
小学生の娘が急に生意気になって困っていませんか?
「うるさい、ママ!あっちいって!」
なんて暴言を吐かれて、イライラが止まらない…
そんな経験、本当によくわかります!
実はこれ、「中間反抗期」と呼ばれる年長〜小学校中学年の女の子によく見られる成長の証なんです。
私自身、15年以上にわたり『インナーチャイルド』を扱うヒーラーとしてたくさんの母親の子育てをサポートしてきましたが、適切な対応をすれば、親子関係は必ず改善します。
この記事では、娘の生意気な態度の裏にある心理から、今日からできる具体的な対処法、そして根本的な解決策まで、あなたと一緒に見ていきたいと思います。
・小学生の娘が生意気になる3つの理由
・娘の反抗期、母親がやってはいけないNG行動
・今日からできる具体的な対処法7つ
・親子関係を根本から改善するインナーチャイルドの癒し方
この記事の目次
なぜ娘は急に生意気になったの?3つの理由

「ちょっと前まで素直だったのに、急に生意気になって…」
そう感じることはありませんか?
実は娘さんの生意気な態度には、ちゃんとした理由があるんです。
理由1:自我の芽生え(一人前になりたい!)
小学生になると、子どもは「自分」というものをはっきり意識し始めます。
「ママ、これ違う!私はこうしたいの!」
これは、自立心が育っている証拠。
大人から見ればまだまだ小さいのに、本人としては「一人前の大人」として扱ってほしい時期なんですね。
でも、思うようにできないことも多いため、自分の中のイメージとのギャップにストレスを抱えやすく、それが生意気な態度として表れてしまうんです。
理由2:認めてほしい、尊重してほしい
娘さんの生意気な態度の裏側には、こんな気持ちが隠れています。
「私の意見も聞いて!」
「一人の人間として認めて!」
子どもは成長する過程で、自分の意見を持ち始め、それを親に対してもはっきり表現するようになります。
この自立の試みが、時として「生意気」と感じられてしまうんですね。
理由3:学校や友達関係のストレス
実は、学校や友人関係でのストレスが、家庭内での態度に影響を及ぼしている場合もよくあります。
学校で頑張って「いい子」でいる分、家では安心して気を抜いてしまう。
つまり、家族を信頼しているからこそ、生意気な態度が出てしまうケースもあるんです。
中間反抗期という成長のサイン
年長さんから小学生の中学年くらいは、「中間反抗期」と呼ばれる時期。
小学生の反抗期の特徴としては、次のような点が挙げられます。
- 口答えや屁理屈が増える
- 反抗的な態度をとる
- 親よりも友達との関係を重視するようになる
母親がやってはいけない3つのNG行動
娘さんの生意気な態度に、ついこんな対応をしてしまうことはありませんか?
NG行動1:話の途中で割り込む
「それはあなたがダメなのよ!お母さんが子どもの頃は…」
子どもがしゃべっている途中で割り込んで、よく話を聞かずに決めつけて、自分の話をしてしまう。
これ、私も昔やっていました…
そんなふうにされると、子どもは自分のことが一人の人間として尊重されていないことに傷つき、反抗的な態度を強めてしまうことになりかねません。
NG行動2:感情的に怒鳴ってしまう
沸騰した湯のようにぐつぐつと怒りが煮えたぎり、娘に怒鳴ってしまう…
私もかつて、重度のヒステリックでした。
夫に暴言を吐いたり、蹴飛ばしたりしたこともありました。
子どもの寝顔を見ながら「また怒鳴ってしまった…」と落ち込み、自己嫌悪に襲われる毎日。
でも、感情的に怒鳴ることを繰り返すと、娘さんは「どうせママはわかってくれない」と心を閉ざしてしまいます。
NG行動3:曖昧な約束をする
「あとでね」
「今度ね」
こういった曖昧な約束を繰り返すと、娘さんは「ママは私のことを大切にしてくれない」と感じてしまいます。
小さな約束でも守ることが、信頼関係の基礎になるんです。
今日からできる!娘との関係を改善する7つの対処法
では、具体的にどうすればいいのか、見ていきましょう。
対処法1:まずは「聞く」ことから始める
娘とのコミュニケーションを改善する鍵は、何より「聞く」こと。
自分の意見を話す前に、娘の話をじっくりと聞き、理解しようとする姿勢が重要です。
<具体的な方法>
- 娘が話している時は、手を止めて目を見る
- 「うんうん」と頷きながら聞く
- 途中で口を挟まず、最後まで聞く
娘の意見に耳を傾けることで、彼女の自尊心を高め、親子間のコミュニケーションの質を改善することができます。
対処法2:小さな約束を必ず守る
信頼関係の基礎は、お互いを理解することと尊重し合うことにあります。
たとえば、娘との時間を大切にし、一緒に過ごすことを約束したら、その約束を守ります。
「今度の日曜日、一緒にケーキ作ろうね」と約束したら、必ず実行する。
これにより、娘は自分が大切にされていると感じ、徐々にあなたに対する信頼を深めていきます。
対処法3:非言語コミュニケーションを活用する
娘とのコミュニケーションを深めるには、言葉だけでなく、非言語的コミュニケーションの力を利用することも有効です。
例えば:
- 目を見て話す
- 肩を抱く
- 頭をなでる
こういった非言語的コミュニケーションは、安心感を与え、娘が心を開くきっかけになります。
対処法4:1日1回は必ず認める言葉をかける
娘のいいところを見つけて、言葉にして伝えましょう。
「今日、妹に優しくしてたね」
「宿題、自分からやったんだ。えらいね」
小さなことでもいいんです。
認められることで、子どもの自己肯定感が育ちます。
対処法5:一緒に楽しめることをする

親子の信頼関係を深めるためには、一緒に楽しめるアクティビティを見つけることが重要です。
例えば:
- 料理を一緒に作る
- ガーデニングで花や野菜を育てる
- 週末の朝に一緒にウォーキングをする
- お菓子作りに挑戦する
- 好きな本の話をする
共に時間を過ごすことで、自然とコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係が築かれます。
アクティビティを通じて、娘の新たな一面を発見する楽しみもあります。
そして、親自身も、体を動かしたり、クリエイティブな活動をすることでリフレッシュし、気分転換をはかることができます。
対処法6:注意する回数を減らす
一日中「◯◯しなさい!」「△△はダメ!」と言っていませんか?
注意する回数が多すぎると、子どもは「どうせまた怒られる」と心を閉ざしてしまいます。
1日に注意することを3つまでに絞りましょう。
本当に大事なこと以外は、目をつぶる勇気も必要です。
対処法7:自分の小学生時代を思い出す
あなた自身の小学生の時はどうだったでしょうか。
ゆっくり思い出す時間をとってみるのも、娘を理解する一助になると思います。
私たち、母親自身も娘である時期がありました。
生意気な娘に悩むのは、やはり生意気だった少女時代の自分を思い出すからかもしれません。
もしくは、自分の親に怒られないよう、生意気になるのを抑えて、いい娘である努力をしてきたから、というケースもあります。
母親自身のストレスケアも忘れずに
母親であるということは、子どもに対する責任もあり、時に大きなストレスを伴います。
特に、娘との関係で悩んでいる時、そのストレスはさらに増大します。
重要なのは、ストレスを感じた時にそれをどのように解消するかです。
ストレスが高まると、娘の話を聞く余裕が持てないからです。
また自身の感情をケアすることは、家庭内の平和を保つために不可欠です。
イライラが止まらない時の対処法
ストレスを感じたとき、まずは深呼吸をして心を落ち着けましょう。
怒りのピークは6秒で過ぎると言われています。
まず30秒、その場から離れましょう。
<トイレに駆け込む作戦>
「ちょっとトイレ!」と言って、物理的に距離を取る。これだけでも効果があります。
瞑想やストレッチなど、自分の心が落ち着き、リラックスできることを取り入れることも効果的です。
自分時間を確保する

家庭内の平和を保つためには、日常の中で意識的にストレスマネジメントを行うことが重要です。
例えば:
- 毎日10分の瞑想時間を設ける
- 夕食の片付けの後にコーヒータイム
- 日記をつけて自分の感情を整理する
- 家族での映画の夜を週に一度行う
毎日のルーティンに小さな「自分時間」を設けることで、心のバランスを取り戻すことができます。
感謝の気持ちを伝え合う
家族内での感謝の気持ちを伝え合うことで、ポジティブなコミュニケーションが生まれます。
まずは自分から、些細なことに対しても「ありがとう」と言う習慣を身につけましょう。
家族は最初は慣れなくても、そのうち、「ありがとう」と言い合う空気感が自然と醸し出されてくると思います。
【よくある質問】娘の生意気な態度について
Q1: 小学生の娘が生意気になるのは何歳から?
多くの場合、年長さん(5〜6歳)から小学校中学年(8〜9歳)にかけて始まります。
これは「中間反抗期」と呼ばれる時期で、自我の芽生えと自立心の成長によるものです。
個人差はありますが、この時期は成長の証なので、過度に心配する必要はありません。
Q2: 娘の生意気な態度、いつまで続く?
個人差はありますが、適切な対応をすれば数ヶ月〜1年程度で落ち着くことが多いです。
ただし、思春期(10歳以降)に入ると、また別の反抗期が訪れる可能性があります。
重要なのは、この時期に親子の信頼関係をしっかり築いておくことです。
Q3: 生意気な態度を叱ってもいい?
態度そのものを叱るのではなく、「具体的な行動」に対して注意することが大切です。
「生意気な態度はやめなさい」ではなく、「その言い方は悲しいな。こう言ってくれると嬉しいな」と具体的に伝えましょう。
感情的に怒鳴るのではなく、冷静に「どう感じたか」を伝えることがポイントです。
Q4: 娘が反抗期で言うことを聞かない時は?
まずは「なぜ聞きたくないのか」を冷静に尋ねてみましょう。
子どもなりの理由があることが多いです。
その上で、「これだけは守ってほしい」というルールを3つまでに絞り、それ以外は柔軟に対応することをおすすめします。
すべてを厳しくコントロールしようとすると、かえって反発が強まります。
根本的な解決策:インナーチャイルドを癒す
ここまで読んでくださったあなたに、もっと深い話をさせてください。
実は、娘の生意気な態度にイライラしてしまう根本原因には、あなた自身の「インナーチャイルド」が関わっている可能性があるんです。
インナーチャイルドとは?
インナーチャイルドとは、乳幼児期から大人になるまでについた心の傷、満たされなかった想いの総称です。
例えば:
- 「親に認めてもらえなかった」
- 「自分の意見を聞いてもらえなかった」
- 「いつも我慢させられた」
こういった経験が、大人になった今も心の奥底に残っていて、子育てに影響を与えているんです。
娘との関係性にストレスを感じる時
娘との関係性にストレスを感じる時、自分の少女時代を振り返ってみるのもオススメです。
「自分も親に生意気な態度を取って怒られた」
「逆に、親の顔色を伺って生意気になれなかった」
どちらのパターンも、今のあなたの子育てに影響を与えています。
インナーチャイルドを癒す5つのステップ
1. 自分の感情に気づく
- 「今、イライラしている」と認識する
2. 幼少期の自分を思い出す
- 同じような感情を感じた経験はなかったか
3. その時の自分に寄り添う
- 「つらかったね」「頑張ったね」と声をかける
4. 今の自分を認める
- 「私は十分頑張っている」と認める
5. 新しい選択をする
- 過去のパターンではなく、新しい対応を選ぶ
詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
一人では難しいと感じたら、専門家のサポートも選択肢の一つ
ここまで、自分でできるインナーチャイルドの癒し方をお伝えしてきました。
この5つのステップを実践することで、娘さんとの関係は確実に変化していくと思います。
でも、こんな風に感じることもあるかもしれません。
「一人で向き合うのは辛い…」
「どうしても感情的になってしまう」
「もっと早いスピードで、根本から変わりたい」
そんな時は、専門家のサポートを受けることも一つの選択肢です。
私、八神は『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを15年以上提供しています。
短期間で深いインナーチャイルドを扱うことができる『インナーチャイルド』を扱うヒーリングはスピーディ、かつ根本的な変化を求める方に特にお勧めするセッションです。
・感情の波を穏やかにしたい。
・感情的になる時間を減らしたい。
・子どもと一緒に、無邪気に笑って楽しめる時間を増やしたい。
・自分も子どもも大丈夫、と無条件に信頼したい。
・子どものために何をしたらいいのか、感覚的にわかるようになりたい。
インナーチャイルドを根本的に扱うと、子どもとの関係だけでなく、生きること自体がシンプルで楽しくなりますよ。
興味ある方はこちらのページをご覧下さい。
まとめ:娘の生意気な態度は成長のサイン

娘の生意気な態度の背後にある心理を理解することが第一歩です。
自立心の芽生えや、自分の意見を親に認めてほしいという願望があることを理解しましょう。
<今日からできること>
- 娘の話を最後まで聞く
- 小さな約束を守る
- 1日1回は認める言葉をかける
- 注意する回数を減らす
- 一緒に楽しめることをする
- 自分のストレス管理をする
- 自分の少女時代を振り返る
信頼関係の構築は、お互いを理解し合うこと、尊重し合うことから始まります。
まずは娘の話をじっくり聞きくことが大切です。
そして、自身のストレスケアも重要!
ストレスが高じる前に、自分自身の感情をコントロールする方法を見つけ、実践しましょう。
ここまで読んでくださったあなたは、本当に子どものことを考えている素晴らしいお母さんだと私は思っています。
「変わりたい」と思った時点で、もう変化は始まっているんです。
完璧な母親なんていません。
大切なのは、少しずつでも前に進むこと。
あなたの子育てが、自然に笑っていられるものになっていくように、応援しています!
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