
「子どもの頃、厳しく叱られて育ったせいで、常に自分にダメ出ししてしまう癖がある」
「自分の子どもにも同じように厳しくしてしまい、そんな自分が嫌だ」
このような心の傷を抱えながら生きることは、とても辛いもの。
でも、今この記事を読んでいるということは、その負の連鎖を断ち切りたいという気持ちがあるのだと思います!
この記事では、子育ての過程で心の傷を抱えている方に向けて、
- 叱られすぎて育った経験が与える心理的影響について
- その影響から自分を解放する具体的な方法
- 次の世代に同じ思いをさせない子育ての実践法
上記について、ヒーラー・カウンセラーとしての経験と、同じような経験を乗り越えた実体験を交えながら解説しています。
一人で抱え込まないでください。
適切なケアと向き合い方を知ることで、必ず変われるはず。
どうぞ最後までお読みください。
この記事の目次
叱られすぎて育った子どもの心理とその影響
叱られすぎて育った経験は、大人になってからの行動や考え方に大きな影響を与えることがあります。
ただ、その影響を理解して、適切にケアしていくことで、自分自身への理解が深まり、健全な人間関係を築いていけるようになります。
ここでは、叱られすぎて育つことでどんな影響が出るのか、その心理的な仕組みについて詳しくお伝えしていきます。
自己肯定感の低下と完璧主義になりやすい心理
幼い頃に過度に叱られ続けた経験は、自己肯定感を低くし、完璧主義的な傾向を生み出すことがあります。
「これくらいできて当たり前」「もっと頑張らなきゃ」という思考パターンが、いつの間にか自分の中に根付いてしまうんです。
この背景には、次のような心理的な仕組みが働いています。
- 承認欲求の強化:
叱られないように、いつも周りの期待に応えようとする癖がついてしまいます。
その結果、他人からの評価を過度に気にするようになり、自分の価値を他人の評価で測るようになってしまうのです。
- 失敗への過度な恐れ:
ちょっとしたことでも強く叱られた経験から、失敗を極端に恐れるようになります。
「完璧にできない」と感じると、新しいことに挑戦する勇気が持てなくなってしまうこともあります。
- 自己否定的な思考パターン:
叱られることが繰り返されると、「自分はダメな人間だ」という否定的な自己イメージができあがりやすくなります。
これが自己肯定感の低下につながり、「完璧じゃないと認められない」という思い込みを強めてしまうのです。
特に職場では、こうした完璧主義的な傾向がはっきりと表れることがあります。
「報告書に少しでもミスがあってはいけない」「周りに迷惑をかけてはいけない」という強迫的な思いに駆られて、常に緊張した状態になってしまうんですね。
低い自己肯定感と完璧主義は、心の負担を大きくする要因になります。
でも、これは決して一生続くものではありません。
適切なケアと向き合い方で、改善していくことができます。
些細なミスを極端に恐れてしまう
叱られすぎて育った人は、些細なミスに対して、ビクビクと極端な不安や恐れを感じる傾向があります。
これは、過去の叱られた体験が「ミス=強く叱られる」という条件付けを作り出してしまったからです。
こうした心理的な影響は、日常生活の中で次のような形で表れてきます。
- 過度な自己チェック:
LINEやメールの文章を何度も読み返したり、すでに終わった作業を繰り返し見直したりする癖がついてしまいます。
「どこかミスをしているんじゃないか」という不安が頭から離れず、作業効率が下がってしまうことも。
- 決断の先延ばし:
間違った選択をすることへの恐れから、大事な決断を後回しにしてしまいます。
「もっと慎重に考えなきゃ」という思いが、かえってストレスを増やしてしまうこともあるんです。
- 周りの反応への過敏さ:
相手の表情や態度のちょっとした変化に過敏になり、「怒られてるんじゃないか」と必要以上に不安を感じてビクビクしてしまいます。
これが人間関係での緊張や疲労感につながることも少なくありません。
「ちょっとしたミスを指摘されただけなのに、どうしてこんなに心臓がバクバクと動揺してしまうんだろう」と感じる方も多いかもしれません。
これは、過去の経験が今の反応パターンに影響を与えているからなんです。
でも、この反応パターンは一生続くものではありません。
自分の感情の動きを理解して、適切にケアしていくことで、もっと健全な対処法を身につけることができます。
親からの過度な叱責が及ぼす長期的影響
親から過度に叱られ続けた経験は、大人になってからの人間関係や社会生活にまで影響を与えることがあります。
これは、幼い頃の経験が脳の発達や感情をコントロールする仕組みに深く関わっているからです。
長期的な影響は、次のような形で表れることが多いようです。
- 自己表現の抑制:
叱られないように、自分の意見や感情を抑え込む癖が身についてしまいます。
その結果、職場やプライベートでのコミュニケーションに難しさを感じることがあります。
- 過剰な責任感:
相手の感情や行動に対して必要以上の責任を感じて、自分を追い詰めてしまう傾向があります。
「周りの不機嫌は自分のせいじゃないか」と過度に心配してしまうことも。
- 感情コントロールの課題:
ストレスがかかる状況で感情が不安定になりやすく、特に怒りや悲しみの感情をうまく表現できなくなることがあります。
「どうして自分はこんなに人の目が気になるんだろう」「なぜ思ったことを素直に言えないんだろう」と悩む方も少なくないでしょう。
これらは、激しく叱られ続けたことによる長期的な影響の一つと考えられているんです。
叱られすぎた経験を持つ大人の特徴と理解
叱られすぎて育った経験は、大人になってからの行動や感情に大きな影響を与えることがあります。
その特徴を理解することで自分自身への理解を深めていきましょう。
こうした影響は一般的に、過度な完璧主義や自己否定的な考え方のクセ、人間関係での不安などとして表れることが多いです。
ここでは、叱られすぎた経験を持つ大人に共通して見られる特徴について、具体的にお伝えしていきます。
自分の感情をコントロールできない原因
叱られすぎた経験を持つ大人が感情をうまくコントロールできない背景には、幼い頃からの感情抑制の習慣が関係しています。
「怒られるのが怖くて、自分の気持ちをずっと押し込めてきた」という経験を持つ方は少なくありません。
(私もそうでした。)
具体的には、次のような特徴が見られます。
- 感情の認識が難しい:
自分が今どんな感情を感じているのかを理解することが難しいんです。
幼い頃から感情を素直に表に出せなかったため、感情を言葉にする経験が不足しているからです。
- 感情の急激な起伏:
ちょっとしたことで感情が大きく揺れ動き、自分でも予測できないような感情の波に翻弄されてしまうことがあります。
これは、長年抑え込んできた感情が、適切な発散方法を見つけられないまま溢れ出てしまうためです。
- 過剰な自己抑制:
周りに迷惑をかけることを極端に恐れて、自分の感情を表現することに強い罪悪感を持っています。
これによって素直なありのままの感情表現が妨げられ、さらにストレスが溜まってしまいます。
日常生活では、「仕事で失敗したときに感情が抑えられなくなる」「夫(妻)との些細な言い合いが大きな喧嘩に発展してしまう」「子どもが泣いても叱り続けてしまう」といった形で表れることがあります。
感情のコントロールは、適切な対処法を学ぶことで少しずつ改善していくことができます。
友達や周りの人との関係で感じる生きづらさ
叱られすぎた経験を持つ人は、人間関係において特有の悩みを抱えていることが少なくありません。
「相手の機嫌をいつも気にしてしまう」「本音を言えない」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
具体的には、次のような特徴が見られます。
- 過度な気遣い:
相手の反応を過剰に気にして、自分の言動が相手の機嫌を悪くさせていないか常に不安を感じています。
これは、叱られた経験から身についた防衛反応の一つなんです。
- 境界線の引きにくさ:
人からの要求や依頼を断ることができず、自分の限界を超えても無理をしてしまいます。
幼い頃に自己主張を否定され、親の言うことを聞くように強要された経験が、この傾向に影響していることがあります。
- 本音を言えない習慣:
自分の意見や感情を素直に表現することに強い不安を感じて、表面的な人間関係に留まりがちです。
(私には本当の友達は実はいないんじゃないか)という気持ちになりやすいです。
こうした特徴は、職場での人間関係や友人関係、パートナーとの関係、家族関係など、さまざまな場面で影響を与えることがあります。
人間関係での生きづらさは、自己理解を深めて、適切な自己表現の方法を学ぶことで改善していくことができます。
子育てに対する不安や迷いの正体
叱られすぎた経験を持つ人が子育てする時、特有の不安や迷いを感じることがあります。
これは、自分の育ち方が子育てに与える影響を強く意識することから生まれる感情です。
具体的には、次のような不安を抱えていることが多いでしょう。
- 親と同じことを繰り返してしまう不安:
自分の親と同じような叱り方をしてしまっているんじゃないかという強い不安を感じています。
この不安は、子育てで悩みすぎたり、混乱したり、心が揺らぐ原因となります。
- 適切な叱り方がわからない:
自分が経験してきた叱り方が真っ当でないことはわかっていても、では具体的にどう叱ればいいのかという方法がわからず迷いを感じています。
- 感情的な反応への懸念:
子どもの行動に対して必要以上に感情的になってしまうんじゃないかという不安を抱えています。
これは、自分の感情コントロールへの不安が背景にあることが多いんです。
子育ての日々の中では、「子どもを叱るべき場面で適切に叱れない」「逆に感情的になりすぎてしまう」といった両極端な反応として表れることがあります。
こうした不安や迷いは多くの親が経験するものであり、決して特別なことではありません。
専門家が教える心の傷の癒し方と対処法
叱られすぎて育った経験による心の傷は、適切なケアと向き合い方で癒していくことができます。
その理由は、心の傷が「過去の出来事」ではなく「今の自分との関係性」だからです。
ここでは、具体的な癒し方と、子育てにおいて新しい関係性の築き方について詳しくお伝えしていきます。
自分の中にある「叱られすぎた子ども」との向き合い方
心の傷を癒すには、まず自分の中にいる「叱られすぎた子ども」の気持ちに寄り添うことから始めましょう。
「どうして自分ばかり叱られたんだろう」「あの言葉はきつすぎる」「もっと優しく接してほしかった」という想いを抱えている方も多いかもしれません。
こうした想いは決して否定するものではありません。
具体的な向き合い方として、次の3つのステップを意識してみましょう。
- 感情の観察:
叱られすぎた子ども時代の自分をイメージし、怒りや悲しみ、不安など、どんな感情が湧いてくるかをただ観察します。
- 共感と受容:
その感情を「当然の反応」として受け止めて、子ども時代の自分に「つらかったね」と声をかけます。
- 安全な距離感の確保:
感情が強すぎる場合は、一度深呼吸をして「今の自分は大丈夫、安全なんだ」と言い聞かせましょう。
このプロセスはすぐには進みませんが、継続的に実践していくことが心の回復につながります。
理由なく叱られた記憶との付き合い方
理由なく叱られた記憶は、現在の自分を縛る「無意識の制限」となっていることがあります。
「何か失敗したらまた叱られるのではないか・・・」という不安から、新しいことに挑戦できない方もいるかもしれません。
こうした記憶との健全な付き合い方として、以下の対処法が効果的です。
- 記憶の整理:
いつ、どんな状況で叱られたのか、できる範囲で具体的に思い出してみましょう。
無理に思い出す必要はありません。
- 現在との区別:
その記憶は「過去の出来事」であり、今の自分は安全な環境にいることを確認してみましょう。
- 新しい意味づけ:
その経験から学んだ強さや思いやりの心など、ポジティブな面を見出してみましょう。
記憶との向き合い方を変えることで、その出来事に振り回されない状態を整えることができます。
自己肯定感を取り戻すためのステップ
自己肯定感は、日々の小さな実践から少しずつ育てていくことができます。
「完璧でなければならない」という思い込みから解放されることが、その第一歩となります。
次の実践的なステップを、無理のない範囲で始めてみましょう。
- 自己承認の練習:
毎日、小さなことでも自分を褒める時間を作ります。
失敗してもそこから学べたことを認めてあげましょう。
- 境界線の設定:
自分の気持ちや価値観を大切にし、必要な時には「ノー」と言えるようになりましょう。
- 自己対話の見直し:
自分の中で勝手に湧き上がる自分を責める声に気づいて、もっと優しい言葉で自分に語りかけるよう意識してみましょう。
焦らなくて大丈夫。
自己肯定感は、一歩ずつ取り戻していけるものです。
子育てで大切にしたい3つのこと
親から子へのネガティブな連鎖を断ち切り、もっと健全な親子関係を築いていくためには、自分らしい新しい育て方を実践していくことが大切です。
「自分の親のようになってしまうんじゃないか」という不安を抱えている方も多いかもしれません。
でも、次の3つのポイントを意識することで、その不安を乗り越えていくことができます。
- 子どもの感情の受容:
子どもの感情表現を否定せず、まずは受け止めることを心がけましょう。
たとえ理解できない感情でも、その子なりの理由があると考えてみてください。
- 安全な関係性の構築:
叱るべきときも、その行動だけを指摘して、「ダメな子」などの人格を否定する言葉は使いません。
子どもが安心して失敗できる環境を作ることが大切です。
- 自己肯定感の育成支援:
できたことを具体的に褒めて、努力のプロセスを認めていきます。
完璧を求めすぎず、チャレンジする勇気を育てていきましょう。
こうしたことを続けることで、子どもの心が健全に育っていく環境を作ることができます。
まとめ:子ども時代の傷から、新しい親子関係を築くまでの道筋
今回は、幼少期の厳しく叱られ続けた影響で心に不安を抱えている方に向けて、
- 叱られすぎて育った経験が及ぼす心理的影響
- 自己肯定感を取り戻すための具体的なステップ
- より良い親子関係を築くためのアプローチ
上記について、同じような経験を乗り越え、カウンセラーとして多くの方をサポートしてきた筆者の体験を交えながらお話してきました。
幼少期の過度な叱責は、完璧主義や自己否定的な思考パターンを生み出すことがあります。
しかし、その影響は決して一生消えない傷跡ではありません。
適切なケアと向き合い方を知ることで、癒すことができるのです。
自分の内側にいる「叱られ続けた子ども時代の自分」に、まずは優しく寄り添ってみませんか。
その小さな一歩が、自己肯定感を取り戻す確かな道標となるはずです。
今この記事を読んでいるということは、すでにあなたは変化への第一歩を踏み出しています。
この気づきを大切に、ゆっくりと自分のペースで前に進んでいけばいいのです。
明日から、鏡の中の自分に「よく頑張ったね」と声をかけることから始めてみましょう。
そして心配なときは、専門家に相談することをためらわないでください。
あなたの新しい一歩を心から応援しています!
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