イライラする自分が嫌い

 

なんてことはありませんか。

 

イライラする自分が嫌いなのは、イライラすることによって失敗したり、人間関係が悪化したり、楽しい時間を過ごせなくなったり、何か良くないことが起こりがちからかもしれません。

 

イライラする自分が嫌いだと、イライラしている状態に更に自分を責めるエネルギーが加わって、ますますイライラが増大する可能性があります。

 

今回は、イライラと楽しく付き合える、ちょっとした工夫をお伝えしたいと思います。

 

 

イライラに名前を付ける

まずご自身のイライラに名前を付けます。

 

イライラにエネルギーがあったとしたら、そのエネルギーに合った名前は何だろうかと感じてみて、いくつか候補を挙げてみるようにしてください。

 

般若、というような固有名詞かもしれませんし、

火山、激流など、自然現象を表わす言葉かもしれません。

また、フランソワーズ、というような何かの名前かもしれません。

何も意味がない、ただ音だけをつなげたようななまえかもしれません。

 

なんでもいいので、しっくり感を大事にして、最終的には一つの名前を選んでください。

 

ここではイライラを〇〇と名付けたとしましょう。

 

イライラの〇〇を客観的に見てみる

実際にイライラした時は、イライラの〇〇がイライラしている、というように、客観的にイライラを観察してみましょう。

 

例: うわー、〇〇、めっちゃイライラしている。

   なんか、顔つきが険しくなってきたぞ。

 

そしてイライラの〇〇の動きを実況中継してみましょう。

 

例: 今、〇〇のイライラレベルが上がってきました、今、3から5になりました。

   〇〇、イライラしすぎで、無性に甘いものが食べたくなってきました。

   甘いものでも餡子系が食べたいようです。

 

深刻になりすぎず、他人事のように面白く表現してみる方が客観的になれていいでしょう。

 

イライラの〇〇と会話してみる


次にイライラの〇〇を実際の人物であるかようにイメージして、イメージの中で挨拶して会話を試みてください。

会話を試みるときは、イライラが落ち着き、心が安定しているときがよいでしょう。

 

〇〇はさっきはなんであんなにイライラしてたの?

〇〇はどうしていつもイライラしてるの?

 

と問いかけてみるのもいいと思います。

 

イメージの中で〇〇が「自分ばっかり損してずるい!」などと言ってきたように感じたとします。

 

そしたら、「どうしてそう思うの?」、「どんなことが損だと思うの?」などと、会話のキャッチボールをして、イライラの〇〇の想いを丁寧に深く探ってみてください。

「イライラしなくなるために、私ができることはない?」と聞いてみるのもよいでしょう。

 

意外な本音に気づけるかもしれません。

 

また会話はイメージの中だけでやっているとそのまま流れて忘れてしまいがちなので、新聞記者がするようなイメージで書き出していくのがおススメです。

 

注意点としては、イライラの〇〇に責めるようなことは言わないこと。

責められていると感じたら、〇〇も心を閉じてしまいます。

 

距離を離そう

自分がイライラと一体化していればしているほど、イライラに飲み込まれやすく、かつ、イライラが大きくなって言動や態度に影響が出やすくなります。

 

イライラに名前を付けて自分とは違う存在である〇〇とすることは、イライラと自分との距離を少し離すことにつながります。

また、イライラの〇〇の深い気持ちを探ることで、より実体感が増し、実体感が増すことで、より客観的に捉えられ、距離を離しやすくなります

 

ミシガン州立大学で心理学を教えるジェイソン・モーザー准教授は、心の中の独り言を三人称にすることで、自分自身のことでありつつ他者を見るような距離感を作ることができる、と報告しています。

自分の体験から心理的な距離感を作ることで、感情がコントロールしやすくなるそうです。

 

やはり距離感は大事なのですね。

 

まとめ

イライラしていると、イライラしている自分を責めたりと、つい深刻になってしまいますよね。

 

そんな時は、遊び感覚でイライラに名前を付けてお付き合いしてみてください。

 

いつもイライラしているときとは違って、楽しく軽い気持ちになれたり、イライラした自分をちょっと好きになれたりするかもしれませんよ。

 

そしてイライラしても切り替えが早くなったり、言動や行動に影響が出にくくなるような効果を感じていただけたら嬉しいです。

 

 

 

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