【子育てがうまくいかない】うまくいく子育てとの違いって何?

 

なんでこんなに子育てってうまくいかないんだろう?

 

そう悩んだことはありませんか。

 

周りを見渡すと、みんな余裕でうまく子育てしているように見える。

 

でも・・・、

私はもう、いっぱいいっぱい。

ぜんっぜん、うまくやれない。

 

そう感じる方へ、うまくいく子育てとうまくいかない子育て、何が違うのかをお伝えしたいと思います。

 

どんな時に子育てがうまくいかないと感じるのか

 

 

あなたはどんな時に子育てがうまくいかないって思いますか?

 

 

・子どもが言うことを聞いてくれない時

・子どものわがままがひどい時

・子どもの成績が落ちた時

・子どもの人間関係に問題があるように感じる時

・子どもが思い通りにならない時

・子どもに感情的になってしまった時

 

 

などでしょうか。

 

 

私が最初に子育てがうまくいかないと感じたのは、生後数週間の息子の頭が歪んでいるのを発見した時でした。

 

 

その当時私は、妊娠中からいろんな本を読んだりして、「子どもが産まれたらこう育てるんだ」というような理想をたくさんもっていました。

そのうちの一つに『子どもの体を歪みなく育てる、それが子どもを健康に幸せに育てる秘訣!』というのがあったのです。

それが生後数週間ではかなくも崩れ去りました。

 

 

ガラガラドッシャーン!

 

 

なんとかこの失敗を挽回しようと、頭を丸くする枕を買ったり、赤ちゃんの整体に通ったり、歪みのある方に傾いて寝ている息子の頭をまっすぐな向きに変えたりし続けましたが、全然ダメ。

 

 

子育てって全然うまくいかない!と悩みを深くしたものでした。

 

うまくいく子育てとうまくいかない子育ての違い

 

 

では早速、うまくいく子育てとうまくいかない子育ての違いをみていきましょう。

 

 

うまくいく子育てとうまくいかない子育て、一体何が違うのでしょうか。

 

 

うまくいく子育ては、

 

 

・子どもが素直に言うことを聞く

・友人関係や成績になんの問題もない

・親子ともに穏やかで感情的にならずにすむ

 

 

なんてことが挙げられそうです。

 

 

うまくいかない子育てはその反対でしょうか。

 

 

・子どもが全然言うことをきかない

・友人関係や成績に問題がある

・親子共に感情的になりがち

 

 

・・・・・

でもどうなんでしょう。

 

 

幼い頃は子どもが素直に言うことをきいているように見えても、将来犯罪者になってしまうこともあります。

また学生のときは友人関係や成績に問題があっても、起業してオリジナルなビジネスを展開するようになる場合もあります。

 

 

どうだとうまくいって、どうだとうまくいかない、と決めつけることはできないように思います。

 

 

例えば、私が子どもの頭が歪んでいることが子育てがうまくいかないと感じる原因だったわけですが、「元気でよく笑うし、よくおっぱい飲むみたいだし、子育てうまくいってるね。」と言われることも多々ありました。

 

 

実際、息子は夜泣きも少なく、体重も順調に増えて、元気で明るい赤ちゃんだったと思います。

 

 

でもね、うまくいかないって悩んでる時って、そういう言葉があまり響いてこない。

「そうは言っても、この間熱出したし、夜泣くこともあって大変だよ。」とかいって、うまくいってないことをアピールしてしまったりしました。

 

 

とすると、うまくいく子育てとうまくいかない子育ての違いって、親自身が自分の子育てをうまくいっていると感じているかどうか、なのかもしれません。

 

子育てがうまくいかないと感じる原因は

 

 

では子育てがうまくいかないと感じる原因はなんでしょうか。

 

 

最初に、子育てがうまくいかないと感じる時はどういう時かいくつか例を挙げましたが、うまくいかないと感じる時に自分自身の心の中どうなっているのでしょうか。

 

 

それは、『理想(=自分にとってのうまくいっている状態)と現状を比べて、現状をダメとしている』、と表現できると思います。

 

 

例えば、子どもが言うことを聞かない時に子育てがうまくいかないと感じるなら、子どもが親の言うことを素直に聞く、ということが理想で、そうじゃない現状がダメと思っています。

 

 

子どもに感情的に怒ってしまう時にうまくいかないと感じるなら、親は子どもに対し穏やかで優しくあることが理想となっています。

 

 

過去の私でしたら、赤ちゃんの頭が歪んでない状態が理想で、赤ちゃんの頭が歪んでいることはダメなことだったのです。

 

理想はあってもいい、けど・・・

 

 

もちろん、理想はあってもいいのです。

そして理想と現実を比べて、その差異に意識をむけるのもいいと思います。

 

 

しかし、その差異に対し現状にダメ出しし、うまくいかないと感じてイライラしたり落ち込んだり、自分を責めたり子どもを責めてしまうなら、デメリットが大きいかもしれません。

 

 

「うまくいかない」と現状を否定するデメリットはなんでしょうか。

 

 

まず、思考停止に陥りやすくなり、客観的に現状を把握しにくくなります。

 

 

現状を客観的に把握しにくいと理想に近づくための新たなアイディアは浮かんできにくいです。

その理想に向かっていくことが子どもと自分の幸せにとって必要なことなのか、疑うこともしにくいです。

 

 

例えば、言うことを聞かない子どもに対し、(あー、なんでうまくいかないの、私の子育て)とイライラしてると、子どもの状態を客観的に観察することが難しいのは容易に想像できるでしょう。

よくよく観察すると、本当は、子どもは約束を忘れられてすねてるんだということがわかったかもしれません。

そしたらまずやることは、「約束を忘れたことを謝ること」だったのかもしれませんね。

 

 

イヤイヤ期の子どもだったら、親の言うことを聞かないということは自立の一歩。

そういう時期になんでも言うことを聞く子どもの方が却って心配かも、と理想を手放せるかもしれません。

 

 

うまくいかない、と否定すると、子どもの自己肯定感は・・・

 

また、一番のデメリットとしては、「うまくいかない」と子どもとの現状を否定することは、子どもにとっては、自分そのものを否定されているように感じられてしまうことです。

それが、子どもに感情的に怒ってしまう自分自身のことを否定している場合でも、子どもにとっては自分が否定されているのと同じように受け取ってしまうのです。

 

 

すると子どもの自己肯定感はどんどん下がっていきます。

 

 

自己肯定感の低い子どもは「どうせ自分はダメなんだ」「どうせ認めてもらえないんだ」という発想をしやすくなります。

するとすねたりいじけたりというような態度をとりやすくなり、親にとってうまくいかない現状を作り出しやすくなります。

 

 

「うまくいかない子育て」の悪循環ですよねー。

 

うまくいく子育てをしている人はどうしているのか?

 

 

ではうまくいく子育てをしている人はどうしているんでしょう?

 

 

うまくいく子育てをしている人は、理想と現状との差異があっても、現状を否定しません。

 

 

例えば言うことを聞かない子どもを否定しません。

言うことを聞かせられない自分のことも否定しません。

 

 

例えば、出したものは片付けなさい、と子どもに言っても片付けない現状があったとします。

 

 

理想が『綺麗な整った部屋』なら、さっさと自分で片付けます。

 

 

理想が『子ども自身が片付けること』、なら、どうやったら子どもが片付けやすくなるのかを考えます。

なぜ子どもが片付けないのか、原因を客観的に探します。

そして、どこに何を片付ければいいのかが子どもにわかりにくいのではないか、と当たりをつけ、ラベリングをしたりして、片付けやすくなる工夫をたんたんと続けていきます。

 

 

子どもにも自分にもダメ出ししないので、子どもの自己肯定感は高いまま、のびのびと育っていきます。

 

 

すると「うまくいく子育て」の好循環が自然と起きるのです。

 

「うまくいく子育て」の好循環を起こそう

 

 

いつかは終わるであろう子育てでも、どうせなら、うまくいく子育てをしたいものですよね。

 

 

うまくいく子育ての好循環をつくりたいなら、まず「子育てがうまくいかない」という思いが出てきた時に、以下のことを意識してみるといいかもしれません。

 

 

・自分は何を理想としてるのか

・その理想に対し、どういう現状をダメだと思っているのか

 

 

ノートに書き出してみるのもおすすめです。

なんとなく心の中で思っているだけだと、そのまま流れて忘れてしまう可能性が高いからです。

 

 

意外に自分ってたくさん理想があるんだな、なんて気づくかもしれません。

 

 

そんな些細な気づきだけでも十分なのですが、さらに自分と向き合っていかれたい方は、それらの理想を追求することが子どもや自分にとって幸せなことなのか疑ってみましょう。

もしかしたら、あなたが自分のものとしている理想は、他の誰かが知らず知らずのうちにあなたに押し付けたものの可能性があります。

 

 

例えば、自分の親が、成績のことを気にしてしょっちゅう勉強勉強とあなたにうるさく言う人だったら、あなたも同じように自分の子どもに対し、成績がよいことを理想としてしまっているかもしれません。

 

 

私の母親は、私の姿勢の悪さや体調についてひどく心配をしてくる人でした。

私が子どもの頭の歪みに対して過敏になっていたのは母の影響も大きかったのだと思います。

 

 

そして現状を否定するのをやめて、子どもも、あなた自身のことも、信頼するようにしてみましょう。

失敗したって大丈夫、そこから学んでいけばいいんですから。

 

 

信頼することが、何度でも立ち直り、たんたんと前向きにトライし続ける力となります。

 

 

私自身は、頭に歪みがないのが正しい、という理想を手放しました。

そういう理想を追求して、息子の頭を目にする度にがっかりするより、(息子は何があっても大丈夫)と信頼して、息子との今を楽しむ方が、二人の人生を幸せにすると感じたからです。

 

 

いや、でも真面目な話、ほんと、息子の頭のことでは、「この世の終わりだ!」くらいに真剣に悩んでたんですよ。笑

こうやって記事にできているので、今となってはいい経験と思えますが!笑

 

まとめ

 

 

本当に望む理想ってそう多くはないと思うんです。

 

 

例えば、明日死ぬとしたら、子どもとどう過ごしたいですか?

 

 

もしかしたらそれがあなたの一番大切にしたいことかもしれません。

 

 

私はそうだなぁ、些細なことで笑い合いながら子どもとの時間を過ごしたいかな。

 

 

そう言えば、それが今現実となっています。

そんな自分の子育てはうまくいっているように思います。

自画自賛!笑

 

 

あなたの子育てもきっとうまくいきます。

 

 

適切な手順を踏めば、必ず変われます。

 

 

ご心配の方はご連絡ください。

 

 

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