
「子育てがつらい・・・」
「感情的になってしまう自分が嫌」
「変わりたいのに変われない」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
実は、これらの子育ての悩みの根本には、親自身の「インナーチャイルド」が深く関わっています。
インナーチャイルドとは、乳幼児期から成人するまでの間についた心の傷や満たされなかった想いのこと。
私は10年以上にわたり、インナーチャイルドを扱うヒーリングを通じて、多くの親子をサポートしてきました。
この記事では、インナーチャイルドが子育てに与える影響と、その癒し方について総合的にまとめました。
「自分の子育てはインナーチャイルドを扱えば変わるのかもしれない・・・」
そう気づかれている方、ぜひ参考にされてください!
この記事の目次
なぜ子育てがつらいのか?インナーチャイルドの影響
子育てのつらさの根本原因として、親自身のインナーチャイルドが大きく関わっている可能性が高いです。
インナーチャイルドができる主な原因
インナーチャイルドは虐待やネグレクトなど、特別な家庭環境の中でしか生じないわけではありません。
以下のような一般的な家庭でもよく起こることで、子どもの心は傷つき、その先の人生を左右するインナーチャイルドを形成してしまうのです。
- 親から感情的に怒られた
- 肯定より否定されることが多かった
- 親の夫婦仲が悪かった
- 親が過干渉だった
- 忙しくてあまり構ってもらえなかった
- 兄弟姉妹と比較された
自分の子ども時代を振り返り、思い当たることはありますか?
子育て中に現れるインナーチャイルドの代表的な4つの症状
一度ついたインナーチャイルドは瞬間密封され心の奥底に保存され続けます。
すると、人生を通して生きづらさの原因となるのです。
特に子育ては、自分の子ども時代とつながりやすく、インナーチャイルドが刺激されることが多く、その悪影響は多岐にわたります。
以下に、子育てにおけるインナーチャイルドの代表的な症状を4つ挙げます。
1. 感情の揺れ
- イライラが止まらず、切り替えられない
- 子どもが心配で仕方がない
- 感情のままに行動してしまい、後で後悔する
2. ネガティブな考えが止められない
- 「このままだと子どもが将来ダメになる」という不安
- 子どもの行動を否定的に解釈してしまう
- 最悪のシナリオばかり想像する
3. 子どもを信頼できない
- 自分を「いいお母さん」だと思えない
- 子どもの可能性を信じられない
- 常に否定的な目線で見てしまう
4. 母親である自分を意識的に改善するのが難しい
- 自分を変えようと思っても思うように変えられない
- 何度「変わろう!」決意しても同じことを繰り返す
子育てを通してインナーチャイルドを癒す5ステップ
自分で自分のインナーチャイルドを癒すには、インナーチャイルドを生じた子どもの頃の傷ついた出来事を思い出し、その時の気持ちや感情を受け入れることが大切です。
以下には、子育てを通して自分のインナーチャイルドを癒す方法をお伝えします。
ステップ1:子育てにおいてしんどい場面を思い浮かべる
例:何度言っても言うことを聞かない子どもにイライラする
ステップ2:その時の自分の思いを書き出す
例:「ふざけるな!」「私はこんなに頑張ってるのに」
ステップ3:自分の子ども時代との関連を探る
例:自分は親の言うことを聞くように強制されていた、反抗なんてできなかった
ステップ4:当時の子ども時代の自分の気持ちを書き出す
例:本当は親の言うことなんて聞きたくなかった
ステップ5:当時の自分の感情を感じ直す
例:今の自分が当時の自分を抱きしめるイメージで、「辛かったね」「よく頑張ったね」などと声かけする
詳しくは
親のインナーチャイルドが子どもに与える3つの影響
では親の未解決の心の傷、インナーチャイルドの影響を受けた子育ては子どもにどのような影響を与えるのでしょうか
1. 感情面への影響
親が感情をコントロールできないと、子どもは:
- 親の顔色を伺うようになる
- 感情表現が歪んでしまう
- 自分の感情を抑圧するようになる
2. ネガティブ思考の連鎖
親の自己否定感は子どもに伝わり:
- 子どもも自己否定的になる
- 自分に自信が持てなくなる
- ありのままの自分を否定するようになる
3. 余裕のなさの伝播
親に余裕がないと:
- 親子の時間を楽しめない
- 家庭が緊張感に包まれる
- 子どもも安心できない
詳しくは
「変わりたいのに変われない」理由
では、なぜ親が変わりたくても変われないのでしょうか。
それはインナーチャイルドは潜在意識の奥深くにあるため、意識的な努力だけでは改善が困難だからです。
インナーチャイルドが引き起こす悪循環
1. 子どもの行動が親のインナーチャイルドを刺激
2. 感情が大きく揺れる
3. コントロールできずに感情的な行動を取る
4. 後悔と自己否定
5. ストレスが蓄積
6. 再び感情が爆発
この循環を断ち切るには、まず自分のインナーチャイルドに気づき、癒していく必要があります。
詳しくは
子どもへのインナーチャイルドの連鎖を断つ
親のインナーチャイルドの影響を受けた子育ては、子どもの心にインナーチャイルドをつけてしまう可能性が高いです。
それをインナーチャイルドの連鎖と言います。
親から子どもへの連鎖のメカニズム
親が自分のインナーチャイルドに振り回されると:
1. 子どもに感情的に接してしまう
2. 子どもが傷つき、インナーチャイルドが形成される
3. 子どもは自己否定的になる
4. その子どもが親になったとき、同じパターンを繰り返す
連鎖を断つために必要なこと
- まず自分のインナーチャイルドを癒す
- 子どもを変えようとするのではなく、自分が変わる
- 自分を責めるのではなく、理解し受け入れる
詳しくは
インナーチャイルドが少ない子どもの特徴
では、インナーチャイルドが少ない子どもがどのような特徴を持つのでしょうか。
インナーチャイルドが少ない子どもは:
1. 感情面
- 感情表現がストレート
- 感情の切り替えが早い
- エネルギッシュで意欲的
2. 人間関係
- 自分を信頼している
- 人との関係がスムーズ
- 必要な時にNOと言える
3. 自己実現
- 自分のやりたいことがわかる
- 失敗を恐れず挑戦できる
- ストレスが少なく楽しく生きられる
詳しくは
インナーチャイルドをつけない子育ての実践
ではインナーチャイルドをつけない子育ての具体的な方法はどのようなものになるでしょうか。
インナーチャイルドをつけない子育ての基本的な心構え
1. 子どもを否定しない
- 「ダメ」という言葉を使わない
- 理由を説明してお願いベースで伝える
2. 子どもを褒める
- いいところを積極的に見つける
- 素直に「すごいね」「いいね」と伝える
3. アイ・メッセージで伝える
- 「私は〜と感じる」という私を主語にした伝え方
- 子どもを責めずに自分の気持ちを伝える
4. 感情的にならない
- 出てきた感情は自分で解消する
- 感情的な行動をしてしまったら、後でもいいので謝る
5. 子どもを信頼する
- 心配から口を出さない
- 子どもの可能性を信じる
インナーチャイルドが癒された後の変化
親の変化
- 感情の波が穏やかになる
- 心に余裕ができる
- 子どもと楽しめる時間が増える
- 自分も子どもも信頼できるようになる
子どもの変化
- 表情が明るくなる
- 親の顔色を伺わなくなる
- 自己肯定感が高まる
- のびのびと成長する
親子関係の変化
- 緊張感がなくなりリラックスできる
- 心が通い合うようになる
- 笑い合える時間が増える
- お互いを尊重し合える
詳しくは
まとめ:親子で幸せになるために
インナーチャイルドをつけない子育ては、実は「自分のインナーチャイルドを癒し、自分が幸せになる子育て」です。
親が幸せだから、その幸せが広がって子どもも幸せになる、これが本質。
子育ての悩みの多くは、親自身のインナーチャイルドが原因です。
まずは自分のインナーチャイルドに気づき、癒していくことで、親子関係は大きく変わります。
「変わりたいのに変われない」のは、あなたの性格のせいではありません。
インナーチャイルドの影響なのです。
本来のあなたは、もっと自由で、楽しくて、明るい存在なはず。
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・感情の波を穏やかにしたい、感情的になる時間を減らしたい。
・自分を理解したい
・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間をふやしたい。
・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。
・自分は子どものために何をしたらいいのか、感覚的にわかるようになりたい。
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