【インナーチャイルドの影響を受けた子ども】の5つの特徴

 

私は子育て中の方に『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを提供する機会がたくさんあります。

 

そして効果を実感してくれたクライアントさんから自分の子どもにもやって欲しいと依頼され、子どもへヒーリングを施術することも多いです。

 

 

この記事では15年以上のヒーラーとしての経験をベースに、インナーチャイルドの影響を受けた子どもたちの特徴と、子どものインナーチャイルドが大きくなる要因の考察をお伝えしたいと思います。

 

子どもの変化と大人の変化の違い

 

 

私の提供するヒーリングはインナーチャイルド、そしてインナーチャイルドの根底にあるバーストラウマを扱います。

 

 

インナーチャイルド:乳児期から成人するまでの間についた心の傷、満たされなかった想い

 

バーストラウマ:胎児期から新生児期までについた心の傷、満たされなかった想い

 

 

2009年にヒーラーになった当初はクライアントは大人の方ばかりでした。

 

そして徐々に子ども(0歳~18歳)のヒーリングを依頼されることが多くなったのです。

 

 

そして子どものインナーチャイルドを扱うことでどんな部分が変化するのかをエネルギー的な観察を行った上、子どもたちの親から報告を受けることにより、インナーチャイルドが子どもに及ぼしていた影響が浮き彫りになっていきました。

 

 

次の章でその特徴を見ていきましょう。

 

インナーチャイルドの影響を受けた子どもの5つの特徴

 

インナーチャイルドの影響を受けた子どもの代表的な5つ特徴をお伝えしたいと思います。

 

① 感情の切り替えが遅い

 

 

・すねたりいじけたりすることが続く

 

・怒ったり不機嫌なことが続く

 

・泣きわめき続ける

 

 

上記のように感情の切り替えが遅い子どもは比較的多いかもしれません。

 

でも具体的に何か嫌なことがあるかというとそうではなく、心の中のモヤモヤが先にあり、何か些細なきっかけで感情が噴出し止められない、というパターンがほとんどだと思います。

 

 

なぜ感情の切り替えが遅いのか。

 

ひとつはインナーチャイルドの揺れがずっと感情を刺激し続けるからです。

 

また小さいころ泣きわめいたり怒ったり、素直に感情を表現していた子どもがある程度大きくなると、すねたりいじけたりむくれたり、無表情だけど不機嫌を醸し出したりするようになることはよくあります。

 

子どもが感情的になることを親が嫌がった場合、子どもはストレートに感情を出すことを抑えるようになり、感情の表現が複雑化していくからです。

 

何かのきっかけでインナーチャイルドが揺れ感情を刺激するけれども、ストレートに感情を出すことに対してもインナーチャイルドがあるので出てくる感情を抑えようとします。

 

そうすると感情の切り替えがどんどん遅くなっていくのです。

 

 

② ネガティブ思考

 

・「どうせうまくいかない」「やっても無駄」「どうせ私なんて・・・」というネガティブな感覚がベースにある

 

・被害者意識が強い

 

・責任転嫁しがち

 

 

ものごとを悪い方向に考えがちな子どもは親にとっても心配の種だと思います。

 

 

そういう子どもたちはインナーチャイルドにより「自分はダメな人間だ」「愛されていない」「認められていない」などと深い部分で勘違いしており、自己否定感が大きく自己肯定感が低いので、ネガティブな世界観の中で生きていくしかありません。

 

「そんな風に悪く考えるんじゃないの!」といくら親や周りから言われても、そうなれないのはそのためです。

 

 

ネガティブ思考な子どもはネガティブな事象を引き寄せがちです。

 

「どうせうまくいかない」と思いながらやったことって、うまくいかないことが多いですよね。

 

そういうことを繰り返して(やっぱり私って何をやってもどうせうまくいかないんだ)という思い込みが強くなり、自己否定感がますます大きくなっていきます。

 

 

インナーチャイルドが少ない子どもはすごく前向きにポジティブ思考、というよりは、フラットです。

ありのままを何の色もつけずに、落ち着いて物事を見ているようなイメージです。

 

③ コミュニケーションが下手

 

 

・はっきりと自分の想いを表現できない

 

・(どうせわかってもらえない)という想いがベースにあるので、コミュニケーションをあきらめてしまいがち

 

・相手に伝わるように話せない

 

 

小さいころ、親や周りの大人に、途中で遮られたり、否定されたりせずに、じっくりと話を聞いてもらえた子どもはコミュニケーション能力が素直に伸びていきます。

 

反対にそうされなかった子どもは、人とコミュニケーションをとることに対しインナーチャイルドがある可能性が高く、コミュニケーションが苦手だったり、独りよがりだったりします。

 

また親がじっくり聞いてるつもりでも、表面だけで心から聞いていないときも、子どもは察知します。

 

 

インナーチャイルドが少ないと、自分の想いを素直にちょうどよく言葉にできます。

 

その言葉に(どうせわかってもらえない)(こんなこと話すと怒られるかも)などの否定的な気持ちはありません。

 

ありのままの自分でいいと思えるようになってくるからです。

 

言葉に余計なエネルギーがのっていないので相手も素直に言葉を受け取ることができ、コミュニケーションが円滑になっていきます。

 

④ 覇気がない

 

 

・なんとなく暗い顔をしている

 

・体が弱い

 

・無気力

 

 

インナーチャイルドの影響があると、ネガティブに感情が揺れることが多いため、疲れます。

 

するとそのうち感情をダイレクトに感じることをやめてしまいます。

 

感情を感じることをやめるとポジティブな感情も感じにくくなるので、ぼーっとしてきて無駄に時間を過ごしているように見えるようになります。

 

自己否定感が大きく自分に自信がないため、顔が暗く表情もどことなくこわばります。

 

 

また感情を感じないで抑圧していたら、感情のエネルギーは滞ります。

 

滞った感情のエネルギーは肉体の循環も滞らせ、肉体の循環の悪さが体の弱さ・アレルギー体質などに現れることもあります。

 

 

インナーチャイルドが少なくなると、こわばっていた表情がふんわり柔らかくなります。

 

パッと明るい雰囲気に変化し、軽快さが出てきます。

 

軽快さが出てくると、行動しやすくなります。

 

エネルギーの循環がよくなって疲れにくくなっていきます。

 

⑤ 自分のことがよくわからない

 

・何をしたいのよくわからない

 

・何が好きなのかよくわからない

 

・なぜ今のような気持になるのかよくわからない

 

 

「ダメ!」という言葉を親からよく言われるなどして、自分のやりたいことを好きなようにやらしてもらえなかったことによるインナーチャイルドがあると、自分はやりたいことをやってはいけないという思い込みが強くなっていきます。

 

どうせやらせてもらえないなら・・・と自分の欲求を感じなくなっていき、自分の想いを捉えることをしなくなるので、自分で自分のことがよくわからなくなっていきます。

 

すると「将来は好きなことを見つけてやりなさい」などと言われても、何が好きなのかわからないので困ってしまいます。

 

イライラすることを否定されてきた経験が多いとイライラする自分を客観的に見つめられず、なぜイライラするのか説明をすることができません。

 

 

インナーチャイルドが少なくなると、好きなことを自然にやるようになるので、楽しく満たされた雰囲気に変化していきます。

 

また自分の気持ちを説明できるようになっていく子どもが多いです。

 

「こうこう、こういうことがあって、その時自分はこう感じたので、今こんな気持ちになっている」などと、説明できるようになっていくのです。

 

イライラや悲しみなどを「なにもかもママのせいだ!」と泣きわめいてぶつけていた5歳の女の子が、「胸のあたりに黒い苦しい塊があって、それがあるからイライラするの。」などと原因を客観的に表現するようになっていったケースもあります。

 

子どものインナーチャイルドが大きくなる原因

 

さて、5つの特徴を見ていきましたが、「これ、子どもの頃の自分に当てはまる・・・」なんて人もいたかもしれませんね。

 

ちなみに子ども時代の私は①~⑤全部当てはまってましたよ。

 

 

さて、この章ではなぜインナーチャイルドが大きくなっていくのか、原因は何なのかをお伝えしたいと思います。

 

・バーストラウマ

 

 

バーストラウマとは胎児期から新生児期までについた心の傷、満たされなかった想いの総称です。

 

特に出生時に大きくなりやすいのが特徴です。

 

自然からかけ離れたお産や、過剰な医療介入があったお産で生まれてくる子どもは、人生初めての困難を母親との一体感を持って自分のペースで乗り越えることが難しい傾向にあります。

 

すると、出生時生まれ出でる苦しみとともに「大切にされていない」「いらない存在なんだ」「生きる価値がない」などという自己否定感の芽を抱くようになり、分離感が強くなります。

 

 

すでに自己否定感の芽を自分の中に持っているので、成長過程で親や周りの人の態度や言動を否定的にとらえやすくなり、容易に傷つくようになります。

 

(私が泣いていたら嫌な顔をするなんて、私は愛されてないんだ)などという感じです。

 

 

なのでバーストラウマが大きいとインナーチャイルドは大きくなりやすいのです。

 

・親との関わり

 

 

子どもの人生の最初に密に関わる人間はたいていは親です。

 

よって親との関わりの中でインナーチャイルドが生じることが多いです。

 

では親のどんなところが子どものインナーチャイルドの形成にかかわるのでしょうか。

 

 

ざっくり言うと【親がありのままの子どもを認めていない】と、子どものインナーチャイルドは大きくなりやすいです。

 

 

親は子どもに無意識に期待してしまうものです。

 

・感情的ではなく、穏やかであってほしい。

 

・言うことをきいてほしい。

 

・もっと〇〇(活発な、勉強ができる、友達が多い、など)な子どもであってほしい。

 

 

そして自分の期待から外れているように見える子どもに対し、怒ったり、がっかりしたり、イライラしたり、そういう子どもはダメだとばかりに子どもを変えようとします。

 

すると子どもは(ありのままの自分だと否定されるんだ)と傷つき、インナーチャイルドを大きくしていくのです。

 

 

まとめ

 

 

インナーチャイルドが少ない子どもは明るく素直にのびのびしています。

 

子どもの困った行動や態度は、インナーチャイルドの影響を受けていただけ、ということも多いんです。

 

 

とするとインナーチャイルドの影響が少ない子どもは、この先の人生を幸せに生きれることを約束されているように思えます。

 

 

もしかしたら、世の中で起きている問題のほとんどは、根底にその問題に関わる人たちのインナーチャイルドがあるのかもしれません。

 

世の中の人が、それぞれみんな、自己肯定感が高く、ありのままで素直に生きていたら、きっと根深いトラブルなんて起きないと思います。

 

 

インナーチャイルドという視点で子どもを見つめてみると、子どもそして自分への理解が深まり、子育てが変わってくるかもしれません。

 

 

世界中でありのままで幸せに生きる大人と子どもが増えていきますように。

 

 

 

幸せな家族から平和が広がっていく。

 

そんな未来を目指してセッションを提供しています。

 

 

 

 

■『インナーチャイルド』を扱うヒーリングの詳細はこちら

 

 

 

 

 

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