
「子どもが言うことを聞かず、またヒステリックに怒鳴ってしまった…」
「感情的になるのは良くないとわかっているのに、なぜか抑えられないんです」
そんな自分を責め、心の奥で「私は母親失格なのかも」と思い悩んでいませんか?
実は、イヤイヤ期の子どもに感情的になってしまうのは、あなたの育て方が悪いからではありません。
それは、あなた自身の「インナーチャイルド」—子ども時代のあなた自身の心の傷—が反応しているのです。
多くのママが同じ悩みを抱えていますが、自分の感情に気づき、受け止めることができれば、穏やかな対応ができるようになります。
今日からでも始められる対処法がありますので、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
この記事では、イヤイヤ期の子どもに感情的に怒ってしまう育児中のママたちに向けて、
- 子どもの発達段階と親のイライラの関係性
- 感情的になった時の具体的な3つの対処法
- イヤイヤ期を乗り切るママのためのセルフケア法
上記について、筆者自身もインナーチャイルドの癒しによって子育てを変えてきた経験を交えながら解説しています。
子育てで感情的になってしまうことは、決して特別なことではありません。
むしろ、それに気づき、変わろうとしている今のあなたはとても素晴らしいのです。
この記事があなたと子どもの関係をより良くするきっかけになれば嬉しいです。
この記事の目次
イヤイヤ期の子どもに怒ってしまう自分を責めないで
子どもにヒステリックに怒ってしまった後、自分を責めてしまうのは、多くの親が経験すること。
しかし、この感情は自分自身の内側にある「インナーチャイルド」の反応であり、あなたの育て方が悪いわけではありません。
イヤイヤ期は子どもの発達において重要な段階で、自我が芽生え始める時期。
この時期の子どもの行動に対して感情的になってしまうのは、あなた自身の子ども時代の経験が影響している可能性が高いのです。
自分自身を理解し、優しく受け止めることで、子どもへの接し方も自然と変わっていくでしょう。
以下では、なぜあなたが自分を責める必要がないのか、そして怒りの感情と上手に付き合っていく方法について詳しく解説していきます。
子どもの発達段階と親のイライラは密接に関係している
イヤイヤ期の子どもに対するイライラは、子どもの発達段階と親の心理状態が複雑に絡み合って生じるものです。
2歳前後の子どもは自我が芽生え、「自分でやりたい」という気持ちが強くなる一方で、言葉でうまく気持ちを表現できないというジレンマを抱えています。
この発達段階において、子どもは「NO」と言うことで自分の存在を主張し、環境をコントロールしようとします。
「イヤイヤ」は決して反抗ではなく、子どもが自立への第一歩を踏み出している健全な成長の証。
しかし、親にとっては日常生活のあらゆる場面で子どもが「イヤ」と言い続けることは、大きなストレス要因ですよね。
「なぜうちの子はこんなに言うことを聞かないのだろう」と悩むかもしれませんが、これは子どもが正常に発達している証拠!
子どもの脳はまだ発達途上で、感情をコントロールする前頭前皮質の機能が未熟なため、衝動的な行動が多くなるのは自然なことです。
親のイライラが募る原因としては、以下のような要素が挙げられます。
- 疲労とストレスの蓄積:
仕事や家事との両立、睡眠不足、生理前後のホルモンバランスの崩れなどにより、心のゆとりがなくなりがちです。
- 社会的プレッシャー:
「良い親」でなければならないという社会からの期待が、無意識のプレッシャーになっています。
- 自分の子ども時代の経験:
あなた自身が子ども時代にどのように扱われたかという経験が、知らず知らずのうちに子育てに影響を与えます。
これらの要素が重なると、子どものイヤイヤに対して感情的に反応してしまう確率が高まります。
子どもの発達と親の心理状態は密接に関連しているんです。
ヒステリックに怒ってしまうのは親として失格ではない
子どもにヒステリックに怒ってしまうことがあっても、それは親として失格だということではありません。
完璧な親などいないんです。
子育ては思った以上に大変な仕事の一つで、特に仕事との両立や、パートナーからのサポートが少ない状況では、感情的になることは珍しくありません。
「良い親は常に穏やかで忍耐強いはず」という理想像を抱きがちですが、それは非現実的な期待。
誰しも疲れている時、ストレスを抱えている時は感情のコントロールが難しくなります。
脳科学的に見ても、ストレスが高い状態では、感情を司る扁桃体が活性化し、理性的な判断をする前頭前皮質の機能が一時的に低下することが分かっています。
具体的には、2歳の子どもが食事中に何度言っても食べ物を床に落とし続ける、着替えを嫌がって大泣きする、寝る時間が迫っているのに言うことを全く聞かないなど、日々の小さなストレスが積み重なると、ついカッとなって声を荒げてしまうこともあるでしょう。
こうした瞬間があったとしても、それはあなたが「悪い親」だということではありません。
むしろ、そのような感情が生じることに気づき、なぜそうなってしまうのか悩み、改善しようとしている姿勢こそが、良い親の証だと思います。
完璧を目指すのではなく、時には感情的になってしまうことも自分の一部として受け入れながら、少しずつ成長していく姿勢が大切です。
具体的には以下のことを試してみましょう。
- 自分の感情に気づくことが大切:
怒りを感じたらまず「なぜ怒りを感じているのか」に意識を向けましょう。
- 自分を労わる時間を持つ:
育児の合間に短い時間でも自分のための時間を作り、心の余裕を持つことが重要です。
- 同じ境遇のママ友と経験を共有する:
同じような年齢の子どもを持つ、同じような悩みを持つ親と話すことで、孤独感が和らぎ、新たな視点を得られることがあります。
子育ては長い旅、親子ともに日々学び成長していくプロセスなのです。
怒りの裏側にある自分自身の気持ちを理解しよう
子どもに感情的に怒ってしまうとき、その怒りの裏側には自分自身の様々な感情が隠れています。
この感情の根源を理解することが、感情的な反応を減らす第一歩となるでしょう。
怒りの背後には、「無力感」「疲労」「孤独感」「自己否定感」「完璧主義」など様々なものがあります。
「なぜこんなことで怒ってしまうのだろう」と自問してみると、意外な発見があるかもしれません。
例えば、子どもが食べ物を床にわざとこぼしたときに激怒してしまう場合、それは単に「片付けが増える」ことへの苛立ちだけでなく、「自分の言うことが尊重されていない」という深い傷ついた想いが反応している可能性があります。
この感情の根源を探るためには、自分の「トリガーポイント」(特に感情的になりやすい状況)を知ることが重要。
具体的には以下のような質問で自己分析してみましょう!
- 「どんな状況で特に感情的になりやすいのか?」:
時間に追われているとき?疲れているとき?特定の行動に対して?
- 「子ども時代、自分はどのように扱われたのか?」:
親はあなたが言うことを聞かないときどう反応していましたか?
- 「怒りの後に湧き上がる感情は何か?」:
罪悪感?悲しみ?恥ずかしさ?
このように自分自身の感情パターンを理解することで、「インナーチャイルド」(あなたの内側にいる子ども時代のあなた自身)が反応していることに気づけるようになります。
子どもの行動に過剰に反応してしまうのは、実はあなた自身の過去の経験や満たされなかった想いが関係していることが多いのです。
「私も子どもの頃、親にきちんと話を聞いてもらえなかったな…」と気づくことができれば、子どもの行動に対する見方も変わってくると思います。
子どもを叱る前に、まず自分自身の未消化な感情に気づき、それを受け止めることが、怒りのサイクルを断ち切る鍵となります。
自分の感情を理解し、受け入れることで、子どもとの関係もより豊かなものになっていくはず。
完璧を目指すのではなく、自分自身の感情と上手に付き合っていくことが、イヤイヤ期を乗り切る大切な姿勢といえるでしょう。
感情的に怒ってしまう時の3つの対処法
子どもにヒステリックに怒ってしまう瞬間は、実は自分自身の「インナーチャイルド」が反応している時です。
つまり、子ども時代のあなた自身の経験や傷ついた想いが現在の子育てに影響を与えているのです。
しかし、適切な対処法を知れば、感情的になる前に自分をコントロールすることが可能になります。
感情のコントロールが難しい背景には、子育ての疲れやストレス、完璧な親でなければならないというプレッシャーなど、様々な要因が絡み合っています。
特に仕事と育児の両立や生理中・妊娠中のホルモンバランスの変化は、感情コントロールをより困難にします。
しかし、どんな状況でも使える具体的な対処法があれば、イライラの悪循環から抜け出す手助けになるでしょう。
以下では、イヤイヤ期の子どもに対して感情的になりそうな時にすぐに実践できる3つの対処法を詳しく解説していきますね。
怒りを感じたら深呼吸して5秒数える
怒りを感じた瞬間に、まず深呼吸をして5秒数えることで、感情的な反応を和らげることができます。
この単純な行為は、脳の冷静な判断力を取り戻すために非常に効果的です。
「何度言ったらわかるの!」と声を荒げそうになった時、その言葉を口にする前に一度立ち止まりましょう。
深く息を吸って、ゆっくりと「1、2、3、4、5」と心の中で数えながら息を吐きます。
この数秒間の間に、脳内では重要な変化が起こります。
怒りの感情を司る扁桃体の活動が抑制され、理性的な判断を担当する前頭前皮質が活性化するのです。
特に効果的なのは、腹式呼吸を意識した深呼吸です。
お腹を膨らませるように息を吸い、ゆっくりと息を吐き出します。
これによって副交感神経が優位になり、身体が自然とリラックス状態になります。
この方法は特に、時間に追われている朝の支度や、夕方の疲れが溜まった状態で子どもがぐずる場面で役立つと思います。
妊娠中の方やワンオペ育児で疲労が蓄積している方にとっても、すぐに実践できる簡単な対処法と言えるでしょう。
実践する際のポイントは以下の通りです。
- 意識して行う:
自動的に深呼吸するよう、日頃から習慣づけましょう。
- 声に出して数える:
余裕があれば、子どもと一緒に声に出して数えることも効果的。これにより子どもの注意も逸らせます。
- 手を胸やお腹に当てる:
呼吸に集中しやすくなり、さらなる落ち着き効果が得られます。
深呼吸と5秒数えるという単純な行為が、感情的な反応と冷静な対応の分かれ道になります。
この小さな習慣を積み重ねることで、徐々に感情のコントロール力が高まっていくでしょう。
子どもの気持ちに寄り添う言葉がけを考える
子どもが言うことを聞かないとき、その行動の裏にある気持ちに目を向けると、怒りの感情が和らぎます。
「なぜ子どもはこのような行動をとるのか」という視点から考えることで、適切な言葉がけが可能になるのです。
イヤイヤ期の子どもは、自分の気持ちをうまく言葉で表現できません。
そのため、反抗的な行動や泣き叫ぶことで感情を表現します。
例えば、食事中に食べ物を床に投げる行為は、単なるわがままではなく「自分で選びたい」「注目してほしい」「疲れている」といった気持ちの表れかもしれません。
そんなとき、「何度言ったらわかるの!」ではなく、「○○ちゃん、イライラしているのかな?」「自分でやりたかったんだね」といった言葉がけを心がけましょう。
子どもの気持ちを言語化してあげることで、子ども自身も自分の感情を理解する手助けになります。
「どうして子どもの気持ちを考えてあげる余裕がないんだろう」と自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
しかし、この言葉がけは練習で上達します!
以下のようなパターンを覚えておくと便利だと思います。
- 感情の言語化:
「悲しいんだね」「怒っているんだね」「やりたくないんだね」
- 共感を示す:
「それは困ったね」「悔しかったんだね」「疲れているのかな」
- 選択肢の提示:
「これとこれ、どっちがいい?」「〇分したら終わろうね」
例えば、着替えを嫌がる子どもに対しては「自分で選びたいのかな?どっちの服がいい?」と選択肢を与えることで、子どもの自己決定感を満たすことができます。
忙しい朝でも、子どもが自発的に動くきっかけになるでしょう。
子どもの気持ちに寄り添う言葉がけは、子どもとの信頼関係を強化するだけでなく、親自身の感情コントロールにも役立ちます。
子どもの行動の意味を考えることで、怒りの感情が自然と落ち着くことを実感できるはずです。
自分の「インナーチャイルド」を癒す時間を作る
子どもに感情的に怒ってしまうとき、実はあなたの内側にいる「インナーチャイルド」(子ども時代の心の傷)が反応していることが多いです。
なので自分自身の子ども時代の未解決の感情や経験が、現在の子育てに影響を与えているため、インナーチャイルドを癒す時間を作ることが大切。
例えば、子どもが言うことを聞かないときに強い怒りを感じるのは、あなた自身が子ども時代に「言うことを聞かないと愛されない」という経験や感覚を持っていたからかもしれません。
このような潜在的な感情パターンに気づくことで、なぜ特定の状況で感情的になるのかがわかるようになります。
「そんな自分の過去を掘り起こす時間なんてない…」と思う方もいるでしょう。
しかし、インナーチャイルドを癒す方法は日常の中に組み込める簡単なものもあります。
- 自分の感情日記をつける:
子どもに怒った後、その裏にはどんな想いがあったかを短く書き留めます。パターンが見えてくるでしょう。
- セルフケアの時間を確保する:
子どもが寝た後の15分でも、自分だけの時間を作ります。
- リフレーミング:
「私はダメな親だ」ではなく「私も成長中の親である」と捉え直します。
特に効果的なのは、怒りを感じた時に「今の私は何歳の私が反応しているだろう?」と自問すること。
「5歳の私が反応しているかも」と気づけば、大人の自分がその5歳の自分を優しく抱きしめるようなイメージを持つことができます。
これは短時間でできる内面的なセルフケアです。
忙しい育児や仕事の合間でも、入浴中や通勤時間など、ほんの数分でもインナーチャイルドに意識を向ける時間を持つことが大切です。
こうした小さな積み重ねが、感情的な反応パターンを少しずつ変化させていきます。
自分の内側にある未消化な感情に気づき、それを受け入れることができれば、子どもに対しても同じように共感的な態度で接することができるようになります。
これは決して一朝一夕にできることではありませんが、一歩一歩進んでいくことで、親子関係はより健全で穏やかなものへと変わっていくでしょう。
イヤイヤ期を乗り切るママのためのセルフケア法
子どもの「イヤイヤ期」を乗り切るためには、子どもへの対応だけでなく、あなた自身のケアが最も重要!
インナーチャイルドを大切にしながら、自分自身を癒すための工夫を取り入れることで、感情的に怒ってしまう頻度を減らしていきましょう。
ママたちが自分を後回しにしてしまうのは、「子どものために」という思いからですが、実は逆効果になることも多いのです。
心身ともに疲れ切ったママは、ちょっとしたことでイライラしやすくなり、その場しのぎの感情的な対応をしてしまいがちです。
妊娠中・生理中のホルモンバランスの変化や睡眠不足、ワンオペ育児の負担、時間に追われる忙しさなど、様々な要因が重なり、自分をケアする余裕がなくなっていませんか?
以下では、忙しいママでも実践できる具体的なセルフケア法をご紹介。
時間や環境の制約があっても取り入れられる方法ばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
限られた時間でできるストレス発散法
忙しい育児の合間でも実践できる、短時間で効果的なストレス発散法があります。
心と体をリフレッシュする小さな習慣を取り入れることで、イライラが溜まりにくくなります。
子育て中は自分の時間を確保するのが難しく、「ストレス発散なんてできない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ほんの数分でも効果的なストレス発散が可能なんです。
具体的には、以下のような方法が日常生活に取り入れやすいでしょう。
- 呼吸法(2分間):
子どもが遊んでいる隙や、トイレに入った時など、短い時間でできる呼吸法です。
お腹に手を当て、鼻から4秒かけて息を吸い、6秒かけて口からゆっくり吐きます。
これを5回繰り返すだけでもリラックス効果が得られます。
- 肩回し・首ストレッチ(1分間):
台所に立っている間や子どもが絵本を見ている時など、立ったままでもできる簡単なストレッチです。
肩を前後に回したり、首を左右にゆっくり傾けたりするだけでも、凝り固まった筋肉がほぐれやすくなります。
- 5分間の「何もしない時間」:
子どもが昼寝をしている間や保育園に送った後の車の中など、短い「何もしない時間」を意識的に作りましょう。
SNSをチェックしたり家事をしたりせず、ただボーッとする時間が脳の疲労回復に効果的です。
「こんな短時間で効果があるの?」と疑問に思うかもしれませんが、短くても定期的に行うことで効果は徐々に現れます。
実は、これらの小さな習慣は「マイクロブレイク」と呼ばれ、脳科学的にも効果が認められているんです。
自分に合ったストレス発散法を見つけて、日常に取り入れることで、イヤイヤ期の子どもへの対応も少しずつ変わっていくでしょう。
大切なのは継続することなので、無理のない範囲で始めてみてくださいね。
保育園や幼稚園の先生に相談してみよう
保育のプロである保育園や幼稚園の先生に相談することで、専門的な視点からのアドバイスが得られ、育児の悩みを軽減できます。
自分だけで抱え込まずに、周囲のサポートを上手に活用してみましょう。
多くのママが「先生に相談するほどのことではない」「忙しい先生に迷惑をかけてしまうのでは」と躊躇してしまいがち。
しかし、保育のプロである先生方は、様々な子どもたちと関わってきた経験から、イヤイヤ期の対応について豊富な知識と実践的なアドバイスを持っています。
「うちの子だけなんだろうか」という不安も、専門家に相談することで解消されることが多いのです。
実際、イヤイヤ期の行動パターンは多くの子どもに共通していて、あなただけが悩んでいるわけではありません。
相談する際のポイントは以下の通りです。
- 具体的な場面を伝える:
「食事の時に○○すると、うまくいきます」など具体的なアドバイスをもらいやすくなります。
「朝の着替えで毎朝大泣きして困っています」のように具体的な状況を説明しましょう。
- 子どもの園での様子を聞く:
家では見られない一面があるかもしれません。
「園ではどんな場面で困ることがありますか?どう対応されていますか?」と尋ねることで、プロの対応方法を学べます。
- 連絡帳を活用する:
直接話す時間がない場合は、連絡帳を活用して相談内容を簡潔に書くのも効果的です。
先生からの回答も記録として残せます。
園の先生への相談は、単なる対処法を得るだけでなく、あなたの心の負担を軽くする効果もあります。
「私一人で完璧に対応しなければ」というプレッシャーから解放され、育児の仲間がいることで安心感が生まれるのです。
保育園や幼稚園の先生との信頼関係を築き、定期的にコミュニケーションを取ることで、いろいろなイヤイヤ期の乗り切り方を身につけていきましょう🎵
兄弟がいる場合の効果的な対応のコツ
兄弟がいる家庭では、イヤイヤ期の子どもと他の子どもへの対応を同時に行わなければならず、より大きな負担を感じがちです。
しかし、適切な対応の工夫で、兄弟間のバランスを取りながら自分の気持ちも穏やかに保つことができますよ。
「上の子がイヤイヤ期で、下の子も手がかかる」「兄弟げんかの仲裁で疲れ果てる」といった悩みを抱えるママは本当に多いです。
特にワンオペ育児の状況では、両方の子どもに同時に対応することの難しさから、感情的になってしまうことも増えるでしょう。
兄弟がいる場合の効果的な対応法として、以下のポイントが役立ちます。
- タイムスケジュールを見える化する:
特に上の子向けに、1日の流れを簡単な絵や文字で表にしておくと、「次は何をするのか」が分かり、切り替えがスムーズになります。
「お風呂の後はお兄ちゃんの本読み時間だよ」など、見通しを持たせることで安心感を与えられます。
- 上の子の特別時間を作る:
下の子が昼寝中や、誰かに預けられる時間に、上の子だけと過ごす時間を短くても設けましょう。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)タイム」として、15分でも上の子だけに集中することで、甘えや注目欲求が満たされます。
- 「助けてくれてありがとう」を伝える:
上の子に対して、年齢に合った「お手伝い」をお願いし、それに感謝の言葉を伝えることで、自己肯定感を高められます。ただし、過度な期待や役割を押し付けないよう注意が必要です。
「どうして兄弟を平等に可愛がってあげられないんだろう」と自分を責めてしまうママもいるかもしれませんが、子どもの発達段階や性格が異なれば、対応が違ってくるのは自然なこと。
大切なのは「平等」ではなく、それぞれの子どもの「必要」に応じた対応をすることです。
疲れている時や余裕がない時には、安全を確保した上で「今はママが休憩する時間」と伝え、短時間でも自分の時間を確保することも重要です。
自分が穏やかな気持ちでいられれば、子どもたちにも良い影響が広がっていきます。
兄弟がいる家庭でのイヤイヤ期対応は一筋縄ではいきませんが、工夫次第で家族全体のストレスを軽減できます。
完璧を目指さず、できることから少しずつ取り入れていきましょう!
まとめ:子育てで感情的になるのは、あなたのせいじゃない
今回は、子どものイヤイヤ期に感情的に怒ってしまい自分を責めている方に向けて、
- 子どもにヒステリックに怒ってしまう本当の理由
- 仕事と育児の両立でもイライラしない思考法
- 完璧な親を目指さない考え方に切り替える方法
上記について、筆者自身もインナーチャイルドを扱うことで子育てを変えてきた体験を交えながらお話してきました。
子どもにヒステリックに怒ってしまうのは、あなたの育て方が悪いからではなく、自分自身の「インナーチャイルド」が反応しているからなのです。
子どもの言動に過剰に反応してしまうとき、それはあなたの中の傷ついた子ども時代の記憶が呼び覚まされているサイン。
「どうして冷静でいられないんだろう」と自分を責めるママも多いでしょうが、それは自然な反応なのです。
まずは自分の感情に気づき、優しく受け止めることから始めてみませんか。
子どもとの関係が変わるとき、それはあなた自身の内側からの変化から始まります。
今日から少しずつインナーチャイルドと向き合い、自分自身を大切にすることで、子どもへの接し方も自然と変わっていくはずです。
どうか自分を責めず、一歩一歩、あなたと子どもの両方を大切にする関わり方を見つけていってくださいね。
心から応援しています!
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