仕事は頑張ったら頑張っただけ成果が出たのに、子どもに対してはいくら頑張っても全然わかってくれない、なんてことはありませんか。

 

そんなときは、あなたはズレている方向に頑張ってしまっているのかもしれません。

 

仕事はズレて頑張っていると誰かが指摘してくれたり、実際仕事が滞ったりして気づいたりしますが、子育てのズレは家庭内で起きていることなので、そのままズレっぱなしということもありえます。

 

さて、子育てにおいて、どうしてズレて頑張ってしまうのか、ズレた感張りのデメリット、ズレない頑張り方はどういうものか、お伝えしていきましょう。

 

一生懸命やってるのに・・・

 

大抵の親は子どもの幸せを祈っていて、子どもの幸せのためによかれと思うことはできるだけしてあげたい、と思っているのではないでしょうか。

 

時には、お金や時間、エネルギーなど、自分は後回しにして、子どもを優先して使いがちかもしれません。

 

そんな風に自分なりに頑張っているのに、当の子どもは、頑張ってやってあげてることを拒否したり、ありがたみを感じてくれなかったり、無関心だったりする。

 

また、やってあげただけ子どもが自分の思うようになってくれるかというと、そうでもなかったりする。

 

よかれと思う習い事をさせても、嫌がったり、やめたがったり、上達が遅かったり

姿勢、行儀や片付けのことなど口を酸っぱくして何度も注意しても治らなかったり

勉強や学校のことなどに対し、いろいろアドバイスしても聞く耳を持たなかったり・・・

 

頑張れば頑張るほど却ってフラストレーションが溜まっていき、子どもにあたってしまうことも多くなるかもしれません。

 

そんな悪循環に思い当たるなら、あなたの頑張りがズレていないか、見直すタイミングです。

 

どうしてズレが生まれるのか

 

ズレは、親がよかれと思ってやっていることと子どもが本当に必要とすることが、違っていることから生じます。

 

ここで、当たり前だけど確認していきたいことは、「自分と子どもとは全く違う人間であるということ」です。

 

子どものためによかれ、と思っていることは、子ども自身をよく観察した結果そう思ったのでしょうか。

 

それとも、

「自分が小さいころやってもらってよかったから」

「その習い事がいいとテレビでやってたから」

「周りの人もみんなそうやってるから」

などと、自分がいいと感じることは、子どもにもいいはずだ(=自分と子どもは同じような人間だ)、と思っているのでしょうか。

 

もし後者であるなら、あなたの頑張りはズレている可能性が大きいです。

 

また、このまま育ったら子どもによくないことが起こるはずだから、その不安を避けるためにはこれが必要なんだ、と不安ベースで頑張っている場合も、ズレていると言えるでしょう。

 

なぜなら、このまま育ったら子どもによくないことが起こる、というのは、あくまで自分の経験に基づくイメージである場合が多いからです。

 

ズレた頑張りで生じるデメリット

 

ズレた頑張りは、自分と子どもを違う人間ではなく、同じような人間であると捉えることから生じます。

 

いくら子どものために頑張っていても、その頑張りがズレたものなら、子どもは、自分自身という存在をちゃんと見てもらえてない、ということを察知します。

 

すると、親の頑張りを素直に受け取ることができません。

 

また受け取っているように見えても、「本当はこれは私の望むことじゃないけど、親が一生懸命やってくれているのだから受け取らなきゃならない」と自分の本音を抑圧して無理していることもあります。

 

どちらであっても、子どもの自己肯定感は低くなり、自分らしくいられなくなっていきます。

 

また親自身も思うように変化してくれない子どもを前に、消耗し、感情的になりやすくなるでしょう。

 

ズレた頑張りを修正するには

 

もし子どもに対する頑張りがズレているように感じるなら、修正していきましょう。

 

まずは、子どものために頑張って使っていた時間やエネルギー、お金を少しでも自分のために使うようにします。

 

なぜなら、頑張って消耗している状態では、子どもを客観的に観察することは難しいからです。

 

自分のためだけに頑張ることは罪悪感が湧き、躊躇してしまうかもしれません。

 

その場合はあくまで子どものために、消耗している自分を満たすイメージで、今の自分のために頑張りましょう。

 

子どもの嫌がっていた習い事を思い切ってやめて、自分の習い事をするのもいいかもしれません。

子どもの姿勢や行儀について注意のエネルギーを向けていたのを、自分がリラックスすることへエネルギーを向けていくのもいいかもしれません。

 

自分が満たされてくると、落ち着いて子どものことを観察することができるようになります。

 

観察するときの注意点としては、不安ベースではなく、信頼ベースで観察することです。

 

信頼ベースで観察とは、目の前の子どもが何の問題もない、価値のある存在であるという目で観察することです。

 

不安ベース、信頼ベースについての詳細はこちらの記事をどうぞ

 

目の前の子どもはどういう人間であるのか観察しながら、今、子どもが親に求めるサポートはなんであるか、頭ではなく感覚で捉えるようにしてみてください。

 

子どもにとって必要と感じるサポートは、親が頑張って身を削るようなものではなく、片手でひょいと持ち上げられるくらいあっけないものかもしれません。

 

でも、本当に子どものためになるサポートとは、そんな大それたものではなく、些細なことをピンポイントに行うことだったりするのです。

 

頑張ることから、一緒に楽しむことへ

 

自分を満たし子どもを信頼ベースで観察しながら、その時その時で感覚的に子どもに必要そうなサポートを捉えて実行していくと、いつの間にか子どものために頑張ることが減っていくでしょう。

 

そして代わりに子どもと一緒に楽しんでいくことが普通になっていきます。

 

子どもに本当に必要で、根本的なサポートは、親が自分を肯定してくれていると感じながら、安心して育っていく環境を整えること。

 

身を削って頑張って消耗して時に感情的になってしまう親より、一緒に楽しんでくれる満たされた親の方が、子どもにとって安心できる存在ではないでしょうか。

 

自分の頑張りはズレてるかも、と思われる方は、まずご自身を満たすことから始めてみてくださいね。

 

 

 

おすすめの記事