
「また怒っちゃった…」
「なんで私、こんなに口うるさいんだろう…」
子どもに言い過ぎてしまった後の、あの後悔。
わかります、すごくわかります。
でもね、安心してください。
口うるさくなってしまうのは、あなたが悪い母親だからじゃない。
実は、あなたの内側にある心配や焦りが、そうさせているだけなんですよ。
・どうして口うるさくなってしまうのか、その心の仕組み
・子どもとの関係がぐっとよくなる、今日からできる方法
・イライラを手放して、穏やかなママになるためのヒント
完璧な母親になる必要なんて、ないんです。
あなたらしい子育ての第一歩を、一緒に見つけていきましょう。
この記事の目次
口うるさいと感じる母親の心理とその理由
「良い母親でいなきゃ」って、思いすぎていませんか?
実はね、口うるさくなってしまうのは、その「ちゃんとしなきゃ」という思いが強すぎるからなんです。
これまでたくさんのお母さんたちと向き合ってきて、みなさん、同じように悩んでいることがわかりました。
みんな、一生懸命。
だからこそ、苦しくなっちゃう。
それでは、どうして口うるさくなってしまうのか、その心の奥にあるものを一緒に見ていきましょう。
完璧を求めすぎる自分に気づいていない
「子どものために」と思ってやっていること。
でも本当は、自分自身にプレッシャーをかけすぎているのかもしれません。
「もっと頑張れるはず」
「この程度はできて当たり前」
こんな思いが、知らず知らずのうちに子どもへのプレッシャーになっていませんか?
宿題をすぐにやらない子どもに「なんでまだ始めないの!」って言ってしまったり、食事中の姿勢が気になって「背筋伸ばしなさい!」って何度も注意しちゃったり。
でもね、子どもは失敗しながら育つもの。
試行錯誤することが、成長そのものなんですよね。
完璧を求めすぎると、子どもの自主性や創造性を奪ってしまうことになるんです。
子どもへの不安が過干渉を引き起こす
「このままで大丈夫かな…」
その不安、よくわかります。
でも、その心配が大きくなりすぎると、子どもへの過干渉につながってしまうんですよね。
小学生のお子さんがいるなら、
「成績が心配…」
「友達とうまくやれてるかな…」
「いじめられてないかな…」
そんな不安から、宿題の進み具合を何度も確認したり、友達との関係について細かく聞いちゃったり。
「ちゃんと勉強してる?」
「学校で何かあったんじゃないの?」
こんな質問を繰り返してしまうと、子どもにとってはプレッシャーになってしまいます。
子どもを心配する気持ちは、親として当たり前のこと。でも、
それが強すぎると、子どもの自立心の成長を妨げてしまうこともあるんです。
仕事のストレスが子育てに影響している
仕事と育児の両立って、本当に大変です。
職場でのストレスや疲れが、知らないうちに子育ての場面に出てしまうこと、ありませんか?
忙しい朝の準備時間に子どもの動きが遅いと、つい大きな声を出してしまったり。
仕事で疲れて帰ってきたら、部屋が散らかっているのが目について、必要以上に叱ってしまったり。
「もっと要領よくできるでしょ!」
そんな大人社会での考え方が、無意識に子育てに持ち込まれているのかもしれません。
これね、あなただけじゃないんです。
みんな、同じように悩んでいます。
子どもとの関係を変える3つの具体的な方法
「変わりたい」って思っているあなた。
その気持ちがあれば、もう大丈夫です。
ここからは、今日からできる具体的な方法をお伝えしていきますね。
難しいことは一つもありません。
日常のちょっとした工夫で、子どもとの関係は徐々に変わっていきます。
まずは深呼吸して自分の気持ちを見つめ直す
子どもに口うるさく言いそうになったら、まず深呼吸。
「今日は仕事で疲れてるから、イライラしてるのかも…」
そうやって、自分の心の状態に気づくことから始めましょう。
深呼吸には、心を落ち着かせる力があります。
私がおすすめしているのは、4-7-8呼吸法。
鼻から4秒かけて息を吸って、7秒間息を止めて、口から8秒かけてゆっくり吐く。
これを3回繰り返すだけで、不思議と心が落ち着いてきます。
呼吸をしながら、自分の中にある感情に目を向けてみてください。
イライラ?
焦り?
不安?
どんな感情があるか、ただ観察してみる。
これを続けていくと、自分の感情のパターンが見えてきますよ。
「仕事の締め切り前は、子どもに厳しくなりやすいな」
「家事が溜まってると、余裕がなくなるな」
そんなふうに、自分の傾向がわかってくると、対処法も見えてきます。
深呼吸、たったこれだけのことですが、穏やかな親子関係への第一歩になります。
叱る前に「本当に必要か」を考える習慣をつける
子どもを叱りそうになったら、ちょっと待って。
「今、本当に叱らないといけない場面かな?」
「この注意、子どもの成長に本当に必要?」
そう立ち止まって考えてみましょう。
私がいつもお伝えしているのは、3つの基準です。
1. 安全に関わること
危険な行動や、健康を害する可能性があるとき。
これは、すぐに注意が必要です。
2. 他人に迷惑をかけること
公共の場でのマナーや、人の権利を侵害する行為。
これには、適切な指導が必要ですね。
3. 生活習慣の基本
食事、睡眠、衛生面など。年齢に応じた指導が大切です。
でもね、これ以外のことは・・・
「宿題をすぐにやらない」
「部屋が片付いていない」
こういうことは、もしかしたら子どもの自主性に任せてもいいかもしれません。
この判断基準を持つだけで、過度な干渉を減らせます。
そして、子どもの自主性を育てることにもつながるんですよ。
子どもの気持ちに寄り添った言葉がけを実践する
子どもの行動が気になるとき。
命令や指示じゃなくて、まず「どうしてそうしているのかな?」って考えてみましょう。
言葉を少し変えるだけで、子どもの反応は驚くほど変わります。
否定的な言葉→肯定的な表現に
「なんでやらないの?!」
↓
「今日は疲れてる?」
「いつもより大変そうだけど、何かあった?」
指示→選択肢を提示
「早くしなさい!」
↓
「先に宿題する・それとも少し休んでからにする?」
認める言葉をかける
「まだそれしかできてないの?!」
↓
「ここまでよく頑張ったね。次は何をする予定?」
子どもは、親の言葉をそのまま受け取ります。
肯定的な言葉は、自己肯定感を高めて、前向きな行動を促すんです。
毎日の会話の中で、少しずつでも言葉を変えていく。
それだけで、子どもとの関係は確実に変わっていきますよ。
イライラを手放して穏やかな母親になるために
穏やかなママになりたい。
その気持ち、とっても大切です。
でもね、そのためには適切なストレス解消法と、心のケアが必要なんです。
完璧を求めすぎる毎日の中で、知らず知らずに溜まっていくストレスは、子どもとの関係にも影響を与えてしまいます。
ここからは、具体的な3つのステップをお伝えしていきますね。
過度な期待は一旦置いて、子どもの成長を待つ
「早くできるようになってほしい」
「もっと頑張ってほしい」
その気持ち、よくわかります。
でも、その期待が強すぎると、かえって子どもの成長を邪魔してしまうこともあるんです。
子どもの成長を待つって、放任することじゃありません。
例えばこんなふうに関わってみてください。
見守る姿勢を持つ
子どもが自分で考えて、行動する機会を増やしましょう。
失敗しても、すぐに手を出さず、様子を見守る。
成長の記録をつける
日々の小さな変化を記録すると、子どもの成長を実感しやすくなります。
できなかったことができるようになった瞬間、写真や日記に残してみませんか?
できたことを褒める
できなかったことじゃなくて、できたことに注目する。
それだけで、子どもの自信につながります。
子どもの成長を焦らず待つ。それができると、親子ともにストレスが減って、もっといい関係が築けますよ。
子育ての不安を同じ立場の仲間と共有する
「私だけが、こんなに悩んでるのかも…」
そんなふうに思い詰めていませんか?
大丈夫、そんなことないですよ。
みんな、同じように悩んでいます。
子育ての悩みは、一人で抱え込まないでください。
同じ立場の仲間と共有するだけで、心が軽くなります。
ママ友との交流
公園や子育て支援センターで、同じくらいの年齢のお子さんを持つママと話してみましょう。
日常的な悩みを共有するだけで、ほっとします。
オンラインコミュニティの活用
SNSやオンラインで、同じような悩みを持つママとつながることもできます。
時間や場所を気にせず、気軽に相談できる環境を作りましょう。
専門家への相談
必要なら、保健師さんや子育て支援の専門家に相談するのも有効です。
客観的なアドバイスで、新しい視点が見つかることもありますよ。
仲間との交流を通じて、一人で悩まない環境を作る。
これが、穏やかな子育ての第一歩になります。
自分の時間を作り、心にゆとりを持つ
「子どもの世話で精一杯で、自分の時間なんて…」
そう思っていませんか?
でもね、心にゆとりがないと、子どもへの接し方にも影響が出てしまうんです。
無理のない範囲で、自分の時間を作ってみましょう。
朝型生活の活用
朝30分早く起きて、ゆっくりする時間を作る。
読書やストレッチなど、自分のリフレッシュタイムにしてみてください。
家族のサポートを得る
夫や祖父母に子どもを見てもらって、定期的に自分の時間を確保しましょう。
週末の数時間だけでも、心の大きな充電になります。
すきま時間の活用
子どもの昼寝時間や習い事の間など、短い時間でもリフレッシュできる方法を見つけてみてください。
自分のための時間を持つことで、子育ての疲れを癒せます。
そして、もっといい親子関係を築くことができますよ。
まとめ:子どもへの過干渉から解放され、穏やかな親子関係を築くために
ここまで、子どもとの関係に悩むあなたに向けて、
- 口うるさい態度の根っこにある心理
- 子どもとの関係を改善する具体的な方法
- 穏やかな親子関係を築くためのステップ
こんなことを、私の15年以上のヒーラー経験をもとにお伝えしてきました。
完璧な親であろうとする気持ち、それが、かえって子どもとの関係をぎくしゃくさせてしまうんです。
多くの場合、それは親から受け継いだ不安やインナーチャイルドが原因なんですよね。
まずは、自分の内側にある不安や心配に目を向けることから始めましょう。
そして子どもに注意したくなったら、まず深呼吸。
一呼吸置いて、「今、本当に注意が必要な場面かな?」って自分に問いかけてみてください。
毎日の小さな気づきと実践が、穏やかな親子関係への確かな一歩になります。
今日から、あなたらしい子育ての新しい一歩を踏み出してみませんか?
心から応援しています。
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