
叱られすぎて育った子どもには、大人になってからも続く共通の特徴があります。
「自分に自信が持てない」
「ちょっとしたミスでひどく落ち込む」
「もっとちゃんとしなければ、という焦りが消えない」
そんな感覚、ずっと抱えてきませんでしたか?
私も、かつてそのひとりでした。
高圧的な父のもとで育ち、何かあるたびに威圧的に叱られる日々でした。
「私はダメな子だ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
そういう言葉が、いつの間にか自分の内側に住み着いていたんですよね。
叱られて育った経験がある方の中には、気づけば自分の子どもにも同じように叱ってしまっている、という悩みを抱えている方も少なくありません。
「あんなに嫌だったのに、なんで同じことをしてるんだろう」
そう感じたことがある方にこそ、読んでほしい内容です。
インナーチャイルドヒーラーとして15年・3,000件以上のセッションをしてきた私が、「叱られすぎて育った子どもの特徴」と「自己肯定感を根本から取り戻す方法」をお伝えします。
<この記事でわかること<
- 叱られすぎて育った子どもに共通する10の特徴
- 自己肯定感が下がってしまう根本的な仕組み
- 大人になってからも影響が続く理由
- インナーチャイルドから自己肯定感を取り戻す方法
この記事の目次
叱られすぎて育った子どもの10の特徴
自分に当てはまるものがいくつあるか、確認しながら読んでみてください。
自己肯定感・完璧主義のパターン
① 自己肯定感が低く、自分を責めやすい
何かうまくいかないと、まず「自分のせいだ」と思ってしまう。
人に褒められても「いや、そんなことないです」とすぐ打ち消してしまう。
叱られ続けた経験は、「自分はダメな存在だ」という思い込みを心の深いところに植えつけます。
これは性格でも意志の弱さでもなく、繰り返された経験が作り上げた「心の癖」なんです。
② 完璧主義で、ミスを極端に恐れる
小さなミスでも、必要以上に落ち込んでしまう。
「また叱られるかもしれない」という緊張感が、大人になってからも抜けない。
仕事でも家庭でも、常に「失敗しないこと」に神経を使いすぎて疲れてしまうことはありませんか?
③ 褒められても素直に受け取れない
「よくできたね」と言われても、どこか信じられない。
「次に失敗したらどうなるんだろう」と不安になってしまう。
叱られることが多く、褒められる体験が少なかった分、肯定的な言葉を受け取る回路が十分に育たなかったんですよね。
④ 「もっとちゃんとしなければ」という焦りが消えない
ある程度できていても、「まだ足りない」という感覚が抜けない。
休んでいても、どこかで「これでいいのか」と落ち着かない。
叱られないために常に頑張り続けてきた結果、「十分」という感覚がわからなくなってしまうんです。
感情・人間関係のパターン
⑤ 人の評価や反応がとても気になる
相手の表情や言葉のトーンが少し変わるだけで、「何かまずいことをしたかな」と不安になる。
「ちゃんとできているか」を確認するように、人の反応を読み続けてしまう。
叱られないために相手の顔色を読んで行動してきた習慣が、大人になっても続いているんです。
⑥ 感情を表に出せない・感情がよくわからない
悲しいのに泣けない。
怒っているのに怒れない。
うれしいはずなのに、素直に喜べない。
「感情を出すと叱られる」という経験が重なると、感情そのものに蓋をすることが「普通」になっていきます。
大人になってから「自分が何を感じているのかよくわからない」という感覚になりやすいのは、このためです。
⑦ 自分の意見を言うのが怖い
「言ったら否定されるかもしれない」という不安が先に立ってしまう。
会議でも家庭でも、発言するときに必要以上に緊張する。
自分の意見を安全に言える体験が少なかったため、「発言=ダメ出しされるリスク」という感覚が残りやすいんです。
⑧ 人に頼ることへの罪悪感がある
「こんなことで頼っていいのか」「迷惑じゃないか」と感じて、限界まで一人で抱え込んでしまう。
「ちゃんとできない自分を見せたくない」という気持ちが根底にあることが多いんですよね。
⑨ 叱られることへの恐怖が強い
誰かに注意されると、内容に関わらず体がこわばる。
上司や権威のある人物に対して、必要以上に緊張してしまう。
子どもの頃の叱られた記憶が、体の反応として残っていることがあるからなんです。
⑩ 自分を大切にすることへの罪悪感がある
休むことへの罪悪感が強い。
自分の好きなことに時間を使うのが申し訳ない。
「ちゃんとやらなければ叱られる」という感覚が、大人になってからも自分を駆り立て続けている状態です。
いくつ当てはまりましたか?
一つでも「これ、私のことだ」と感じたなら、続きを読んでみてください。
自分の子どもを育てるときに出てくる、特有の不安
叱られすぎて育った経験がある方が親になると、独特の不安や迷いが出てくることがあります。
自分の育ち方が、子どもに影響するんじゃないかと、強く意識してしまうからです。
- 親と同じ叱り方をしてしまっている自覚があり、子育てのたびに迷う
- 過去の叱り方が良くなかったとわかっていても、どう叱ればいいのかわからない
- 子どもの行動に、必要以上に感情的になってしまうんじゃないかという不安
叱るべき場面で叱れなかったり、逆に感情的になりすぎてしまったり、両極端になりやすいのもこの特徴のひとつです。
でも、こうした不安や迷いは、多くの親が経験するものです。
あなただけが特別なわけではありません。
なぜ感情的になりすぎてしまうのか
これも、幼い頃からの「感情を抑える習慣」が関係しています。
「怒られるのが怖くて、自分の本音をずっと押し殺してきた」という経験、ありませんか。
長年抑え込んできた感情は、消えてなくなるわけではありません。
行き場をなくして、心の中に溜まり続けます。
だから、子どもの些細な行動をきっかけに、感情が大きく爆発してしまう。
子どもが泣いていても叱り続けてしまう。
夫婦の些細な言い合いが、大きな喧嘩になる。
「なんでこんなに反応したんだろう」と自分でも驚くことがあったりします。
でも、こうした不安や迷いは、多くの親が経験するもの。
あなただけが特別なわけではありません。
叱られすぎた経験が自己肯定感を下げる仕組み
「叱られすぎて育った影響が頭ではわかっているのに、どうして自分を変えられないんだろう」
そう感じている方、多いんですよね。
それにはちゃんとした理由があります。
「叱られる自分はダメ」という思い込みが作られる
子どもの頃に繰り返し叱られると、「自分がダメだから叱られるんだ」という結論が無意識のうちに作られます。
本当は「親が余裕をなくしていただけ」「叱る必要のないことまで叱られていた」という場合でも、子どもはそれを判断できません。
「叱られた=自分がダメ」という方程式が、繰り返されることで深く刻み込まれていくんです。
「そのままでいい」という体験が少ない
自己肯定感の土台は、「何かをうまくやったから」ではなく「そのままのあなたでいい」という体験の積み重ねで育ちます。
叱られることが多く、あるがままを受け入れてもらう体験が少ないと、この土台がなかなか育ちません。
「できたときだけ認められる」という経験が続くと、「できない自分には価値がない」という感覚が根付いていくんですよね。
インナーチャイルドとして心に残り続ける
叱られた経験は、記憶だけではなく感情として体にも残ります。
これがインナーチャイルド(=子ども時代についた心の傷、満たされなかった想い)です。
大人になって理屈でわかっていても、インナーチャイルドの傷はもっと深いところにある。
だから「頭でわかっていても変えられない」という状態が起きるんです。
自己肯定感を根本から取り戻すためのセルフワーク
「ポジティブ思考を心がける」「自分を褒める習慣をつける」——
これらは間違いではありませんが、インナーチャイルドの傷に直接アプローチしないと、また元の感覚に戻ってしまうことがあります。
「叱られていた自分」の感情をそのまま感じる
最初のステップは、シンプルです。
「あの頃の私は、怖かった。悲しかった。傷ついていた」
これを頭ではなく、感情や感覚として感じること。
「もう昔のことだから」と整理するのではなく、叱られていた子どもの頃の自分に「そうだよね、怖かったよね。よく頑張ってきたね」と気持ちを向けてみてください。
これが、自己肯定感を取り戻す入口になります。
子どもの頃の自分に語りかけるセルフワーク
少し落ち着ける時間をつくって、目を閉じてみてください。
叱られていたあの頃の自分を、頭の中でイメージします。
何歳でも構いません。
その子に向かって、心の中でこう語りかけてみてください。
「怖かったよね」
「あなたは悪くなかったよ」
「そのままで、十分よかったんだよ」
最初は「何も感じない」「ピンとこない」という方も多いです。
それでも構いません。
大事なのは、傷ついていた子どもの頃の自分を「なかったこと」にせず、存在を認めてあげることです。
「叱られた記憶」を感情の側から書き出す
子どもの頃に叱られた出来事を、こう問いかけながら書いてみてください。
「あのとき、本当はどう感じていたの?」
出来事ではなく、感情や本音まで掘り下げることがポイントです。
「怖かった」「悲しかった」「認めてほしかった」
感じることができなかった感情や本音を、今、安全な場所でゆっくり感じていく。
そのプロセスが、インナーチャイルドの傷を少しずつほぐしていきます。
一人で抱え込まなくていい
子どもの頃の自分をイメージしようとしても、何も浮かんでこない。
向き合おうとした瞬間に、また目の前の仕事や家事のことで気が取られてしまう。
そんな日があって当然です。
私自身、「これでいいんだ」と心から思える瞬間が、なかなかありませんでした。
褒められても、素直に受け取れない。
うまくいっても、「まだ足りない」とすぐに次の課題を探してしまう。
そんな自分を一人だけで見つめようとしても、なかなか変わりませんでした。
だからこそ、サポートがが必要だったんです。
37歳、妊娠中にインナーチャイルドを扱うヒーリングを受けたとき、初めて「そのままでいい」という感覚に、少しずつ触れられるようになりました。
それからも、ふと自分を責めてしまう瞬間はあります。
でもそのたびに、自分の内側で何が反応したのかを見つめて、消化できるようになりました。
一人で見つめるだけでは、なかなか変われなかった私だからこそ、伝えたいことがあります。
もちろん、感じ方や変化のペースは人それぞれです。
「一人で全部やらなきゃ」と抱え込まなくて大丈夫!
必要なときに、誰かの手を借りることも、自分を大切にする選択のひとつですから。
・一刻も早く感情の波を穏やかにしたい。
・落ち込んだり、人目を気にしてぐるぐる考えてしまう時間を減らしたい。
・心から笑って色々楽しめる自分になっていきたい。
・自分は大丈夫、と無条件に信頼したい。
・スッキリと軽やかになっていきたい。
私の『インナーチャイルド』を扱うヒーリングセッションでは
- あなたの幼少期の経験を丁寧に振り返る
- 満たされなかった想いや痛みに寄り添う
- インナーチャイルドをエネルギー的に扱っていく
- 親から受け継いだパターンに気づく
- 自分らしい人生を見つけていく
こうしたプロセスをサポートしています。
興味がある方はこちらをご覧ください。
まとめ:叱られすぎたのは、あなたがダメだったからじゃない
叱られすぎて育った経験が自己肯定感に影響しているのは、あなたが弱いからでも、ダメだからでもありません。
そういう環境だったから、そうなっただけ。
そして、その影響は今から変えていけます。
過去は変えられない。
でも、心の中にいる「叱られ続けた子どもの頃の自分」に気づいて、そこにアクセスしていくことで、今からの自分との関係は変わっていきます。
「もう少し、自分のことを認めてあげられるようになりたい」
そう感じているなら、それはもう変わり始めているサインだと私は思っています。
大丈夫。
変わっていけるから!
あなたのことを、心から応援しています!
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