「イヤイヤ期に怒鳴る」は危険?子どもへの影響と解決策を公開

 

「また怒鳴ってしまった…」

 

子どもが泣き止んだ後、胸が締め付けられるような後悔。

 

 

「こんなはずじゃなかったのに」

「私、母親失格かもしれない」

 

そんな思いを抱えていませんか?

 

 

主に2歳前後から始まるイヤイヤ期

 

イヤイヤ期の子育ては、本当に大変ですよね。

 

 

何度言っても聞いてくれない、癇癪を起こす、わざと困らせるようなことをする…。

 

 

でも、大丈夫です。

 

怒鳴ってしまう自分を責める必要はありません。

 

 

私も息子のイヤイヤ期、子ども時代親からされたように怒りを爆発させる自分に気づいて、ハッとしたものです。

 

けれど、自分の中にある「傷ついた子ども時代の自分」と向き合うことで、子育ては大きく変わっていったんです。

 

 

この記事では、

 

  • なぜイヤイヤ期にイライラが爆発しやすいのか
  • 怒鳴ることが子どもに与える本当の影響
  • 感情をコントロールできない本当の理由
  • 穏やかな親子関係を取り戻す方法

 

 

について、ヒーラー・カウンセラーとして15年以上、子育てに悩むお母さんたちと向き合ってきた経験と、一人の母としての体験を交えながらお話しします。

 

 

完璧な親を目指す必要はありません。

 

まずは、自分の感情に気づくことから始めましょう。

 

この記事を読むことで、あなたらしい穏やかな子育ての第一歩を見つけることができるはず。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

なぜイヤイヤ期は、こんなにイライラするの?

 

イヤイヤ期って、そもそも何?

 

イヤイヤ期は、2歳前後から始まる子どもの大切な発達段階です。

 

 

「イヤ!」「自分で!」「ダメ!」

 

 

この言葉の裏にあるのは、子どもなりの「自分を主張したい」という健全な成長の証。

 

 

でも、親からすると…

 

 

  • 朝の準備が全然進まない
  • 買い物で床に寝転んで泣き叫ぶ
  • 何を提案しても「イヤ!」
  • 危ないことでも止めてくれない
  • よかれと思ってやったことを全否定される

 

 

毎日これが続くと、どんなに優しいお母さんでも限界を感じてしまいますよね。

 

 

イヤイヤ期に特にイライラしやすい3つの理由

 

1. 予測不可能な行動に振り回される

 

さっきまで笑っていたのに、急に泣き出す。

理由を聞いても説明できない。

そもそも子ども自身も、なぜ泣いているのかわかっていないことも。

この予測不可能さが、親の精神的な疲労を加速させます。

 

 

2. 時間と余裕を奪われる

 

朝の忙しい時間、出かけなきゃいけないのに靴を履かない。

夕飯の支度をしたいのに、ずっと抱っこをせがまれる。

「早くしなきゃ」と焦る気持ちと、「イヤ!」を繰り返す子どものペースのズレ。

この摩擦が、イライラを生み出します。

 

 

3. 「良い親」のプレッシャー

 

周りの目が気になったり、「ちゃんと躾けなきゃ」と思ったり。

イヤイヤ期の子どもに振り回される自分を見て 「私の育て方が悪いのかな」 「他のお母さんは、もっと上手にやっているのかな」

そんな焦りが、イライラに拍車をかけるんです。

 

 

実は、イライラの本当の原因は「今」じゃない

 

ここで、大切なことをお伝えしたいんです。

 

イヤイヤ期の子どもの行動は、確かに大変。

 

でも、それだけが怒鳴ってしまう原因ではないんです。

 

「え?どういうこと?」って思いますよね。

 

実は、今感じているイライラの多くは、 あなた自身が子どもだった頃の経験と深く結びついているんです。

 

これについては、後ほど詳しくお話しします。

 

怒鳴ることで、子どもの心と脳に起きること

 

子どもの心にできる「見えない傷」

 

私のところに相談に来られるお母さんたちの多くが、こうおっしゃいます。

 

 

「実は私も、子どもの頃よく怒鳴られていたんです」

 

「だから、子どもに同じ思いをさせたくないのに…」

 

 

親に怒鳴られた記憶は、大人になっても消えないものです。

 

子どもが親から怒鳴られ続けると、こんな影響が出る可能性があります

 

 

自己肯定感が育たない

 

「どうせ自分はダメな子なんだ」という気持ちが心に根付いてしまいます。

 

 

本音や感情を出せなくなる

 

怒られるのが怖くて、自分の気持ちを素直に表現できなくなります。

 

 

常に不安を抱える

 

「また怒られるかも」という緊張状態が続き、安心感を持てなくなります。

 

 

アメリカの研究では、怒鳴られて育った子どもの約40%が、大人になってうつ病を発症しやすいというデータもあります。

 

発達途上の脳への影響

 

もっと深刻なのは、脳への影響です。

 

イヤイヤ期の2〜3歳は、脳がものすごいスピードで発達している時期。

 

この大切な時期に、繰り返し強いストレスを受けると

 

 

  • 感情をコントロールする部分(前頭前野)の発達が妨げられる

 

  • ストレス反応を司る部分(扁桃体)が過敏になる

 

  • 記憶や学習に関わる部分(海馬)の機能が低下する

 

 

ハーバード大学の研究では、継続的に言葉の暴力を受けた子どもの脳に、実際に物理的な変化が見られることが確認されているんです。

 

特にイヤイヤ期は脳の発達が著しい重要な時期であり、この時期の過度なストレスは脳の健全な成長を妨げる可能性があるのです。

 

「厳しくしつけた方が良い子に育つ」といった考えは、実は科学的な根拠がありません。

 

 

親子の信頼関係が崩れていく

 

怒鳴ることは、少しずつ、確実に、親子の絆を傷つけていきます。

 

最初は、子どもが話しかけてこなくなる。

 

次に、反抗的な態度が増える。

 

そして、心の距離がどんどん離れていく…。

 

子どもの発達心理学の研究では、幼少期の親子関係が、その後の対人関係や社会性の発達に大きな影響を与えることが明らかになっています。

 

 

「手遅れかも」と不安になった方、大丈夫です。

 

気づいた今が、変わり始めるタイミング!

 

なぜ、あなたは怒鳴ってしまうのか—本当の理由

 

「また怒鳴ってしまった」その瞬間、何が起きている?

 

怒りが爆発する瞬間を、思い出してみてください。

 

 

子どもが床にご飯をこぼした。

何度注意しても同じことをする。

突然泣き喚いて床に転がり出した。

 

 

その時、頭の中で何が起きていますか?

 

 

「もう限界!」

「なんで何度言ってもわからないの!」

「私の言うことを全然聞いてくれない」

 

 

実は、この時感じている怒りの正体は、 今の出来事だけへの反応ではないんです。

 

 

あなたの中の「子ども時代の心の傷」が痛んでいる

 

ここからが、とても大切なお話です。

 

私たちは皆、心の奥深くに「子ども時代の心の傷」を抱えています。

 

これを「インナーチャイルド」と呼びます。

 

 

もしあなたが子どもの頃、

 

  • 親から怒鳴られたり、否定されたりした
  • 自分の気持ちを聞いてもらえなかった
  • 「良い子」でいなければ愛されないと感じていた

 

そんな経験があるとしたら、 その時の傷ついた気持ちや未消化な感情は、今もあなたの心の中に残っています。

 

そして、自分の子どもが言うことを聞かない時、 無意識のうちに、子ども時代の自分が感じた感情がよみがえってくるのです。

 

 

「なんで私の気持ちをわかってくれないの?!」

「どうして私の言うことを聞いてくれないの?!」

「あなたも私を否定するの?!」

 

これは、目の前の子どもへの怒りだけでなく、 子ども時代に感じた悲しみや怒り、孤独感が混ざり合った感情なんです。

 

 

「自分の親と同じになりたくない」のに、なってしまう理由

 

「絶対に親みたいにはならない」

 

そう決めていたのに、気づけば同じことをしている。

 

 

これ、とてもよくあることなんです。

 

 

なぜなら、私たちは子ども時代に見た親の対応を、 無意識のうちに「子育ての基準」として学んでいるから。

 

ストレスがかかった時、 頭で考えるより先に、体が覚えている反応が出てしまうんです。

 

 

でも、それはあなたが悪いわけでも、弱いわけでもありません。

 

ただ、子ども時代に別の対処法を学ぶ機会がなかっただけ。

 

完璧な親を目指す、その苦しみの正体

 

SNSで見る理想的な親子の姿。

 

育児書に書かれている「こうすべき」という言葉。

 

 

「私も、あんな風にならなきゃ」

「良い母親でいなければ」

「怒ったりなんてしちゃダメ、いつも穏やかでいなきゃ」

 

 

そう思えば思うほど、苦しくなりませんか?

 

 

この「完璧でなければ」というプレッシャーも、 実は、あなたの子ども時代と関係しているかもしれません。

 

 

もし、子どもの頃、 「良い子でいなければ愛されない」 「失敗は許されない」 そんなメッセージを親から受け取っていたとしたら・・・

 

今、母親になったあなたも、 無意識に「完璧な母親」を演じようとしているのかもしれません。

 

 

穏やかな親子関係を取り戻すために

 

イライラが爆発する前にできること

 

まず、実践的な対処法からお伝えしますね。

 

 

深呼吸—3回のリセット

 

「イラッ」としたら、まず深呼吸。 大きく息を吸って、ゆっくり吐く。 これを3回。

たったこれだけで、冷静さを取り戻せます。

 

 

その場を離れる勇気

 

「ちょっと待っていてね」 そう言って、トイレや別の部屋に一時避難。

これは逃げることじゃなく、 自分と子どもを守るための大切な選択です。

 

 

自分の怒りメーターを知る

 

0から10で、今の怒りレベルをチェック。

7を超えたら、要注意サイン。

この段階で深呼吸したり、場所を移動したりすることで、 爆発を防げます。

 

子どもの気持ちに寄り添うコツ

 

子どもの「イヤ!」の裏には、必ず理由があります。

 

 

目線を合わせる

 

しゃがんで、子どもと同じ高さに。 それだけで、子どもは「聞いてもらえる」と安心します。

 

 

気持ちを言葉にしてあげる

 

「〇〇したかったんだね」 「悔しかったね」

子どもが感じている感情を、言葉で表現してあげる。 これが、子どもの心を落ち着かせます。

 

 

選択肢を与える

 

「これとこれ、どっちがいい?」 子どもに選ばせることで、「イヤ!」が減っていきます。

 

 

何より大切なのは、あなた自身を癒すこと

 

ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。

 

 

「方法はわかった。でも、実践できる自信がない」

 

「きっとまた感情的になってしまいそう」

 

 

大丈夫です。

 

それが、自然な反応です。

 

なぜなら、表面的なテクニックだけでは、 根本的な解決にはならないから。

 

 

本当に必要なのは、あなたの中にいる「傷ついた子ども時代の自分」を癒すこと。

 

 

あなたのイライラは、 目の前の子どもだけでなく、 子ども時代に満たされなかった「あなた自身」が叫んでいる声なんです。

 

 

子ども時代に感じた悲しみ。 我慢していた怒り。

 

「わかってほしかった」という気持ち。

 

それらを丁寧に受け止め、癒していく。

 

これが、『インナーチャイルド』を扱うヒーリングです。

 

自分を癒すことが、子育てを変える

 

私自身、ヒーリングを受けインナーチャイルドと向き合うことで、 子育てが大きく変わりました。

 

子どもが言うことを聞かない時、 以前は「私を困らせようとしている」と感じていました。

 

でも、自分のインナーチャイルドと向き合うことで、目の前の子どもは自分を困らせる存在ではなくなり、自分のありのままを精一杯表現しようとしている存在に変わり、子育ての見方が変わったんです。

 

そうすると、不思議なことに、 子どもの行動も変わっていきました。

 

なぜなら、子どもは親の心の状態を、 言葉以上に敏感に感じ取るから。

 

親が心に余裕を持てるようになると、 子どもも安心して、落ち着いていくんです。

 

一人で抱え込まないで

 

自分の心と向き合うことは、 一人ではとても難しい作業です。

 

「どこから始めればいいの?」 「自分のインナーチャイルドって、どうやって癒すの?」

 

そう思いますよね。

 

私は15年以上、子育てに悩むお母さんたちと一緒に穏やかな親子関係を取り戻すお手伝いをしてきました。

 

もしあなたが、

 

  • 本気で変わりたいと思っている
  • 子どもに穏やかに接したい
  • でも、一人では難しいと感じている

 

そんな風に感じているなら、 一緒に、あなたの心の癒しから始めてみませんか?

 

 

こんな願いはありませんか?

・感情の波を穏やかにしたい。

・感情的になる時間を減らしたい。

・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間を増やしたい。

・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。

・子どものために何をしたらいいのか、感覚的にわかるようになりたい。

 

 

『インナーチャイルド』を扱うヒーリングの詳細はこちら

 

まとめ:イヤイヤ期は親子で成長するチャンス

 

イヤイヤ期の子育ては、本当に大変です。

 

 

怒鳴ってしまう自分に、自己嫌悪になる気持ち、とってもよくわかります。

 

でも、このタイミングは、あなた自身の心と向き合う大切なチャンスでもあるんです。

 

 

子どもの「イヤ!」は、健全な成長の証。

 

あなたのイライラは、癒されていない心からのメッセージ。

 

 

完璧な親なんて、どこにもいません。

 

大切なのは、自分の心の傷に気づき、癒していくこと。

 

 

そうすることで、自然と子どもにも穏やかに接することができるようになります。

 

 

イヤイヤ期は、必ず終わります。

 

この子どもの大切な時期を、自分と向き合う機会として過ごせたら、きっと親子の絆はもっと深まっていくはず。

 

 

でも一人で頑張りすぎないでくださいね。

 

必要な時は、いつでもサポートさせていただきます。

 

 

 

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