 

その不安はまだ起こってない未来のこと。

自分の不安が現実化するとは限らない。

もし自分や子どもがどうあっても、大丈夫な将来が約束されているとしたら、どうする?

 

 

 

そう、「自分や子どもがどうあっても、大丈夫」っていうのは、信頼すること、なんですね。

 

 

こういうふうに気づいて問いかけることで、自分の中の不安を信頼に変えていくのです。

 

 

(ああ、自分も子どもも、大丈夫かもしれない)と思えてくると、子育てがうまくいかない、と悩むことが減っていきますよ。

 

 

不安を減らしていきたいなら、インナーチャイルドを扱おう

 

ただ、不安が大きい人は、なかなか不安を減らしていくのは難しいです。

 

不安って自分が思っているより膨大にあるのが普通です。

 

なぜなら、不安の感情ってね、生まれた時からもう、心の中に蓄積してるんです。

 

 

「子どもは好き嫌いなくなんでも食べるもの」という期待から探っていった不安の例を思い出してください。

 

<例>

好き嫌いしていたら、体が弱くなって、不健康になってしまう

好き嫌いを許していたら、わがままに育ってしまい、友達がいなくなる

自分が好き嫌いをさせる親であることがバレたら、あきれられてしまう

 

 

実はこれって、自分自身のオリジナルな考え、というよりは、小さい頃の親や周りの大人からの影響で、思い込んでいることだったりします。

 

私も親からよく言われてました。

 

 

「好き嫌いしたら体が弱くなって病気になっちゃうよ」

 

 

でもね、子どもの頃に好き嫌いがたくさんあった人が、味覚が変わり、自然となんでも食べれるようになることはよくあることです。

 

むしろ、むりやり食べさせられたがために、好き嫌いが強烈になることもあります。

 

 

でも、小さい頃、繰り返し親や周りから言われてきたことって、無意識にインプットされて、絶対そうだ、って思い込まされちゃうんですね。

 

 

そして(好き嫌いがあったらヤバい!)みたいになっちゃう。

 

 

なので、不安を根本的に少なくしていきたい人は、子どもの頃についた思い込みをはずすためにも、インナーチャイルドを扱うのがおすすめです。

 

 

インナーチャイルドって何?と知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

 

 

 

まとめ

 

 

さて、去年は定期テスト前に中学生の息子につきっきりで英語を教えても、平均点以下の点数をとってくる時に、うまくいかないなーとよく感じていた私は、前述した方法で、不安を信頼に変えていきました。

 

 

今、英語の点数をとってなくても、いずれ伸びるかもしれない。

 

まぁ、仮に英語の点数が悪いままだとしても、この子は大丈夫。

 

英語がうまく教えられない私も大丈夫、だって、英語の先生じゃないし。

 

 

そして、自分の中学時代、かなり不安になって、英語の勉強をしていたことが思い出されました。

 

兄が秀才だったのと、親からのプレッシャーを感じて、かなり頑張っていたんだと思います。

 

 

そして、英語の点数が悪くても、息子も私も将来全然大丈夫だとどうする?、と自分に問いかけました。

 

 

すると、(ああ、もう息子に任せよう・・・)、と思えたんですね。

 

 

家族で話し合い、テスト期間中のゲーム機の使用時間の管理や勉強の進行状況のチェックとアドバイスは親がやるけど、そのほかは息子に任せる、となりました。

 

そして子育てうまくいかないなーと感じることもなくなったのです。

 

 

すると不思議なもんで、息子は英語の点数がとれるようになってきたんですよ。

 

 

親が不安を手放し、子どもも自分も信頼することは、ものごとを前向きに変えていく力になるのかもしれません。

 

 

ほら、引き寄せの法則ってあるじゃないですか。

 

 

私も子どもも大丈夫。

 

 

そう思えば思うほど、子育ては大丈夫になっていく。

 

 

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