
「うるさい!」
「お母さんなんか嫌い!」
「悪いのは全部ママのせいだ!」
小学生になったばかりの我が子から、こんな言葉を浴びせられる毎日。
朝から晩まで反抗的な態度、口答え、無視...。
何を言っても反発され、どう接すればいいのかわからなくて・・・もう疲れ果ててしまいますよね。
私は沖縄でインナーチャイルドヒーラーとして15年にわたり3000件を超えるヒーリングセッションを提供しながら、たくさんの母親たちの子育ての悩みに寄り添ってきました。
そして、私自身も小学生の息子の中間反抗期を経験しました。
その経験から確信していることがあります。
子どもの反抗期に疲れ果ててしまう原因は、実は子どもだけの問題ではありません。
親自身の心の中にある「インナーチャイルド」(子ども時代の心の傷)が、子どもの反抗期に反応してイライラを増幅させている可能性が高いのです。
この記事では、反抗期を乗り越える具体的な対応と、何より大切な「親の心のケア」についてお伝えします。
この記事の目次
中間反抗期とは
中間反抗期とは、イヤイヤ期(第一次反抗期)と思春期(第二次反抗期)の間に起こる反抗期のことです。
年齢的には、年長さんから小学校3・4年生くらいまでの間に見られることが多いようです。
でもすべての子どもに起きるわけではなく、個人差があると言われています。
中間反抗期が始まる原因とは
中間反抗期が始まる原因は、ひとことで言えば「自我が順調に育ってきているから」。
小学生にもなると、集団の中でひとりでできることを求められる場面が増えてきます。
言語能力も上がり、親以外とのコミュニケーションも活発になる。
すると「自分で選んで、自分でやりたい」という気持ちがぐんと強くなります。
本人の中では「もう一人前なのに」という感覚がある一方、思うようにできないことも多くて、自分の中のギャップにストレスを溜めやすい時期でもあります。
そこに親が「ちゃんとやらせなきゃ!」などと必要以上に干渉していると、干渉されたくない子どもとの間で摩擦が起きやすくなります。
また、小学校低学年の子どもにとって、慣れない学校生活や友達関係でのストレスは、大人が思う以上に大きいもの。
一番安心できる家庭という場所で、そのストレスを発散しているパターンもよくあります。
小学生の中間反抗期の特徴
口答えや反抗的な言い訳をする
「宿題しなさい」「片付けしなさい」と声をかけるたびに、
「あとでやる」「うるさい!今やろうとしてたのに、言われたからやる気なくした。ママのせいだ」
なんてことも日常茶飯事。
言語能力が上がっているので、親のちょっとした矛盾もしっかり突いてきます。
「好き嫌いするなって言ったって、ママだってしいたけ嫌いじゃん!」
なんて感じで(笑)。
無視する
反抗が「無視」という形で出てくる子どももいます。
都合の悪いことには聞こえないふりをしたり、口では言い返せないのでダンマリを決め込んだり。
勉強しない
小学生になると気になってくるのが勉強のこと。
宿題も毎日出されることが多くなります。
しかも親がちゃんとチェックしなきゃならなかったりする。
ちゃんとやらせようとすればするほど、やらない。
親が横について教えていたら「もう、いい!」と投げ出してしまうことも、この時期あるあるです。
私も息子の宿題を見るのが本当にストレスでした!
暴言や汚い言葉を使う
学校でいろんな子と関わるようになると、今まで触れなかった言葉をインプットする機会も増えます。
女の子は言語の発達が早い分、口答えや言い訳、揚げ足取りが上手だったりします。
男の子は逆に、暴言や汚い言葉で反抗心を表す傾向があります。
叩いたり、モノを投げたりする
溜まったストレスをうまく発散できず、叩いたりモノを投げたりすることも。
これも言語化が苦手な男の子に多い傾向です。
嘘をつく
自分に都合の悪いことを隠したり、都合よく周りを動かすために嘘をつくようになります。
昔は嘘がすぐバレていたのに、だんだん上手になっていくのもこの頃です。
中間反抗期の子どもへの対応方法
毎日やることが山積み!
なのに反抗的なわが子とのバトルでさらに消耗して、もう嫌!と心底感じているお母さんも多いと思います。
正論をぶつけて真っ向から戦っても、お互い感情的になって疲れるだけ。
では、この時期の子育てはどんなことを心がけるといいのでしょうか。
① 干渉しすぎない
「この子は私がちゃんと見ていないとダメ」
とばかりに、あれやりなさい、これしなさい、と干渉し続けると、反抗はひどくなるばかりです。
「言わないとできないから言ってるんだけど……」という気持ちもよくわかります。
でも、子どもは自分が信頼されていないと感じると、ますます反抗的になります。
失敗してもいいんです。
そこから学んで次に活かせれば、失敗は失敗でなくなります。
それが子どもの生きる力になっていく。
子どもが求めてきたときだけ手を貸す、くらいのスタンスがちょうどいいと思います。
② 子どもの話をじっくり聞く
子どもが反抗的なのは、ちゃんと話を聞いてもらえていないからかもしれません。
しゃべっている途中で割り込んで「それはあなたが悪いのよ!」と決めつけてしまうことはないですか?
そんな対応が続くと、子どもは「自分は一人の人間として扱われていない」と感じて傷つきます。
反抗しているうちはまだいいかもしれません。
思春期になると、(どうせママはわかってくれない・・・)などと親のことを諦めてほとんど話さなくなる、なんてことも起きてきます。
どんな話も否定せず、まずは最後まで耳を傾けてみましょう。
③ 感情的に怒らず、アイメッセージで伝える
ついイライラして感情的に怒ってしまうことも多いかもしれません。
でも感情的に怒ると、返ってくるのも感情的な反応がほとんどです。
自分の子供の頃のことを考えてもそうですよね。
感情のぶつかり合いは、親も子も疲弊するだけ。
それどころか、感情的に怒られた子どもは「否定された」と感じて、より反抗を強めていく可能性があります。
なるべく冷静に、「アイメッセージ」で伝えるようにしてみましょう。
アイメッセージとは、「私」を主語にしたメッセージのこと。
ユーメッセージ:「勉強しないと(あなたは)落ちこぼれるわよ!」
アイメッセージ:「あなたが勉強しないと、この先どうなるんだろうって(私は)心配になるの」
非難する圧力が強いユーメッセージに比べて、アイメッセージはこちらの気持ちを伝えるだけになります。
それだけど受け取る子どもの感じ方が、ずいぶん変わってくるんですよ。
④ 信頼して見守る
勉強、友達関係、ゲーム、生活習慣
心配なことはたくさんあると思います。
でも、自立しようとしているこの時期に一番大切なのは、信頼して見守ることです。
子どもは親に信頼されていると感じると、自己肯定感が高まります。
「うちの子は心配なところがあって、信頼できない」と感じるなら、もしかしたらあなた自身が自分を信頼できていないのかもしれません。
「この子は何があっても大丈夫」と信頼できる人は、「私は何があっても大丈夫」と自分を信頼できる人でもあります。
子どもを信頼できないと感じるときは、自分が自分を信頼できているかどうかを、一度立ち止まって見てみましょう。
対応を間違え続けると起こりうること
干渉しすぎてしまう、話を聞かない、感情的に怒る、信頼して見守れない。
こうした対応が続くと、子どもの中に「親から一人の人間として大切にされていない」という感覚が積み重なっていきます。
「どうせ自分はダメだから」という自己否定感が強まり、自己肯定感が低くなっていく。
するとインナーチャイルド(子ども時代の心の傷)が大きくなり、なんとなくいつもモヤモヤする、
自分に自信が持てない、
人の顔色を伺ってしまう……
そんな生きづらさが生まれていきます。
思春期になると、親子間の心のすれ違いがいよいよ決定的になって、一緒にいても安心できない、なんだかピリピリひりひりする親子関係になっていきやすいです。
中間反抗期に心の余裕がなくなる本当の原因
干渉しすぎない、じっくり聞く、感情的に怒らない、信頼して見守る・・・
でもね、そうは言ってもね、これが簡単にできれば苦労しない!
だってこれって全部、心の余裕がないとできないことじゃないですか??
口答えされ、無視され、暴言を浴びせられる毎日の中で、「はいはい、心の余裕持ちます、チーン」なんて、そんな簡単にできないですよね。
「なんでこの子はこんなの?」
「私の育て方が悪かったの?」
そんな思考がぐるぐると周り、感情が揺れ動き、出口が見えないまま疲れ果てていく。
なぜ反抗期がひどくなるのか——親の心が影響している
中間反抗期自体は、子どもの成長過程で自然に起こるもの。
でも同じ中間反抗期でも、「なんとか乗り越えられる程度」の家庭と、「親子共に疲弊してしまう」家庭があります。
その違いは何でしょうか?
実は、親に心の余裕があるかどうかが大きく影響しています。
親のインナーチャイルドが反抗期を悪化させる
余裕が持てない一番大きな原因は、目の前の子どもの姿が、あなた自身のインナーチャイルドを刺激しているからです。
インナーチャイルドとは、子ども時代に受けた傷ついた想いが、大人になった今も心の奥底に残っているもの。
例えば、
- 親に厳しく育てられた
- 親の期待に応えるために頑張ってきた
- 兄弟姉妹と比較された
- 親から感情的に怒られた
- 自分の気持ちを聞いてもらえなかった
こうした経験があると、自分が親になったとき、子どもの反抗的な態度が自分のインナーチャイルドを刺激してしまうのです。
すると、
- 過剰に反応してしまう → つい感情的に怒鳴ってしまう
- コントロールしたくなる → 必要以上に干渉してしまう
- 不安が強くなる → 「このままじゃダメになる」と焦る
こうして親の不安定な感情が子どもに伝わり、子どももさらに不安定になって反抗がひどくなる……という悪循環が生まれます。
あなたは子どもの頃、親に反抗していましたか?
反抗的な子どもを見て感情的に怒ってしまうお母さんには、自分が同じように親から感情的に怒られてきた経験がある方が多いです。
「いや、私は親にこんなに反抗しなかった」という方もいると思います。
そういう方は、反抗したくても、できなかった可能性もある。
自分が我慢してやらなかったことを目の前の子どもがやっていると、馬鹿にされているような、自分が否定されているような、何とも言えないイライラが出てくることがあります。
インナーチャイルドが絡むイライラは、無意識に勝手に生じるので、頭でどうにかしようとしてもなかなか難しいのが特徴です。
つまり、反抗期がひどくなる原因のひとつは、親のインナーチャイルドが癒されていないことなんです。
だからこそ、子どもへの対応方法を学ぶだけでなく、親自身の心のケアが何より重要になってきます。
中間反抗期のわが子にもっと余裕を持って接したいなら、自分自身のインナーチャイルドに気づいて扱っていくことが近道です。
自分の反抗期を振り返るインナーチャイルドワーク
ここで、自分でインナーチャイルドを癒す、ちょっとしたワークをご紹介します。
難しいことは何もありません。
ただ、子どもの頃の自分をちょっと思い出してみるだけでいいんです。
夜、子どもが寝た後でも、お茶を飲みながらでも。
ほんの数分、自分のために時間を取ってみてください。
① 子どもの頃の自分を思い出す
わが子と同じくらいの年齢だった頃の自分を、ぼんやりとイメージしてみましょう。
その頃、あなたは親に反抗できていましたか?
反抗した時、親はどんな反応をしていましたか?
② 今の感情と照らし合わせる
わが子の反抗的な態度の中で、「特にこれが許せない」と感じるものはありますか?
それは、子ども時代の自分が「本当はやりたかったのに、できなかったこと」ではないですか?
③ 子どもの頃の自分に声をかける
目を閉じて、当時の自分に向かってこう伝えてみましょう。
「我慢させてごめんね。あなたの気持ちは正しかったよ」
言葉にするのが難しければ、ノートに書き出すだけでも構いません。
自分の反抗期を振り返ることで、「あ、私はこんな想いを抱えていたんだ」と気づくだけでも、子どもへの見え方がふっと変わることがあります。
頭で理解しようとしなくて大丈夫。
ただ、感じてみるだけで十分ですよ。
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「自分の反抗期、確かに辛かった・・・」
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中間反抗期は、親も子もぐっと伸びる時期
心も体も発達途上の中間反抗期の子どもは、不安定で常に揺れ動いています。
その時期に親がどっしりと見守って、必要なときにスッと手を差し伸べてあげると、子どもは安心して前向きに挑戦し続けることができます。
素直になる瞬間が増えて、イキイキと楽しそうになっていく。
社会に出るといろんな人間関係がありますねー。
でもどんな困難も乗り越える力、生きる力のベースが、この時期に養われていきます。
そして親としても、中間反抗期の子どもを通じて出てくるさまざまな感情やインナーチャイルドと向き合うことができる。
そんなふうに親と子も人間としてグッと成長できる時期でもあるんですよ!
まとめ
私自身は妊娠中に『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを受け、自分のインナーチャイルドを見つめながら息子の子育てをし、この経験を生かしながらセッションを行なってきています。
息子の中間反抗期は・・・特に勉強のことで余裕がなくなりやすかったですねーーー
なんで勉強のことになるとこんなに余裕がなくなるんだろう……と自分のインナーチャイルドを探ってみると、親に認められたくて必死で勉強してきた自分が思い出されました。
勉強のことでやる気がなかったり、ふてくされる息子にイライラするとき、無意識に「私はあんなに頑張ってきたのに、なんであなたは頑張らないの?」という気持ちが湧いていたんです。
そのイライラの感情とインナーチャイルドをケアすると、息子の勉強に必要以上に口を出すことがなくなって、自然と見守れるようになっていったんです。
今、息子は高校三年生。
受験の時期ではありますが、常に感情が安定していて、いつも楽しそうな子に育ちました。
中間反抗期を乗り越えながら、子どもと一緒に親も人間的に成長していく。
そんな親子を、一緒に目指しませんか。
・感情の波を穏やかにしたい。
・感情的になる時間を減らしたい。
・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間を増やしたい。
・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。
・子どものために何をしたらいいのか、感覚的にわかるようになりたい。
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この記事を最後まで読んでくださったあなた、ありがとうございます。
「わが子の反抗期がしんどいのは、もしかして自分の心の中に原因があるのかも」
そう気づき始めたこの瞬間が、変わるためのいちばん大事な一歩。
次のステップとして、このE-BOOKが必ずお役に立てると思います。
まずは読んでみてくださいね。
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