
毎日を楽しく生きてますか?
なかなか難しい・・・と思われる方が多いかもしれません。
もちろん、楽しい時もあるでしょう。
でも、楽しい気持ちは長続きしない。
将来を心配したり、
些細なことでイライラしたり、
なんとなく不安な気持ちに囚われたり、
人間関係にビクビクしたり、
急に孤独感に襲われたり・・・
心休まる暇はあまりないかもなぁと思われているなら、ぜひ、この記事を読んでみてください。
この記事の目次
なぜ楽しい気持ちは続かないのか
人は赤ちゃんのように、無邪気に自然体で生きていたら、楽しく生きることができます。
しかし、人はなかなか、赤ちゃんのような純粋な心を保つことができません。
なぜなら、大人になるまでの間に、心に傷をたくさんつけてしまうからです(心の傷をインナーチャイルドと呼びます)。
心の傷であるインナーチャイルドは、些細なことでもついてしまいます。
お母さんに感情的に叱られた
他の兄弟姉妹の方が可愛がられた
なにかにつけてダメと言われた
いい成績をとらないとがっかりされた
自分の意見より親の意見の方が優先された
上記のような、一般的によくある出来事からでもトラウマになります。
そしてインナーチャイルドは重たく暗く心に影をうつしだします。
インナーチャイルドがあると、楽しいことではなく、ネガティブなことに目が向きやすくなります。
それが楽しい気持ちが続かない大きな要因の一つになります。
日本人はネガティブ思考?
これは私の非常に個人的な仮説なのですが、日本の土地のエネルギーは自分の心の深い部分と向き合わされるようなエネルギーがあるように思います。
私は学生時代にアメリカに留学しており、また先日もアメリカに合唱公演に出かけたのですが、アメリカのエネルギーは軽くて表面的。
アメリカ人が「今、とっても楽しい!」などと自分のポジティブな気分を言い切ることができるのは、アメリカのエネルギーのせいかもしれません。
日本人は、「楽しい?」と聞かれて「うん」と返事をしようとしたときに、(本当にそうなんだろうか)(心からそう思っているんだろうか)という迷いが入りやすいように思います。
だからと言って、日本人の方がインナーチャイルドが多いのかと聞かれればそうではなく、単に、自分の心の深い部分にある陰を無視できない、感じているものを無視できない、いわゆる真面目な国民性があるように思います。
だからなのか色々な調査において、他の国の人に比べて日本人はネガティブシンキングだ、という調査結果がいくつもあるようです。
例えば以下の平成26年度内閣府が発表した「子ども・若者白書」を読むと、日本の若者が他国に比べてネガティブ傾向にあることが見て取れます。
平成26年度「子ども・若者白書」今を生きる若者の意識~国際比較から見えてくるもの~
ネガティブになることは当たり前
私たちは、楽しい状態が普通の状態で、ネガティブな状態はあってはいけないもの、不自然なもの、と考えがちです。
もちろん、それは合っているのですが、インナーチャイルドがある状態では、視点や思考、感覚がネガティブよりになるのは当然なことなのです。
ネガティブがデフォルト、とも表現できます。
普通の状態がネガティブなのです。
なので、楽しく生きようと思ったら、敢えて気持ちを楽しいことに持っていく必要があるのです。
ポジティブシンキングの危険性
でもいわゆるポジティブシンキングのように、物事のなんでもかんでも、ポジティブに前向きに見ようとするのは危険がともないます。
感覚がネガティブなのに、頭でむりやりポジティブに考えを持っていこうとすると、ストレスが溜まっていきます。
頑張ってポジティブになろうとしていると、ネガティブな人が怠けているように見えて、ダメ出ししたくなります。
また、置き去りにされたネガティブな感覚が、反動でより強固になる場合もあります。
一気にネガティブに持っていかれて、何日も落ち込んでしまう、アップダウンが激しくなる、というようなリスクもあります。
毎日を楽しく生きるちょっとした秘訣
では毎日を楽しく生きるちょっとした秘訣についてお伝えしましょう。
楽しさではなく、ネガティブなことに視点がいってしまうことは、頑固な癖のようになっています
では癖を治すにはどうしたらよいのでしょう?
例えば、爪を噛んでしまう癖があった場合、爪を噛んでる自分に気づいたらやめる、爪を短く切ったり整えたりする、というようなことを地道に繰り返すのではないでしょうか。
同じように、地道に以下の方法を繰り返していくことが、楽しく生きる秘訣になります。
地道と秘訣、ちょっとかみ合わない言葉ですが・・・(笑)
毎日を楽しく生きる秘訣
① 1日3つ以上、楽しいことをする、と決める。
② 寝る前に、明日行う予定の楽しいことを最低3つは書き出す。
③ 次の日、寝る前にその日の楽しかったことを3つ以上書き出す。
そして、明日、どんな楽しいことをするのか考えて、最低3つは書き出す。
④ ①~③を毎日続ける(最低1か月)
これを続けていくと、自然に楽しいこと、自分を楽しませることに意識が向いてきます。
楽しいことは、特別なことでなくても構いません。
車の中で鼻歌を歌うことを楽しむ、でもいいし、コーヒーを楽しむ、でもいいのです。
大切なのは、ただ無意識に鼻歌を歌ったり、コーヒーを飲むのではなく、それが楽しいことと感じながらやることです。
無意識にやってしまったことでも、寝る前に振り返ってみて、(あれは楽しかったな)と後から感じるのでも大丈夫です。
可能ならリアルタイムに感じるのがベターです。
まとめ
秘訣を繰り返していくと、楽しいことにフォーカスをあてる回数が増えていきます。
無理やりポジティブな面を見出すのではなく、何気なくやっていたことに対して、(ここが楽しいかも)という発見ができるようになってきます。
楽しく生きるためには、些細なことの楽しい部分を見出していく能力も大切です。
ただお皿を洗うのでも、お皿がキレイになるのを楽しむ、みたいな感じです。
ただ、ネガティブになる癖をもっと早く手放したい場合は専門的にインナーチャイルドを癒していくのが早いです。
私は『インナーチャイルド』を扱うヒーリングを提供しているので、興味ある方はこちらのページをお読みください。
せっかくの今の自分としての一度きりの人生、どうせなら楽しく生きていきましょう!
楽しく生きる軽やかな人たちが増えていけば、この世界は平和に向かって加速していくに違いません。
そんな世界をぜひ一緒に作っていきませんか?