子どもをたくさんハグして育てよう

 

子育てしていると、そんな言葉をよく耳にするかもしれません。

 

ハグがいいことはわかってるんだけど・・・でも素直にハグできないという方へ、今回は「マインドフルネス・ハグ」をご紹介したいと思います。

 

ハグの効果

抱き癖がつくから、と子どもはあまりハグ(抱っこ)しない方がよいと言われていた時代もありました。

しかし現在はハグを始めとする子どもへのスキンシップで愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されることがわかっており、子どもは沢山ハグして育てる、が子育ての主流になってきています。

オキシトシンには親子間の絆を深めたり、ストレスや痛みを軽減したり、成長ホルモンの分泌を促したり、学習効率が高まったりする効果があるとされています。

 

ハグがいいことはわかってる、けど・・・

沢山ハグして育てることはいいことだってわかってる。

でもそううまくいかないことも多いかもしれません。

 

・あまりに抱っこ抱っことせがんでくるのにうんざりする。

・子どもが数人いて、一人ハグすると、他の子どもたちからも次から次へと息つく暇もないくらい、ハグを求められ、めんどくさい。

・他にやることが沢山あって、ゆっくりハグなんてしてる暇がない。

・スキンシップが苦手。

・もう小学生になったので、今更ハグなんて照れくさい。

 

ゆっくり心穏やかにリラックスしてハグできたらいいのに、現実はそうもいかず、なんとなく罪悪感を感じることもあるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、「マインドフルネス・ハグ」です。

 

マインドフルネスとは

まずマインドフルネスとは何かを説明しましょう。

マインドフルネスとは、「今この瞬間のありのままを味わい、ジャッジせずに受け入れている状態」のことを指します。

 

子育てには色々な悩みがつきものです。

・子どものわがままに振り回されて疲れる。

・子どもがダメなことばかりするので、イライラして怒ってばかり。

・子どもの将来が不安。

・こんな育て方でいいのか、心配になる。

・余裕がない自分が嫌だ。

 

たいていの子育ての悩みは心がマインドフルネスの状態にないから起こります。

「今この瞬間のありのままを味わい、ジャッジせずに受け入れている状態」であるマインドフルネスの状態であれば、悩みが消え去り、心穏やかにいることができます。

 

マインドフルネスの状態になるために、ヨガや瞑想がよく用いられます。

ヨガや瞑想はちょっとハードルが高そうと感じるのなら、食べることをマインドフルネスの状態になるための手段に使うこともできます。

 

そして今回ここでは、ハグという行為を利用してマインドフルネスの状態に近づく方法を提案したいと思います。

子どもにいいとされるハグをマインドフルネスの状態に近づくための手段にできるなんて、一石二鳥だと思いませんか。

 

マインドフルネス・ハグ

 

ではマインドフルネス・ハグのやり方を説明します。

 

マインドフルネス・ハグを始める前に子どもに、マインドフルネス・ハグをすることを伝えます。

 

子どもをハグしながら、子どもをハグしている感覚に意識を向けます。

 

子どもの肌触り、匂い、呼吸の状態、抱っこするために使っている手や密着している体の感覚などを味わいます。

 

気持ちよさ、暖かさ、心地よさなどが湧いてきたら、それもありのままに味わいます。

 

気持ち悪さ、違和感、離れたい感じが出てきても、それもありのままに味わいます。

 

「いつも怒ってばかりでごめん」などという気持ちが出てきても、ジャッジせずに流しつつ、今の感覚に意識を戻すようにします。

 

ジッと抱っこさせてくれる子どもなら、タイマーなどをかけて始めは5分間から、やってみるのがいいと思います。

よく動き回り、ジッとできない子どもなら、1分間や抱っこさせてくれる間など、臨機応変にやってみるとよいでしょう。

こうしなければダメ、という型はありません。

 

マインドフルネス・ハグ 期待される子どもへの効果

 

ハグしていても、他のことを考えていたりなど親の心が今ここにないと、子どもは敏感にキャッチします。

するといくらハグしてあげても充分に満たされないことがよくあります。

 

マインドフルネス・ハグによって、親が子どもとの今ここを味わっていると、子どもはより安心感を覚え、精神的に安定するでしょう。

いくらハグしても、もっともっとと求めてくるような子どもは、1回のマインドフルネス・ハグで高い満足を感じ、むやみやたらにハグをねだらなくなるかもしれません。

 

ちなみに私は子どもの頃母親によくハグしてもらっていましたが、ハグされながら母の意識が今ここにないことに悲しみを感じていました。

息子が生まれてしばらくはあまり抱っこしてあげる気になれなかったのは、その時の心の傷が影響していたと思います。

反対に、自分はあまりハグしてもらえなかった、もっとして欲しかったなどという心の傷が、子どもを抱っこしたくない、という気持ちにつながることもよくあります。

 

マインドフルネス・ハグはそんなハグにまつわる親の心の傷にも、気づきやすくしてくれるでしょう。

親が子ども時代の自分の心の傷に気づき癒していけば、より穏やかに自然体で子育てできるようになります。

親が穏やかに自然体で子育てできると、子どもは幸せな人生を歩みやすくなります。

 

子育てにマインドフルネスを

子育てにマインドフルネスを取り入れるといいことがいっぱい。

 

下に紹介した記事には、ハグの他にも、子育て中でも気軽にできるマインドフルネスの状態に近づく方法を紹介しています。

※記事の中では、マインドフルネス・ハグをマインドフルネス・抱っことして紹介してます。

 

子育て中はとかく余裕がないもの。

日常のちょっとしたことを利用しながら、心穏やかに今ここに生きるための方法を、これからも提案していけたらと思います。

 

 

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