子育て中の完璧主義がしんどい…「まだ足りない」と感じるのはなぜ?

 

「今日も、ちゃんとできなかった」

 

夕飯も作った。

洗濯もした。

子どもも寝かしつけた。

 

それなのに、布団に入ると、できなかったことばかりが頭に浮かんでくる。

 

「あれも中途半端だった」

「もっとちゃんとやれたはずなのに」

 

誰に責められているわけでもないのに、自分で自分を追い詰めて、ぐったり疲れている。

 

 

「完璧になんてできるわけないのに、気づくと、完璧にしなきゃと思っている」

「もう、こんな自分がしんどい」

 

 

そんな風に感じているのは、あなただけではありません。

 

 

私は八神詠子といいます。

 

インナーチャイルドヒーラーとして、たくさんの子育てに悩むお母さん方に、3,000件以上のセッションをしてきました。

 

 

実は私自身も、子育て中、子どもと一緒に過ごしている時間でさえ、頭のどこかで「ちゃんとできてる?」という問いが止まらず、心から力を抜けないことがありました。

 

休んでいるはずなのに、ちっとも休まらない。

 

「ちゃんとしなきゃ」が、いつも心のどこかにある。

 

だからこそ、完璧主義のしんどさが、痛いほどわかります。

 

 

そこで今日は、完璧主義がしんどくなる理由と、そこから少しずつ楽になっていく方法を、あなたにお伝えしたいと思います。

 

 

<この記事でわかること>

 

・完璧主義がしんどいとき、実際に何が起きているのか
・どれだけ頑張っても「まだ足りない」と感じてしまう理由
・その感覚が、あなたの中に具体的にどう残っているか
・完璧主義のしんどさを手放していくために、今日からできること

 

 

完璧主義がしんどい、あるある

 

まずは、あなたが日々どんな場面でしんどくなっているか、代弁させてください。

 

「あ、これ私のことだ」と思うものがあったら、ぜひ読み続けてください。

 

 

頑張った一日なのに、できなかったことばかり数えてしまう夜

 

子どもが寝静まった後、ほっと一息ついたはずなのに。

 

頭の中で、今日の振り返りが勝手に始まってしまう。

 

 

(あの時、もっと優しく言えばよかった)

(洗濯物、たたみきれなかったな)

(夕飯、また手抜きになっちゃった)

 

 

できたことは、当たり前すぎて数に入らない。

 

できなかったことだけが、ずらっと並んで、胸がぎゅっと重くなる。

 

 

人に頼むくらいなら、自分でやったほうが早いと思ってしまう

 

「ちょっと、これお願いできる?」

 

夫に頼んでみたものの、やり方が自分と違っていて、つい口を出してしまう。

 

 

「そうじゃない・・・」

 

結局、自分でやり直したほうが早い。

 

そうやって、今日もまた、全部を一人で抱え込んでしまう。

 

 

頼んだのに、モヤモヤが残る。

 

頼まなかったら、ヘトヘトになる。

 

どちらを選んでも、しんどい。

 

 

休んでいるのに、休めない

 

子どもが昼寝をしている間、「今のうちに休まなきゃ」とソファに座る。

 

でも、目に入るのは、洗っていない食器や、散らかったおもちゃ。

 

(休んでる場合じゃないよね)

(あれもこれも、やらなきゃ)

 

 

結局、体は動いていないのに、心はずっと走り続けている。

 

休んだはずなのに、疲れがとれない。

 

 

——こんな毎日、何度過ごしてきましたか?

 

 

なぜ完璧主義は、こんなにしんどいのか

 

「完璧主義な自分は、融通がきかない、面倒くさい人間なのかな」と思う必要はありません。

 

丁寧にやりたい。

責任を持ってやり遂げたい。

 

その真面目さは、あなたの素敵なところです。

 

でも、その真面目さが、あなた自身を苦しめているとしたら・・・

 

その理由を、ここからお伝えしますね。

 

 

どれだけやっても終わらないのは、「安心」が欲しいから

 

完璧主義のしんどさは、頑張りすぎていることそのものより、「どれだけやっても終わりがない」ことにあります。

 

なぜ、終わりがないのか。

 

それは、本当に欲しいのが「完璧」ではなく、「これで大丈夫」という安心だからです。

 

安心したくて、頑張る。

 

でも、頑張っても、安心できない。

 

だから、基準がどんどん上がっていく。

 

ゴールが「安心」である限り、どれだけ完璧に近づいても、「まだ足りない」が出てきてしまうんですね。

 

 

インナーチャイルドが刺激されて、「ちゃんとしなきゃ」があふれ出す

 

インナーチャイルドとは、子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想いのことです。

 

子どもの頃、ちゃんとできている時にだけ安心できて、「ありのままの自分」では安心できなかった。

 

そんな経験は、インナーチャイルドとして心の奥に残ります。

 

大人になり、家事や育児で「ちゃんとできていない」と感じる場面に出会うと、そのインナーチャイルドが刺激されて、不安や焦りがあふれ出してしまう。

 

そして、その不安を消すために、また頑張ってしまうんです。

 

 

どんなに愛情深く育てられても、多かれ少なかれ、誰の心にもインナーチャイルドはできていきます。

 

完璧主義のしんどさも、あなたの性格が悪いからではなく、そこから来ているのかもしれません。

 

 

私の体験談:「ちゃんとしていること」が安心のかわりだった子ども時代

 

実際、私自身にも、こんな経験があります。

 

子ども時代、高圧的な父には、叱られたり威圧されたりすることがありました。

 

過干渉で浮き沈みの激しい母のもとでは、「そのままの自分でいい」と言われた記憶が、ほとんどありませんでした。

 

家の中で安心して過ごすために、私は、父や母の様子をうかがいながら、「ちゃんとしている子」でいようとしていたんだと思います。

 

大人になって、子育てが始まっても、その癖は消えていませんでした。

 

子どもと過ごしていても、頭のどこかで「ちゃんとできてる?」と確認し続けている自分がいたんです。

 

ここからは、この「ちゃんとしなきゃ」が、あなたの中に具体的にどう残っているかを見ていきますね。

 

 

その「ちゃんとしなきゃ」は、あなたの中にどう残っているか

 

子どもの頃「ちゃんとしている時だけ安心できた」という経験を繰り返すと、それが心の奥にインナーチャイルドとして残っていきます。

 

今のあなたを苦しめている完璧主義も、実はそこから来ているのかもしれません。

 

たとえば、こんなふうに・・・

 

 

【子どもの頃】

テストでいい点を取ったり、お手伝いを上手にできたりした時だけ、「えらいね」「助かるわ」と言ってもらえた。

 

【今】

家事も育児も、できて当たり前。

できた日は何も感じないのに、できなかった日は、自分には何の価値もないように感じてしまう。

 

→ 「ちゃんとできた時だけ、認めてもらえる」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

【子どもの頃】

親の機嫌が悪くならないように、先回りして気を配り、迷惑をかけないように、いつも気を張っていた。

 

【今】

夫や周りの人に頼ることができず、ヘトヘトなのに「私がやらなきゃ」と一人で抱え込んでしまう。

 

→ 「迷惑をかけたら、受け入れてもらえない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

あなたが子ども時代に感じてきた「ちゃんとしていなきゃ」という感覚と、今のしんどさに、何かつながりはありませんか?

 

つまり、完璧主義がしんどいのは、あなたが頑張りすぎる人だからでも、心が弱いからでもありません。

 

子どもの頃から積み重なってきた、インナーチャイルドからのサインなんです。

 

 

完璧主義のしんどさを手放していくために、できること

 

理由がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。

 

具体的に見ていきますね。

 

 

夜の振り返りは、「できたこと」を一つ先に言ってみる

 

布団の中で「今日できなかったこと」を数え始めたら、そこで一度ストップしてください。

 

そして、今日できたことを、たった一つだけ、声に出さずに心の中で言ってみる。

 

「ご飯を食べさせた」でも、「朝、起きた」でも、構いません。

 

ささいなことでも、先に「できた」を置いておくだけで、振り返りの景色が、少しだけ変わります。

 

 

「全部を自分でやらない日」を、週に一つだけ作る

 

夫や頼れる人に、何か一つだけ、丸ごとお願いしてみる。

 

やり方が自分と違っていても、口を出さずに、最後まで任せてみる。

 

最初は、そわそわして落ち着かないかもしれません。

 

でも、それは、あなたが怠けているからではなく、「ちゃんとしていないと不安」という反応が出ているだけ。

 

「今、あの頃の不安が出てきているんだな」と気づいてあげる。

 

それだけで、心が少しずつゆるんでいきます。

 

 

根本から変えるには、インナーチャイルドと向き合うこと

 

日々の小さな工夫だけでも変化は起きます。

 

でも根本から「ちゃんとしなきゃ」の苦しさを手放すには、あなた自身の中にある「ちゃんとしていないと、安心できない」というインナーチャイルドと向き合うことが近道です。

 

 

向き合うといっても、難しく考えなくて大丈夫。

 

「まだ足りない」という焦りが湧いてきた瞬間、それを抑え込もうとせず、「今、安心したくて頑張っていたあの頃の自分が出てきているんだな」と、自分自身で気づいてあげる。

 

たったそれだけでも、心が少しずつゆるんでいきます。

 

過去の傷が癒えていくと、「ちゃんとしなきゃ」が出てきても、以前ほど振り回されなくなっていきます。

 

 

とはいえ、長年積み重なってきた感情に、自分ひとりで向き合うのは、決して簡単なことではありません。

 

つらい記憶に向き合うことに、怖さや不安を感じるのは、当然のことです。

 

だからこそ、専門家の力を借りれば、一人で抱え込むよりも、ずっと早く前に進んでいけます。

 

 

まとめ

 

ここまで完璧主義がしんどくなる理由についてお伝えしてきましたが、その「ちゃんとしなきゃ」を一気になくすのは、簡単なことではありません。

 

なぜなら、その感覚の奥には、子ども時代から積み重ねてきたインナーチャイルドがあるからです。

 

「早く完璧主義をやめなきゃ」と焦りすぎると、やめられない自分をまた責めてしまい、余計にしんどくなってしまいます。

 

完璧を求めてしまう自分も、それをしんどいと感じる自分も、まずはそのまま受け止めてあげてください。

 

完璧じゃなくても、安心して過ごせる自分に、きっと近づいていけますよ。

 

 

 

こんな願いはありませんか?

・「ちゃんとしなきゃ」の声に、もう振り回されたくない。
・できなかったことを数える夜を、終わりにしたい。
・元に戻らない変化をしたい。
・のびのびした自分を取り戻したい。
・過去のインナーチャイルドと、ちゃんと向き合ってみたい。

 

私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは

 

あなたの幼少期の経験を丁寧に振り返る

満たされなかった想いや痛みに寄り添う

インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていく

「ちゃんとしていないと安心できない」という思い込みに気づく

完璧でなくても、安心して過ごせる自分になっていく

 

こうしたプロセスをサポートしています。

 

興味がある方はこちらをご覧ください。

 

「ちゃんとしなきゃ」のしんどさを、自分の力だけで手放すのが難しいと感じる方、ぜひセッションでサポートさせてくださいね。

 

 

 

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