
✅ 【沖縄移住】沖縄で子育てしてよかったこと
✅ 【沖縄移住】沖縄で子育て、デメリットの面
✅ 【沖縄移住】沖縄で子育てに合ってる人、合わない人
「沖縄で子育てって、実際どうなの?」
移住を考えているママから、この質問をよくいただきます。
ネットで調べると、「沖縄最高!」というキラキラした情報もあれば、「やめとけ」という声もあって、正直どっちを信じていいかわからないですよね。
私は2003年に東京から沖縄に移住しました。
当時32歳。ノリと勢いで来ちゃったんです(笑)
その5年後に息子が生まれ、沖縄県の中部地域でずっと子育てしてきました。
気づけば移住して23年、息子はもう高校生です。
23年住んでみてわかったのは、沖縄の子育てには、ここでしか味わえない「よさ」がある。
でも、正直「うーん…」と感じることもあるということ。
この記事では、そのどちらもごまかさずにお伝えします。
キラキラだけじゃない、リアルな沖縄子育て。
読み終わったあとに、「自分に合いそうかどうか」が見えてくるはずです。
この記事の目次
私が東京を離れて沖縄に移住したわけ
私は1歳の時から東京に住んでいました。
人が多い東京があまり好きではなく、子どもの頃からいつもどこか居場所がない感じを感じていました。
他に自分に合う場所があるんじゃないかと思っていて、学生時代はアメリカやスペインに留学したり、北アルプスの山小屋で働いたりしていました。
移住する5年くらい前に初めて沖縄に旅行に来た時、なんとなくここに住みたいな、と感じたのが移住のきっかけ。
青い空に立体的な雲、どこか異国を感じる街並み、優しい感じがする人々に惹かれたんだと思います。
そして当時付き合っていた彼(今の夫)とたまたま求職のタイミングが重なり、二人とも東京を離れたい気持ちがあったので、「じゃあ、思い切って沖縄へ!」ということで来ちゃいました、沖縄。
きっかけはどちらかと言えば軽いノリだったのに、数年前には夫と会社を立ち上げたりして、今ではすっかり沖縄に根付いています。
子どもが生まれたのは移住して5年目、助産師さんの付き添いの元自宅出産をしました。
そんな私が沖縄で子育てしてよかったことをお伝えしていきたいと思います。
【メリット①】沖縄は子どもに優しい

沖縄って日本全国で出生率が1位。
私の知り合いでも3人以上は子どもがいるって方がとても多いです。
沖縄は県外に出る人が少なく、親や親戚、兄弟姉妹が近くに住んでいる人という人がほとんどなので、子どもを預けやすいという環境もあるのでしょう。
また、子は宝、子どもは多ければ多いほどいい、というような昔ながらの雰囲気が残っているように思います。
とにかく子どもが多い。
なので高校生くらいの若い子でも子ども慣れしていて、みんな子どもに優しいのです。
特に、オジー、オバー、と言われるような年配の方は子どもに優しいです。
スーパーなどで赤ちゃんを抱いていると、話しかけらる。
お店で子どもが騒いでしまっても、温かい目で見てくれたり声をかけたりしてくれます。
幼い息子を連れての外食の時などは特に、子どもに優しい雰囲気にすごく救われました。
子どもウェルカムな風潮のせいか、昔の、これぞ、ザ・子ども、というような、イキイキとした、無邪気な明るい子どもたちが多いように思います。
デメリットにもなる面
人によっては、優しさの距離が近すぎてちょっと・・・ていうのはあるかもしれません。
話しかけられて立ち話をしていた相手が、赤ちゃんを抱かせてくれというので、息子を抱っこしてもらったら、そのままずーっと抱っこし続けられて、(いつ返してくれるんだろうか・・・)とハラハラしたことがあります。
まぁ、慣れたらそんなもんか、と思うんですけど!笑
【メリット②】海が身近!自然の中で子育てできる沖縄

北アルプスの山小屋で働いていたくらいですから(夫とは山小屋で出会いました)、私は都会より自然が好き。
また沖縄で初めて海で遊んだ時に、すぐ足元で熱帯魚が見れるような澄んだ海に感動した覚えがあります。
そんな美しい海に気軽に行ける環境で子育てできたのはとてもよかったです。
夏は週末の度に幼い息子を連れて海に行き、砂浜で遊んだり、浮き輪で海に浮かんだり、海を満喫しました。
海はもちろん、北部に行けばハイキングくらいの山登りもできるし、水遊びできる滝もあります。
海や山、川で思い切り体を動かして遊べる。
自然の中で遊ぶのは子どもだけなく、親にとっても、とても気持ちいいです。
子育てでイライラしていたり疲れていたりしても、海に足をつければ、なんだかモヤモヤがとけていく・・・、みたいになることも多かったです。
デメリットにもなる面
直接のデメリットというわけではないのですが、沖縄県中南部は結構都会です。
通勤時間帯はかなり渋滞もします。
なので、生活環境にのんびりとした自然を求めるなら沖縄県北部に住むのがいいと思います。
しかし今はホテルなどがどんどん建ってきていて、移住した頃より自由に遊べるビーチは確実に減っています。
ちなみに、あんなに自然に触れて育てた息子、思春期になった今はかなりのインドア派。
それでも、夏は夫婦二人で車で10分の隠れ家ビーチでシュノーケルを楽しんでます。
【メリット③】オルタナティブスクールやインターなど教育の選択肢が多い沖縄で子育てしてよかったこと

沖縄では公立や私学など、一般的な教育を行う学校の他に、オルタナティブスクールと呼ばれる学校もそれなりにあります。
オルタナティブスクールは画一的な教育ではなく、個人を尊重し子どもが本来持っている探求心に基づいて、自由にカリキュラムが組まれていることが多いのが特徴です。
私のヒーリングのクライアントさんの中には、自分で理想の学校を立ち上げて子どもたちを通わせている方もいます。
沖縄移住者は、自由な教育に熱心な人が特に多いように思います。
実は息子、今は楽しく学校に通っていますが、学校に行きたくない、という時期もありました。
そんな時、「ま、いざとなったらフリースクールがいくつかあるし」と気楽でいられたのも、オルタナティブスクールの選択肢が色々あったからだと思います。
また、沖縄には米軍基地があるので、インターナショナルスクールも7校あります。
都心でインターナショナルスクールに入れるよりも学費が安いので、子どものインターナショナルスクール入学を目的に移住してくる人もそれなりにいるそうです。
デメリットにもなる面
オルタナティブスクールがたくさんあるといっても、一つ一つの学校の規模は小さいので、子どもによっては合う合わないはありそうです。
【メリット④】のんびりした空気感に子育て中は救われる

沖縄の空気感はとてものんびりしています。
私の好きな沖縄でよく使われる言葉で、「だからよー。」という言葉があります。
例えばこんな場面で使われます。
Aさん 「Bさん、なんで遅刻してきたの?」
Bさん 「だっからよ〜」
最初は、(なになに?「だからよ〜」の続きはないの???)と思ってましたが、この言葉が出たら、なんとなくもう、責任追求終了、みたいな感じ。
あとは、「◯◯さん、二人目おめでたみたいね!」「だからよー!」などとポジティブな共感にも使われたりもします。
狭い島ですから、ギスギスしないように、やんわりと人間関係を丸くおさめるような、こういう言葉があるんでしょうね。
そんな感じで沖縄全体に、トゲトゲしない、まあるい、のんびりさがあるように思います。
待ち合わせの時間に遅れても相手は全然気にしてなかったり、そんなのんびりさに、子どもの小さい頃は特に救われました。
デメリットにもなる面
悪く言えば、ルーズ、とも言えるかもしれません。
外で働いていた時は、飲み会の時間は開始時間1時間後にパラパラと集まり出すのが当たり前、ミーティングも決められた時間の30分後くらいに開始する、みたいな感じだったんで、移住当初は『は???』ってなってました。
カッチリした性質の人は『合わない』ということもあるかなと思います。
【メリット⑤】スピリチュアルが普通の島で、私の子育て観が変わった

沖縄に移住したてのころ、職場の同僚が、「この間事故を起こしかけて、しばらく体調が悪かったんだけど、どうやらマブイを落としたみたいで、ユタにマブイグミしてもらったらよくなった。」みたいなことを話すわけですよ。
??? ユタ?マブイ??マブイグミ???
ってなってました 笑
マブイというのは沖縄弁で魂のこと。
事故のようなショックなことがあると、魂が体から抜けちゃって、ぼーっとしたような状態になってしまうのです。
それをユタ(沖縄の霊能者)にお願いして、マブイを体に戻してもらうのが、マブイグミ。
そんな感じで、沖縄は普通の人も普通にスピリチュアルなんです。
引っ越すとか家を買うとかのタイミングや、悪いことが起き続けてる、なんて時に、ユタに相談する人も多いです。
そういう島だから、スピリチュアルとは全く無縁だった私が、スピリチュアルの方向に導かれていったのかなーと思います。
ユタでなくても、スピリチュアル的なセッションをする人は多く、そういったセッションを受ける中で、インナーチャイルドという概念や、自分の生きづらさの根本に親が関わっていることを知っていきました。
だから妊娠してまず思ったのが、私のインナーチャイルドを子どもに連鎖させたくない、ということでした。
そして妊娠中に『インナーチャイルド』をエネルギー的に扱うヒーリングを受け、出産後はインナーチャイルドをつけない子育てを目指していったのです。
そして今ではその『インナーチャイルド』を扱うヒーリングのヒーラーをしています。
スピリチュアルの世界に目が開かなかったら、私はどんな子育てをしていたんでしょう。
きっと、父親からされていたように子どもを怒りのエネルギーで押さえつけたり、母親からされていたように心配を愛情と勘違いして子どもをがんじがらめに縛り付けていたように思います。
そして自分の親の夫婦関係のように、夫と信頼でつながれない関係性だっただろうな、と想像します。
そしたら、息子は今のように、天真爛漫な穏やかな感じにはなってなかったでしょう。
沖縄が普通にスピリチュアルな島で、本当によかったです。
デメリットにもなる面
土地の取引など、まとまりかけていた契約が、ユタがやめろというのでやめる、みたいなことは日常的に起きるそうですよ。
また、ユタや霊能力者に相談したいという時は、見えないことを扱うので、本当に信頼できるか見極めが重要になってくると思います。
いつの間にか依存させられて離れづらくなる、みたいなことも耳にします。
まぁ、これは沖縄以外の場所でも同じだと思いますが。
また、沖縄は昔、民間人を巻き込んだ戦地になりました。
だいぶ浄化されてはきてますが、場所によっては戦争の名残のエネルギーがまだ残っています。
なんだかここは変な感じがするのでいきたくないな、と感じるところは行かない方がよいでしょう。
沖縄の教育費・生活コスト、東京と比べてどう?
これも気になる方が多いと思うので、私の実感をお伝えします。
まず家賃。
東京に比べると、沖縄の家賃はかなり安いです。
私たちが最初に住んでいた中部エリアの2LDKは、東京のワンルーム並みの家賃でした。
ただ、ここ数年は移住者の増加もあって家賃が上がってきているので、「激安!」とまでは言えなくなってきています。
食費に関しては、沖縄県産の野菜やお肉は安いものが多いです。
でも、本土から輸送されてくるものは送料分が上乗せされるので、ものによっては東京より高いことも。
教育費については、公立の小中学校であれば東京とそこまで変わらないと思います。
ただ、先ほどお伝えしたオルタナティブスクールやインターナショナルスクールを選ぶ場合は、学校によって費用はさまざま。
インターナショナルスクールに関しては、東京の半額以下で通えるところもあると聞きます。
それを目的に移住してくる方もいるくらいなので、選択肢として知っておくといいかもしれません。
あと、沖縄は車社会なので、車の維持費は必須経費として考えておいてくださいね。
我が家も夫婦で2台持ちです。
トータルで見ると、東京よりは生活コストは抑えられると思いますが、「沖縄=とにかく安い」というイメージだと、ちょっとギャップを感じるかもしれません。
沖縄移住×子育て、こんな人に向いています
最後に、20年以上沖縄で子育てしてきた私が思う、「沖縄移住の子育てが向いている人」をまとめてみますね。
向いている人
自然の中でのびのび子育てしたい人。
教育の選択肢を広く持ちたい人。
多少のルーズさを「まぁいいか」と楽しめる人。
地域の人との距離が近いのが心地いい人。
完璧じゃなくていい、ゆるっとした子育てがしたい人。
ちょっと合わないかもしれない人
時間にきっちりしていないとストレスを感じる人。
都会の便利さ(電車・デパート・塾の選択肢など)が必要な人。
子どもの受験や進学先の選択肢を最優先にしたい人。
親や親戚、見知った人が近くにいないと子育てが不安な人。
虫や湿気、台風など自然のハードな面が苦手な人。
もちろん、これはあくまで私の感覚です。
合う・合わないは住んでみないとわからない部分も大きいので、可能なら移住前に短期滞在してみるのがおすすめですよ。
私たちは「ノリと勢い」で来ちゃいましたけど(笑)、それでも20年以上住み続けているので、結果オーライです!
夢だった海の見える家も建てちゃいました↓
まとめ:沖縄移住の子育て、リアルに振り返って思うこと

東京から沖縄に移住して23年。
振り返ってみると、沖縄での子育ては「全部よかった!」とキラキラ言い切れるものでもないし、かといって「やめとけばよかった」なんて一度も思ったことがないんですよね。
のんびりした空気感に救われた日もあれば、時間のルーズさに「は???」ってなった日もある。
海の美しさに感動した日もあれば、台風のあとの片付けにヘトヘトになった日もある。
でもね、そういう「いいことも、ちょっと大変なことも、ぜんぶひっくるめての沖縄生活」が、私にはちょうどよかったんだと思います。
移住しても合わなくて、本州に帰っていった友人もいます。
それはそれで、その人にとっての正解。
大事なのは、「完璧な移住先」を探すことじゃなくて、自分が「ここ、いいな」と感じた場所で暮らしてみる勇気なんじゃないかなと。
私たちはノリと勢いで来ちゃったけど(笑)、そのおかげで息子は沖縄の自然の中でのびのび育ち、私自身もインナーチャイルドと向き合い人生が開け、子育て観がガラッと変わりました。
親が自分の人生を楽しんでいる姿が、子どもにとって一番の安心になる。
20年以上沖縄で子育てしてきて、今いちばん強く思うことです。
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