
「またやってしまった…」
「こんなダメな自分が嫌い」
「自分なんて、消えてしまえばいいのに」
そんな風に、自分を責めてしまうことはありませんか?
私も以前は同じでした。
気がつくと、繰り返し自分を責めている。
そんな毎日を送っていたんです。
でも、大丈夫。
適切なステップを踏めば、自然に自分を受け入れられるようになっていくでしょう。
あなたの中にある「生きづらさ」を、少しずつ解きほぐしていけるはずです。
この記事では、15年間で1000人以上の方をサポートしてきた経験から、
✓ 自分を受け入れられない5つの心理的原因
✓ インナーチャイルドが関係している理由
✓ 今日から始められる自己受容の3ステップ
✓ 実際に変化した方の体験談
をお伝えしていきます。
「このままの自分でもいいんだ」と思える第一歩が踏み出せるサポートになれば嬉しいです。
一緒に見ていきましょう!
この記事の目次
自分を受け入れられない人の90%が抱える3つの思考とは
自分を受け入れられない背景には、実は現代社会特有の課題が潜んでいます。
特にSNSの普及や、他人との比較が容易な環境の中で、多くの人が知らず知らずのうちに自分を追い詰めているんです。
以下では、自分を受け入れられない人に共通する3つの思考パターンについて見ていきましょう。
SNSの影響で自己否定が強まっている
「SNSで見るあの人、いつもキラキラしてて素敵…それに比べて私の毎日は灰色で、全然ダメダメ」
そんな風に感じたこと、ありませんか?
でもね、SNSって誰もが自分の最高の瞬間だけを切り取って投稿しているんです。
だから、他の人の華やかな一面ばかりが集まって、現実とは違う理想的な世界ができあがっちゃう。
その世界と自分を比べてしまうと、日常の小さな失敗や挫折が、すごく大きく感じられてしまうんですよね。
消費者庁の調査では、特に若い世代の約4割が、1日3時間以上もSNSを見ているそうです。
これだけ見ていたら、影響を受けないわけがありません。
まずは「SNSと自己否定って、実は関係があるんだ」って知ることが、心を楽にする第一歩なんです。
他人との比較で自分を責めてしまう
私たちは知らず知らずのうちに、勝手に他人と自分を比較しては、自分を責めてしまう傾向があります。
「同期は順調に昇進しているのに、自分は立ち止まったまま」
「子育ても仕事も完璧にこなす友人を見ると、自分がダメに思える」
こうした比較の思考パターンは、自己否定を強める大きな要因となっています。
実は、他人との比較には以下のような特徴があります。
- 一面的な比較:
相手の見える部分だけを見て、見えない部分での苦労や努力を考慮していません。
- 選択的な比較:
自分より優れている点ばかりに注目し、自分が上回っている面を無視しがちです。
- 不公平な比較:
環境や条件の違いを考慮せず、単純な結果だけを比較してしまいます。
こんな風に比較する癖がついていると、 自分の価値をどんどん低く見積もってしまいます。
大切なのは、他人のペースじゃなくて、 自分のペースで生きること。
それが、心の安定につながるんです。
完璧を求めすぎて疲れ果てている
完璧主義は、私たちを疲弊させる大きな原因となっています。
「少しでもミスをすれば失格」
「100点でなければ価値がない」
こんな考えに囚われていませんか?
完璧主義の背景には、以下のような要因が隠れています。
- 高すぎる基準設定:
現実的ではない目標を立て、それを達成できない自分を責めてしまいます。
- 白黒思考:
物事を成功か失敗かの二択でしか見られず、その中間にあるグレーゾーンを認めることができません。
- 必要以上の自己否定:
小さな失敗を過度に重く受け止め、自分の価値を全否定してしまいます。
特に子育て中の母親や、キャリアの転換期にいる方って、 この完璧主義の罠にはまりやすいんです。
でもね、「適度な努力でいいや」って思えるようになることが、 心の健康を保つためには、とても大切です。
なぜ私たちは「ダメな自分」を感じてしまうのか【5つの根本原因】
「ダメな自分」って感じること、ありますよね。
実はこれ、誰もが経験する自然なことなんです。
私たちの心の中には、幼い頃からの経験や、周りから言われてきたこと、自分で作り上げた価値観が、たくさん積み重なっています。
それが、今の「ダメな自分」という思いを作り出しているんですね。
では、具体的にどんな要因が関わっているのか、一緒に見ていきましょう。
原因① 幼少期からの「べき思考」が影響している
幼い頃からの周囲の期待や評価が、知らず知らずのうちに私たちの価値観を形作っています。
「いい子でなければならない」「頑張らなければならない」といった「べき思考」は、多くの場合、両親や教師からの言葉や態度によって植え付けられます。
いい子にしていないと親から認められない、ということはなかったでしょうか。
また、
「周りの期待に応えられない自分は価値がない気がする…」
そんな思いを抱えている方も少なくないでしょう。
具体的には、以下のような経験が「べき思考」の形成に影響を与えていると考えられます。
- 完璧な成果を求められた経験:
テストで100点を取ることが当たり前とされ、90点でも叱られた経験
- 他者との比較:
兄弟や友人と比べられ、「なぜ○○ちゃんのようにできないの?」と言われた経験
- 条件付きの愛情:
親の求められたことをした時だけ褒められ、自分がしたいようにすると冷たくされた経験
このような経験の積み重ねが、現在の自己評価の基準となっていることが少なくありません。
原因② 周囲の期待に応えられない自分を責める
周囲からの期待に応えられないと感じる時、私たちは必要以上に自分を責めてしまいがち。
「周りの期待に応えなければ」「みんなを失望させてはいけない」といった思い込みが、自己否定的な感情を強めています。
「期待に応えられない自分はダメな人間なんじゃないか…」
そんな不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
期待に応えられない状況は、具体的に以下のようなケースで起こりやすいものです。
- 仕事や学業での成果:
目標達成ができない、周囲の評価が低いと感じる
- 人間関係での役割:
家族や友人の期待に沿えない、理想の関係が築けない
- 自己実現への焦り:
思い描いていた目標や夢が実現できていない
このような状況で自分を責め続けることは、さらなる自己否定の連鎖を生み出す原因となっています。
原因③ 理想と現実のギャップに苦しんでいる
多くの人が、理想の自分像と現実の自分とのギャップに悩んでいます。
このギャップは、現代社会における情報過多や、SNSでの見せかけの完璧な生活との比較によって、より一層大きく感じられるようになっています。
「みんな充実した生活を送っているのに、自分だけが取り残されている」
そんな焦りや不安を感じている方も多いことでしょう。
理想と現実のギャップは、具体的に以下のような形で現れます。
- キャリアの面:
思い描いていたキャリアや収入に達していない、理想の仕事に就けていない
- 能力の面:
求められるスキルが身についていない、周囲より劣っていると感じる
- 生活の面:
理想のライフスタイルが実現できていない、SNSで見る他人の生活と比べて劣等感を感じる
このような理想と現実のギャップは、私たちの自己評価を必要以上に低下させる要因となっています。
原因④ 条件付きの愛情しか受けてこなかった
「テストで100点を取った時だけ褒められた」
「親の言うことを聞いた時だけ優しくされた」
そんな経験はありませんでしたか?
これは「条件付きの愛情」と呼ばれるもので、自己肯定感の低さに大きく影響しています。
条件付きの愛情の中で育つと、
「何かを達成しないと愛されない」
「ありのままの自分には価値がない」
という思い込みが形成されてしまうんです。
その結果、大人になってからも、
「完璧にできないと認められない」
「失敗したら見捨てられる」
という不安を常に抱え、自分を受け入れられなくなってしまいます。
原因⑤ インナーチャイルドの影響
実は、自分を受け入れられない根っこには、「インナーチャイルド」が深く関わっているんです。
インナーチャイルドとは、乳幼児期から大人になるまでについた心の傷、満たされなかった想いの総称です。
幼い頃に感じた、
- 「お母さんに愛されたかった」
- 「認めてほしかった」
- 「話を聞いてほしかった」
- 「守ってほしかった」
こうした満たされなかった想いが、インナーチャイルドとして心の奥底に残り続けます。
そして大人になった今も、無意識のうちに私たちの感情や行動に影響を与えているんです。
インナーチャイルドが大きいと、
- 自己否定感が強くなる
- 他人の評価が過剰に気になる
- 完璧主義になりやすい
- 感情のコントロールが難しくなる
このような症状が現れることがあります。
興味ある方は、こちらの記事もご覧くださいね:
ヒーラー・カウンセラーが教える自己受容の3ステップ
ありのままの自分を受け入れること
言葉にするのは簡単ですが、それは今日決意すれば、明日すぐできるものでもありません。
しかし、適切な手順を知り、着実に実践することで、誰でも自分を受け入れられるようになっていきます。
自己受容が難しいと感じるのは、これまでの生き方や経験の中で形作られた「自分はこうあるべき」という思い込みが影響しているから。
でも、その思い込みは少しずつ緩めていくことができるんです。
まずは自分の気持ちに耳を傾けることから始めましょう。
以下では、実践的な自己受容の方法を具体的に解説していきます。
STEP1 まずは「自分の気持ち」に耳を傾けよう
自己受容の第一歩は、自分の感情に気づき、それを認めることから始まります。
「こんな気持ちを感じるなんて、ダメな人間だ」と否定するのではなく、その感情をありのままに受け止めることが大切です。
「イライラする自分を感じたくない」「落ち込む自分が嫌い」という気持ちを抱える方も多いでしょう。
しかし、そうした否定的な感情も含めて、全ての感情には意味があるんです!
具体的な実践方法として、以下の3つのステップを意識してみましょう。
- 感情に名前をつける:
怒り、悲しみ、不安など、今の気持ちを言葉にして認識します。
漠然とした不快感を具体的な感情として捉えることで、自己理解が深まります。
- 感情日記をつける:
その日に感じた感情とその強さを5段階で記録します。
感情の変化を可視化することで、自分の心の動きのパターンが見えてきます。
例
○月○日
・怒り:レベル4(子どもが宿題をしなかった時)
・悲しみ:レベル3(夫が話を聞いてくれなかった時)
・安心:レベル5(友人と話せた時)
- 深呼吸と共に受け入れる:
否定的な感情を感じた時は、まず深呼吸をします。
その後、「今の私はこう感じているんだな」と静かに認めてみましょう。
自分の感情に耳を傾けることで、心が少しずつ整理され、自己受容への道が開けていきます。
STEP2 「できない自分」を責めるのを止める
完璧を求めすぎて自分を追い詰めていませんか?
「本当はもっとできるはずなのに」と自分を責め続けることは、かえって成長の妨げになります。
「SNSを見ると、みんな充実した毎日を送っているように見える」
「周りと比べて自分だけ取り残されている気がする」
そんな思いに囚われている方も多いはずです。
しかし、人には誰しも得意なことと不得意なことがあります。
それが自然なことなんです。
自分を責めるのを止めるために、以下の3つの視点を持ってみましょう。
- できないことよりできることに目を向ける:
日々の生活の中で、当たり前にこなせていることを書き出してみましょう。
些細なことでも、それは立派な能力です!
例
朝、時間通りに起きられた
子どもの朝ごはんを作れた
洗濯物を干せた
子どもを学校に送り出せた
- 「まだできてない」と捉え直す:
「できない」は「まだできてない」に置き換えてみてください。
成長の途中のプロセスとして、現在の状態を受け入れましょう。
- 不完全でいい時間を作る:
1日30分でも、「完璧にできなくていい」と決めた時間を作ります。
この時間は、結果を気にせず、ありのままの自分でいることを許可します。
例
お風呂の時間は何も考えない時間
寝る前の読書の時間は完全に自分の時間
朝のコーヒータイムは誰にも邪魔されない時間
STEP3 小さな成功体験を毎日書き留める
自己肯定感を高めるには、日々の小さな成功や進歩に目を向けることが効果的。
些細な出来事でも、それを意識的に記録することで、自分の成長を実感できます。
「大きな成果を出さないと意味がない」と考えていませんか?
実は、日常の小さな達成の積み重ねこそが、着実な成長につながります。
以下の3つの方法で、毎日の成功体験を記録してみましょう。
- 成功日記をつける:
その日うまくいったことを、どんなに小さなことでも3つ書き留めます。
例えば「時間通りに起きられた」「同僚に感謝されたメールをもらった」といった出来事です。
例
時間通りに起きられた
子どもに優しく声をかけられた
感謝のメールをもらった
- 写真で記録する:
達成したことを写真に撮って保存します。
視覚的な記録は、後から見返した時に達成感を思い出すのに効果的です。
例
完成した料理の写真
片付いた部屋の写真
子どもの笑顔の写真
- 成功の証拠を集める:
感謝のメール、褒められた時のメモ、達成したタスクリストなど、自分の成功を示す「証拠」を集めて保管します。
落ち込んだ時に見返すと、「自分も頑張ってきたんだな」と思えるはずです。
根本から変わりたいなら「インナーチャイルド」を癒そう
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。
「でも、やっぱり自分を受け入れられない…」
「一時的には楽になっても、またすぐ自己否定してしまう」
その気持ち、本当によくわかります!
実は、表面的な対処法だけでは、根本的な解決には膨大な時間がかかることが多いんです。
なぜなら、自分を受け入れられない根っこには、幼少期の心の傷「インナーチャイルド」が関わっているから。
このインナーチャイルドを扱うことで、性格だから変えられないと思い込んでいた部分を根本から変えられる可能性があるんです。
インナーチャイルドを癒すとどうなるの?
インナーチャイルドを癒すと、
- 自己否定感が自然と減っていく
- 他人の評価が気にならなくなる
- 完璧主義から解放される
- 感情のコントロールがしやすくなる
- ありのままの自分を受け入れられるようになる
こうした変化が起きやすくなります。
私自身も、インナーチャイルドを扱ったことで、イライラが爆発しては、自己否定を繰り返す悪循環を変えることができました。
人は適切なステップを踏めば必ず変われます。
私はこれを、自分の経験と15年以上のヒーラー活動の中で確信しています。
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まとめ:自分を受け入れる一歩が、あなたを解放する瞬間
ここまで読んでくださったあなたは、本当に自分と向き合おうとしている素晴らしい方だと私は思っています。
「変わりたい」と思った時点で、もう変化は始まっているんです。
今回は、自分に対して否定的な感情を抱えている方に向けて、
- 自己否定が生まれる5つの心理的原因
- 自己受容への具体的な3ステップ
- インナーチャイルドを癒すことの重要性
についてお伝えしてきました。
自分を受け入れられない気持ちは、決して特別なことではありません。
幼い頃からの経験や、周囲との関係性の中で形作られた「こうあるべき」という思い込みが、あなたを苦しめているだけ。
完璧な人間なんていません。
大切なのは、少しずつでも前に進むこと。
まずは今日から、「今の自分でいい」と心の中でつぶやいてみることから始めてみませんか。
あなたの人生に、きっと新しい光が差し込んでくるはずです。
一人で抱え込まなくても大丈夫。
変化にスピード感を求める方は、専門家のサポートを受けることで、思いもよらない気づきが訪れ、新しい自分との出会いが待っているはず。
セッションが必要な方はいつでもお声掛けくださいね!
あなたが、自分らしく、心穏やかに過ごせる日々が訪れることを心から応援しています。
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・感情の波を穏やかにしたい。
・落ち込んだり、人目を気にしてぐるぐる考えてしまう時間を減らしたい。
・心から笑って色々楽しめる自分になっていきたい。
・自分は大丈夫、と無条件に信頼したい。
・スッキリと軽やかになっていきたい。
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