
「夫を褒めたいけど、どう褒めればいいのかわからない」
「褒めようとすると言葉が出てこない」
「褒めたら調子に乗りそうで嫌!」
そんな風に思っていませんか?
夫婦関係をよくするには「褒めることが大切」とよく言われます。
でも実際には、夫を褒めるのってそう簡単じゃないですよねー。
この記事では、夫婦関係に悩んできた私が、実際に夫を褒められるようになって夫婦関係が激変した経験から、具体的な夫の褒め方と、褒められない時の対処法をお伝えします。
この記事の目次
なぜ夫を褒めると夫婦関係がよくなるのか
褒めることがなぜ夫婦関係をよくすることにつながるのでしょう?
ところで、あなたは褒められるとどんな気持ちになりますか?
照れたり、否定したくなる気持ちはあっても、同時に心の奥が暖かくなるような嬉しくなる感じもあるはずです。
褒めてくれた相手に対して、ネガティブな気持ちや攻撃的な気持ちは出てきにくいものなんです。
それはなぜか。
褒められると、自分の存在を認められる感覚、自分のことを受け入れられている感覚を感じられるからです。
夫婦関係に限りません。
子育てや、会社での人間関係、あらゆる人間関係において、褒めることは関係性を円滑にするポジティブな効果があります。
現代に生きるほとんどの人は、自己否定感が大きくなってしまっています。
自己否定感の強い人は普通に暮らしていても、普通に人間関係を営んでいても、いろんな場面で自分にダメ出ししてしまう傾向が強いんです。
なのであなたのことを認めている、と具体的に言動で示してもらわないと、なかなか心の中に入っていかないんですね。
そして自分のことを認めている人、受け入れてくれている人をネガティブに思う人は少ないでしょう。
受け入れられたら、相手のことも受け入れたくなり、さらには優しく接することができるような気持ちの余裕もできます。
そうやって人間関係は前向き循環の中で変化していくのです。
夫婦関係がうまくいかないデメリット
逆に、夫婦関係がうまくいかないとどうなるでしょうか。
① ストレスが溜まる
身近にうまくいかない人間関係があるのは嫌なものです。
職場でうまくいかない上司がいることをイメージしてみてください。
そりゃ、いやですよね。
でも職場は辞めればリセットできます。
夫婦関係も解消すればリセットできますが、離婚にかかるエネルギーは相当なものです。
本来心休まるはずの自宅にうまくいってない人間関係があって、簡単には解消できない、そのストレスはかなりのものだと思います。
② 子どもに悪影響がある

夫婦関係がうまくいかないストレスも自分のだけだったらまだいいのかもしれません。
しかし親の夫婦関係がうまくいっていないことに対する子どものストレスも相当あります。
子どもはナチュラルに親の幸せを願っています。
親の夫婦関係がうまくいってないのを見て、子どもなりにそれを修復しようとするんです。
しかし何をやっても変わらない親の夫婦関係を見て、子どもは徐々に無力感を根強く抱くようになります。
また親がお互いのことを尊重していないのを見て、「パートナーシップとはこういうもの」という刷り込みがなされます。
すると子どもは結婚することに後ろ向きになったり、結婚してもうまくいかなかったりするようになります。
【実践編】今日から使える夫の褒め方7選
それでは具体的に、どう夫を褒めればいいのでしょうか。
ここでは今日から実践できる夫の褒め方を7つご紹介します。
① 小さな行動を見つけて褒める
「ゴミ出ししてくれてありがとう、助かる」
「お風呂掃除してくれたんだ、ピカピカで気持ちいいね」
「子どもと遊んでくれて嬉しい」
当たり前だと思っていることこそ、褒めるチャンス!
夫がやってくれている小さな行動に目を向けて、感謝の気持ちと一緒に伝えてみましょう。
「当たり前」と思っていたことが、実は当たり前じゃないことに気づくかもしれません。
② 結果ではなく過程を褒める
「今日も仕事頑張ったんだね、お疲れ様」
「いつも家族のために働いてくれてありがとう」
「最近、早起き頑張ってるよね」
結果が出ていなくても、頑張っている過程を認めることで、夫は「見ていてくれている」と感じられます。
過程を褒めることは、夫の存在そのものを認めることにつながるんです。
③ 具体的に褒める
「優しいね」よりも「○○してくれて優しいね」
「すごいね」よりも「△△ができるなんてすごいね」
具体的に何がいいのかを伝えることで、褒め言葉に説得力が生まれます。
夫も「本当にそう思ってくれているんだ」と受け取りやすくなります。
④ 夫の得意なことを褒める
「パソコン詳しくて頼りになる」
「料理上手だよね、美味しかった」
「運転がうまくて安心する」
夫が得意なこと、好きなことを褒めると、夫は自信を持てるようになります。
得意分野を認められると、人は嬉しいものなんです。
⑤ 人前で褒める(第三者を通して伝える)
「パパ、すごいんだよね」と子どもに言う
「うちの夫、○○なんですよ」と友人に話す(夫が聞いているところで)
直接言うのが照れくさい時は、第三者を通して伝えるのも効果的です。
人前で褒められることで、夫は「認められている」という実感が強くなります。
⑥ 変化に気づいて褒める
「最近、優しくなったね」
「前より話を聞いてくれるようになって嬉しい」
「雰囲気変わったね、いい感じ」
夫の変化や成長に気づいて伝えることで、「ちゃんと見ていてくれている」と感じてもらえます。
⑦ 感謝と一緒に褒める
「いつもありがとう、あなたのおかげで助かってる」
「○○してくれて本当に嬉しい、ありがとう」
感謝の気持ちと一緒に褒めることで、より温かい言葉になります。
感謝されて嫌な気持ちになる人はいませんよね。
NGな褒め方
逆に、こんな褒め方は逆効果になることもあるので注意が必要です。
× 「珍しく○○してくれたね」 → 普段やっていないことを強調してしまう
× 「今日はちゃんとできたね」 → 普段できていないという印象を与える
× 「他の人よりはマシだね」 → 比較で褒めると素直に受け取れない
× 「褒めてあげるから○○して」 → 見返りを求めると褒めることが取引になってしまう
夫のタイプ別・効果的な褒め方のコツ
夫のタイプによって、響く褒め方が違います。
仕事を頑張るタイプの夫
「いつも家族のために頑張ってくれてありがとう」
「あなたのおかげで安心して暮らせる」
仕事を頑張る夫は、その努力を認めてほしいと思っています。
家事を手伝うタイプの夫
「○○してくれて助かる」
「あなたが手伝ってくれると全然違う」
やってくれたことを当たり前と思わず、きちんと感謝を伝えましょう。
無口・シャイなタイプの夫
「いつもありがとう」(シンプルに)
「あなたがいてくれて嬉しい」(存在を認める)
無口な夫には、シンプルで温かい言葉が響きます。
プライドが高いタイプの夫
「さすがだね」
「やっぱりあなたはすごい」
能力や判断を認める言葉が効果的です。
夫を褒めるのが難しい本当の理由
「褒めることが大切なのはわかる。でもそう簡単には褒められない!」
そう感じる方は、夫を褒めることをイメージしたときに、どんな気持ちが湧いてくるか、感じてみて下しあ
私自身の経験と、たくさんのクライアントさんたちを観察してきた結果、以下のような気持ちになる方が多いように思います。
① 褒めたら絶対調子に乗る。調子に乗らせるのは悔しい。

これは私自身も夫に対しそう感じていましたし、多くの方、特に女性が夫に対し感じることではないでしょうか。
私の場合、明日死ぬとしたら、とイメージするワークをやっていたときに、「明日死ぬとしたら夫に優しくする」という気持ちが出てきました。
しかし同時に優しくするとつけあがるのがなんだか悔しいという思いが湧いてきたのです。
悔しいと感じる裏には何があるのでしょうか。
自分はこれだけ頑張っていても満たされなくてネガティブな思いを抱えているのに、私より頑張ってないように見える相手が満たされてしまうのが嫌、という思いがあります。
つまり、自分は満たされていない存在である(=自己否定感)、ということが前提になっているのです。
満たされていないので、相手が先に自分を満たすべきだ、という思考パターンを持っている人もそれなりに多いです。
だから、褒めてほしかったら、まず相手から先に褒めるべきでしょ?と思っていたりします。
相手も同じ思いだと、相手を褒め合い、認め合うような関係性になることは非常に難しくなります。
② 褒めてもどうせ受け取ってもらえないから嫌。
相手を褒めることをイメージするとき、②のように感じるので褒めたくない、という場合、自分はもう十分傷ついているのでこれ以上傷つきたくない、という思いが根っこにあります。
褒めるのがもともと苦手な人にとって、相手を褒めることは相手に、頑張ってこしらえた自分の大切な何かを差し出すような気分になることでもあります。
自分の大切な何かを差し出して、受け取ってもらえないと傷つきますよね。
相手に受け取ってもらえないことで傷つくのは、自分の中の自己否定感に関係があります。
自己否定感が少ない人は、相手が受け取らなくても傷つくことはありません。
相手が受け取らないことによって自分が否定されたようには感じないからです。
また自己否定感が大きいと、褒めた相手が褒めるという自分の行為を拒絶しているように見えてしまったりします。
③ 褒めるようなところなんてない。

相手に褒めるようなところなんて見つからない、という場合もあるでしょう。
でも結婚しようとまで思った人のことです。
どこか、いいところはあったはずです。
しかし一緒に生活する中で相手のいいところは薄れて、嫌な部分ばかり見えるようになってしまったなんてことも起こりがちかもしれません。
相手の嫌な部分ばかり目につく、というのは実は自己否定感が強い人に起こりがちなことです。
人は自分の鏡、という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
自分の自己否定感が相手の嫌なところとして映し出されているというカラクリです。
例えば、グータラして全然こちらを手伝おうとしない夫が本当に嫌、という場合があったとします。
なぜ嫌と感じるかというと、自分はグータラする自分を否定していて、そうならないために一生懸命頑張っているのに、相手は平気でグータラしているように見えるからです。
自分が頑張っていることを否定されているようにも感じるので、余計嫌になります。
嫌な部分が目につき、それによりイライラさせられたりするなど感情が揺れることが続くと、どんどん相手のいいところが見えにくくなっていきます。
すると、「褒めるとこなんて全然ない」という関係性になってしまうのです。
実は上記のような気持ちが夫に湧いてくる根っこには、自分の中の自己否定感があるんです。
夫を褒められない根本原因はインナーチャイルドかも
ここまで読んで、「自己否定感」という言葉が何度も出てきたことに気づいたでしょうか。
夫を褒められない理由の根っこには、実はあなたの中のインナーチャイルド(傷ついた内なる子ども)が関係しているんです。
インナーチャイルドとは
インナーチャイルドとは、幼少期に十分に満たされなかった想いや、傷ついた記憶が心の中に残っている状態のことです。
幼少期に親から十分に褒められなかった、認められなかった経験があると、大人になっても「自分は価値がない」「自分は満たされていない」という自己否定感を抱えてしまいます。
そして、その満たされない思いが、「相手を褒める」という行為を難しくしてしまうんです。
夫を褒められないのはインナーチャイルドのサイン
- 褒めると調子に乗るのが悔しい → 自分が満たされていない
- 褒めても受け取ってもらえないから嫌 → 傷つくのが怖い
- 褒めるところが見つからない → 自己否定感が投影されている
これらはすべて、あなたの中のインナーチャイルドが「私を先に満たして!」と叫んでいるサインなんです。
インナーチャイルドを癒すと何が変わるのか
インナーチャイルドを癒すと、こんな変化が起こります。
✓ 自分が満たされている感覚が持てるようになる
✓ 相手を褒めることに抵抗がなくなる
✓ 相手の嫌な部分が気にならなくなる
✓ 夫婦関係が自然と良くなっていく
✓ 子育てのイライラも減っていく
私自身も、インナーチャイルドを扱うヒーリングを受けてから、夫を素直に褒められるようになりました。
「あなたを喜ばせるなんて悔しいから絶対やらない!」「私から先に喜ばせてよ!」みたいな子どもじみた戦いから、やっと降りれたんだと思います。
インナーチャイルドを扱う方法
インナーチャイルドを扱う方法はいくつかあります。
【自分でできる方法】
- 1日の終わりに自分を褒める習慣をつける
- 幼少期の自分に手紙を書く
- インナーチャイルド瞑想を行う
【専門家のサポートを受ける方法】
- ヒーリング
- カウンセリング
- 退行催眠(ヒプノセラピー)など
もし、「自分一人では難しい」「根本から変わりたい」と感じている方は、インナーチャイルドを扱うヒーリングをおすすめします。
興味がある方は、ぜひ一度こちらのページをご覧ください。
それでもやっぱり褒めるのが難しい時は
インナーチャイルドを扱うことが根本解決になりますが、「今すぐできることから始めたい」という方もいると思います。
そういう方は、まず自分を褒めるということを習慣づけていきましょう。
自分を褒める習慣をつける方法
具体的なやり方としては、1日の終わりにその日を振り返って、最低3つ、自分を褒める部分を見つけて、ノートに書き出してみるのがおすすめです。
ほんの些細なことでも構いません。
「今日も私はきちんとトイレにいった、すごい」とかでもいいのです。
ちゃんとトイレに行ける体を持っていることだってすごいことなんですから。
自分を褒めることができるようになると、自然と夫を褒めることもできるようになっていきます。
なぜなら、人は鏡だからです。
相手を褒めることは、自分を褒めることにもつながります。
相手を褒めることは間接的に自分の自己肯定感を高めるのです。
褒める部分を探す観察力を鍛える
また、相手の褒める部分を探すには観察力が必要です。
グータラしていても、靴下は裏返しにしたまませず、脱ぎ散らかしたりせず、ちゃんと洗濯機に入れる人かもしれません。
当たり前だと思っている部分もちゃんと観察していると、必ず褒める部分は見えてきます。
褒めるための観察力は夫婦関係だけでなく、あらゆる人間関係、もちろん子育てにも役立ちます。
また褒めていることを相手に伝わるように伝えるコミュニケーション能力が鍛えられます。
それでも相手を褒めてみよう

そう簡単には褒められない、という裏側には自己否定感があることをお伝えしました。
それでも、相手を褒めることをトライしてみましょう。
なぜなら、褒めることにより夫婦関係がうまくいけば、ストレスが減り、子どもの将来のパートナーシップにも良い影響があるなど、大きなメリットがあるからです。
また人は本当にいつ死ぬかわかりません。
自分ならまだしも、相手が突然この世から去ってしまう場合もあるのです。
後悔しないように生きるためには、やれることはやりきっておくのがいいのかもしれません。
心から幸せで満たされている人生を送るには、夫婦関係がうまくいっていることは必要不可欠のようにも思います。
私が夫を褒められるようになるまで
以前の私は「夫を褒めると調子にのるから悔しい」と感じていました。
どうして悔しいんだろうと自分の中に原因を探っていきました。
しかしヒーリングを受けたり自分でも自己否定感を弱めることをしていたからか、大きな原因は特に何も見つからず、これはただ単に以前の思考癖が残ってるだけかもしれないと気づきました。
そして(今、私は満たされているんだから、悔しがる必要なんてないよね)と思えて、今は素直に夫を褒めることができるようになっています。
このことをある人に話すと、「夫婦間の戦いから降りれてよかったですね。」と言われました。
なるほど!
確かに、私は夫に対し無意味に戦いを挑んでいたのかもしれません。
「あなたを喜ばせるなんて悔しいから絶対やらない!」みたいな子どもじみた戦い、夫婦で足を引っ張り合うような戦いから、やっと降りれたんだと思います。
夫を素直に褒め出してから、夫も自然に私のことを褒めてくれるようになり、今、夫婦関係はこれまでの夫婦生活の中で、一番うまくいっていると思います。
簡単ではない「褒める」
でも思い切ってやってみると、いろんな学びや気づきがあり、その先に穏やかで幸せな毎日が待っているかもしれません。
ぜひ、一歩を踏み出してみてください。
まとめ

夫の褒め方のポイント:
✓ 小さな行動を見つけて褒める
✓ 結果ではなく過程を褒める
✓ 具体的に褒める
✓ 夫の得意なことを褒める
✓ 人前で褒める
✓ 変化に気づいて褒める
✓ 感謝と一緒に褒める
夫を褒められない理由:
自分の中の自己否定感(インナーチャイルド)が主な原因
根本解決のために:
✓ インナーチャイルドを癒す
✓ まずは自分を褒める習慣をつける
✓ 観察力を鍛える
夫を褒めることは、自分を満たすことにもつながります。
一歩ずつ、できることから始めてみてくださいね。
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