子どもが睨む心理と年齢別の対応法|赤ちゃん・2歳・3歳が睨む理由をヒーラーが解説

 

「なんでそんな目で見るの!」

 

ギロッと睨まれた瞬間、ドキッとしますよね。

 

かわいいはずのわが子に睨まれると、なんとも言えない気持ちになる。

 

 

「嫌われてる?」

「育て方が悪いの?」

「何か怖いことした?」

 

 

一瞬でいろんな思いが頭をよぎる・・・

 

 

大丈夫です。

 

子どもが親を睨むのには、ちゃんとした理由があります。

 

怒りや反抗ではなく、もっと切実な「伝えたい気持ち」がそこにあることが多いんです。

 

 

私はインナーチャイルドヒーラーとして15年、3,000件以上のセッションを子育てに悩むお母さん方に提供してきました。

 

息子を育てる中で、私自身も「なんでそんな顔するの!」とドキッとした経験があります 笑

 

この記事では、子どもが睨む心理を年齢別に解説して、親がどう接すればいいかをお伝えします。

 

 

この記事でわかること

  • 赤ちゃん・2歳・3歳が睨む理由の違い
  • 睨みのタイプ別(怒り・注目・不安)の対応法
  • 睨みが増えてきたときのサインと親にできること
  • 親のインナーチャイルドと子どもの睨みの関係

子どもが睨む心理的な理由

 

まず大前提として、子どもが睨むのは「言葉にできない感情」を表現しようとしているサインです。

 

怒りだけじゃないんです。

 

さみしさ、不安、「わかってほしい」という気持ち・・・

 

いろんな感情が「睨む」という形になって出てきます。

 

そして実は、

 

睨む相手を選んでいる。

 

 

子どもが睨むのは「最も安心できる相手」です。

 

知らない人や先生には睨まないのに、お母さんやお父さんには思いっきり睨む。

 

これって、「この人なら受け止めてもらえる」という、逆説的な信頼の表れなんですよ。

 

(わかってても、毎回ドキッとするのはわかります笑)

 

 

赤ちゃん〜1歳が睨む:びっくりしなくて大丈夫

 

赤ちゃんが「じーっと睨むような目でこっちを見る」のは、よくある光景です。

 

実はほとんどの場合、睨んでいるのではなく一生懸命見つめているんです。

 

 

赤ちゃんの視界はまだぼんやりとしていて、はっきり見えるのは顔の輪郭くらい。

 

目を細めて凝視しているのは、「あなたのことをちゃんと見たい」という純粋な好奇心から来ていることがほとんどです。

 

 

「上目遣いで睨んでくる」も同じで、視野が限られているから顔を下に向けて上目遣いになりがちなだけ。

 

悪意はゼロ、むしろ愛情表現に近いです!

 

 

1歳近くになってくると、少しずつ「要求の睨み」が出てくることがあります。

 

「抱っこして」「もっとかまって」という気持ちが、ぎゅっと眉間を寄せた顔になって現れる。

 

このときは言葉ではなく表情で気持ちに応えてあげるのが一番です。

 

こちらもにっこりすると、不思議とふっと表情が緩みます。

 

 

2歳・3歳が睨む:イヤイヤ期の感情爆発

 

2歳・3歳の睨みはちょっとレベルが違います 笑

 

「あの顔、こわっ!!」ってなるくらい、全力で睨んでくる。

 

イヤイヤ期真っ只中のこの時期は、自分の意思はあるのに言葉が追いついていない状態です。

 

 

「嫌だ」「悔しい」「思い通りにならない」——

 

それをうまく言語化できないから、顔全体で表現するんですよね。

 

ぎゅっと眉間にしわを寄せて、じーっと睨んでくる。

 

 

これは「言葉の代わり」です。

 

精一杯コミュニケーションをとろうとしてくれているんです。

 

愛おしいですよね!

 

 

このとき絶対にやってほしくないのが、「なんでそんな顔するの!」と睨み返したり、叱ること。

 

感情を「出してはいけないもの」として教えてしまうと、子どもは自分の気持ちを抑える癖がついてしまいます。

 

「悔しかったんだね」「嫌だったんだね」と、感情に名前をつけて返してあげるだけでOKです。

 

 

4歳以上が睨む:言葉があるのにあえて睨む

 

4歳を過ぎてくると、子どもは言葉が出てきます。

 

「嫌だ」「やめて」と言えるはずなのに、あえて睨んでくる。

 

このケースで多いのは次の2つです。

 

 

「言っても聞いてもらえない」と思っている

 

過去に「そんなことで怒らないの」「ワガママ言わないで」と感情を否定された経験があると、「言葉で伝えても無駄だ」と学習してしまうことがあります。

 

言葉をあきらめて、目で訴えているんです。

 

 

「わかってよ」という強い訴え

 

「説明するより睨んだ方が伝わる気がする」という直感的な判断もあります。

 

言葉よりも目の方が、感情の温度を伝えやすいとわかっているんですよね。

 

 

この年齢の睨みには、「その目、どんな気持ち?」と言葉を引き出す関わりが効果的です。

 

 

睨みのタイプ別・親がすべき対応法

 

子どもの睨みには、大きく3つのタイプがあります。

 

どのタイプかによって、対応が変わってきます。

 

 

タイプ① 怒り・不満から睨む

 

「思い通りにならなかった」「約束が守られなかった」「叱られた」——

 

そういうときに出てくる睨みです。

 

眉間にしわが寄って、口をきゅっと結んでいることが多いです。

 

 

対応のポイント:感情を認める→待つ

 

「怒ってるんだね」「悔しかったんだね」と一言だけ言って、少し待ちます。

 

「なんで怒ってるの!」と問い詰めたり、「そんなことで怒らないで」と否定しないこと。

 

感情を受け取ってもらえたとわかると、子どもは少しずつ落ち着いてきます。

 

 

タイプ② 「見て、かまって」から睨む

 

かわいいな・・・と思う「かまって睨み」です笑

 

退屈だったり、親がスマホや別のことに気を取られているとき、「ちょっと!こっち見て!」という気持ちが睨みになって出てきます。

 

 

対応のポイント:一旦手を止めてアイコンタクト

 

「どうしたの?」と目を合わせて、5秒でもいいので子どもだけに意識を向ける時間を作りましょう。

 

それだけで「見てもらえた」と安心して、表情がふっと緩みます。

 

 

タイプ③ 不安・緊張から睨む

 

これが一番気づかれにくいタイプです。

 

新しい場所、知らない人、いつもと違うことが起きているとき——

 

不安や緊張が「じーっと見る」という形になって出てくることがあります。

 

固まって動けないのに、目だけはギョロッとしている感じです。

 

 

対応のポイント:「大丈夫だよ」の安心感を伝える

 

「緊張してるの?大丈夫だよ、一緒にいるからね」とそっと声をかけてあげてください。

 

無理に動かそうとしたり、「なんで固まってるの!」と焦らせないこと。

 

子どもが自分のペースで動けるまで待つのが一番です。

 

 

親のインナーチャイルドと子どもの「睨み」の関係

 

少し、別の角度からお話しします。

 

 

「子どもに睨まれると、なぜかひどく傷つく」

「つい怒鳴り返してしまう」

「罪悪感と怒りが同時に来る」

 

 

こういう反応が出る場合、子どもの睨みが自分の過去の何かを刺激している可能性があります。

 

インナーチャイルドというのは、子ども時代についてしまった心の傷や、満たされなかった想いのことです。

 

 

私自身の話をすると——

 

息子が2歳くらいの頃、私の言葉に反応してぎゅっと眉間をしかめることがありました。

 

そのとき私の中に走ったのは「怒られた」という感覚。

 

息子に怒られてるわけじゃないのに笑、なぜかドキッとして、咄嗟に「なに?!」って言い返しそうになった。

 

 

あとで振り返って気づいたんですよね。

 

私は子どもの頃、父から睨まれることが怖かった。

 

「睨む顔=怒り=私が悪い」という反応パターンが、私の中にしっかり残っていたんです。

 

 

子どもの「睨み」に強く反応してしまうとき、こう自分に聞いてみてください。

 

 

「私は子ども時代、誰かの視線にどう感じていたっけ?」

 

 

子どものためでもあるけれど、自分のインナーチャイルドと向き合うきっかけになることがあります。

 

自分の中の傷が癒されていくと、不思議なことに子どもの睨みに対しそんなにネガティブに反応しなくなる。

 

「ああ、何か伝えたいんだね」って、落ち着いて受け取れるようになっていきます。

 

 

今日からできる「睨む子ども」への関わり方

 

最後に、すぐ実践できることをお伝えします。

 

1日5分、気持ちを聞く時間をつくる

 

「今日どうだった?」という漠然とした質問より、こんな聞き方が効果的です。

 

「今日、楽しかったのは何?」

「今日、嫌だったのはある?」

 

感情に直接フォーカスした質問をすることで、子どもが「感情を言葉にする練習」ができます。

 

最初はうまく答えられなくて当然。

 

うなずくだけでも、首を横に振るだけでも十分です。

 

続けるうちに、少しずつ言葉が出てきます。

 

 

「気持ちのカード」で感情表現を練習

 

特に2〜4歳くらいのお子さんに効果的なのが、感情を絵カードにする方法です。

 

「嬉しい」「悲しい」「怒ってる」「怖い」の顔のカードを作って(手書きでも大丈夫!)、「今どんな気持ち?このカードの中にある?」と聞いてみてください。

 

言葉が出てこなくても、カードを指差すだけで「この気持ちを伝えていい」という体験になります。

 

感情を表現することへのハードルが下がってくると、自然と睨む回数も減っていきます。

 

 

小さな約束を守り続ける

 

「お風呂のあとに絵本を1冊読む」

「起きたらギュッとする」

 

どんなに小さな約束でも、続けることが子どもへの「あなたを大切にしています」というメッセージになります。

 

信頼の積み重ねが、目で訴えなくても気持ちを言葉にできる関係をつくっていきます。

 

 

まとめ

 

子どもが睨む理由を年齢別にまとめます。

 

  • 赤ちゃん〜1歳:凝視・上目遣いはほぼ好奇心。要求のサインのこともある
  • 2歳・3歳:言葉の代わりに感情を顔で表現している(イヤイヤ期)
  • 4歳以上:「言っても無駄」という学習か、強い感情の訴え

 

対応の基本は全年齢共通で「感情を否定しない・認める・言葉にして返す」です。

 

 

睨まれるとね、怖いし、傷つくこともある。

 

でもね、

 

その目の奥にあるのは「伝えたい」「わかってほしい」というあなたへの想い。

 

 

子どもが一番安心できる相手だから、睨める。

 

そう思うと、少しだけ受け取り方が変わりませんか?

 

 

あなたと子どもの関係が、もっと深く温かくなっていきますように。

 

応援しています!

 

 

 

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