
もう、全部放り出して、どこかに消えてしまいたい。
子どもの泣き声も、散らかった部屋も、終わらない家事も。
「子育てから逃げたい」
そんな言葉が、頭に浮かんだこと、ありませんか。
(母親なのに、こんなことを思うなんて)
(この子を置いて逃げたいと思う私は、おかしいんじゃないか)
そんなふうに、自分を責めてしまうこと、ありますよね。
大丈夫です。
「逃げたい」と思うことと、実際に大切な子どもを手放すことは、まったく別のことです。
私はインナーチャイルドヒーラーとしてたくさんの子育てに悩むお母さん方に、3,000件以上のセッションをしてきました。
実は私自身、「子育てから逃げたい」と思ったことはあまりありませんでしたが、自分自身と向き合うことから、逃げたいと思ったことは、何度もあります。
自分の中の嫌な部分、認めたくない感情。
そういうものにきちんと向き合うのは、正直しんどいから。
もしかしたら、あなたが感じている「逃げたい」も、子どもそのものからではなく、別のところから来ているのかもしれません。
<この記事でわかること>
・「逃げたい」と思うのは、あなたが弱いからではないこと
・「逃げたい」の本当の正体
・その気持ちとの、本当の向き合い方
・今日からできる、小さな一歩
ひとつずつ、一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
「子育てから逃げたい」と思うのは、おかしいことじゃありません
まず知っておいてほしいのは、「逃げたい」と感じること自体は、何もおかしくないということです。
朝から晩まで、休む間もなく求められ続ける。
自分の時間も、自分の感情を整理する時間もないまま、次から次へと目の前のことに対応し続ける。
そんな状態が続けば、「消えてしまいたい」と思うのは、むしろ自然な反応です。
夜、子どもがやっと寝ついたあとも、明日の家事や予定を考えると、心が休まらない。
テレビをつけても、内容がまったく頭に入ってこない。
そんな夜を、何度も過ごしてきたのではないでしょうか。
それだけ、あなたが毎日、精一杯向き合っている証拠でもあるんです。
とはいえ、「逃げたい」と思うたびに罪悪感に押しつぶされて、しんどい方も多いはず。
ここからは、その「逃げたい」の正体を、もう少し深く見ていきますね。
「逃げたい」の正体は、子どもではないのかもしれません
「この子がいなければ、楽になれるのに」
そんなふうに思ってしまって、余計に自己嫌悪に陥ること、ありませんか。
本当に逃げたいのは、子どもではなく感情そのもの
でも、よく考えてみてください。
あなたが本当に逃げたいのは、子どもという存在そのものではなく、子育ての中で次々と湧き上がってくる、しんどい感情の方なんです。
イライラ、悲しみ、無力感、焦燥感、自己否定感・・・
そうした感情そのものから、目をそらしたくなっているだけなのかもしれません。
では、なぜその感情がこんなにも大きくふくらんでしまうのか。
その理由を、もう少し深く見ていきますね。
その「逃げたい」感情には、インナーチャイルドが関係しています
誰の心にも、自分の子ども時代の感じきれなかった感情や想いが、心の奥にインナーチャイルドとして未消化のまま残っています。
そして子育てを始めると、インナーチャイルドが自分の子どもをきっかけに刺激されて、感情が一気にあふれ出してしまう。
その感情の波があまりに大きいと、感じること自体がつらくて、「もう全部から逃げたい」という思いに変わっていきます。
たとえば、こんなふうに・・・
【子どもの頃】
感情を出すと「わがまま」「面倒な子」として扱われ、自分の気持ちを見ないようにするしかなかった。
【今】
子育てで湧いてくるイライラや悲しみを感じるのが怖くて、その場から離れたい、忙しさの中やスマホに逃げ込みたくなる。
→「自分のネガティブな感情を感じてはいけない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。
【子どもの頃】
「ちゃんとできる子」でいることを求められ、できない自分にはがっかりされた。
【今】
子育てがうまくいかないと「私はダメな母親だ」という自己嫌悪に飲み込まれそうになり、全部から逃げ出したくなる。
→「できない自分には価値がない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。
あなたが子ども時代に感じないようにしてきたものと、今「逃げたい」と思う場面に、何かつながりはありませんか?
「逃げたい」は、あなたのSOSのサイン
つまり「逃げたい」という気持ちは、あなたがダメな親だという証拠ではありません。
心の奥にあるインナーチャイルドからの、正直なSOSのサインなんです。
サインが出ているのに気づかないふりを続けると、心はどんどん疲弊していきます。
でも、サインだと気づけた時点で、もうあなたは変わる準備を始めています。
「逃げたい」気持ちとの、本当の向き合い方
原因がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。
具体的に見ていきますね。
「逃げたい」を我慢して押し込めない
「逃げたい」と感じるたびに、その気持ちにふたをして、無理やり笑顔で頑張り続けようとしていませんか。
でも、感情は押し込めるほど、後でまとめて大きな形で噴き出してきます。
まずは「今、逃げたいくらいしんどいんだな」と、その気持ちをそのまま認めてあげてください。
心の中でつぶやくだけでも構いません。
「逃げたい」と思う自分を否定せずに受け止めることが、最初の一歩になります。
感情の奥にある傷と、少しずつ向き合う
「逃げたい」の奥にある感情に、静かな時間に少しだけ意識を向けてみましょう。
そのとき湧いてくる感情を、体の感覚として感じてみます。
「似たようなことが、自分の子ども時代にもあったかな」と、意識を過去に向けてみてください。
はっきりした記憶でなくても大丈夫です。
胸がきゅっと締めつけられるような、あの感覚に覚えがないか。
そんな小さな手がかりからでも、思い当たることがあれば、その頃の自分に「しんどかったね」「よく頑張ってたね」と、そっと声をかけてあげましょう。
この繰り返しが、「逃げたい」という気持ちの強さそのものを、少しずつ変えていってくれます。
物理的に離れる時間も、ちゃんと作る
内側と向き合うことも大切ですが、実際に少しの時間、子どもと離れることも同じくらい大切です。
一時保育、家族やパートナーへの相談、たった10分の一人の時間。
コンビニまで一人で歩くだけでも、心が少し軽くなることがあります。
頼れるものには、遠慮なく頼ってください。
それは、母親失格だからではありません。
自分を大切にできているから、できることなんです。
我慢を重ねた先に良い子育てがあるわけではなく、あなた自身が満たされていることが、結局は子どもにとっても一番の安心につながります。
まとめ:「逃げたい」と思うあなたは、それだけ頑張っています
「子育てから逃げたい」と思うのは、あなたが弱いからでも、母親失格だからでもありません。
本当に逃げたいのは、子どもではなく、心の奥にたまった、未消化な感情そのものです。
その感情の奥には、あなた自身の子ども時代からの理由、インナーチャイルドがあるのかもしれません。
自分を責めるのではなく、その気持ちにそっと気づいてあげること。
それが、負の連鎖を断ち切る、本当の一歩です。
・一刻も早く感情の波を穏やかにしたい。
・「逃げたい」と思うたびに、自分を責めるのをやめたい
・子どものためにも元に戻らない変化をしたい。
・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間を増やしたい。
・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。
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