【母が重い】そう感じるあなたは共依存関係に注意!母親から解放されて幸せに生きるには。

 

「母親が重い」

 

 

そう感じていませんか?

 

 

私も私の母親をめっちゃ重く感じてました!

 

 

母親が重い、と感じる原因は色々あるかもしれません。

 

私の場合は父親の愚痴を言い続ける母親が重くてたまらなかったです。

 

 

ヒーラー・カウンセラーとして色々な人の話を聞いていると、母親が重く感じる表面的な原因はそれぞれ違うけど、根っこは同じであることに気づきます。

 

 

それは「母親との共依存関係」です。

 

 

母親と共依存関係にある人は、心の底から幸せを感じることができません。

 

母親に感じる心の重さは、母親とは関係ないところでも、人生のあちこちで足を引っ張るからです。

 

 

ここでは、母親が重く感じる根っこである共依存関係について深掘りしながら、共依存関係を手放し、本当に幸せに生きるためのヒントをお伝えしたいと思います。

 

なぜ母親を重いと感じるのか?

 

 

「母親が重い」とネットで検索すると、たくさん情報が出てくるように、母親が重いと感じる子どもは年々増えているように思います。

 

 

私が母親を重く感じていたのは、まさに母親にベトーっとのしかかられているような気分だったからです。

 

 

私の母は父と仲が悪く、常に父の愚痴を私に言い続けました。

 

「ひどい」「つらい」「くるしい」などとネガティブな感情をふりまかれたり、こんなかわいそうな私に同情してと暗に迫ってくるのが、もう、すごくうざくて重かったです。

 

 

母を助けようといろいろアドバイスしても、一向に母は父との関係を変える兆しはない。

 

でも、ことあるごとに「どうにかして」「助けてちょうだい」とせがんでくる。

 

 

助けたいけど、助けられない、ジレンマや罪悪感もひどく重く感じました。

 

 

また母親の過干渉や過剰な期待が重いという人もいるでしょう。

 

ハッキリとは言葉にできないけど、母親の求めることに応えなきゃならないような雰囲気に、重さを感じる人もいます。

 

 

そこには、ありのままの自分では母親に受け入れてもらえない、という共通点があるように思います。

 

重い母親の特徴

 

 

子どもに重いと感じさせる母親の特徴はどのようなものがあるでしょうか。

 

 

たった一つ挙げるとしたら、それは「幸せそうに見えない」だと思います。

 

 

なぜなら重い母親は、常に不安を抱えているからです。

 

そしてその不安の吐け口に子どもを使います。

 

 

私の場合、愚痴をこぼされたり、過剰に依存されたりして、不安の吐け口にされていました。

 

 

子どもに対する過干渉も結局は母親の不安が大きいから起こります。

 

子どもの将来に不安があるので、自分の不安を解消するために「これがあなたのためだから」といろいろと口を出してコントロールしようとするのです。

 

しかしもともと不安が大きいので、子どもが何をしても不安な気持ちが休まることはなく、過干渉は続きます。

 

 

子どもへの過剰な期待も母親が自分の中の不安を忘れたいがために抱きがちです。

 

子どもが自分の期待通りになってくれれば、自分の不安は消えると思い込んでいるのです。

 

母親が重いと感じるその根っこ、共依存とは

 

共依存とはもともとはアルコール依存症の夫とそれを支える妻との歪んだ関係性を表すのに、アメリカで使われ始めた言葉です。

 

 

アルコール依存症の夫はアルコール中毒で問題行動を起こしても世話してくれる妻に依存します。

 

そして、妻の方も、問題のある夫を自己犠牲して支え続けることで、「この人は私がいなかったら生きていけない」と感じて、自分の存在価値を保ちます。

 

つまり、妻も夫に依存しているのです。

 

 

母親との関係において起こりやすい共依存は

 

 

■ 不安を抱えて、子どもに面倒を見てもらいたい、子どもに正当化してもらいたい、子どもを自分の思い通りにしたい、などの思いに囚われた母親

 

■ それを重く感じながらも、母親を見捨てられないと母親から離れられない子ども

 

 

という関係性です。

 

 

母親から離れられない、というのは、気持ち的に離れられない、というのも同じことです。

 

母親が目の前にいなくても、ふとした拍子に母親を思い出し気分が重くなる、というのも共依存です。

 

子どもが母親と共依存に陥りやすいわけ

 

 

共依存の母親は、自分の不安を解消するのに子どもを使います。

 

子どもが自分の思い通りになってくれれば、思い通りにならない他の現実を忘れられると思っています。

 

本人はそれを愛情と思ってやっている場合がほとんどなのでやっかいです。

 

 

しかも自分が愛情(と思い込んでるもの)を注いだ分、相手にも要求します。

 

「お母さんのこと、大好きなあなたなら、○○してくれるよね。」と暗にほのめかすのです。

 

 

子どもはお母さんの愛情が欲しくて、母親が求めることを満たそうとします。

 

それが例え、自分が嫌なことでも、自分の身を削りながらでもやろうとします。

 

 

同じような愚痴を延々と聞かされるのも、お母さんを助けて愛されるためだと我慢します。

 

「こうしなさい」「ああしてよ」と言われると、嫌々ながらも抵抗しながらもやったりします。

 

また、母親の望むことはなんだろう、と先回りしてやってあげたりもします。

 

 

それが蓄積していくと、どんどん母親を重く感じるようになっていきます。

 

そして自分がなくなっていくようにも感じ、自分という人間がよくわからなくなっていきます。

 

 

ちなみに歪みのない愛情を持つ母親は、ありのままの子どもを認めて信頼できます。

 

なので、子どもに過干渉になったり、変に子どもを思い通りにしようとしたりはしません。

 

 

愚痴をこぼしたり、過剰に依存することも、子どもにとって負荷がかかることだとわかるのでやりません。

 

というか、歪みのない愛情を持つ母親は、そもそも心が健全であるために、愚痴を言う必要も、依存する必要もないのです。

 

 

比較表:共依存 vs 健全な親子関係

 

 

項目 共依存の親子関係  健全な親子関係
境界線 曖昧で、お互いの境界が不明確。

親が子どもを自分の延長のように感じる

明確で、お互いの個人的な空間を尊重している
感情の責任 子どもが母親の愚痴やネガティブな感情をフォローする役割を担う。

母親の不安を解消するのが子どもの役目に

親と子がそれぞれ自分の感情に責任を持つ
自立への姿勢 子どもの独立や自立に不安や抵抗を示す。

「あなたがいないと私は…」と依存

親が子どもの独立を応援し、成長を喜ぶ
コミュニケーション 過剰な連絡や干渉。

毎日何度も電話、LINEの既読チェック、行動の監視

適度な連絡。

お互いの生活を尊重した頻度

役割 子どもが親の精神的支えや親友のような役割を強いられる 親は親、子は子として適切な役割を保つ
自己主張 子どもが自分の意見を言うと、母親が不機嫌になったり罪悪感を感じさせる 子どもが自分の意見を自由に言える。親は受け止める
愛情表現 「あなたのために犠牲になった」と恩着せがましい。

条件付きの愛

無条件の愛。

ありのままを受け入れる

人間関係 子どもの友人や恋人を批判。

親子関係が中心で外部との関係を妨げる

子どもが幅広い人間関係を築くことを支援
期待 過度に高く、母親の夢を子どもに押し付ける。

子どもへのプレッシャー

現実的で柔軟。

子どもの個性や希望を尊重

子どもの気持ち なんとなくいつも罪悪感、義務感、不安を感じる。

「母を裏切れない」「母親の期待に応えられない自分はダメな娘だ」という思い

安心感、自由、自分らしさを感じられる

 

 

母親と共依存関係にある人の特徴

 

 

母親との関係で悩んでいる方に、「共依存」というキーワードをお伝えすると、「いや、私は別に母親に依存していません。」と返ってくる場合があります。

 

 

でも、母親のことが気になって、なんとかしたい、と長々と悩むこと自体が共依存関係によるもの、と言っても過言ではありません。

 

健全な親子関係の中で育つと、「何があってもお互い大丈夫」という健全な信頼関係で結ばれて、自分も母親もお互い自立して、1人の人間同士として適度な距離感で付き合えるからです。

 

 

母親が重いと感じる、母親と共依存関係にある人は、内面的な問題も抱えやすいです。

 

なぜなら、母親からありのままの自分を認めてもらえることは少なく、母親の望むような子どもとして存在することを求められてきたからです。

 

 

以下は母親と共依存関係にある人の特徴です。

 

 

・自分に自信がない

・人の顔色を伺ってしまう

・必要以上に頑張ってしまい、自分をすり減らすことが多い

・人間関係において(自分が悪いのではないか)と感じてグルグルしてしまうことがよくある

・どこかモヤモヤしてスッキリしない

・自分のことより人のことを優先してしまう

・人との境界線がよくわからなくなる

・疲れやすい

 

 

 

あなたはいくつ当てはまりましたか?

 

昔の私は全て当てはまってましたよ!

 

 

母親から解放されて幸せに生きる方法

 

 

母親との共依存関係から解放されると、上に挙げたような特徴がなくなっていきます。

 

すると自然に幸せになっていくのは想像にたやすいですよね。

 

 

でも共依存関係を手放すのは、なかなか難しいです。

 

 

もちろん、共依存を手放す方法を言うのは簡単です。

 

母親とは一定の距離をとり、自分自身を幸せにすることを最優先するのです。

 

母親の不安は母親自身で解消するしかない、と割り切るのです。

 

 

しかし母親との関係は、胎児の時からスタートし、無意識下で人生のベースになっています。

 

日本では家の中で靴を脱ぐのは当たり前、と同じくらいかそれ以上に、母親の求めることを満たすことが最優先なのは当たり前、となっているのです。

 

 

自分の幸せを優先することは、なんとなく後ろめたかったり、罪悪感を感じたりします。

 

例えば、母親から電話がかかってきた時、(どうせ愚痴の電話、自分の心地よさを優先して出ないようにしよう)と決めて出ないようにしても、(あー、私が電話をかけなおさないことで困ってないだろうか、イライラしていないだろうか)と気になって消耗してしまうのです。

 

 

母親の目に見えない引力は凄まじいものがあります。

 

 

それでも、自分の幸せを優先する、と決めて行動し続けることは意味があります。

 

 

ただ時間はかかるし、母親が気にならなくなったと思ったら、また母親が問題になるようなことが起きたりするので、時間がかかるものと思っていた方が気が楽でしょう。

 

地道に自分を幸せにしていく行動を積み重ねていきましょう。

 

 

そうすることで自己肯定感が上がっていき、徐々に自分に自信が持てるようになっていきます。

 

インナーチャイルドを癒すと母親と離れやすくなるわけ

 

 

もっと変化のスピード感を早くしていきたい人へ。

 

 

私が長年本を読んだり、カウンセリングやいろんな種類のセラピーを受けて、母親との関係において効果を一番実感したのは、インナーチャイルドを癒すことです。

 

 

インナーチャイルドは乳幼児期から成人するまでの間についた心の傷・満たされなかった想いのことです。

 

インナーチャイルドは心の奥深く、主に潜在意識の中にあります。

 

 

母親に愛されたかった、認められたかった、優しくされたかった

 

でも、否定された、大事にされなかった、愛されなかった

 

ということは自分は、価値がない人間、ダメな人間、いらない人間

 

だから、頑張らなくてはならない、自分を優先してはいけない、相手の求めることに敏感でなくてはならない

 

 

上記のような想いに、悲しみ、怖れ、不安、怒り、寂しさなどの感情がラッピングされ、塊になってお互い絡み合ったのがインナーチャイルドです。

 

 

頭では(そんなことない、自分は価値がある人間で、幸せになっていんだ!)と思っていても、感覚が勝手に(母をこんなに重く感じるなんてダメな人間だ、もっと母の役に立たなくては)となってしまうのは、インナーチャイルドの影響が大きいです。

 

 

なので「ありのままの自分でいい」と感覚から変えていきたい場合は、インナーチャイルドを癒すと効果的です。

 

 

インナーチャイルド 癒し と検索するとたくさんの情報がヒットします。

 

インナーチャイルドに関する本もたくさん出ています。

 

ご自身に合った方法を模索してくださいね。

 

 

私自身は『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを受けて、母親との関係が徐々に、そして確実に変化していくことを実感しました。

 

そして今は、自分自身がそのヒーリングを提供する側になり、たくさんのクライアントの親子関係と関わるようになっています。

 

『インナーチャイルド』を扱うヒーリングは母親との共依存から自由になるために効果的なセッションです。

 

興味のある方はこちらのページをご覧ください。

 

 

インナーチャイルドが一定レベル以上癒されると、人生は着実に変化していきます。

 

母親に囚われていた日々が嘘のように、気にならなくなっていくことも容易に起こり得ます。

 

いつも心を重くしていたモヤモヤやイライラがスッキリする時間が増え、誰かのためにはなく、純粋に自分の幸せのためだけに時間を使えるようになっていきます。

 

そうできるようになると、どんどん心に余裕ができ、自分はここにいていいんだという安心感とともに、どっしりと地に足をつけ、人生を歩んでいけるでしょう♪

 

 

いやー、そういうふうに生きれるようになると、ほんと、色々楽になりますよ!

(経験者談!)

 

まとめ

 

 

母親との共依存ってねぇ、私の長年のテーマでした。

 

 

ライトなものも含めたら、日本人のほとんどの家庭に共依存関係があるのではないか、と疑っています。

 

不安が限りなく少なく、心から幸せな母親って本当に少ないように思うからです。

 

 

これは日本全体の問題かもしれません。

 

 

戦後急激に都市化し、自然が減り、人とのつながりは減り、核家族化で孤独な育児が増え、余裕がある教育はなくなり、学歴が重視され、働いても働いても希望がなかなか見えない社会になりました。

 

そんな中で、本当に幸せな心の状態を保つのは、並大抵なことではないのかもしれません。

 

 

しかし自由で幸せな心の足を引っ張る『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを提供してきて、人は根本から変わっていけるんだ、という実感も大きくなってきました。

 

 

母親との共依存関係は根深いかもしれません。

 

でも違和感に気付き、本当に自分が幸せになることを選択していったら、大きく変化することも確かです。

 

 

一人でも多くの方が、母親との共依存を手放し、自由に豊かに幸せになっていけたらいいなと思っています。

 

 

サポートが必要な方はいつでもご連絡ください!

 

 

 

■『インナーチャイルド』を扱うヒーリングの詳細はこちら

 

 

 

 

 

以下の記事は私と母との関係をリアルに書いてます。

 

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