
「なんて自分はダメなんだろう!」
「ちっともうまくやれやしない…」
「あー、自分なんて消えてしまえばいいのに」
気が付くと、繰り返しそんな風に自分を責めている
そんなことはありませんか?
イライラして感情のまま怒ってしまった後
取り返しのつかないような一言を言ってしまった時
大きな失敗をしてしまった時…
なんとか気分を切り替えたいのに、気づけばまた「あの時こうすれば良かったのに」「なんであんなことしてしまったんだろう」と繰り返し自分を責めてしまう。
頭では「もう考えるのやめよう」と思っているのに、なぜか止まらない。
自分を責めるのをやめたくても、やめられない!
そんな方へ、インナーチャイルド・ヒーラーとして15年にわたり3,000件以上のセッションを提供してきた経験から、自分を責め続けることから一歩抜け出せる方法をお伝えします。
この記事の目次
自分を責めるのをやめられない理由——心の「ブレーキ」の正体とは
自分責めをやめたい!
でも、やめたいと思っていても、すんなりやめられる人は多くないんです。
それはなぜでしょう?
自分自身の体験と、3,000件を超えるヒーリングセッションを通して見えてきた答えはこれです。
「自分責めをすることに、無意識のうちにメリットを感じているから」
例えば、まったく自分を責めない人を思い浮かべると、こんな気持ちが出てきませんか?
- 自分を責めないと、調子にのってしまう
- 自分を責めないと、怠けてしまう
- 自分を責めている方がちゃんとやれる、頑張れる
- 自分を責めている方がまともな人間でいられる
これが、心のブレーキの正体です。
自分責めをやめようとすると、潜在意識がそのブレーキを踏んでしまう。
だから、「やめたいのに止まらない」という状態になるんですね。
自分を責め続けることの心身への影響——自責が引き起こす悪循環
自分責めには心のブレーキになるというメリットがある一方で、デメリットはとても大きいです。
なぜかというと、自分で自分を責めることは、他人から責められているのと同じくらいの威力があるから。
例えば、毎日こんなふうに言われ続けるとしたら、どうでしょう?
「なんてダメな人」
「もっとこうしておけばよかったのに」
「ほんと、あなたはバカね!」
……考えるだけで消えてしまいたくなりますよね。
体は固くなり、緊張して、呼吸が浅くなる。
実は、自分で自分を責めているときも、まったく同じことが起きているんです。
そんな状態では、集中できないし、力んで視野も狭くなりがち。感情のアップダウンも起きやすい。
例えば、子どもに感情的に怒ってしまったことで自分を責め続けたとします。
でも責め続けることでストレスがたまり、また子どもに感情的に怒ってしまう——。
同じ過ちを繰り返さないために自分を責めていたはずなのに、むしろ逆効果の負のループに陥りやすくなってしまうんです。
自分責めが続けば、体の不調や病気につながることも。
幸せな人生を送りたいなら、自分責めは足を引っ張る大きな要素になります。
自分を責めてしまうメカニズム——自責の念が生まれる仕組み
次に自分責めのメカニズムをみていきましょう。
自分が自分を責めるとき、「こうありたい自分(理想の自分)」と「そうでない自分(今の自分)」を比べています。
理想の自分とは、例えば、
ミスをしない自分、完璧な自分、優しい自分、優秀な自分、みんなに好かれる自分、などなど・・・
今の自分は、それに対して
ミスをする自分、ダメな自分、すぐ怒る自分、不器用な自分、みんなから嫌われる自分、などなど・・・
この二つを比較して、「理想の自分でない今の自分」をダメだとジャッジして責める。
それが自責の念の正体です。
ちなみに、理想と今を比較すること自体が、必ずしも自分責めにつながるわけではありません。
理想と現実のギャップを認めて「じゃあどうすればいいか」と自分を責めずにたんたんと前向きに行動を続けることもできる。
ほら、小さな子どもって、そうじゃないですか?
ハイハイしていた赤ちゃんが立って歩こうとするとき、転んで泣くことはあっても、「立って歩けないなんてダメな自分だ!」と自分を責めたりしませんよね。
ただ、たんたんと、立って歩く自分に向かって挑戦を繰り返す。
失敗から無意識に学びながら、自然と立って歩けるようになっていく。
とすると、赤ちゃんや乳幼児の頃には自分責めをしていなかったはずのに、いつから自分責めは始まったのでしょうか?
なぜ自分を責める癖がつくのか?根本原因はインナーチャイルドにある
自分責めの根本原因は、子どもの頃、親や周りの人から責められた経験にあります。
例えば、子どもが紙パックのジュースをコップに注ごうとして、こぼしてしまったとします。
「なんでこぼすの?」「何度も気をつけてって言ってるのに、どうして?!」
例え言葉が丁寧でも、感情的に言われることで、子どもは自分を否定されている、責められている、と感じます。
「親が嫌がることをする自分はダメな人間だ」という思い込みが生まれるきっかけになるんです。
もちろん、一回責められただけでは、生涯続く自分責めにはなりません。
でも何度も何度も、繰り返し、幼いうちから親にダメ出しされる。
そうすることでインナーチャイルド(子ども時代の心の傷)が深くなっていく。
「なんで早く起きれないの?」「なんでさっさと用意できないの?」「どうしてやれと言われたことをやらないの?」
そういう言葉を浴び続けるうちに、「自分はダメな人間なんだ」ということが、あたりまえのように思えてくるんです。
そして、親から責められる前に、自分で自分を前もって責めるようになっていく。
また、親が直接責めることが少なくても、親自身が自分責めをよくしていた場合、子どもはそれを真似るようにもなります。
この幼少期の体験が作るパターンが、インナーチャイルドとして心の奥底に残り、大人になってからも「自分を責める癖」として続いていくんですね。
自分を責めるのをやめる7つのステップ——今日からできる実践方法
では、自分を責め続けることから抜け出すために、今日からできる方法をご紹介しますね。
どれも難しいことではないので、できそうなものから試してみてください。
ステップ1:魔法の言葉「ま、いっか」を使う
自分責めから抜け出す、いちばん簡単で効果的な方法があります。
それは「ま、いっか」という言葉。
使い方はシンプル。
自分を責める思考が湧いてきたら、その都度「ま、いっか」とつぶやくだけ。
(あー、なんてことしてしまったんだろう)
→ 「ま、いっか」
(取り返しがつかないことしてしまった)
→ 「ま、いっか」
(「ま、いっか」なんて絶対思えない!)
→ 「ま、いっか」
自分責めの思考が止まるまで、ずっとつぶやき続けましょう。
なんだかどうでもよくなってきた、と気が抜けて少しでも笑えてきたら成功です。
「許します」よりも「ま、いっか」の方が、ほどほどに軽く自分を許せる感じがしませんか?
ステップ2:自分を責めていることに「気づく」練習をする
長い間自分責めをしている人は、自分責めとあまりに一体化しすぎて、していることに気づかないことも多いんです。
自分責めに気づく手がかりは、体に力が入っていないかどうか。
自分責めをしているとき、体はほとんどの場合、力んでいます。
気づいたら、こうしてみてください。
- どんな自分をダメとして、どんな自分を理想としているかに意識を向ける
- 「ああ、自分を責めてたんだな」と振り返る
- ゆっくり深呼吸して、力を抜こうとする
たんたんと、気づいては力を抜くことを繰り返すうちに、自分を責める回数が減ってきますよ。
ステップ3:思考を紙に書き出して客観視する
頭の中で考えがぐるぐると回ってしまうと、自分責めがどんどん膨らんでしまいます。
今考えていることを紙に書き出してみてください。
書き出すことで、モヤモヤしていた感情が客観的に見えてきます。
「こんなことで悩んでいたのか」と気づけることも多いですよ。
ステップ4:「完璧じゃなくていい」と自分に言ってあげる
何かを達成しようとするたびに、少しでもうまくいかないと「まだまだだ」「これじゃダメだ」と自分を責めてしまう
そんな完璧主義が自分責めの大きな燃料になっています。
でも、完璧な人なんてこの世にいません。
「完璧じゃなくていい」「ここまでできたからOK」、そう自分に言ってあげてください。
ステップ5:1日3つ「できたこと」を見つける
自分を責めがちな人ほど、「できなかったこと」ばかりに目を向けてしまいます。
寝る前に、今日できたことを3つ書き出してみましょう。
どんな小さなことでもいいんです。
(例えば「トイレに行けた」でもいい。実際私もそう書いてましたよ、笑)
これを続けることで、自分を認める習慣がついてきます。
ステップ6:他人と比較するのをやめる
SNSや周りの人と自分を比べて、どうしても自分が劣っているように感じてしまうこと、ありませんか?
人それぞれペースが違うことを忘れないでください。
同じ畑で違う野菜を育てても、育つ速度や形が違うのが当たり前ですよね。
ステップ7:あえて「思い切り自分を責める」と決める
いくら「ま、いっか」を繰り返しても、どうしても自分責めのエネルギーが勝ってしまうことがあるかもしれません。
そんな時は、「私は自分を責めるんだ!」と決めて、思い切り自分を責めてみてください。
「やめたいのに勝手に出てくる」という状態だから止まらない。
だったら、自分で決めて、存分に責めてみる。
自分で選んだ自分責めは、満足したら自然と止まります。
(ちなみに同じように、「むしゃくしゃするからお菓子を食べる!」と決めて食べると、適量で終われることも多いですよ。
よかったらお試しを笑)
「自分はダメな人間だ」と信じていた私が変わるまで——ヒーラー詠子の体験談
ここで、私自身の体験をお話しさせてください。
私は、昔は頻繁に自分責めをしていたんです。
それこそ秒単位で自分にダメ出しして、「頑張らねば!」「やらねば!」と自分にはっぱをかけたり、「だから自分はダメなんだ」と落ち込んでいました。
振り返れば、父も母も、私を褒めたり認めたりすることよりも、責めることの方が圧倒的に多かったです。
父は、よく「なんで俺が怒っているのか、言ってみろ!」とイライラしながら言っていました。
何も答えられず、身を固くしてジッとしていたことを覚えています。
心臓がバクバクして、体全体がカチカチに固まって、息をするのも忘れそうなくらい緊張していました。
こんな感じ




母は、私の行動がいちいち心配で、「お母さんが具合が悪いのはあなたが心配かけるからよ」などとよく言っていました。
そのたびに、心配かける私はなんてダメなんだ、という想いが強くなっていきました。
それからの人生、人を怒らせてはいけない、心配かけてはいけないと、人の顔色を伺い、前もって自分を責めて備えるようになっていったんです。
常に緊張して、体は固く、呼吸は浅く、疲れやすくて、感情のアップダウンも激しい。
どこにいても居場所がない感じがしていました。
大人になってからは、その生きづらさをなんとかしたくて色々なことを試しました。
でも何をやっても、心の奥底にある「自分はダメな人間だ」という想いは消えませんでした。
そんなとき、『インナーチャイルド』を扱うヒーリングと出会ったんです。
自分では、とっくに忘れていたと思っていた幼い頃の記憶。
でも心の奥底では、ずっとあの時の幼い私が、誰かに分かってほしくて、認めてほしくて、待っていたんだと気づいたんです。
セッションを何度か受けるうちに、不思議なことが起き始めました。
- 自分を責める回数が、明らかに減っていった
- 体の力が自然と抜けるようになった
- 深い呼吸ができるようになった
- 人の顔色を伺うことが減った
- 「自分はダメな人間だ」という想いが、薄れていった
効果を実感した私は、自分自身もこのヒーリングを提供できるヒーラーとなったのです。
自分責めを根本から手放すには——インナーチャイルドを癒すことが近道
昔の私のようにインナーチャイルドが大きい人は、なかなか自分を責める習慣を手放すのが難しかったりします。
潜在意識の中で自分責めのメリットが大きすぎて、変化することに無意識に抵抗してしまうんです。
しかし、本当の自分らしさは、自分責めを手放したところにあります。
理想の自分像の多くは、幼い頃から親が求めてきた自分像(親が嫌がるようなミスをしない自分、など)の影響を受けていることが多く、本当の自分とはかけ離れていることがほとんどだからです。
自分責めをやめて自分らしい人生を送りたいなら、インナーチャイルドを癒すのが近道です。
そのためにはどうしたらいいのでしょう?
セルフで行うなら、子ども時代の親から責められたと感じた場面を思い出し、その時の自分の想いや感情を感じ直すことが、インナーチャイルドを癒す第一歩になります。
あなたはどんなふうに親から責められましたか?
その時、どんな気持ちになったでしょうか?
あの頃の辛かった自分に、どうぞ寄り添ってあげてくださいね。
しかし、インナーチャイルドは心の深い部分にあるので、自分自身で扱っていくのが難しい面もあります。
自分責めをやめて、一刻も早く軽やかにスッキリ生きていきたい!
そう願う方は専門家のサポートを受ける方が、圧倒的に近道ですよ。
・自分を責め続ける悪循環から抜け出したい
・感情の波を穏やかにしたい
・人の顔色を伺って生きることをやめたい
・過去に囚われてもんもんとする時間を減らしたい
・ストレスレスでのびのびと生きていきたい
◾️『インナーチャイルド』を扱うヒーリングの詳細はこちら
まとめ
自分を責め続けてしまう時は、まずは「ま、いっか」、ぜひお試しを。
自分を責める思考ひとつひとつに「ま、いっか」とつぶやいていくと、ふっと力が抜けて心が楽になり、本当に「ま、いっか~」となる瞬間がきます。
今日ご紹介した7つのステップ、改めて。
- 「ま、いっか」を使う
- 自分を責めていることに気づく
- 紙に書き出して客観視する
- 「完璧じゃなくていい」と言ってあげる
- 1日3つ「できたこと」を見つける
- 他人と比較するのをやめる
- あえて思い切り自分を責めてみる
すべてを一度に試す必要はありません。
「ま、いっか」以外にも、できそうなものから一つずつ試してみてくださいね。
自分を責めることをやめて、自分に優しくなれると、周りの人にも優しくなれる。
子どもにも、パートナーにも、友人にも。
あなたが幸せになると、あなたの家族、あなたの周りにどんどん幸せが広がっていきます。
そんな幸せの連鎖を、今日から、小さな一歩から、始めていきましょう。
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私自身、かつては秒単位で自分にダメ出しをしていました。
でも、インナーチャイルドを癒してから——気づけば、体の力が抜けて、深く息ができるようになっていたんです。
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