
「ママ、嫌い!」
2歳の我が子に、そう言われた瞬間。
(え・・・)
頭が真っ白になって、その日一日、ずっとその一言が頭から離れない。
「頭ではただの成長段階だとわかっているのに、なぜこんなに傷つくんだろう」
そう感じていませんか。
大丈夫です。
それは、あなたが過敏だからでも、弱いからでもない。
私は八神詠子といいます。
インナーチャイルドヒーラーとして、たくさんの子育てに悩むお母さん方に、3,000件以上のセッションをしてきました。
実は私自身も、子どもの頃、母に呼びかけても素っ気なくされることが多く、「自分は求められていないのかもしれない」という気持ちを、ずっと抱えてきた一人です。
だからこそ、母になった今も、子どものちょっとした一言に、想像以上に心が揺さぶられることがあるんです。
<この記事でわかること>
・「ママ嫌い」に傷つくのは、あなただけではないこと
・なぜ、たった一言がこんなにも突き刺さるのか
・その痛みが、あなたの中にどう残っているか
・「ママ嫌い」に振り回されないために、できること
ひとつずつ、一緒に見ていきましょう。
この記事の目次
「ママ嫌い」と言われて傷つくあなたへ
まず知っておいてほしいのは、「たった一言でこんなに傷つくなんて」と、自分を責める必要はないということ。
あなたのその気持ち、おかしくなんてないんです。
こんな瞬間、ありませんか
「ママ嫌い!」と言われた瞬間、笑って受け流したいのに、顔が引きつってしまう。
その日の夜、布団の中で、何度もその一言を思い出してしまう。
「本当に嫌われているのかもしれない」と、不安が止まらなくなる。
他のことでは動じないのに、この一言だけは、なぜか心の奥まで届いてしまう。
「こんなことで傷つく自分は、母親として未熟なんじゃないか」と、余計に自分を責めてしまうこともあります。
それは、自然な成長のサインでもあります
2歳ごろの「嫌い」は、多くの場合、本当に嫌っているという意味ではありません。
自我が育ってきて、「今はこうしたい」「これはイヤ」という気持ちを、初めて言葉にできるようになった証拠でもあるんです。
語彙がまだ少ないぶん、「イヤ」という気持ちが、ぜんぶ「嫌い」という言葉になって出てきてしまう。
でも・・・、頭ではそう理解できても、心が追いつかないことも、もちろんありますよね。
知識として知っていることと、実際にその場で傷つかずにいられることは、また別の話。
ここからは、なぜここまで「ママ嫌い」が突き刺さってしまうのか、その理由を見ていきますね。
なぜ、こんなにも「ママ嫌い」が突き刺さるのか
「たかが子どもの一言なのに」
そう思う一方で、涙が出るほど傷ついてしまう。
それは、あなたの心が過敏だからではありません。
インナーチャイルドが刺激されて、心が「拒絶」に過剰反応してしまう
インナーチャイルドとは、子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想いのこと。
子どもの頃、「自分は求められていない」「愛されていないかもしれない」と感じた経験があると、そのつらさは、インナーチャイルドとして癒されないまま心の奥に残ります。
すると、大人になってから似たような言葉を向けられたとき、そのインナーチャイルドが刺激されて、当時感じた痛みがそのままあふれ出してくるんです。
私の体験談:「求められていない」という古い傷
私自身、子どもの頃、母に話しかけても、そっけない返事しか返ってこないことがよくありました。
「私のことなんて、どうでもいいのかな」
そんな寂しさを、飲み込んで育ったんです。
息子から拒絶するような言葉を向けられると、頭では「ただの成長」とわかっていても、心のどこかで、あの頃と同じ寂しさが顔を出す瞬間がありました。
「求められていない」という古い傷が刺激される仕組み
こうした反応は、あなたの心が弱いからではなく、ちゃんとした理由があります。
かつて満たされなかった「求められたい」という想いが、子どもの何気ない一言によって、再び疼いてしまうんです。
つまり、傷ついているのは「今」だけでなく、「あの頃の自分」でもあるということ。
ここからは、この痛みが、あなたの中に具体的にどう残っているかを見ていきますね。
その痛みは、あなたの中にどう残っているか
子どもの頃「求められていない」と感じる経験を繰り返すと、それが心の奥にインナーチャイルドとして残っていきます。
たとえば、こんなふうに・・・
【子どもの頃】
親に話しかけても、そっけない返事しか返ってこず、「自分はどうでもいい存在」だと感じていた。
【今】
子どもに「嫌い」と言われると、必要以上に落ち込み、何日も引きずってしまう。
→「求められていない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。
【子どもの頃】
機嫌を損ねると、急に距離を置かれ、見捨てられる不安を感じていた。
【今】
子どもがそっけない態度を取っただけで、「嫌われたかもしれない」と過剰に心配してしまう。
→「見捨てられる不安」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。
あなたが子ども時代に感じてきた「求められなかった」感覚と、今、「ママ嫌い」に感じる痛みに、何かつながりはありませんか。
そう、たった一言にここまで傷ついてしまうのは、あなたが悪いからじゃない。
子どもの頃から積み重なってきた、インナーチャイルドからのサインなんです。
「ママ嫌い」に振り回されないために、できること
理由がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。
具体的に見ていきますね。
2歳の「嫌い」は「今はイヤ」の言い換えと知っておく
まずは、「嫌い」という言葉の裏にある意味を、知っておくだけでも違います。
「本当に嫌われた」のではなく、「今、これがイヤなんだ」という気持ちの言い換えなんだと、心のどこかに留めておいてください。
傷ついた自分の気持ちも、ちゃんと認める
そしてね、無理に「気にしない」と思い込まなくて大丈夫。
「今、傷ついたな」と、その気持ちをそのまま認めてあげてください。
気持ちを否定せずに認めることが、必要以上に引きずらないための第一歩になります。
誰かに「今日、こんなことがあってね」と話してみるのも、心を軽くする助けになります。
根本から変えるには、インナーチャイルドと向き合うこと
小さな気づきだけでも少しずつ変化は起きますが、根本から「拒絶の言葉に過剰に傷つく」反応を手放すには、あなた自身の中にある「求められなかった」インナーチャイルドと向き合うことが近道です。
向き合うといっても、難しく考えなくて大丈夫です。
心が揺れた瞬間、それを「なかったこと」にせず、「今、あの頃と同じ気持ちになっているんだな」と、自分自身で気づいてあげる。
たったそれだけでも、心が少しずつゆるんでいきます。
過去の傷が癒えていくと、子どもの何気ない一言に、以前ほど振り回されなくなっていきます。
とはいえ、長年積み重なってきた感情に、自分ひとりで向き合うのは、決して簡単なことではありません。
つらい記憶に向き合うことに、怖さや不安を感じるのは、当然のことです。
だからこそ、専門家の力を借りれば、一人で抱え込むよりも、ずっと早く前に進んでいけます。
まとめ:「ママ嫌い」に傷つくのは、あなたが弱いからじゃありません
2歳の「ママ嫌い」に深く傷ついてしまうのは、あなたが過敏だからでも、弱いからでもありません。
子どもの頃に積み重なった経験が、インナーチャイルドとして今も反応していることが多いんです。
そして、「これはインナーチャイルドの反応なんだ」と気づけたその瞬間から、痛みはもう緩み始めています。
自分を責めるのではなく、自分のインナーチャイルドにそっと気づいてあげること。
それが、「ママ嫌い」に振り回されなくなる、本当の一歩です。
焦らなくて大丈夫、あなたは変わっていける力を持っています。
・子どもの何気ない一言に、振り回されなくなりたい
・「求められていない」という不安から自由になりたい
・親子で、笑い合える関係を築きたい
・元に戻らない変化をしたい
・一刻も早く感情の波を穏やかにしたい。
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