母親と「話が通じない」と感じるのは、あなたのせいじゃない

 

何度説明しても、伝わらない。

 

「そうじゃなくて」って言っても、話がずれていく。

 

 

気づけば、母親の愚痴を延々と聞かされているだけ。

 

 

「母親と話が通じない」

 

そんなふうに感じたこと、ありませんか。

 

 

(私が悪いのかな)

 

(もっとちゃんと話せば、わかってもらえるのかな)

 

 

そう思って、何度も言葉を尽くしてみても、結局同じ。

 

そのたびに、どっと疲れてしまいますよね。

 

 

大丈夫です。

 

それは、あなたの伝え方が下手だからではありません。

 

 

私は八神詠子といいます。

 

インナーチャイルドヒーラーとして、たくさんの親子関係に悩む方に3,000件以上のセッションをしてきました。

 

 

実は私自身も、母親とは長いあいだ、話が通じないと感じてきた一人です。

 

こちらが何を言っても、最終的には「あなたはお母さんのこと、全然わかってない」の一言で片づけられてしまう。

 

そんな経験を、何度もしてきました。

 

 

 

<この記事でわかること>

 

・「話が通じない」と感じるのは、あなただけではないこと
・母親と話が通じない、本当の理由
・その苦しさの奥にある、インナーチャイルドとの関係
・母親と話が通じない時の、心の守り方

 

 

 

ひとつずつ、一緒に見ていきましょう。

 

 

「母親と話が通じない」と感じるのは、あなただけじゃありません

 

まず知っておいてほしいのは、「話が通じない」と感じること自体、何もおかしくないということ!

 

 

こちらは真剣に話しているのに、母親は聞いているようで聞いていない。

 

的外れな答えが返ってきたり、いつのまにか母親自身の話にすり替わっていたり。

 

こちらが困っていることを伝えても、「あなたの考えすぎ」「そんなの気にしなくていい」で終わらされてしまう。

 

はたまた、「あなた、大丈夫なの???」と自分勝手に干渉してくる。

 

そうかと思えば、今度は母親の愚痴や不満を、延々と聞かされる時間が始まる。

 

 

こちらの話は聞いてもらえないのに、母親の話は聞かされる。

 

そんな一方通行のコミュニケーションを、繰り返してきたのではないでしょうか。

 

 

でもね、それだけ、あなたはずっと、母親とちゃんとつながろうとしてきた証拠でもあるんです。

 

 

とはいえ、話すたびに疲れて、最近では母親と話すこと自体が億劫になっている方も多いはず。

 

ここからは、その「話が通じない」の理由を、もう少し深く見ていきますね。

 

 

母親と「話が通じない」のには、理由があります

 

「なんでこんなに通じないんだろう」

 

そう感じてしまうのは、単なる相性の問題ではないことが多いです。

 

 

母親自身に、話を「聞く」余裕がないことがある

 

母親が浮き沈みが激しかったり、感情的になりやすいタイプだったりすると、そもそも人の話を落ち着いて受け止める余裕がありません。

 

母親が自分自身の感情でいっぱいいっぱいだから、こちらの言葉を最後まで聞く前に、反応してしまう。

 

だから会話が、いつもすれ違ってしまうんです。

 

 

さらに、夫婦関係がうまくいっていないと、母親の余裕のなさに拍車がかかります。

 

夫への不満やストレスを抱えたまま、子どもと向き合うことになるからです。

 

ただでさえ少ない心の余白が、夫婦間のすれ違いでどんどん削られていく。

 

その結果、子どもの話にじっくり耳を傾けるどころではなくなってしまうんです。

 

 

「自分が正しい」という意識が強く、対話になりにくい

 

過干渉気味な母親の場合、「私の方が経験があるんだから」「あなたのためを思って言っている」「私はあなたの母親なんだからあなたのことをよくわかっている」という意識が根強くあります

 

そうなると、そもそも対等な対話ではなく、母親から娘への一方通行の指導になりやすい。

 

こちらの意見は、最初から「聞く価値のないもの」として扱われてしまうことも、少なくありません。

 

 

母親自身も、インナーチャイルドを抱えていることがある

 

インナーチャイルドとは、子ども時代についてしまった心の傷、満たされなかった想いのこと。

 

癒されないまま残ったインナーチャイルドは、大人になっても、何かをきっかけに刺激されます。

 

すると、子ども時代に感じた感情がそのままあふれ出し、今の言動や人間関係に、知らないうちに影響を与え続けるんです。

 

 

これは、誰にでも起こりうること。

 

 

母親もまた、かつては誰かの子どもでした。

 

実は、母親自身も、自分の親との関係の中で、同じようにインナーチャイルドを抱えているのです。

 

 

自分が満たされてこなかったから、娘の話にゆっくり耳を傾ける余裕もない。

 

そう考えると、母親の「話の通じなさ」もまた、母親自身の心の傷から来ているのかもしれません。

 

 

私の母は、母の母から過剰に干渉されてコントロールされて育ってきたようです。

 

 

でも、理由がわかったからといって、あなたのしんどさが消えるわけではありませんよねーーー

 

ここからは、その「話が通じない」経験が、あなた自身にどう影響しているのかを見ていきます。

 

 

その「話が通じない」経験が、あなたのインナーチャイルドになっていることも

 

ここまで、母親側の理由を見てきましたが、実はこの「話が通じない」経験そのものが、あなたの中にインナーチャイルドとして残っていることがあります。

 

 

私の体験談:愚痴の聞き役だった私

 

私自身、幼い頃から、母親の愚痴の聞き役でした。

 

父親のモラハラのこと、結婚を後悔していること、しんどい話をずっと聞かされ続けてきたんです。

 

子どもながらに、なんとかして母親の力になりたくて、一生懸命考えて、アドバイスしたこともありました。

 

でも返ってきたのは、「あなたはお母さんのこと、全然わかってない」という言葉。

 

よかれと思って伝えたのに、まるっと否定される。

 

そのたびに、(私には、母親を助けることなんてできないんだ)という無力感が積み重なっていきました。

 

 

「わかってもらえない」の積み重ねが、心の傷になる

 

こんなふうに、子ども時代に「話しても通じない」を繰り返し経験すると、それが心の奥にインナーチャイルドとして残っていきます。

 

 

たとえば、こんなふうに・・・

 

 

【子どもの頃】

一生懸命話しても、「あなたはわかってない」と否定され、自分の言葉は届かないんだと思い込んだ。

 

【今】

大人になった今も、母親と話すたびに(どうせ言っても無駄だ)という無力感が先に立ち、本音を言う前から諦めてしまう。

 

→「自分の言葉には価値がない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

【子どもの頃】

母親の機嫌や愚痴に合わせることが、家庭の中で生き延びる方法だった。

 

【今】

母親と話すたびに、疲れ果てるまで相手のペースに合わせてしまい、後になって強い虚しさや怒りを感じる。

 

→「相手に合わせなければ、自分の居場所がない」というあなたの中の傷が、刺激されているのかもしれません。

 

 

私は電話で長時間母親の愚痴を聞いて疲れ果てては、その後イライラむしゃくしゃし、家族に当たってしまっていました。

 

 

あなたが子ども時代に感じた「わかってもらえなさ」と、今、母親との会話で感じるしんどさに、何かつながりはありませんか?

 

 

「話が通じない」しんどさは、あなたが弱いからではありません

 

つまり、母親と話すたびに感じるこの疲労感は、あなたのコミュニケーション能力が低いからではありません。

 

子どもの頃からずっと積み重なってきた、インナーチャイルドからのサインなんです。

 

サインだと気づけないままだと、これから先も同じパターンを繰り返してしまいます。

 

でも、気づけた今、あなたはもう変わる準備を始めています。

 

 

母親と話が通じない時の、心の守り方

 

原因がわかったところで、じゃあどうすればいいのか。

 

具体的に見ていきますね。

 

 

「わかってもらう」ことを、いったん手放す

 

母親に「わかってほしい」と期待し続けている限り、話が通じないたびに傷ついてしまいます。

 

まずは、「この人には、今はわからないかもしれない」と、期待を少しだけ手放してみてください。

 

これは諦めではなく、あなた自身を守るための選択です。

 

 

会話の中に、心理的な距離線を引く

 

物理的に離れられなくても、心の中で一歩引いて聞く練習をしてみましょう。

 

母親の愚痴や指摘を、全部真正面から受け止めなくていいんです。

 

「そう感じているんだね」と、事実として受け流す。

 

そのくらいの距離感が、あなたの心を守ってくれます。

 

 

根本から楽になるには、インナーチャイルドと向き合うこと

 

会話の受け止め方を変えるだけでも楽になりますが、根本的に楽になるには、あなた自身の中にある「わかってもらえなかった」インナーチャイルドと向き合うことが近道です。

 

向き合うといっても、難しく考えなくて大丈夫。

 

母親との会話でモヤモヤした時、その感情を「なかったこと」にせず、「私は悲しかったんだな」「本当はわかってほしかったんだな」と、自分自身で気づいてあげる。

 

たったそれだけでも、心が少しずつゆるんでいきます。

 

 

過去の傷が癒えていくと、母親が変わらなくても、あなたの反応そのものが変わっていきます。

 

同じ言葉を聞いても、深く傷つかなくなっていくんです。

 

 

とはいえ、長年積み重なってきた感情に、自分ひとりで向き合うのは、決して簡単なことではありません。

 

時間もかかりますし、しんどさを感じることもあります。

 

つらい記憶に向き合うことに、怖さや不安を感じるのは、当然のこと。

 

だからこそ、専門家の力を借りれば、一人で抱え込むよりも早く前に進んでいけます。

 

 

まとめ:話が通じないのは、あなたのせいじゃありません

 

母親と話が通じないと感じるのは、あなたの伝え方が悪いからでも、我慢が足りないからでもない。

 

母親自身の余裕のなさや、母親自身が抱えるインナーチャイルドが関係していることが多いんです。

 

そして、あなたのしんどさの奥には、あなた自身の子ども時代からの理由、そう、インナーチャイルドがあるのかもしれません。

 

 

インナーチャイルドは世代間連鎖して、親子関係をさらに複雑なものにしていくからです

 

 

自分を責めるのではなく、自分のインナーチャイルドにそっと気づいてあげること。

 

それが、この苦しいループから抜け出す、本当の一歩です。

 

 

 

こんな願いはありませんか?

・母親と話すたびに、消耗するのをやめたい
・「わかってもらえない」という無力感から、自由になりたい
・根本から、元に戻らない変化をしたい
・自分の言葉に、ちゃんと価値があると思えるようになりたい

・スッキリと軽やかになっていきたい。

 

私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは、あなたの幼少期の経験を丁寧に振り返り、満たされなかった想いや痛みに寄り添いながら、インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていくプロセスをサポートしています。

 

興味がある方はこちらをご覧くださいね。

 

 

 

 

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