親に怒鳴られて育った私が経験した 心の傷の扱い方

 

この記事ではこんなことがわかります
✅ 親に怒鳴られて育った私の特徴
✅ 親に怒鳴られて育った私の心の傷とは
✅ 親に怒鳴られて育った私の心の傷の扱い方

 

親に怒鳴られて辛かった。

そのせいなのか、大人になった今でも生きづらさを感じている。

 

そういう人はとても多いように思います。

 

私も以前は父親に怒鳴られて育った心の傷で苦しんでいました。

 

ここでは私の経験談も交えながら、親に怒鳴られて育った心の傷の扱い方を提案していこうと思います。

 

父に怒鳴られた記憶

 

 

私が父に怒鳴られたのはいつの頃からでしょうか。

 

記憶に残っている一番初めのものは、兄と喧嘩をして大きな声で泣き喚いていた時だったと思います。

 

「うるさい!いい加減にしろ!!!」という怒鳴り声とともに、平手打ちをされました。

 

父は私が父の思い通りにならなかった時によく怒鳴りました。

 

幼い子どもは目の前のことに夢中になってしまいますよね。

そんな感じで父の呼んでいることに気づかなかったり生返事したりしていると急に怒鳴られる。

さらに叩かれることもよくありました。

 

父は子どもの泣き喚く声にイライラするらしく、イヤイヤ期の私がひっくり返って泣き喚いていると、「うるさい!」と何度も怒鳴られる。

それでも泣いていると叩かれ、それでも泣き止まないと、ぐるぐるに縛られて押し入れの中に閉じ込められたり、外にだされて鍵をかけられたりしました。

 

そんなことが繰り返されると、父に怒鳴られる=やばい、とインプットされていき、父の顔色を常に伺うようになっていきました。

 

父に怯え、父の顔色を伺う日々

 

 

体も小さく、心も未熟な子どもからしてみたら、父のような大人の男性はものすごく力が強くて大きくて、圧倒的に敵わない存在なわけです。

 

そんな存在から、怒鳴られる、叩かれる。

反抗すると徹底的にやられる。

 

父は私にとって、ものすごく怖い人でした。

 

また父は私を怒るときは、いつも【怒りたくないけど、詠子がわがままで悪い子だから仕方なく怒る】というスタンスでした。

「俺はお前のために一所懸命働いているのに、お前は俺のために何一つしようとしないんだな」などとよく言われていました。

 

(あー、私が悪い子だから、こんな目に遭うんだ)

 

そう私は思い込んでいきました。

 

父は怒鳴る前は黙ってピリピリイライラエネルギーを周りに発する人だったので、私は常に父の顔色を伺うようになっていきました。

 

(今のお父さんのご機嫌はどうかな?)

(私は今、お父さんの機嫌が悪くなるようなことしてないだろうか?)

 

父の機嫌をとるような言動も心がけていました。

とにかく父は、自分の意見に反対するようなことを言われることが大嫌いでしたので、(お父さん、それは違う!)と心の中で思っていても、本音を出すことを自分に禁じていました。

 

ある程度大きくなると、逆らっても無駄と思い知ったので、怒鳴られて怒られている時はじっと黙って耐えました。

そして部屋で一人になって(ああ言ってやればよかった!)(こう言ってやればよかった!)とぐるぐると父に対する怒りで煮え繰り返って涙していたものです。

 

父に怒鳴られて育ったことによる弊害

 

 

そうやって大きくなった私は、父だけでなく、常に周りにいる人の顔色を伺うようになっていきました。

 

特にイライラしている人が近くにいると、(私、何かしてしまった?)などといったネガティブな思考がぐるぐるします。

時にはそれが家に帰っても続き、眠れなくなる時もありました。

 

また、沈黙が怖い。

会話がとぎれてしまうと、私が気分を害することを言ってしまったかも、などと不安になり、その不安を解消するために色々と話を盛り上げようとする、ということもよくありました。

 

そして自分の本音が怖くて言えない。

相手の意見と違うことを言うと、悪いことが起きそうな気がして、周りに合わせていることが多かったです。

そうしているうちに、自分の本音自体もわからなくなっていきました。

 

とにかく、ネガティブ思考で、自分はなんてダメなんだ・・・と落ち込むことが多かったです。

 

怒鳴られるのは【わがままで親を困らせる子ども】だから、というレッテルを貼られていたので、自分に対する認識が【ダメな子ども】なんです。

常に自分で自分を否定しているので、モヤモヤイライラして、落ち込みがち。

そしていつも疲れてました。

ポジティブで気分爽快!なんて日はあまりありませんでした。

 

 

 

父親に怒鳴られて育った人の心理的特徴
① 人の顔色が異常に気になってしまう
② 本音が言えない
③ ネガティブな感情が溜まっている
④ 自己否定感が強い
⑤ 常に不満を抱えている

 

父に怒鳴られて育ったことによる心の傷に気づく

 

 

しかし、人の顔色を伺うのも、ネガティブなのも、自分がダメなもの、すぐ疲れてしまうのも、自分のもともとの性格・性質で、父や育った環境と関係あるとは思ってはいませんでした。

 

とにかく闇雲に、元気でポジティブな自分でいたい!自分が嫌だから自分を変えたい!と願っていました。

なのでネガティブな思考が出てきた時はポジティブなことを考えようとしたり、イライラしても我慢しようとしたり、落ち込んでも楽しくしようとしたり、健康食品やサプリメントなどを次から次へと試してみたりしました。

でも、長続きしない、効果がない、すぐ元に戻る。

 

そんな時、当時生きづらさを改善するために受けていたカウンセリングで、インナーチャイルド(心の傷)に関する本を勧められました。

 

『小さい頃に親との関係の中でついたインナーチャイルド(心の傷)は、大人になってからの人生においてもずっと影響する。』

そこにはこんなようなことが書かれていました。

 

えええー、そんなわけない。

まぁ父親は怖かったけど、教育のお金は出してくれたし、世間一般でいうと比較的いい親だったんじゃないかなー・・・。

 

なんて、認めたくない気持ちが出てきたんですが、インナーチャイルドの本を色々読んでいくうちに、「いや、私、インナーチャイルドたくさんある・・・」と実感できてきました。

 

インナーチャイルドの作用

 

 

インナーチャイルドは子どもの頃についた心の傷の総称。

(本や情報によっては定義の仕方は違います。)

 

怒鳴られる、叩かれる、時には縛られて閉じ込められる、などと、本来は自分を守り慈しんでくれる親という存在から、命を脅かされるような目に遭う。

その時の怖れや不安、悲しみや寂しさ、悔しさなどのネガティブな感情は小さい子どもには受け止めきれないほど膨大になります。

 

すると、『自分がダメな子だからいけないんだ』などという間違った情報とともに、心の深い部分で、普通にしていたら自分では気づかない部分である潜在意識に傷がついてしまうのです。

それがインナーチャイルドです。

 

潜在意識の奥にあるので、大人になっても傷は消えません。

そして誰かが不機嫌になったり、大声を出したりする場面に出くわすと、心の傷が痛みます。

すると、無意識に『やばい!』という心のサイレンが鳴り響き、顔色を伺う、本音を隠す、ご機嫌をとろうとする、自分に悪いところがないか探す、硬直する、などという反応パターンに陥ってしまうのです。

 

潜在意識にある心の傷からの衝動なので、表面の反応パターンを変えようと思ってもそう簡単にうまくいきません。

私が、一時期自分を変えようと思っていくら努力しても変えられなかったのはそのせいです。

 

(あの人、私に対して怒ってないだろうか・・・)

そんなこと繰り返し考えてもしょーがないってことはわかってる。

 

でも、次から次へと、その人が私に怒っていたり、私に文句をいっていたりするイメージが出てきて、その人の不機嫌をどうやったら回避できるのか対策を勝手に考えたりするのがやめられない。

そして目の前のことに集中できず、不安になったりイライラしたりして、消耗する。

 

あー、根本のところを癒さないと自分を変えることは無理なんだなぁと自己理解が深まったのでした。

 

インナーチャイルドを癒す旅

 

 

もっとポジティブになりたい。

人の顔色を伺いたくない。

言いたいことを言いたい。

いつでも元気でいたい。

ぐるぐると考えて落ち込みたくない。

 

そう、もっと自分を変えたい!

 

特に子どもを妊娠してから決意を深めました。

なぜなら、私の心や体の不安定さで子どもの心に傷、つまりインナーチャイルドをつけてしまうことがリアルに想像できたからです。

 

いやだ、子どもを自分と同じようにしたくない。

 

ということで心の傷であるインナーチャイルドを扱っていくことにした私。

 

まず、インナーチャイルドに関する本や情報を読み漁り、そこに書いてあることを実行しました。

インナーチャイルドを癒すという瞑想CDや、ホメオパシーなども取り入れてみました。

カウンセリングやヒーリングを受けました。

 

いろいろなことをしてきた私が大きな変化を感じたのは以下の方法です。

 

① インナーチャイルドをエネルギー的に扱うヒーリング

 

 

色々なセッションを受けたり、本を読んだり講座を受けたりしてきましたが、インナーチャイルドは頭で取り扱おうとしても難しいということが実感できました。

潜在意識の奥深くにあるので、思考だとそこまで届かないのです。

 

なので、潜在意識の奥深くまで届くエネルギーを持つヒーリング、『インナーチャイルドを扱うヒーリング』を受けました。

 

潜在意識の奥深くにあるものがエネルギー的に取り扱われると、論理的に説明できないような、自然な変化が起きたりします。

 

無理にポジティブになろうとしなくても自然とポジティブでいられることが増えたり、人の顔色を伺っていたような場面で比較的リラックスしていられたり、訳もなく嫌な気持ちになることが減ったりという感じです。

 

このヒーリングにより、インナーチャイルドの影響って多岐に渡るんだなと実感しました。

 

② 過去の嫌な出来事を思い出し、その時の嫌な気持ちを感じ直す

 

 

②のワークは本などにもよく書かれています。

 

父にされた数々の嫌なことを思い出し、それを紙に書き出した上で、その当時のいろんなネガティブな感情を感じました。

 

これがまた不思議なことに、インナーチャイルドを扱うヒーリングを受ける前と後では、ワークのやりやすさに変化がありました。

 

インナーチャイルドのエネルギー的影響が大きいと、思い出しづらかったり、思い出しても実感が薄かったり、また反対に感情に飲み込まれてかえって嫌な気持ちが大きくなったりしました。

なので続かない。

 

インナーチャイルドのエネルギー的影響が少なくなると、思い出しやすかったり、程よい距離感でワークができ、ワークしたあとのスッキリ感が得られやすかったりしました。

 

③ 父親に言いたいことを言う

 

 

これはかなり上級編だと思いますが、結構ききます。

 

でもいきなりこれをやると、親の猛反発にあう可能性が高く、かえって傷を上塗りすることにもなりかねないので注意が必要です。

 

実行するならインナーチャイルドをできるだけ取り扱った上で、タイミングをみはからってがお勧めです。

別に実行までいかなくても今の心が平和なら、それでいいと思います。

 

私は、いろんなタイミングで少しずつ、父に自分の本音を言うようにしてきました。

そして数年前、「あなたと私は違う人間なので、あなたの価値観に従うことはできない。私は私の価値観で生きていく。」とはっきり伝えられた時はかなりスッキリしました。

 

そう言われた父は超絶不機嫌になっていましたが、でも大丈夫。

彼の不機嫌がもはや私に影響することはない。

今は私は自分で身の安全を確保できるし、私自身を幸せにしていける。

 

よく観察すれば目の前にいるのは弱々しい80代の父。

あの時私を恐怖に陥れた大きくて若かった父ではない。

幻想の中の怖い父ではなく、今の父と客観的に対峙できたことで、自分本来の自由を取り戻した感じがしました。

 

まとめ

 

 

今の私は、人の顔色より自分の顔色を伺い、人に気を遣うより自分に気を遣うようになりました。

そうなると、自分の本音が何よりも大切になり、自分が大切になる。

すると、イライラやモヤモヤが減り、自己否定感が減り、自分を承認できるようになっていきます。

 

子どもの頃は常に緊張が漂っていた父と一緒の食卓・・・

今は夫と息子と、穏やかにリラックスして笑いながら食事をして過ごしています。

 

小学生くらいの時から30年以上、自分を変えようともがいてきた私ですが、今は自信をもってこう言えます。

 

人は変われる!

 

また『インナーチャイルドを扱うヒーリング』に興味がある人はこちらのページをご覧ください。

私の経験があなたの変化のサポートになれば嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

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